パフ創業物語をググったら・・・
2020年5月27日 (水曜日)
さて、今朝の日記ネタはどうしたものか。
昨日の日記ネタだったFネット総選挙は終了し、次期幹事が無事に決定したのですが、新会長含め新しい執行体制が発足するのは来週末になるので、そのタイミングでまた書くことにしましょう。
ということで、今日はまた「新・パフの創業物語」を書こうと思って、原著である「パフの創業物語」をネットでググって取り出すことにしました。
「パフ 創業物語」でググると検索結果の先頭に表示されるのが20年前に書いた「パフの創業物語」です。先ほども同じようにググってみました。
すると「パフの創業物語」の何個か下に、「オプト創業物語 」という検索結果が出てきました。
ん?なぜオプトさんのコンテンツが上位に表示されるんだろう。創業物語というワードは確かに一致しているけれど……。
ちなみにオプト創業者の鉢嶺登さんと僕とは旧知の間柄で、パフの創業から3年間ほどは社外役員になってもらって、オプトの生きのいい若者に出向してもらったりもしていました。
でも、そんなことをGoogleの検索エンジンが知る由もなく。
不思議に思って、「オプト創業物語 」をクリックしてみました。
あー、なるほど、そういうことかあ。
鉢嶺さんも創業時のあれこれを物語として自社(オプトホールディングス)のホームページに載せているんですが、そこに僕のことも書いてくれていたんですね。
ちょっと引用してみましょう。
(引用元:オプトの歴史と逸話11 ~原宿オフィスと新卒採用へのこだわり~)
1995年5月資本金300万円から
2つめのオフィス?!に移った。オフィスといっても、原宿の一軒家で、1階は韓国料理屋。
しかも、韓国料理屋の中階段を昇らねばオフィスには行けない。
家賃は20万円。
贅沢は言っていられない。(中略)
その年新卒採用を始めた。
まだ創業2年目で正社員は私含め3名だったが絶対欲しかった。
佐藤君や古谷君という学生バイトが優秀だったこともある。
有名な新卒採用媒体はコストもかかるし、大手企業に埋もれてしまう。
色々と手法を探していると、やはり創業間もないネット求人媒体を見つけた。
「登竜門」
と言う日本初とも言えるネット求人サイトであった
(責任者の釘崎さんはその後独立しパフという新卒採用媒体を立ち上げる。
(http://www.puff.co.jp)
その後はずっとパフを活用して良い人材を採用した。
パフは当時70社あまりの企業しか掲載されておらず、
しかも三菱商事やマクドナルド、講談社といった大手企業と
我々のような無名ベンチャー企業が一堂に会しており、
じっくり比較でき、優秀な学生を採用できたのだ。
その年、2名に内定を出した(星谷くんと小口さん)。
当社の新卒第1期生である。
内定を出すと、小口さんのお父様から連絡があり、
私との面談を希望された。
どうやら地方から出てきた娘さんが悪い人に騙されていると思われたようだ。
確かに韓国料理屋の2階事務所では不安になるのも致し方ない。
結局、面談をして事なきを得たが、
それから社長の私がご両親に逆に面談されるという風習?!は数年続くことになる。
それでも新卒採用にはこだわった。
特に社風を大切にする会社においては新卒がとても良いと思う。
何しろへんな固定概念がない。
真っ白なキャンバス。
俺はこんな会社を創りたいと言えば、
純粋にできると信じてくれ、
それに向かって一緒に走ってくれる。
そういえば、前職の森ビルも私が入社した当時は同様の理由で新卒採用のみだった。
周囲のベンチャーを見ても
早くから新卒採用している企業は伸びているように思う
のは気のせいだろうか。
なるほどねー、そういうことだったのか。鉢嶺さん、嬉しいじゃあないですか。
オプトのことや鉢嶺さんのことや登龍門のことは、僕の創業物語でももちろん出てきます。かなり後半の方ですが。
その時にまた詳しいことを語ることにいたしましょう。
では、本日も朝食&エール後・・・あ、きょうはこのあと面接です。準備しましょう。履歴書届いたかな?