半年に一度の人事評価会議
2019年1月18日 (金曜日)
パフでは年2回(1月と7月)人事評価が行われている。その評価結果がダイレクトに各人の月例給与や昇格に結び付く。
評価は、職群(JOBグレードのようなもの)ごとに定められた評価項目(12個)と、職群に関係なく定められた全社員共通のパフのコアバリューに基づく評価項目(8個)から構成されている。
たとえば、「アソシエイト」という職群があるのだが、どんな評価項目なのか日記読者の方々には特別に公開しちゃいましょう(ちなみに新人のアクネとイシカワはこの職群です)。
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①(方針や戦略の理解) ・会社および所属部門の方針や戦略を良く理解したうえで、自らの業務に取り組んでいた
②(目標を理解した業務遂行) ・自らに与えられた目標を正しく理解したうえで、自らの業務に取り組んでいた
③(業務の意味や価値の認識) ・自らの担当業務に意味や価値を見出し、前向きな姿勢で仕事に取り組んでいた
④(課題の着実な遂行) ・自らに与えられた課題を着実に遂行し、周囲の期待に応えていた
⑤(粘り強い課題遂行) ・困難な状況にあっても最後まであきらめることなく、自らの課題を遂行していた
⑥(問題の解決行動) ・業務上発生する問題を放置することなく、上司や先輩と共に解決策を考え実行していた
⑦(期待の把握) ・顧客をはじめ関係先の自らへの期待や要望を良く把握していた
⑧(組織のための主体的行動) ・組織のために自らがやれることを主体的に考え実行していた
⑨(品質とスピードの向上) ・自らの業務をより良くよりスピーディに遂行できるよう努力工夫していた
⑩(資源効率を意識した行動) ・時間や金銭を無駄に使うことなく、効率を意識した行動をとっていた
⑪(細部の徹底) ・細部にも気を遣い、小事にも徹底して注意を払っていた
⑫(業務知識や手法の積極的習得) ・自らの業務に関わる知識や手法を積極的に習得していた
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せっかくなので、パフのコアバリューに基づく評価項目も全公開。これは新入社員でもベテラン社員でも全員共通の評価項目だ。
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①電話を素早くとっていたか。電話の相手と明るく爽やかで気持ちの良い応対ができていたか
②おはようございます、お先に失礼します、お疲れ様です、行ってきます、ただいま、などの挨拶を明るく大きな声で行い、挨拶の返しもきちんとできていたか
③お客様、パートナー、上司、先輩、同僚、後輩などに対して、約束を破る、無用な非難・批判・誹謗中傷をするなど、不誠実な態度や言葉や行動はなかったか。言い訳が先に来ることはなかったか
④失敗することを恐れず、新しいことにチャレンジしていたか。失敗しても、あきらめずに継続できたか
⑤相手が年上でも年下でも、感謝の気持ちを伝えるときに、「ありがとうございました」を、心を込めて声に出して言えていたか(※食事をご馳走になったりした翌朝のお礼などは、社内外問わず特に)
⑥考え方や立場の違う相手、あるいは立場の弱い部下や後輩やパートナーさんに対しても、謙虚で真摯な態度で接することができていたか
⑦愚痴や不平不満を、態度や言葉で表すことはなかったか
⑧業務外のことであっても、より高次なプロフェッショナル人材を目指して、知識やスキルを身につけたり、欠点や苦手を克服するための勉強や訓練を、自ら進んで継続的に行なえていたか。さらには、後輩や周囲のレベルアップに資する行動までをもとっていたか
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この一つ一つに対して、自己評価&上司評価を実施。その後、上司&部下間の個人面談ですり合わせた結果を「人事評価会議」(取締役&執行役員で構成)に持ち込んで最終評価を決定する、というプロセスだ。
ワンマン社長が“鉛筆舐め舐めのエイヤー”で決めている会社も多い中(必ずしもそれが悪だとも思わないが)、パフでは相当に丁寧なプロセスを踏んでいるんじゃないかと思う。
で、昨日はその半年に一度の「人事評価会議」。大きな波乱や混乱(?)もなく、全員の評価が確定した。
実は、現行の人事制度による評価はこれで最後。4月からは新しい人事制度に切り替わる。根底にある考え方は変わらないのだけど、いろんな働き方やキャリア志向に合わせた複数のコース設計を現在行っているところなのだが、この話はまたいずれ。
ということで、僕はこれから経理(給与計算)担当者に渡すための資料をまとめなければならない。
おっと、日記を長々書いている場合ではなかった。締め切りは午前10時。間に合うかな?
では、これから給与計算のための資料作成に取り掛かります。
終わったら、行ってきます。まんぷく観られるかな?