愛ちゃん、感動をありがとう!
2016年8月17日 (水曜日)
いやあ、もう本当に感動した。
僕が愛ちゃんのことを初めて知ったのは、いまから20年以上前のこと。
愛ちゃんは当時まだ幼稚園児。バラエティ番組に出て芸能人と対戦するのだが、本気で勝ちに来る大人(明石家さんまはホントに勝ってしまった)に悔しさのあまり泣いていた愛ちゃんのことをよく覚えている。
その愛ちゃんが昨夜は、うれし涙をボロボロと流していた。
さらに感動したのは、その愛ちゃんの涙の勝利インタビューのあとの、NHKの女子アナウンサーの涙。冷静に努めようとするんだけど、声が上ずっていた。
このアナウンサーいいな。誰だろう?
と思って、いま調べてみた。
「上原光紀アナウンサー、広島放送局、平成25年入局」
そうか、広島にいるんだ。しかも、まだ入局4年目。それでリオ五輪の現地中継を担当するなんてスゴイじゃないか。
こういう涙って本当に素晴らしくて感動する。
僕自身、卓球は温泉旅館でのピンポンくらいしか経験がなく、にわかファンもいいところなのだけれど。
何にしても、今年56歳を迎えてしまうオヤジさえをも感動させるこのスポーツ、4年後の東京オリンピックが俄然楽しみになってきた。
福原愛27歳、石川佳純23歳、伊藤美誠15歳。
佳純ちゃんと美誠ちゃんは、まちがいなく東京でも大活躍するだろう。愛ちゃんにも、なんとか東京まで現役続行で頑張ってもらいたい。
記念に、愛ちゃんの試合後のインタビューをそのまま載せておこう。
—
「本当に良かったです。足を引っ張ってばっかりで。みんなに感謝してます。おとといも負けてしまって、何度も何度も思い出しては後悔してっていう昨日と今日だった。絶対に死ぬ気で勝ちにいきました。(勝ちを決めた伊藤美誠の試合について)シングルスで対戦した相手だったので、出来る限りアドバイスを送って、あとはもう、私も日本の皆さんと同じで祈るしかできなかったので。全神経を美誠に注いでいた。(今大会を振り返って)もちろんすごく良い試合もあったけど、悔しい試合もそれと同じぐらいあった。(声を詰まらせながら)とても、本当に苦しい、苦しいオリンピックでした」
—
愛ちゃん、ほんとうにおめでとう、そして感動をありがとう。
では本日は、卓球勝利の瞬間の映像を頭の中でリプレイしながら、行ってきます!