お手本のような音楽居酒屋と出会った日
2019年1月10日 (木曜日)
一昨日の朝のこと。
こんな一通のメッセージがいきなり送られてきた。
フォークソング居酒屋の看板の写真だ。
送り主は21年半前、僕をそそのかしてパフを創業させたMさん。
「釘崎の新規事業?」と尋ねてきた。
後で聞いたら、Mさんの通勤途中、上野広小路付近で見つけたお店なのだそうだ。Mさんは最近、健康のために上野から勤め先の本郷まで徒歩通勤しているのだという。
で、僕はMさんに「なんと!競合ですね。どこですか?敵情視察に行きましょう」という返事を送った。
Mさんは善は急げのタイプで、「お、いいね。じゃ、明日行こう!パフの不器用な若い連中もいっしょに連れてきてよ。俺もオジサンひとり連れて行くから」とのリクエスト。
ということで、パフの不器用な新人イシカワと、イシカワを日々不器用に指導しているイシガミを誘って、昨夜この店への「敵情視察」を敢行した。
まずは僕とMさんの二人で開店間際の誰もいない段階から忍び込んでお店の様子を撮影した。
なかなか、いい雰囲気のお店だ。1970年代の空気が充満している。
ステージには、アコースティックギターが2台、ドラムセットが一台、ベースもキーボード(電子ピアノ)も置いてある。スゴイ。
さらに凄かったのは、実はこのお店1980年前後にプロのフォーク歌手として活躍されていた方々(ご兄弟)が店主として切り盛りされていたところ。特にお兄さんは、ギター演奏とともにステージや会場を絶妙に盛り上げてくださる名司会者だった。
僕とMさん、そしてMさんの同僚のカガヤマさん(僕らと同年代)、イシカワ、イシガミの5人は、この名司会者にすっかり乗せられてステージに引っ張り出され、気持ちよく歌ってしまった(笑)。
以下、その写真をアップしておこう♪
トップバッターは、Mさん。曲は古井戸の「さなえちゃん」。誰も知らないだろうな(笑)。右隣でギターを弾いているのは名司会の店主。
お次はカガヤマさん。歌うは拓郎の「たどりついたらいつも雨ふり」。なつかしいー!
そして不器用な若者代表のイシカワ。なんと、西城秀樹のYMCAを踊り付きで披露(@_@)
日ごろは人前で歌わないイシガミもついに。歌うはゴダイゴの「ガンダーラ」だ。僕も初めて演奏して歌った。
Mさんが「おいクギサキ、音楽居酒屋ぜったいやろうよ、今夜は記念となる日だからちゃんと記録しとけ。来年おまえがやるっていう音楽居酒屋、俺も出資しようかな」などと調子のいいことを言っていたが、さて、どうなるか。
それはともかく、本当にとても素晴らしい音楽居酒屋だった。僕が来年開業しようとしているお店のお手本とさせていただこうと思う。これからしばしば通うことになるだろうな。
関係ないけど昨夜のアジアカップ、日本勝ってよかったね、Mさん(笑)。
てなわけで、朝食&まんぷく後、行ってきます!