パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

さて、本日は「春よ来いライブ2020」の後半のお話です。第二ステージのセットリストも全公開します。

多くの読者の皆さんは「まだ続くのかよ~」とお思いでしょうが、Liveネタは本日でいったん終わりにしますので、もう少しだけお付き合いください💦

 

第一ステージのラスト曲「翳りゆく部屋」のピアノ演奏を最後の最後でしくじった僕は、悔しさを噛みしめながら控室に戻っていきました。

 

控室では悔しさのあまりメンバーたちに「第二ステージで時間余ったら、翳りゆく部屋、もう一回やっていい?」てなことを言って、呆れられていました(苦笑)。

するとメンバーのひとりから(チェロのオケちゃんだったかな?)「でも、万一アンコール来ちゃったらどうします?」との質問。

「まあ、そりゃあないっしょ」と答えましたが、とはいえ絶対にないとも限りませんし、拍手が鳴りやまなかったら、やっぱりやりたくなるかもしれません。

でも、ホントにアンコール曲なんて用意していませんでした。

「レットイットビーなら去年もやったからやれるかも。でも楽譜がないしなー」なんてことを言っているうちに第二ステージ開始の時間が迫ってきて、僕らはステージに向かいました。

第二ステージは21時から22時までの一時間(のはず)でした……。

第二ステージのセットリストは以下です。

<第二ステージ>

1.闇夜の国から(井上陽水)

2.春よ、来い(松任谷由実)

3.22才の別れ(風)

4.ホームにて(中島みゆき)

5.木蘭の涙(スターダストレビュー)

6.少年時代(井上陽水)

7.青春の影(Tulip)

8.夢の中へ(井上陽水)

以上8曲です。

1曲目の「闇夜の国から」は、僕が13歳~14歳のころ(1974年)、陽水が絶頂期に差し掛かるころにリリースされた曲です。深夜ラジオでよく聴いていましたが、人前で歌うのは初めてです。途中リズムが、4拍子から6/8拍子になり、7/8拍子になり、また4拍子に戻るという、なかなかに難しい曲なのですが、どうにか歌も演奏もやり終えました。

問題は2曲目の「春よ、来い」。このライブのタイトルは「春よ来いライブ」。実は、ユーミンの「春よ、来い」からパクったタイトルなのです。いつかはセットリストに加えなきゃと思っていました。

そして、あろうことか僕はこの「春よ、来い」のピアノ演奏をやろうと決意したのでした。それが昨年の7月ころ。たしか鮎の美味しい季節でした。そこから猛特訓が始まるのですが、ぜんぜん弾けない。まともに(といっても成功確率5割くらいで)弾けるようになったのは、この1~2週間のことでした。

ドキドキしながらも本番が始まりました。僕はピアノ演奏に専念。ボーカルは荒木さんです。前奏を弾き終えて、荒木さんの歌が始まります。と、同時にピアノのタッチミスをしてしまいました。「あ、やばい!」と焦ったら、もうそこからの修復ができなくなってしまいました。

思わず叫びました。

「ごめん!もう一回、最初からやります!」と、途中で演奏をやめてしまったのです。

もう、心臓バクバク、指先からは汗がびっしょり噴き出してきました。

もう一回初めから演奏をスタートしました。

なんと、また同じところで引っかかってしまいました。

「ごめん、もう一回!」

もう完全に冷静さを失っています。

そしてまたまた、同じところで引っかかってしまいます。

もはや頭の中は真っ白。

観客席には、どよめきと哀れみと緊張と爆笑とが入り混じった空気が流れています。

深呼吸しました。

なぜ間違うのか冷静に考えます。指を動かしてみます。

「あ、わかった!今度こそ大丈夫!」

さっきまで弾いていた鍵盤がひとつズレていたことに気が付いたのです。

そして、やり直し3回目でやっとまともな演奏を続けることができました。

やれやれ。

 

あれ?

まずいです。そろそろ仕事に出かけなければならない時間が来てしまいました💦

「Liveネタは本日でいったん終わりにします」って冒頭に書きましたが撤回します。

この続きはまた明日、書かせてくださいm(__)m

実は昨夜から大阪に来ていまして、きょうはこのあとお昼まで桜ノ宮でお仕事なのでありました。

いまは京橋のホテルなんですけどね。雨も上がったみたいなので歩いて行こうと思います。

では、ささっと準備をして行ってきます!