広島の朝
2013年3月13日 (水曜日)
出張三日目。昨夜、福岡から広島に移動した。
広島駅に着くなり、携帯電話がプルプルした。某テレビ局の記者からだ。企業の新卒採用に関しての電話取材を受けたのだった。直木賞作品「何者」の話題も出たりした。読んでてよかった。まだ途中までだけど(苦笑)。
ホテルにチェックイン後、東京のマジドラスタッフとやりとりして福岡での仕事の後処理を行う。
その後、偶然広島に来ているという某社のNさんとANAホテルで合流。Nさんは一昨日の僕の日記を読んで、「釘さん、明日広島なんですか?実は僕も明日は広島なんです」と連絡をくれたのだ。お互い忙しくて東京ではほとんど会えないのに、東京から遥か遠い広島で遭遇するなんて。よっぽどNさんとは縁があるんだろうな(笑)。
さらに笑っちゃうのが(笑っちゃいけないが)昨日はNさんの40歳の誕生日。なんでまたよりによって…と思わなくもなかったが(笑)、昨夜は近くの小料理屋で、なりゆきの野郎二人だけのお誕生会。牡蠣と広島の地酒がえらく美味かったな。
さて、そして今朝。
昨日は二度寝してしまい果たせなかった朝ランだが、本日はどうにかこうにか朝5時に起きて、走ることができた。まだ暗い広島の街。駅前のホテルから原爆ドームのある平和公園まで往復約6kmを走ったのだった。
上の写真は原爆ドーム。午前六時ころなのだが、まだ真っ暗だ。
さて、本日はこれからM社の説明会コーディネート。午前午後のダブルヘッダーだ。そして、夜の飛行機で3日ぶりの東京に帰る。明日はまた長野に出張なのだが、今夜は自分の枕でぐっすり寝ることにしよう。
では、雨が降り始めた広島。そろそろ支度をして行ってきます!
二度寝した朝
2013年3月12日 (火曜日)
昨日は朝一番の飛行機で大分に入り、夕方、福岡に移動した。
そして今朝は福岡の街中を颯爽と走る気満々で、ウェアとシューズを持ってきたのだが……。
こともあろうに寝坊(涙)。
朝5時にいったん目が覚めたのだが、なんと二度寝してしまったのだ。
あーあ。
目の前のランニングシューズが寂しそう。
反省、反省。
せめて本日の仕事場までウォーキングで行こうかな。
さて、では気を取り直して、室内でストレッチをしたうえで行ってきます!
一生の仕事が見つかる
2013年3月11日 (月曜日)
と、「釣り」のような日記タイトルだが、実はこれ、真面目な書籍のタイトルなのである。
正式な書籍名は、『一生の仕事が見つかる ディズニーの教え』。昨年(2012年)の12月に、日経BP社から出版された本だ。
著者は大住力(おおすみ・りき)さんという。「難病の子どもとその家族へ夢を」という公益社団法人の代表理事を務めている方だ。
僕は、大住さんのことを直接存じ上げているわけではない。
昨年の暮れ、この「釘さん日記」の愛(?)読者でもあるネコティさんから、「クギサキさん、これ読んでみてもらえませんか?」と、この本をプレゼントしていただいた。
正月休みに、どれどれと読んでみて初めて、大住さんのことも、この社団法人のことも知ったのだった。
なんでもネコティさんと大住さんは、学生時代の友人なのだそうだ。
とても読みやすい本だった。そして感銘を受ける本だった。就職活動中の学生に読ませたいと思える本だった。事実、就職活動現在進行形のうちの娘にも、「これ読んでみろよ」とすぐに手渡した(読んだかどうかは定かではないが、苦笑)。
僕があれこれ感想や書評を書くよりも、この本の「まえがき」を読んでもらったほうが、著者の思いや書籍の意図をご理解いただけると思う。
ということで、以下、少しだけ抜粋して転載する。
—
今、若者を中心に、「自分がやりたいこと」を見つけられない人が増えているそうだ。
大学生は、就職活動をする段階になって初めて、自分にはやりたいことが何もないことに気がついて愕然とする。面接で志望動機を聞かれて口ごもり、いったい自分にはどんな職業が向いているのだろうかと悩み、挙句の果てには「面接で話すために」インドやアフリカなどを放浪したりする人もいるという。
(中略)
この本は、自分が本当にやりたいことを探している人にとって、少しでも参考になればと思って書かせていただいた。
(中略)
やりたいことを探しているのは、若い人たちだけではないだろう。僕と同世代でも、実は、本当は違うことがやりたいのだけれども、踏ん切りがつかないという人がいるはずだ。
—
大住さんは、東京ディズニーランドを運営する株式会社オリエンタルランドで約20年間過ごしたのちに、難病の子どもとその家族を支援する公益社団法人を立ち上げた。
この本には、絶好調の有名大企業を辞めて、先行きどうなるかわからないような社団法人を立ち上げた大住さんの職業観や人生観といったものがまとめられている。「仕事探し」や「自分探し」に悩んでいるであろう多くの若者たちに、大きな希望や勇気をあたえてくれるようなエピソードが散りばめられている。
就職活動中の学生のみんなに、ぜひ読んでみてもらいたい書籍である。
ということで日記読者のみなさん、ぜひ買って読んでみてくださいね。大住さんの活動を支援することにもつながるので、老若男女問わずぜひ^^。
さて、本日はこれから(いま午前1時なので、あと5時間後の飛行機で)大分に飛び、大分を経由して夕方、福岡に入る。
もちろん日中は仕事なのだけれど、明日の朝は福岡でもランニングをするつもり。ちょっと黄砂やPM2.5が心配だけど…。
そして明後日は広島だ。広島では走れるかな?
水曜日の夜、いったん東京に戻って、また翌日、今度は長野に移動する。長野は日帰りなので走らないけど…。
ということで今週は出張ウィーク。寒暖の差が激しいようなので体調には気をつけなきゃね。
では、ちょっとだけ寝てから行ってきます!
久々の朝ラン
2013年3月8日 (金曜日)
やっと走れた。
平日の早朝のランニングはいつぶりだろうか。
と思って履歴を調べてみたら、なんと1月18日以来。2カ月近く朝ランをサボっていたことになる。
土日の午後は走っていたものの、やはり1月~2月の朝は辛かったんだなあ。
で、これはいかんと思ったのが先々週。東京マラソンを観戦していて刺激を受けたのだった。
ところがその直後、胃腸炎になってしまい、走りたくても走れない状態に。
体調は今週のあたまには回復していたのだが、出張や早朝会議などもあり、またもズルズルと再開できず。
いかん。このままではダメ人間になってしまう。一カ月後に迫ったパラカップ(ハーフマラソン)で惨敗するのは火を見るよりも明らかだ。
ということで、昨夜の就寝時、「あすは絶対走る!」と自分に誓ったのだった。
そして今朝5時に起床。入念なストレッチのあと、ラン開始。超スローペースで走り始めた。
久々のランなので、初めの2キロくらいまでは辛かったが、次第に体が軽くなり3キロ地点くらいからペースも上がってきた。
月島、晴海、豊洲を巡るコースで、約5.3km。なかなか快適な早朝ランだった。
この週末は、皇居ランも復活させる予定だ。来週は出張ウィークなのだが、シューズとウェアを持っていく。
うん。いよいよ春本番。気合いを入れていこう。
さて、天気予報ではポカポカ陽気になるという本日。コートを脱いで、軽やかなウォーキングで行ってきます!
水炊きを食べながら昔話に花を咲かせた日
2013年3月7日 (木曜日)
昨日は夕方、M社の会社説明会コーディネートの仕事を終えたのち、心斎橋のとある水炊きの店に向かった。
古くからのお取引先D社の採用担当者を務めていたFさんに、久々にお会いするためだ。
Fさんは4年ほど前に東京本社から大阪支社に転勤となっていた。Facebookなどではよく見かけるのだが、リアルでお会いするのは1年半ぶり。いっしょに食事をするのは、Fさんがまだ東京にいた頃なので、4~5年ぶりくらいだ。
D社と僕とのお付き合いは、実は僕が独立する前から。もうかれこれ20年以上になるだろうか。採用とは全然関係のない、D社の研究所で使ってもらうシステムを、僕が提供していたのがきっかけだった。
で、Fさんとは、僕がパフを作ってからのお付き合い。僕にとってはD社3代目の担当者だった。3代目といっても、もう12年以上の月日が経つ。
水炊きをつつきながら昔話に花が咲いた。
FさんがD社の採用担当者になったのは西暦2000年の秋。パフの新卒一期生が内定者だった頃。うちの当時の新人たちを、自分の会社の新入社員のように優しく、時に厳しく、可愛がってくださった。札幌、仙台、大阪、福岡などで開催したイベントにもいっしょに付き合ってくださっていた(昔のパフは経済合理性関係なしに、日本全国でイベントを開催していたのだ)。
うっかりすると、僕以上にパフの歴史上のできごとを記憶しておられ、昨夜は、「えー、そんなことありましたっけ!」という会話の連続だった。
でも、ひとつ残念だったことがある。記念写真を撮り忘れていたのだ。
それだけ話に夢中になっていたっていうことだ。帰りの新幹線の時間ぎりぎりまで話し込んでいた。
それにしても今回の大阪出張は充実していた。
いつもは目的地との往復だけなのだが、今回は素敵な出会いと再会に恵まれた。これからは、こういう時間をもっともっと作りたいと思うのだった。
あ、そういえば本日のお昼も、超懐かしい人と再会する。いまから30年前。僕が社会人デビュー(実際にはまだ大学4年生だったので偽デビューだけど)したときの最初の上司(当時のリクルート神田営業所の所長)だ。僕より10歳ほど年上。昔はよく怒られてたなあ。
ということで、お昼の再会を楽しみにしつつ、行ってきます!
忘れものを見つけた日
2013年3月6日 (水曜日)
本物だった。
キャリぷらも、たなべあーも、そして有能なスタッフ森さんも。
昨日は、前日の日記にも書いた通り、夜の7時過ぎ、大阪本町にある「キャリアぷらっトフォーム」(略称:キャリぷら)に行ってきた。
エレベータを降りて入室するなり、そこには学生たちの「気」が充満していた。
活気、元気、本気、やる気、そして僕への気遣いも。
「コ、コーヒーがいいですか、お茶がいいですか?」とは、某大学のアメフト部の学生が、僕にかけてくれた言葉だ。
「うーん、ビール!」という僕の返答に、困った顔をする彼の顔がまたいい(笑)。
ボランティアスタッフの学生かと思いきや、昨夜たまたまキャリぷらに来ていた普通の学生だという。
ここでは、学生たちが思い思いに、誰かからやらされたり、利用されたり、教えられたり、指示されたりするわけでもなく、自主的に、仲間をつくりながら就職活動と対峙している。
それを優しく見守っているのが、代表の田辺さん(たなべあー)であり、スタッフの森さんだ。
学生からは一切お金をとっていない。時にはエントリーシートの添削や面接の相談を受けたりもするらしいが、すべてボランティアで行っているらしい。
2014年卒予定の学生だけでも100以上の大学、延べ数で数千名、ユニーク数でも700名以上が、このキャリぷらに集まっているそうだ。
まさに、大阪の街中のキャリアセンターとしての役割をきっちりと担っている。
まだオープンして2年足らず。いくら無料で開放しているとはいえ、この広がりの速さは凄い。集まる学生の数は、日々どんどん加速度的に増えているというし。
もちろん課題もある。
これだけの一等地に、この広さのフロアを借りるのにはそれ相応のお金が必要だ。いまは大学からの講師依頼やキャリア支援プログラムの提供などで運営資金を賄えているというが(そしてそれは、もの凄く立派なことだが)、これからもっとビジネスとして飛躍させなければならない。もちろんその可能性を十分に秘めているし、ぜひ飛躍させてほしい。
一方で、有名になればなるほど、学生がたくさん集まれば集まるほど、よからぬ勢力が近寄ってくる。この勢力を上手にかわしていくことも、重要な課題ではないかと(余計なお世話かもしれないが)思ったりする。
昨夜は、キャリぷらの学生たちが帰宅した後、ミナミのお好み焼き屋さんに連れて行ってもらった。
田辺さんと森さん。それから大阪の某企業人事の前田さん。そして昨夜、最後までキャリぷらに残って前田さんに相談をしていた学生までもがいっしょに(笑)。
下戸の田辺さんはコーラを飲みながら、ご自身の、この仕事に賭ける熱い思いを僕に語ってくださった。
いままでのこと、これからのこと。じっくりと話を聞いていて、とてもうれしくなった。そして、とてもうらやましくなった。ぜひいっしょに仕事をしたくなった。
僕がいつかどこかに忘れてきたものを、大阪の街で発見できた。昨夜は、そんなうれしいひとときだった。
以下は、キャリぷらでの学生たちとの記念写真。僕と肩を組んでいるのが田辺さん。手前にいるコワモテのオッチャンは前田さん。そして、この写真を撮っているのが、一年前、それまでの仕事を捨てて、押しかけでキャリぷらの社員になったという森さんだ。
あ、ちなみに田辺さんも、森さんも、僕も、ねずみ年のA型。偶然だろうか、必然だろうか。それぞれ12歳ずつ年齢は違うのだけれど、思いは同じなのかもしれないな。
さて、本日はこれからM社の会社説明会。そして夜は、またまたお楽しみの再会がこの大阪の街で予定されている。
ではでは、ホテルの朝食をしっかりとった後、行ってきます!
キャリぷらに、ぷらっと行く日
2013年3月5日 (火曜日)
本日は午後から大阪に行く。
イチバンの目的は、協賛企業M社の会社説明会コーディネート。同社の説明会コーディネートを僕が最初にやりはじめたのが2002年のこの時期だったので、今年で12年目。干支もひと回り。ずいぶん長い間、引き受けさせていただいている。実にありがたいことだ。
M社の説明会は明日の朝イチから大阪の心斎橋にて。なので本日は前泊するわけだが、せっかくの大阪なので、以前から注目しており、見学してみたいと思っていた場所にお邪魔することにした。
それはココ。
株式会社日本キャリアセンターが運営している。
同社のホームページに書いてあることを以下、コピペしてみる。
ここは大阪の街中にあるキャリアセンター。
学生なら誰でも無料で好きなだけ利用できる。
就職活動中の学生はもとより、これから活動することになる1年生や2年生、内定済みの4年生、就職して働いている若手社員、キャリアや就活を支援するキャリアコンサルタントや講師、大学の職員、企業の採用人事、各業界の第一線ではたらく社会人が集い語らう場所。
ここの代表、田辺拓也氏と最初に会ったのは、いまから3年ほど前。それまで所属していた大企業を辞めて独立したばかりの頃だったのだが、やたらに暑苦しい男だったことを覚えている(笑)。でも、一方で、その志の高さや、潔い言動には、清々しい心地よさを感じていた。
田辺さんは、つい先日Fネットの定例会にゲスト参加しており、久々にお会いした。3年前と変わらず暑苦しかった、いや、立派に熱かった。そして正直に言うと、「キャリぷら」のことを誇らしく語っている田辺さんを見ていて、羨ましく、憧れの気持を抱いたのだった。自分もひょっとしたら、こんな場所を作りたかったんではないだろうかと…。
さて、そんなキャリぷら。いったいどんな場所なんだろうか。
楽しみにしながら、行ってきます!