パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

二人のノブさん

2016年3月7日 (月曜日)

この週末(土曜日と日曜日)は、二人のノブさんとの宴席。

1人目のノブさんは、先週はるかカンボジアから一時帰国してきた。会うのは2年ぶりだった。

このノブさん、昔もこの「釘さん日記」に書いたことがあったような気がする。……と思って検索してみたら、あったあった。

ちょっとコピペしてみよう。

 

2012年3 月30日 (金曜日) 暑苦しい男

ノブという暑苦しい男がいる。

最初に会ったのは彼が大学四年生のとき。もう六年前のことだ。

「クギサキさんが絶対気にいる男なので、ぜひ会ってみてください」と、かつて一度もそんなことを言ったことのなかったヨシカワが、珍しく熱くなりながら僕にそう言うものだから、半信半疑ながら会うことにした。

『どうせ、“俺はできるぜ”というオーラを出しまくっている自信満々の勘違い学生だろう』と、正直たいして期待していなかった。

しかし、会って10分もしないうちに僕は彼と意気投合し、おまけに思わず寿司までご馳走してしまい、別れるときには固い握手をしながら、「こいつとは一生付き合いたい」と思ってしまった。

なぜか。

説明するのも面倒なくらい暑苦しい男だったからだ。

いや、本当はもっと形容すべき素晴らしい言葉があるのだが、癪に障るのでやめておく(笑)。

その暑苦しい男ノブが、この四月からタイに行く。現地社員10数名のボスとして、短くても3年間は向こうで勤務するのだという(ノブは商社マンなのだ)。

ということで昨日は、ノブの壮行会を東京駅の近くにあるタイ料理屋で催した。

半年ぶりに会ったのだが相変わらずノブは暑苦しかった(いっしょに連れてきた後輩の男も、また面倒なくらい暑苦しい男だった)。

不思議な奴だ。ノブと話していると、つい釣られて、こちらも熱くなってくる。

でも、こういう若者がこれからの日本企業には必要だ。

たくさんいたら、それはそれで迷惑なのだが、10人にひとりくらいは、こういう暑苦しい男であってほしい。

 

このノブが奥さんを連れてきていた。そして奥さんのおなかの中には7月に誕生するというノブ二世も(^.^)。

あ、そうそう。ノブが「もう名前を決めてるんですよ。日本男児らしい名前で三文字なんです」というものだから、僕は「分かった!○○○だろ?」と当ててみた。

ノブは一瞬、沈黙した。なんと当たってしまったのだ。

でも、とてもいい名前だ。

僕に一発で当てられたものだから「やっぱ、考え直そうかな…」なんて言っていたが、いいじゃないかその名前。生まれたら、また会いたいね。

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中央にいるのがノブ。そしてノブの隣にいるのが奥さんのユキちゃん。その周辺の説明は省略します(笑)。

 

 

二人目のノブさんは、熊本に住んでいる僕の従兄。埼玉に長男家族がおり、孫娘の節句に合わせて先週の中ごろに奥さんと一緒に上京してきていた。

このノブさんは、僕より10歳年上で、すでに仕事は引退している。

いまからちょうど10年前、当時ノブさんが在籍していた会社の組織改革の仕事を手伝ったことがある。このときの仕事がきっかけとなって、その親会社(約2万人の組織)の採用も昨年からパフでお手伝いしている。ノブさんは、従兄であると同時に、仕事上での超重要キーマンだったわけだ。

で、昨日の日曜日、このノブさんと息子さんご夫婦&一歳7か月のお孫さんと、月島の「もんじゃ」を食べに行こうということになったのだった。

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左からノブさん、ノブさんの長男、孫娘、長男の奥さんです。ノブさん顔デカすぎ(笑)。

 

ノブさんは、もんじゃを食べたのは初めてだったという。僕の作るスペシャルもんじゃ、かなり満足していただいたことと思う(^.^)。

ということで、この週末は「ノブさんDAY」でした、という、あいかわらずの脱力系日記でした(笑)。

 

さて、本日は朝から雨降り。花粉症の人には恵みの雨かな?

では、いつもどおり朝食&あさ後、行ってきます!

 

昨日の日記に書いた通り、無事、職サークルの100×10チャレンジの取り組みが朝のNHK「おはよう日本」で取り上げられた。

木曜日クラスの弓指(ゆみさし)さんにスポットを当てながら、社会人訪問の様子や成果発表会の模様を映しつつ、本人へのインタビューを行っていた。

20160303_yumisashi

100×10チャレンジに参加する学生は(参加していない)周囲の友達から、「なんでそんな面倒くさいことやってんの?意味わかんない」などと言われることがある。企業からも、「そんな労力のかかること、引き受ける暇はない」と言われることもある。

しかし、昨日の弓指さんの言葉から、この100×10チャレンジの意味や意義が、多くの学生、多くの社会人に十分伝わったのではないだろうか。

締めくくりの阿部アナウンサーのひとことがよかった。

「就職活動は、学生が社会に出る前の“助走期間”とも言われています。
期間が短縮されたことによって、学生たちが不利益を被らないよう企業にも十分な配慮が求められます。」

うむ。若者は社会の共通財産。企業は彼らを育てる気概をもって、採用に取り組みましょう!

 

で、昨日の放送を帰宅後、再度(録画していたものを)観てみた。

昨日は見過ごしていたのだが、僕の顔も一瞬、半分だけ出ていた。

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しかも僕の顔を隠しているのは、司会をやってるミゾブチの腕だった。

あの野郎( `ー´)ノ

左隅には、ホサカの顔もヘンガオで映っていた。

協賛企業の方々の顔も何人も映っていた。

20160303_100ten

弓指さんの訪問先の社会人として登場していたのも、僕の知り合い(というかビジネスパートナー)だ。

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これだけ知っている方々がたくさん全国放送のテレビに登場するというのは、実に気持ちのいいものだ。

ミゾブチの司会の姿が「こんにちは!」という元気な声とともに初っ端から映し出されたのには、仰け反ってしまったが(笑)。

ともかくも、取り上げてくださったNHK「おはよう日本」のスタッフの方々には大感謝である。ありがとうございましたm(__)m。

さて、ではその「おはよう日本」の合間に「あさ」を観てから行ってきます!

昨年の秋くらいからNHK「おはよう日本」のディレクターが、九段下の職サークルセミナールームに、しばしば見学に訪れていた。

「時期はいつになるか決まってないんですが、いつか学生の就職活動の特集を制作したいと思ってるんです」とのことだった。

で、その「いつか」が、今日になった。

先週の100×10チャレンジ冬クールの中間成果発表会にNHKのカメラが入っていた。

ある学生にスポットを当てて、社会人訪問の風景を撮影したりもしていた。

さーて。どんな感じで扱ってくれるのかな。


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数秒間だったとしてもNHKの全国ネットで放映されるというのは嬉しいものだ。

そういえば、NHKへの露出は過去にも何回かあった。でも、僕や社員のコメントばかりで、職サークルに参加している学生が登場するのは初めてのこと。

では、楽しみにしつつ朝7時を迎えることにしよう。

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それにしても、和久田麻由子は可愛い(#^.^#)。くどい?

 

3月度のキックオフ!

2016年3月2日 (水曜日)

3月1日。大手各社の就職ナビがオープンし、学生の就職活動が本格的にスタートとなった昨日、パフでも3月度のキックオフミーティングが夕方6時から行われた。

日中にもいろんな出来事があったので、いくつかピックアップしておこう。

 

まずは、パフ自身の2017新卒採用。

世間では就職活動が始まったばかりだというのに、パフ自身の新卒採用は最終局面を迎えている。

先日の日記で、怒涛の社長面接が始まったと書いたが、昨日で全12名の面接を終えた。

さて、どのような結論を出すのか。僕の心のうちはほぼ決まっているけれど、本日の会議を経て正式に決定する。

 

それからお昼には超若者の来客。なんと生後5か月にも満たない赤ちゃんだ。

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現在、産休(そろそろ育休?)を取得しているイワサキが産後初めてパフを訪れてくれた。

名前は優理(ゆうり)ちゃん。最初は機嫌がよかったのだが、僕のことをじっと見つめた後に泣き出してしまった(@_@)。

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考えてみたら僕もそろそろ孫がいてもおかしくない年齢になったんだよなあ……。

 

そして夜のキックオフミーティング。

実は昨日付で入社した大型新人が一人いる。

年齢は僕よりちょうど一回り下なのだが、新卒採用業界での経験は20年。つい先日まで、同業他社でライバルとして働いていたのだが、いろんな縁が巡り巡ってパフに合流することになった。

昨日のキックオフは、その彼と全社員との初顔合わせの場でもあったのだ。

いやあ、実にユニークな奴だ。

初日から社員たちとすっかり打ち解けていた。

打ち解けすぎて、会議室での懇親会を飛び出して、のろでカラオケ大会になったり(笑)。

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歌っているのは沢田研二の「サムライ」。あまりの上手さ(というか凄い迫力)に、のろの店内は騒然としてしまった。

あ、そうそう。さっき「いろんな縁」と書いたが、その縁のひとつが、昨年の9月末に入社したサエキと前職(正確には前々職)が同じだったということ。

そのサエキも負けじとナガブチを熱唱して、カラオケで前代未聞の偏差値99を獲得したり(驚)。

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まあ、そんなわけで春を間近にして賑やかになったパフ。面白いことになりそうだ。

この大型新人の紹介はまたあらためて。社員ブログのデビューが4月なので、その際にでも正体を明かすことにいたしましょう。

さて、本日の午後は追加で設定した(たぶん)最後の2017採用のための会社説明会兼一次選考会。社長面接を終えた12名を上回る逸材は現れるのだろうか…。

では、いつもどおり朝食&あさ後、行ってきます!

 

昨日は100×10チャレンジ冬クールの中間成果発表会。

レポートを書こうと思ったら、名古屋のライバル名大社の山田社長が写真入りでかなり詳しくブログに書いてくれていたので、それで済ませることにしようかな(^.^)。

あれ?

でも、よく見たらこのブログの中で使われている写真(名大社のシゲノさんとユキモトさんが学生と語り合っている写真)は、僕が撮影したものじゃないか。ずいぶん楽しやがったな(笑)。

では、僕も山田さんが撮ってくれた写真を使ってひとこと。

 

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僕が学生や協賛企業のみなさんに最後に話したのはこんなこと。

 

職サークルは「就活」のためにあるんじゃない。目的はその先にある。みんなが社会で活躍できる人材になるためにやってるんだ。人は人によってのみ育てられる。だからみんなには数多くの出会いを得てほしい。多くの社会人との出会いによって新しい自分を発見し、大きく成長していってほしい。

 

それから、「育てたいと思う大人がいるところに、育とうとする若者が集まる」という話もした。

これは、企業のみなさんに伝えたかったことだ。

職サークルに協賛することは経済的メリットがあることなのか」「採用予算から費用を捻出するだけの効果が職サークルにはあるのか」

こういう疑問や不安を感じて、なかなか職サークルの取り組みに対して理解を示していただけないこともある。

でも僕は、企業の人事担当者のみなさんには、若者を育てる気概を持って新卒採用の仕事にあたってほしいと思っている。すべての企業が、育てる気概をもった新卒採用を行ってもらえれば、日本の就職と採用の風景は一変するはずだ。騙したり騙されたりするようなこともなくなり、若者は社会に対して希望と夢をもって一歩踏み出せるはずだ。

昔のブログでもこんなことを書いていたので、ちょっと引用しよう。

 

育てたいと思う大人がいるところに、育とうとする若者が集まる

育った若者は、育ててもらったことに感謝し、自分の使命・役割を果たすべく社会人となり、働き、世の中に貢献し、また次の世代を育てようとする。

「採用はボランティアではない。企業の経済活動だ!」

そう言って、効率的な採用活動に重きを置く企業は多い。それはその通りだ。企業が効率性を追求するのは当然だ。

しかし、効率が狡猾になってほしくはない

効率が人間性や道徳を失っては元も子もない。

効率的で狡猾な採用により、騙され切り捨てられた若者たちが本来持っているはずの力を発揮できず、本来就けるはずの職に就けないのでは、国家の大きな経済的損失だ。

 

ともあれ、今シーズンの職サークル100×10チャレンジは終了。次回は今年の夏から装いも新たに再開する。就活のための取り組みではないので、低学年生の参加も大歓迎だ。

あ、そうそう。昨日は、NHKの「おはよう日本」が取材に入っていた。最初から最後まで、あらゆる場面で撮影していたので、全国の視聴者のみなさんにも昨日の雰囲気が伝わるかもしれない。

大きな事件や事故さえなければ、3月3日の朝7時台のニュースの中の特集で扱われるらしいので、日記読者のみなさん、ぜひ楽しみにご覧ください。

では、昨日の写真を何点か載せたうえで、行ってきます!

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社会人とのトークタイム

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学生は平均35名の社会人を訪問した

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NHKのカメラなんか気にしない(笑)

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クラスごとに分かれての記念写真

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木曜日クラスのブロガーにNHKがインタビューしてますね(^.^)

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名大社の美女2名を調略

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社員に見捨てられた孤独な社長の図(^.^)

 

いまから12年前。西暦2004年のちょうど今ごろ、3名の学生をインターン生としてパフに招き入れていた。

当時の本社事務所は月島で、社員は新卒一期生と二期生プラス入社直前の三期生が内定者として働いていたころだ。

そんななかで入ってきた3名のインターン生。

期間はちょうど一週間。仕事内容は新規テレアポ。

まだ誰も訪問したことのないド新規企業に対してひたすら電話をかけまくり、アポイントを取り、営業訪問をするという(当時の)社員たちと全く同じ仕事だ。

3名の学生というのは、お茶の水女子大の3年生、京都大学の4回生、東京工業大学博士課程2年目の学生…というより研究員。

とてもユニークな学生たちだった。

なかでも最もユニークだったのが東工大の博士課程2年目の学生。名前はノトヤ。年齢はすでに30歳に近かった。

ノトヤは朝から晩まで電話にかじりつくも、インターン最終日前日まで一件もアポを取ることができずにいた。

僕はもちろん社員は全員、ノトヤのことが気になって、仕事が手につかずにいた。みんな仕事をしているふりをして、ノトヤの電話にじっと耳を傾けていた。

最終日前日の昼過ぎだった。

いつもは瞬間でガチャ切りされていたノトヤなのだが、ある企業に電話をした際に珍しく粘っている。

周りの社員たちは固唾をのんで見守っている。

「は、はい、はい、はい。で、で、では、明日の○○時にお邪魔いたします。ど、どうもありがとうございました」

と受話器を置いた瞬間、ノトヤは椅子を一回転させて拳を振り上げてのガッツポーズ。社員は全員立ち上がって拍手喝采。

いま思い出しても目頭が熱くなるような感動のシーンだった。

そのノトヤ。

翌年、神戸に本社のある医療関連の企業に研究者として就職した。この10年で急成長した、世界的にも著名な大手企業だ。

以来、一度も会えていなかったのだが、凄いことが起きた。

実はこの神戸の企業に、当時のインターン同期生の(京都大学4回生だった)ダイサクが人事マンとして転職したのだ。

僕はダイサクとは縁がずっと続いており、ちょくちょく会っていた。

ダイサクが転職する旨を僕に報告に来たとき。

「えっ?その会社って、ノトヤが就職した会社じゃないか?」

「えっ?そうでしたっけ?」

「うん確かそうだよ。入社したら人事なんだからすぐ調べられるだろ?」

という会話を交わしていた。

で、まさにビンゴ。

なんという偶然、。なんという縁だろうか。

パフという小さな小さな会社でインターン生として働いていた学生が12年の歳月を経て、一緒の会社で働くことになるとは!

で、このたびの週末の大阪出張のついでに神戸まで足を延ばして、このノトヤとダイサクと3人で12年ぶりに酒を酌み交わした、というわけである。

 

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一軒目の炉端焼きのお店。竹筒の日本酒がサイコーでした。

 

 

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二軒目のスナック。ほぼ貸し切り状態で飲む竹鶴21年はサイコー。まだ残ってるので次回の関西出張のとき行かなきゃ!

 

いやあ、人生ってホントーに面白いですね!

 

おっと、思い出話を書いていたらもうこんな時間だ。

いかんいかん。

きょうは大事なイベントの開催日だし。

朝食&あさ後、大急ぎで行ってきます!

 

タイトルにすべて書いてしまったので本日の日記は以上!

 

・・・というわけにもいかないので、少しだけ補足します(笑)。

先日の日記にも書いたように、今週は100×10チャレンジ冬クールの最終週で、各クラスの最終ホームルームが開かれている。

僕も今週は、すべての曜日のホームルームの様子を見学させてもらっている。

月曜日も火曜日も見学しているのだが、最後まで見届けることができたのは昨日の木曜日クラスが初めてだった。

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上の写真のように最後は皆で大きな輪になって、1人1コメントずつ、この8週間の感想を述べあっている。

このコメントがとてもイケていた。感動ものだった。

この8週間の活動のなかで得られた喜怒哀楽。一人ひとりさまざまな感情を、皆それぞれ、自分だけの言葉で語っていた。とても豊かな表現力だ。皆の気持ちがひしひしと伝わってきた。こんな感じで自分のことを語ることができたら、面接なんてへの河童。無敵じゃないかと思えるくらいだった。

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木曜クラス担任の高田コーチがハイポーズ(^.^)

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発表後の清々しい顔をした木曜クラス全メンバー

 

 

ということで、来週の月曜日は全クラスが一堂に会しての中間成果発表会。ここにはこの活動を資金的にサポートし、学生の訪問を受け入れてくださった協賛企業の社会人の方々も大勢参加する。全体で200人以上が集まる大きなイベントだ。

そしてこのイベントの翌日(3月1日)からは、就職活動が一気に本格化する。

夏クール、秋クール、冬クールの修了生たち全員が、きっと納得のいく活動を送ってくれるだろうと思う。

 

さて、僕は本日、引き続き3日めの社長面接。その後、金曜日クラスのホームルームを見学したあと、世田谷方面に移動。何をしに行くのかは、またいつかアップできるかな?

ではでは、あさ後、行ってきます!