ネットの評価に惑わされない
2019年11月18日 (月曜日)
昨日の日曜日、気になる映画があって、どうしようかなと迷っていたのですが、意を決して観に行くことにしました。
と、そんな大袈裟なことでもないのですが(笑)。
観に行ったのはこの映画です。
はい、11月8日から公開が始まった「ターミネーター」の新作です。
一作目のターミネーターの公開は1984年(日本での公開は1985年)で、僕がまだ24歳。社会人デビューしたばかりの頃でした。
本作のカギを握る日は、人類がスカイネット(いわゆるAIですね)による核攻撃で壊滅的な被害を被る日。いわゆる「審判の日」1997年8月29日です。映画公開日から見ればまだ10数年先の未来です。
ノストラダムスの大予言を気にして育った世代としては「恐怖の大王はこのことだったのかも」と、この映画に強烈な刺激を受けたものでした。
続編の「ターミネーター2」の公開が1991年。一作目では普通の若い女性だったサラ・コナーが肉体を鍛えた女性戦士となっていたことに萌えましたw。そして、このターミネーター2こそがシリーズ最高峰の作品であるとの高い評価を受けたのでした。僕も何回も観ています。
その後、続編らしきものが何作かつくられましたが、シュワちゃんターミネーターもサラ・コナーの登場もなく、ちょっとしらける内容でした。
しかし今作の「ターミネーターニュー・フェイト」は、正統派の(ターミネーター2の実質の)続編だという触れ込みで、シュワちゃんターミネーターとサラ・コナーも登場。生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰したとのことで、かなりの興味をそそられていました。
で、公開3日目の先週の日曜日。観に行こうと思ってネットのレビューを何気なく覗いてみたら、「期待外れだった」「こんなストーリーは認めたくない」といった酷評に次ぐ酷評。
すっかり意欲を失った僕は、なんと違う映画を観てしまったのでした。
でも、ずっと心のどこかに引っかかっていたんですね。「ネットの評判に惑わされてしまっていいのか」と。
そして迎えた一昨日の土曜日の朝。
NHKの番組で、シュワちゃんとサラ・コナー役の女優リンダ・ハミルトンがインタビューされていたんですね。とくにリンダ・ハミルトンは老齢になっても素敵でした。
よし、やっぱり観に行こう!と決心した瞬間でした。
あ、やっぱり大袈裟ですね(笑)。
結果、満足しました。
シュワちゃんもサラ・コナーも年老いてもなおカッコ良かったです。よくあれだけのアクションができるなと。
酷評を気にして観に行くのをとまどっていた自分を恥じました。
一方で、酷評している人たちの気持ちも理解できました。そうか、そういう意味でこの映画を責めていたのかと。
ということで、言いたかったことは「ネットの評価に惑わされない」ということ。自分の目で確かめて、自分の感想をキチンを持つってことが大事なのですよね。
あ、すっかり遅くなってしまった。では、そろそろ朝食&スカーレット後、行ってきます!