パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

きょうは8月度のキックオフの日。

全従業員が18時半にセミナールームに集合し、各グループの前月の振り返りと今月の計画とを発表する日だ。

その後、全員で乾杯し、軽食をつまみながら情報交換する。ここでは堅い話は抜きにして、ざっくばらんな社員同士のコミュニケーションが花を咲かせる。

毎回この場では都度、司会者が任命されるのだが、本日指名されたのは、7月度のMVPを獲得したタシロ

タシロの司会は、参加者をアッとびっくりさせたり、ハッと気づかせたり、ワッと感動させたりするネタを用意することで有名だ。社内外の評価が妙に高い。

本日、奴が用意したのは、 “私って実は○○××だったんです”という感じで、自分の意外な一面を披露すること」というお題。参加者全員が、知られざる自分を順番に発表するというのだ。

パフには自慢話が好きな社員たちが集まっている。皆それぞれ、隠された自分を語り始めた。いまさらながら知らされる社員の意外な一面(特技や趣味など)を聞いて、 「へぇ~、そうだったんだぁ~」と唸った。タシロの企画がバッチリとはまった格好だ。

僕の番になった。

困った。

僕には「隠されたこと」が無いのだ。自分の過去は、洗いざらい、日記や物語やコラムで書き尽してしまったので、もはや何も披露するものがないのだ。

しょうがないので、昔好きだった女の子の話をしたのだが、それもすでに周知の事実だったので、あまり受けなかった。

いやあ、秘密を秘密のままにしておくのって難しいものだ。

男は多少の影や秘密があったほうがモテるというが、僕がもてない理由があらためて分かった気がした夜だった。

1.5キロの汗を流した日

2009年8月2日 (日曜日)

この2週間は、夜の付き合いが連日続いていた。ほどほどにすれば良いのだけれど、なかなかそうもいかないこともある。ついつい飲みすぎ、食べすぎてしまった。

この数日は、体が重いことが気になっていた。

で、お決まりのジムである。お決まりといっても、最近行けていなかった。3週間ぶりのジムである。

きょうの目的は汗をいっぱいかくこと。汗をたっぷり流して、この2週間のアルコールや脂を抜き取ること。

いつものトレーニングメニューに加えて、本日のスペシャルメニューは、サウナだ。10分×3回(インターバルには3分間の水シャワー)の30分間。たっぷり汗を流した。

体重を測ってみたら、なんと1.5キロも減っていた。こころなしか、身軽になった気がする。

それにしても、2時間だけで1.5キロもの汗が流れたという事実にびっくり。まだまだ体内には老廃物がたくさんあるのだろう。

体内に溜まった古いものを捨て去り、新しいものを採りいれる。新陳代謝が大事だ。

これは仕事への向き合い方や、組織の編成の仕方でもいえることだな。

汗はいつもかき続けることが大事だ。

毎月1日は、映画の日。東京都ではすべての映画が1000円で鑑賞できる。とってもお得な日だ。

そうはいっても、1日が平日だと、仕事の関係でなかなか観に行くことが難しい。普通のサラリーマンだと、休暇を取らない限りほぼ不可能だ。

でも本日は土曜日。土曜日と1日が重なることって一年に1~2度しかない。こりゃ行かない手はない。

ということで、きょうは映画観賞に出かけたのである。

何を観たかは書かないけど、なかなか面白かったなあ。千円で観られたということが満足度をさらに引き上げている。

「毎月1日」とせずに、毎月第一土曜日としてもらえたら、映画人気をもっともっと高めることが出来るんじゃないだろうかと思うのだが、どうだろうか。「わざわざ映画館に行くまでもないか…」と思っている映画でも「千円なら行ってみるか」という行動に変えられるような気もする。

僕がいつも行く、豊洲のユナイテッドシネマという映画館(シネコン)は、土曜日でも結構空いている。でも、映画の日のきょうは、ほぼ満席。通常の倍以上の入りだった。

観客が少なくても固定費は同じなんだから、席を埋めるための割引施策を(映画の日以外にも)もっと増やせばいいのにと思うのだが、余計なお世話だろうか。映画ファンにとっては嬉しいことなんだけど。

あ、そうだ。

映画といえば、来週の土曜日から公開が始まる『HACHI 約束の犬』。これは絶対に観に行かねばならぬ。ご近所協賛企業の松竹さんの配給で、この夏もっとも力を入れている映画なのだ。

映画の公開に合わせて、僕と松竹の人事部長との対談ページも昨日から公開がスタートした。

「釘さん日記」の読者の皆さんも、ぜひご覧ください。

⇒ 『職学校WEB2011 校長が行く 「人事部長に聞く!」 松竹人事部長×職学校校長』

MSPというのは、(一部の)熱狂的なファンと、(多くの)冷やかな部下たちを擁した、オヤジ経営者バンドの名称である。このことは、この釘さん日記の読者であればとっくにご存じのことであろう(くどいほど、この日記で取り上げていたし)。

しかし、DMPという名前は初登場ではないかな?

D=ダイワコーポレーション

M=マングローブ

P=パフ

のことである。

この3社が共同で推進する、とあるプロジェクトがこのたび発足した。プロジェクトの主役はD社。D社をサポートするのがM社。D社とM社をコーディネートするのがP社・・・という役割分担である。

この3社プロジェクトの発足を祝い、そして成功を願うための、キックオフセレモニーが本日、東京の芝浦で催された。

出席者は、曽根代表取締役専務(D社)、今野社長(M社)、僕(P社)。そして、各社から女性2名ずつがそれぞれ選抜されてきた。それと、今回のプロジェクトをコーディネートする役目を担うP社のタカタが、本日のセレモニーの企画運営者(兼こま使い)として同席した。

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夕方6時。芝浦にあるお洒落なレストランに全員集合。美味しい料理とワインをとりながら、楽しい歓談が行われた。

「各社から女性が2名ずつが選抜された」と書いたが、実は選抜のための基準があった。

それは、『ボウリングが上手いこと』。

そう。

本日のメインイベントは、3社対抗ボウリング大会なのだ。

レストランでの歓談は7時45分で終了。その後、レストランのすぐ目の前にある田町ハイレーンに移動した。

田町ハイレーンについてビックリ。

Ca3c002800010001予約されている団体名が案内ボードに書かれていたのだが、わがDMPの社名記載がどこにもない。

が、 「高田様」という気になる名前がある。

まさか、3社の社名を差し置いて、タカタが自分の名前だけをボードに載せるなんてことないよな。まさか、そんな失礼なことをしでかすような奴じゃないよな……と、ムカムカしつつ、真相は藪の中。

 

そして、午後8時。

いよいよ、ボウリング大会は、今野社長の選手宣誓とともに開始された。

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1社3名の2ゲームトータルのスコアで順位を争う。会社対抗戦なのである。

皆、密かに闘志を燃やしていた。もちろん僕も。

これはまだ裏が取れていないのだが、D社の曽根専務も、M社の今野社長も、この日のために、隠れて練習していたらしい。

1ゲームめが終了した。

平均年齢が最も若いD社が一歩リードしている。M社とP社はどっこいだ。僕個人は、まだエンジンがかかりきっておらず、曽根専務に大きく引き離され、なんと楽勝できると思っていた今野社長にまでもリードを許してしまっていた。

しかし、まだまだこれから。2ゲームめで十分挽回可能である。

パフから選抜された選手は、イワサキとオオノ。イワサキは曽根専務も震え上がるほどの実力の持ち主。オオノの実力は未知数だが、何をしでかすか分からない不気味さがある。

僕ら3人は円陣を組んで、闘志を奮い立たせた。

いい感じで2ゲームめは進行していった。

各チームが最終フレームを迎えたときだった。

接戦である。なかなかいい勝負だ。さあ、あとひと踏ん張りだ。

しかし、皆の意欲が高まったこの瞬間、信じられない出来事が起きた。

「バシッ!」

突然、レーンの照明が消されてしまったのだ。

故障か?

一瞬、何が起きたのかわからなかった。

ただ一人、タカタの顔が引きつっていた。

実はタカタは、予約を「2ゲーム」ではなく、「1時間」で行っていたのだ。

一時間が経過したタイミングで照明が消され、ゲームが中断されるという非情なシステムだったのだ。タカタにとっては頭がクラクラするような瞬間だったのではないだろうか。なんたって3社の経営者が命運を賭けて臨んだ2ゲームマッチだったのだから。

 

しかし、つべこべ言ってもしかたない。 

我々は後ろ髪を引かれつつもボウリング場を後にし、3次会の会場へ向かった。カラオケのある居酒屋の個室だ。

ここでは敵も味方も、勝者も敗者もなく、お互いの健闘を労いつつ和やかに楽しく過ごすことになっていた。

『敗者の経営者が3次会の代金をもつ』という、屈辱のルールがあるにはあったが(苦笑)。

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 D社の曽根専務は、焼き肉を追加オーダーし、自ら焼いて、皆にふるまってくれた。

このニコニコの笑顔。実にうらやましい。

結局この日のボウリング大会。1ゲーム目の成績で勝敗を判定することになり、D社の優勝が決定したのだった。

しかも、曽根専務は、ダントツの個人優勝。

一方で、P社はまさかの最下位。まぼろしの2ゲーム目が成立しなかったことが悔やまれるが、ここは潔く、僕も負けを認めるしかない。

 

Ca3c003100020001  参加メンバーも全員、ゲームが途中で打ち切りになったことに対するわだかまりもなく、勝者を讃えながら、楽しい語らいが続いた。

ただひとり、タカタは、背を向けていじけていたが。

 

ともあれ、とても楽しく記憶に残る、DMPのキックオフセレモニーだった。

これから始まるプロジェクトの成功も祈りつつ、僕はボウリングのリベンジにしばし、闘志を燃やすことにしよう。

次回はタカタが、熱海で一泊二日のリベンジ戦を計画するという。

曽根専務、今野社長、逃げないでくださいね!!

きょうは朝から、いきなりテンションが上昇した。

8月下旬に開催する人事向けのセミナーの企画会議を行ったのだ。

テンション上昇の原因は、このセミナーにご協力いただく 「変人」の常見陽平さんにある。常見さんにも今朝の企画会議に参加していただいたのだ。

この会議で、常見さんの変人ぶりが遺憾なく発揮された。

僕は常見さんとは一昨日すでに交流(交遊)していたので、変人の片鱗を承知していたのだが、きょう初めて対面したセミナー企画班のホサカとナガサキは、びっくり&大喜び。

彼女らは、僕からまた聞きで常見さんの評判を聞いていたとはいえ、冒頭からの縦横無尽な話の展開を眼前にし、その凄さをリアルに体感したのではないかな。

約一時間のブレストの末、セミナーの骨子はほぼ完ぺきに決まった。セミナーのタイトルもばっちり決まった。

発表しちゃおっかなあ……。

でもきっと、常見さんが自分のブログで紹介してくれると思うので、僕はいったんそれを待つことにしよう。

そうそう……。

打ち合わせが終わり、常見さんが帰られた後、放心状態だったナガサキに、「常見さんって一橋のプロレス研究会出身なんだよ」と、何気なく伝えた。

するとナガサキは、「え! 私、あったことがあるかも!!」と即座に反応した。

「そ、そういえば、常見さんのこと、どこかで見たことがあると思っていたんですよ!!」と続ける。

ナガサキは、津田塾の陸上部出身で、一橋の陸上部と一緒に活動をやっていた関係で、いつも一橋キャンパスに出入りしていたのだ。しかも、プロレス研究会のファンで、よく公開試合を観戦しに行くこともあったらしい。

「あ、やっぱり。“うじきよわし”さんが常見さんだったんだ!!!」と、その正体を一時間もせぬうちに突き止めた。

これは凄い縁である。だから人間はやめられない。

ということで、8月下旬のセミナー(8月28日金曜日、午後4時開始予定。なんと懇親会付き!)。今から楽しみである。

Webでの告知と申込受付は、パフのホームページより、近日内に開始予定である。

世の中の就職と採用と変えたいと思っている「変人な人事担当者向け」のセミナーとなるはずである。

乞うご期待です!!

夜、某大手出版社が発行する若者向け雑誌の元編集長(Kさん)と元副編集長(Mさん)が遊びに来てくれた。

現在は、おふたりとも別の部門で活躍中なのだが、10数年前は、同じ釜の飯を食べていた方々である。

パフの事務所見学をしていただいたあと、お決まりの「球磨川」にお連れした。

編集者時代の裏話、苦労話など、いろいろとお聞かせいただいた。

またKさんは学生時代、僕と同じようにリクルートで、求人広告営業のアルバイトをしていたこともあり、そのころのお話も興味深かった(杉並区立和田中の元校長である藤原さんと同期なのだ)。

あれやこれやと話題が尽きず、焼酎もどんどんと進んでいった。

気がつけば、芋焼酎のボトルが3本。自分たちもびっくりするくらいよく飲んだ。球磨川で飲む焼酎はなぜかとても美味しく、いつも飲みすぎてしまうのだが、きょうはまた格別だった。

しかし、不思議と酩酊状態ではない。記憶も割としっかりしている。

元編集長Kさんは、昭和29年生まれ。元副編集長Mさんは、昭和33年生まれ。そして僕は昭和35年生まれ。

昭和の匂いをぷんぷんと漂わせたオヤジたちの、夏の夜の飲み会だった。

素晴らしき出会いの日

2009年7月28日 (火曜日)

何歳になっても、新しい「出会い」というのは嬉しいものだ。

ここで「出会い」と呼んでいるのは、単なる初対面での名刺交換レベルのことを言っているのではない。

いわゆる「同志」との出会い。同じ目的や志をもった仲間との運命的な出会いのことである。

 

先日の日記で紹介させてもらった常見陽平氏が、きょうの新しい出会いの人物である。

「アホ就職情報会社のバカ営業マン」という素敵なタイトルのブログで、僕が昔書いた記事を紹介してもらったことが、今回の出会いのきっかけとなった。

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夜、新宿の薄暗い焼酎Barで、他の仲間数名とで落ち合った。

※左端の人物が常見氏なんですが、ほとんど顔が判別できませんね。失敬!

 

 

 

氏のブログや著書から、古い枠組みに収まらない豊かな発想をもった人物であるということは理解していたが、実物も、まったくそのまんま(笑)。

なんて面白い人物なんだろう。いや、「面白い」という形容詞では、本人に失礼だな。なんだろう。

変人(ヘンジン)?

そう、変人。尊敬の念を込めて、変人と呼ばせてもらおう。だって、世の中を「変える人」が、変人なのだから。

 

常見陽平氏とは、 「8月下旬に一緒に人事担当者向けのセミナーをやろう!」ということになっている。

「人事担当者よ、目を覚ませ!!」という不遜なタイトルのセミナーが、我々には似合っていると思うのだが、さて、変人同士(同志)が開催するセミナー。どうなりますことやら……。