パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

本日は、この夏からの職サークルの新企画「職サークルアカデミー」(一部の方々は「職アカ」と略して呼んでいるw)のことを初めて公式にお披露目する日。

お披露目するのは、HRプロさんが今週の火曜日から開催している「HRサミット」の会場で

HRプロの寺澤社長と中央大学キャリアセンターの谷課長との対談形式で、あるべきインターンシップの姿や2016年新卒採用のことを語り合うのだが、そのなかでこの「職アカ」のことをご紹介する。

お申込みされている方は、企業人事、大学キャリアセンターの方々を中心に約140名だとのことだが、人事にはドタキャンする人が多い(!)ので、実際に来場するのは100名くらいかな?

「職アカ」はいくつかのコンテンツで構成されているのだが、そのなかでも中心となっているのが、ウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」(別名:100×10“ひゃくてん”チャレンジ)だ。

このウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」では、学生の「社会人として活躍する力」を養う。そこだけに集中する。

そこでコンセプトとなっているのが、“學思行相須つ(がくしこうあいまつ)”という考え方だ。

いま日本の企業が行なっているインターンシップの多くは、「学習するだけ」のものが多い。しかも、学生はお客様モード。机でお行儀よく待っていれば、たくさんのご馳走が運ばれてくる。期間も1日(ワンデイ)で完結する超短期のものがほとんどだ。

企業の目的(次年度の採用のための母集団を効率的に形成する&自社の存在をアピールする)はそれで達成されるのだが、そもそものインターンシップの意義であるはずの学生の就業体験を通しての職業観・就業力の育成といったものは置いてけぼり。必然的に学生は、「シューカツ」を有利に進めることを目的としてしまう。

僕はいわゆる「シューカツ」というものに以前から違和感をすごく感じている。だから、「エントリーシート対策」だとか「SPI対策」だとか「志望動機対策」だとかの、シューカツを助長するようなことが好きになれない。

そもそも企業が、いや社会が必要としているのは、表面的な対策で着飾った学生ではない。学習すること、深く考えること、そしてなにより主体的に行動すること。これらの経験が習慣として揃って身についていて初めて、社会で活躍する力が養われる。そんな活躍する力をもった学生を企業は欲しているはずだ。

そんなわけで僕は、いま必要なインターンシップは、“學思行相須つ(がくしこうあいまつ)”を備えたものであると考えているのだ。

てなことを、本日のHRサミットではお話ししようと思う。

おっと、ついつい書きすぎた。そろそろ準備しなきゃ。

では、花子後、行ってきます!