パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

3月度のキックオフ!

2016年3月2日 (水曜日)

3月1日。大手各社の就職ナビがオープンし、学生の就職活動が本格的にスタートとなった昨日、パフでも3月度のキックオフミーティングが夕方6時から行われた。

日中にもいろんな出来事があったので、いくつかピックアップしておこう。

 

まずは、パフ自身の2017新卒採用。

世間では就職活動が始まったばかりだというのに、パフ自身の新卒採用は最終局面を迎えている。

先日の日記で、怒涛の社長面接が始まったと書いたが、昨日で全12名の面接を終えた。

さて、どのような結論を出すのか。僕の心のうちはほぼ決まっているけれど、本日の会議を経て正式に決定する。

 

それからお昼には超若者の来客。なんと生後5か月にも満たない赤ちゃんだ。

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現在、産休(そろそろ育休?)を取得しているイワサキが産後初めてパフを訪れてくれた。

名前は優理(ゆうり)ちゃん。最初は機嫌がよかったのだが、僕のことをじっと見つめた後に泣き出してしまった(@_@)。

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考えてみたら僕もそろそろ孫がいてもおかしくない年齢になったんだよなあ……。

 

そして夜のキックオフミーティング。

実は昨日付で入社した大型新人が一人いる。

年齢は僕よりちょうど一回り下なのだが、新卒採用業界での経験は20年。つい先日まで、同業他社でライバルとして働いていたのだが、いろんな縁が巡り巡ってパフに合流することになった。

昨日のキックオフは、その彼と全社員との初顔合わせの場でもあったのだ。

いやあ、実にユニークな奴だ。

初日から社員たちとすっかり打ち解けていた。

打ち解けすぎて、会議室での懇親会を飛び出して、のろでカラオケ大会になったり(笑)。

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歌っているのは沢田研二の「サムライ」。あまりの上手さ(というか凄い迫力)に、のろの店内は騒然としてしまった。

あ、そうそう。さっき「いろんな縁」と書いたが、その縁のひとつが、昨年の9月末に入社したサエキと前職(正確には前々職)が同じだったということ。

そのサエキも負けじとナガブチを熱唱して、カラオケで前代未聞の偏差値99を獲得したり(驚)。

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まあ、そんなわけで春を間近にして賑やかになったパフ。面白いことになりそうだ。

この大型新人の紹介はまたあらためて。社員ブログのデビューが4月なので、その際にでも正体を明かすことにいたしましょう。

さて、本日の午後は追加で設定した(たぶん)最後の2017採用のための会社説明会兼一次選考会。社長面接を終えた12名を上回る逸材は現れるのだろうか…。

では、いつもどおり朝食&あさ後、行ってきます!

 

昨日は100×10チャレンジ冬クールの中間成果発表会。

レポートを書こうと思ったら、名古屋のライバル名大社の山田社長が写真入りでかなり詳しくブログに書いてくれていたので、それで済ませることにしようかな(^.^)。

あれ?

でも、よく見たらこのブログの中で使われている写真(名大社のシゲノさんとユキモトさんが学生と語り合っている写真)は、僕が撮影したものじゃないか。ずいぶん楽しやがったな(笑)。

では、僕も山田さんが撮ってくれた写真を使ってひとこと。

 

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僕が学生や協賛企業のみなさんに最後に話したのはこんなこと。

 

職サークルは「就活」のためにあるんじゃない。目的はその先にある。みんなが社会で活躍できる人材になるためにやってるんだ。人は人によってのみ育てられる。だからみんなには数多くの出会いを得てほしい。多くの社会人との出会いによって新しい自分を発見し、大きく成長していってほしい。

 

それから、「育てたいと思う大人がいるところに、育とうとする若者が集まる」という話もした。

これは、企業のみなさんに伝えたかったことだ。

職サークルに協賛することは経済的メリットがあることなのか」「採用予算から費用を捻出するだけの効果が職サークルにはあるのか」

こういう疑問や不安を感じて、なかなか職サークルの取り組みに対して理解を示していただけないこともある。

でも僕は、企業の人事担当者のみなさんには、若者を育てる気概を持って新卒採用の仕事にあたってほしいと思っている。すべての企業が、育てる気概をもった新卒採用を行ってもらえれば、日本の就職と採用の風景は一変するはずだ。騙したり騙されたりするようなこともなくなり、若者は社会に対して希望と夢をもって一歩踏み出せるはずだ。

昔のブログでもこんなことを書いていたので、ちょっと引用しよう。

 

育てたいと思う大人がいるところに、育とうとする若者が集まる

育った若者は、育ててもらったことに感謝し、自分の使命・役割を果たすべく社会人となり、働き、世の中に貢献し、また次の世代を育てようとする。

「採用はボランティアではない。企業の経済活動だ!」

そう言って、効率的な採用活動に重きを置く企業は多い。それはその通りだ。企業が効率性を追求するのは当然だ。

しかし、効率が狡猾になってほしくはない

効率が人間性や道徳を失っては元も子もない。

効率的で狡猾な採用により、騙され切り捨てられた若者たちが本来持っているはずの力を発揮できず、本来就けるはずの職に就けないのでは、国家の大きな経済的損失だ。

 

ともあれ、今シーズンの職サークル100×10チャレンジは終了。次回は今年の夏から装いも新たに再開する。就活のための取り組みではないので、低学年生の参加も大歓迎だ。

あ、そうそう。昨日は、NHKの「おはよう日本」が取材に入っていた。最初から最後まで、あらゆる場面で撮影していたので、全国の視聴者のみなさんにも昨日の雰囲気が伝わるかもしれない。

大きな事件や事故さえなければ、3月3日の朝7時台のニュースの中の特集で扱われるらしいので、日記読者のみなさん、ぜひ楽しみにご覧ください。

では、昨日の写真を何点か載せたうえで、行ってきます!

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社会人とのトークタイム

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学生は平均35名の社会人を訪問した

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NHKのカメラなんか気にしない(笑)

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クラスごとに分かれての記念写真

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木曜日クラスのブロガーにNHKがインタビューしてますね(^.^)

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名大社の美女2名を調略

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社員に見捨てられた孤独な社長の図(^.^)

 

いまから12年前。西暦2004年のちょうど今ごろ、3名の学生をインターン生としてパフに招き入れていた。

当時の本社事務所は月島で、社員は新卒一期生と二期生プラス入社直前の三期生が内定者として働いていたころだ。

そんななかで入ってきた3名のインターン生。

期間はちょうど一週間。仕事内容は新規テレアポ。

まだ誰も訪問したことのないド新規企業に対してひたすら電話をかけまくり、アポイントを取り、営業訪問をするという(当時の)社員たちと全く同じ仕事だ。

3名の学生というのは、お茶の水女子大の3年生、京都大学の4回生、東京工業大学博士課程2年目の学生…というより研究員。

とてもユニークな学生たちだった。

なかでも最もユニークだったのが東工大の博士課程2年目の学生。名前はノトヤ。年齢はすでに30歳に近かった。

ノトヤは朝から晩まで電話にかじりつくも、インターン最終日前日まで一件もアポを取ることができずにいた。

僕はもちろん社員は全員、ノトヤのことが気になって、仕事が手につかずにいた。みんな仕事をしているふりをして、ノトヤの電話にじっと耳を傾けていた。

最終日前日の昼過ぎだった。

いつもは瞬間でガチャ切りされていたノトヤなのだが、ある企業に電話をした際に珍しく粘っている。

周りの社員たちは固唾をのんで見守っている。

「は、はい、はい、はい。で、で、では、明日の○○時にお邪魔いたします。ど、どうもありがとうございました」

と受話器を置いた瞬間、ノトヤは椅子を一回転させて拳を振り上げてのガッツポーズ。社員は全員立ち上がって拍手喝采。

いま思い出しても目頭が熱くなるような感動のシーンだった。

そのノトヤ。

翌年、神戸に本社のある医療関連の企業に研究者として就職した。この10年で急成長した、世界的にも著名な大手企業だ。

以来、一度も会えていなかったのだが、凄いことが起きた。

実はこの神戸の企業に、当時のインターン同期生の(京都大学4回生だった)ダイサクが人事マンとして転職したのだ。

僕はダイサクとは縁がずっと続いており、ちょくちょく会っていた。

ダイサクが転職する旨を僕に報告に来たとき。

「えっ?その会社って、ノトヤが就職した会社じゃないか?」

「えっ?そうでしたっけ?」

「うん確かそうだよ。入社したら人事なんだからすぐ調べられるだろ?」

という会話を交わしていた。

で、まさにビンゴ。

なんという偶然、。なんという縁だろうか。

パフという小さな小さな会社でインターン生として働いていた学生が12年の歳月を経て、一緒の会社で働くことになるとは!

で、このたびの週末の大阪出張のついでに神戸まで足を延ばして、このノトヤとダイサクと3人で12年ぶりに酒を酌み交わした、というわけである。

 

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一軒目の炉端焼きのお店。竹筒の日本酒がサイコーでした。

 

 

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二軒目のスナック。ほぼ貸し切り状態で飲む竹鶴21年はサイコー。まだ残ってるので次回の関西出張のとき行かなきゃ!

 

いやあ、人生ってホントーに面白いですね!

 

おっと、思い出話を書いていたらもうこんな時間だ。

いかんいかん。

きょうは大事なイベントの開催日だし。

朝食&あさ後、大急ぎで行ってきます!

 

タイトルにすべて書いてしまったので本日の日記は以上!

 

・・・というわけにもいかないので、少しだけ補足します(笑)。

先日の日記にも書いたように、今週は100×10チャレンジ冬クールの最終週で、各クラスの最終ホームルームが開かれている。

僕も今週は、すべての曜日のホームルームの様子を見学させてもらっている。

月曜日も火曜日も見学しているのだが、最後まで見届けることができたのは昨日の木曜日クラスが初めてだった。

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上の写真のように最後は皆で大きな輪になって、1人1コメントずつ、この8週間の感想を述べあっている。

このコメントがとてもイケていた。感動ものだった。

この8週間の活動のなかで得られた喜怒哀楽。一人ひとりさまざまな感情を、皆それぞれ、自分だけの言葉で語っていた。とても豊かな表現力だ。皆の気持ちがひしひしと伝わってきた。こんな感じで自分のことを語ることができたら、面接なんてへの河童。無敵じゃないかと思えるくらいだった。

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木曜クラス担任の高田コーチがハイポーズ(^.^)

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発表後の清々しい顔をした木曜クラス全メンバー

 

 

ということで、来週の月曜日は全クラスが一堂に会しての中間成果発表会。ここにはこの活動を資金的にサポートし、学生の訪問を受け入れてくださった協賛企業の社会人の方々も大勢参加する。全体で200人以上が集まる大きなイベントだ。

そしてこのイベントの翌日(3月1日)からは、就職活動が一気に本格化する。

夏クール、秋クール、冬クールの修了生たち全員が、きっと納得のいく活動を送ってくれるだろうと思う。

 

さて、僕は本日、引き続き3日めの社長面接。その後、金曜日クラスのホームルームを見学したあと、世田谷方面に移動。何をしに行くのかは、またいつかアップできるかな?

ではでは、あさ後、行ってきます!

昨日は(昨日の朝の日記にも書いた通り)怒涛の社長面接の一日目。全4名の応募者の面接を実施した。

11時~12時半が1人目。12時半~14時が2人目。14時~15時半が3人目。15時半~17時が4人目。ああ、僕の昼食タイムは何処へ……(苦笑)。

面接前には100×10チャレンジ生2名の訪問を受け入れていた。そして17時の面接終了後は、すぐに重要顧客との会食に出かけて行ったので、自分の席にいたのはほんの一瞬だった。

ということで昨日は朝から晩まで、ぎっしり、みっちり、じっくり、しっかりとしたコミュニケーションを行ったわけなのだが、いずれも気持ちのいい、すっきりとしたコミュニケーションが成立した日だった。

僕の学生との面接は、まさにザックバラン。学生のみんなも飾らずに正直な自分を表現できたのではないだろうか。夜の会食も、(僕と同年代の大企業人事責任者なのだが)ザックバラン。互いの課題を遠慮せずに指摘・共有しながら、現場のプロジェクトが円滑に進むための施策を話し合った。

相手に気を使うのは大事なことだが、気を使いすぎる余り、伝えなければならないことが伝わらないのはよくない。そういう意味では、昨日は朝から晩まで、すっきりとしたコミュニケーションができた日だったと感じる。昨夜の日本酒も、すっきりしていてとても美味しかったしね(^_-)-☆

 

 

さて、本日は朝イチバンから新聞少年たち10名が、茅場町のセミナールームに集合する。職サークルに協賛してくださっている日本経済新聞育英会さんを経由して参加する新聞奨学生たちだ。早朝の新聞配達を終えたばかりの学生たちが、茅場町を目指してやってくる。

そして午後からは、社長面接がまたもぎっしり。そして夜は、100×10チャレンジ木曜日クラスのホームルーム最終日。

きょうもすっきりできるかな?

では、まずは朝食&あさを観てから、行ってきます!

 

怒涛の社長面接が始まる

2016年2月24日 (水曜日)

就職ナビがオープンし、2017年新卒採用が本格的に始まるのが3月1日。あと一週間を切ってしまった。

とはいえ、多くの企業では水面下で(水面上であっても)すでに採用活動を開始している。すでに内定を出している会社も少なくない。採用時期や入社時期を通年で設定する企業も出てきた。

僕は、政府や経団連が民間企業の採用に対して統一ルールを押し付けるような考え方には大反対で、企業はもっと自由に(ただし学生の都合や事情には配慮しつつ)採用をやったらいいと思っている。

面談という名の面接や、インターンシップという名の会社説明会なんかやめて、もっと正々堂々と、うそのない採用を行ってほしいと思っている。

だからというわけではないが、パフ自身の2017年新卒採用活動は大詰めを迎えている。

12月下旬から1月下旬にかけて、会社説明会兼一次選考を6回(だったかな?)実施した。1月末からつい先日までニ次選考、三次選考を実施してきた。そしていよいよ本日から最終選考が始まる。

最終選考は僕との一対一の面接だ。

「あえて、パフ」の面倒くさい選考を通過してきた学生12名との面接を、今日、明日、明後日の3日間に渡って実施する。

僕の面接は人によっては2~3時間かけて行うことも多いのだが、思った以上の人数なので、今回はひとり最大90分。それでも全12名なので、トータル1,080分(18時間)もの時間を使うことになる。

さて、この12名の中から何人に合格を出せるのだろうか。

合格を出す出さない(出せない)原因は、学生のみにあるわけではない。会社側の問題や都合で合格を出せないこともある。

合格を出すために、複数回の最終面接を行う可能性もある。条件付きで合格を出すこともある。不合格を出した後にリベンジを認めることもある。そして、合格だからといって内定ではない。

・・・いやあ、もう訳が分かんないですね(苦笑)。ここらへんのことは分かりにくいので、また別の機会に説明することにしよう。

あ、そうそう。2017年の新卒採用は今回の社長面接でおしまいではない。

最近パフのことを見つけてくれた学生のために、3月2日にも「会社説明会兼一次選考」を実施することにした。それから海外に留学していてパフの選考を受けたくても受けられない学生のために、6月末ころにも選考を行うことになっている。

2~3名の採用のためにここまでやるか?

はい、やります(キッパリ)。

将来のパフを担ってもらう人材の採用ですからね。当たり前ですよね。

ということで、まずは腹ごしらえをして、本日の面接に行ってきます!

<追記>

3月2日の会社説明会に参加してみたい人は、こちらの採用ホームページからどうぞ ⇒ 「あえて、パフ」

 

年明け早々(1月4日)から始まったウルトラインターンシップ100×10チャレンジ冬クール。いよいよ今週で最終週となった。

昨日はトップバッターの月曜日クラス。星加コーチの指導のもと、8週間の活動をやりきってくれた約30名の学生が最後のホームルームに集まってきた。

 

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冬クールは、大学の試験があったり、他企業のインターンシップと重なったり、(早期の採用を行う企業の)エントリーシート締め切りや説明会や選考と重なったりで、スケジュール的にかなりたいへんだったと思う。

協賛企業だけでは訪問先が足りないため、会ってもらえる社会人を自分で開拓しなければならず、公園やビル前や駅前で、突撃したり出待ちしたりする学生も多かったと聞く。まるで昔の新聞記者かどぶ板営業マンみたいだ(苦笑)。

そんな苦労を重ねながら過ごしてきた100×10チャレンジ生。来週月曜日の成果発表会が終わると(多くの大学三年生は)いよいよ就活が始まる。

100×10チャレンジ修了生にとっては、もはや就活なんて怖くないだろう。むしろ新たに訪れる様々な会社との出会いを楽しんでもらえるんじゃないだろうか。

本日以降も、火曜日クラス、木曜日クラス、金曜日クラスの最終ホームルームが、それぞれ九段下の職サークルセミナールームで行われる。僕も毎日見学しに行く予定だ。

みんなもう一息、頑張ろう(^^)/

 

ではいつもどおり、朝食&あさ後、行ってきます!