タカノリと再会する日
2013年2月21日 (木曜日)
“タカノリ”というのは、西暦2000年の初夏(正式には翌2001年4月1日)、新卒一期生としてパフに入社してきた男である。当時、群馬県の公立大学の5年生。応援団長だった。
実に愛すべき男で、当時の僕の1日のうちの多くの時間は、タカノリのために捧げられていたように思う(要するに、手を焼かされたということですね、笑)。
この愛すべき男=タカノリは、6年ほど前、某社に人事担当者として転職した。パフの数百倍の規模の会社で全国に支社があるような大企業だ。
転職してからは、ほとんど会う機会がなくなっていた。最後に会ったのは、もう3年ほどまえになるだろうか。
現在タカノリは某社の長野支社にいるのだが、実は本日の夜、久々に会って飲む約束をしている。
日中は長野に本社のある同業の皆さんと勉強会を行なうのだが、その勉強会終了後に落ち合うことにしたのだ。
昨日、タカノリに電話をしたところ、
「ク、クギサキさん、風邪とかひいてないですか?」
「え?いや、ひいてないけど、なんで?」
「お、温泉にでも入りませんか?」
「え、温泉?おまえと?その目的は?」
「い、いや久々にクギサキさんと裸の付き合いというのも良いのではないかと思いまして…。イ、イヤですか?」
と、こんな会話がなされたわけだが、さてさて今夜、どうなりますことやら(笑)。
さて、本日は超寒い。でも、長野は東京とは比較にならないくらい、さらに寒いだろうな。
では、しっかりとマフラーを首に巻いて、行ってきます!
<追記>
タカノリのことを昔、コラムで書いたことがある。いま久々に読んでみたら懐かしくなって泣けてきた。リンクを張っておこうかな。 ⇒ 「釘さんの素晴らしき100の出会い 第128話」
一日があっというまに過ぎる
2013年2月20日 (水曜日)
ぼやぼやしているうちに、2月もあと10日を切ってしまった。今年ももうすぐ六分の1を終えることになる。
うー、早い、早すぎる。
今年の僕の目標は「時間を大切にする」なのだが、今のところぜんぜんダメだ。どうしてこんなにも早く時間が過ぎていくのか…。
子供のころ(特に小学生のころ)って、1日がとても長くって、1日あればいろんなことが出来ていた。
学校に行ったら、5時間の勉強をして(授業の間にはいろんなドラマが起き)、放課後は校庭や空き地で野球や缶蹴りやドッジボールをし、家に帰ったら、風呂に入って、テレビを見ながら晩飯を食べ、ラジオを聞きながら宿題したり、出せもしないラブレターを書いたり、読書に没頭したり…。たった一日の中で、いろんなことができていた。
が、いまは、たいしたインプットもアウトプットもできぬうちに一日が終わってしまう。その一日がどんどん過ぎていく。年を経るごとに感じることなのだ。
今朝は8時から早朝会議。その後、隙間なく来客や打ち合わせ。また気がつけば一日があっというまに終わりそう(汗)。
と、朝っぱらから、少し焦った日記でした。では本日は、少し早めに行ってきます!
110歳折り返しキックオフパーティー?
2013年2月19日 (火曜日)
昨夜は盟友であり、おやじバンドMSPの仲間でもある、マングローブの今野社長の55歳誕生パーティーが、神楽坂のホテルで盛大に開催された。55歳、まさに「ゴー!ゴー!!」である。
「50を過ぎて“お誕生会”でもないだろ」と思う人もいるだろう。僕も(迷惑な50歳ライブをやってしまった自分のことを棚に上げながら)思っていた(笑)。
でも、違うんだよね。今野さんは自分の誕生日を利用して、社員やお客様やパートナーや、いままでの人生でお世話になった大勢の方々に感謝のメッセージを届けるとともに、「これからもずっと一緒に頑張って行きましょう!」というエールを送りたかったんだな。最後まで参加して、そのことがよく伝わってきた。
今野さんご本人は照れ隠しなのか、「自分は110歳まで生きるつもり。だから今日は、その折り返しのキックオフパーティーだよ」と言っていたが(笑)。
パーティーは、今野さんとマングローブ社員たちが精魂込めて作り上げたスゴい内容だった。笑いあり涙ありの2時間半だったのだ。
なかでも感心したのは落語。福々亭今一(ふくふくていいまいち)という名を名乗り、20分以上の噺を披露してくれた。仕事で忙しいなか、よくこれだけ長い落語をマスターできるものだ。本当にスゴイの一言だ。
下にあるのはFacebookにも投稿した写真なのだが、こちらのほうにも転載しておこう。
あれ?そういえばMSPの写真が一枚もないなあ。やっぱり幻のバンドだったんだろうか(笑)。
ともあれ今野さん、55歳おめでとうございました。これからもヨロシクお願いします。そしてなによりマングローブの社員の皆さん、本当にお疲れ様でした。とても楽しかったですよ^^。
さて、本日はもろもろ片づけをしなければ。では、行ってきます!
それでもESや志望動機から逃げてはいけない
2013年2月18日 (月曜日)
企業が採用選考のシーンで、(意味のない)エントリーシートを書かせたり、(応募初期段階なのに)志望動機を言わせたりすることに対して、僕は先日から異論を唱えているわけだが、現実には、これらがすぐになくなることはない。
いくらESや志望動機が無意味だからといって、当面は、学生からしてみれば避けては通れない関門なのである。「私はESを課す企業は受けません」とか「志望動機を聞く企業にはNGを突き付けます」なんてことを言っていたら、応募する企業がなくなってしまう恐れがある。
だから学生諸君は、ESや志望動機に対して、いまは逃げることなく正面から臨まなければならない。企業の採用に関わる者のひとりとして誠に心苦しいのだが……。
そこで、ちょっとだけアドバイス。
ESでは、(質問にもよるが)できる限り自分を主語にして語ること。評論家的な書き方は避けること。抽象的な言葉(「私は積極的な人間です」とか、「私の長所は協調性が高いところです」とか)をできる限り使わないこと。自分のことを、自分の言葉で(考え抜いて)語ってほしい。机やPCのまえでウンウン悩むだけではなく、時間があればESの質問について友達と語りあったり、清書する前に大きな紙に向かってフリーハンドで書き出してみよう。それからマニュアル本は、読んで参考にしてもいいのだけれど、そこに書いてある文例は真似しないこと。自分がなくなってしまうからだ。
応募初期段階で志望動機を聞かれたら(説明会を聞いただけだったり、ホームページを見た程度だったならば)、その会社を応募しようと思った“キッカケ”を正直に話してみるとともに、自分自身の会社選択の基準(「私は自分自身の選択においては○○を大切にしており…だから御社に関心を持ち、説明会にも参加させていただき御社のことをもっと知りたいと思いました」など)をしっかりと説明してみよう。決してその会社の説明(「御社は○○業界のなかでもユニークな存在で、○○に強みを持っていて、×××だからです…」とか)に陥らないこと。自分自身の考えを述べるのであれば、どんな業界のどんな会社であろうと、会社がいちいち変わっても、自分自身を変える必要もなくなる。
こんな感じかなあ。ちょっと分かりにくかったかな。
要するに、ESにしても志望動機にしても、「自分の頭でとことん考え抜いて、判断して、アウトプットする」ことが大事なのだ。会社がESを課したり志望動機を聞くことが道理に合っていないことだったとしても、いまは逃げずに、向き合うことが大事だということ。そして無事、社会人になったら(そしてもし採用の仕事に関わることになったりしたら、その時こそ)おかしな採用システムを会社の中から変えてみてはどうだろうか。
ということを、(あまり多くはないと思うけど)「釘さん日記」読者の学生諸君に伝えたい。
さて、本日は午後から雨らしい。実は本日はギターを抱えていかねばならないところがある。本日はミュージシャンとしての大事な仕事があるのだ。大事なマーチンのギター。濡らさないようにしないとな。
では、ギターを抱えて行ってきます!
志望動機を聞く前に、やるべきことがあるんじゃないの?
2013年2月15日 (金曜日)
先日の日記で、「ES&志望動機撲滅同盟」というタイトルの記事を書いた。
「企業の採用選考から(意味のない)エントリーシートをなくしてほしい」そして「志望動機なんか聞かないでほしい」という、切なる願いを持った2名(曽和さんと僕)が同盟を立ち上げた、という記事である。
とてもたくさんの反響をいただき、この「釘さん日記」史上最高である133個の「いいね!」をいただいた。同じ考えを持っている方々がとても多かったことに、ちょっと安心した。
ところで、日ごろ愛読しているメルマガがある。執筆者は、弥永尚(いやながたかし)さんというコンサルタントの方。以前、某社の人事採用担当者を務めておられ(僕が知り合ったのはこのとき)、その後独立し「合同会社 中小企業のための人材研究所」を設立。現在その代表を務めておられる。
一昨日配信されてきたこのメルマガのコラムに、僕らの主張と同様のことが書かれていた。
ご本人に許可をいただいたので、以下、原文のまま転載する。
■ 代表コラム ━━━━━━━━━━━━━━
「選考早期段階で志望理由は必要ない。」
エン・ジャパン様が先日発表した「2014年度新卒採用 就職・採用活動 1月度調査報告」によると企業のエントリー受付開始率は77.0%で前年より5.4ポイント増加、セミナー開始率、選考開始率ともに前年を上回る結果となったとのこと。前年より企業の動きは早くなっています。
皆様の中にも、エントリーシートや面接等の選考を開始されている企業さまもいらっしゃることと思います。
ところで、選考の際の質問項目の代表的なものとして「志望理由」があります。
しかしこの「志望理由」を中堅/中小企業が選考の早期段階で問うのは全くもってナンセンスです。
人気企業や有名企業ならともかく、中堅/中小企業はもともと応募者の認知度は「ゼロ」です。よって選考早期の段階では企業理解が浅くて当然でしょう。
そのような段階で志望理由と問うたところで、当たり障りのない一般的な理由や取り繕った理由しかでてきません。
それに対して「それだったら別にウチの会社じゃなくてもよいじゃない。」などと評価するのはこの段階では酷というものです。
早期の段階で志望理由を聴かれる学生にとっては「通り一遍のセミナーで話を聞いただけで御社ならではの志望理由を聴かれても困るよな。」というのがホンネ。
「御社を志望しています。」という応募者の言葉を聴いて安心したいならば、こちらが応募者に対して十分理解していただくだけの情報や機会を提供してからの話でしょう。
選考の早期段階では、「我が社はこういう会社です。」、「あなたはどのような方ですか?」という相互理解を深めることに傾注すべきです。
いたずらに「志望理由」を聴くのではなく、応募者の「持ち味」、「価値観」を理解するための質問をするようにしましょう。
— 転載以上 —
僕の日記では乱暴にしか書けていなかったことが、弥永さんのコラムでは、とても丁寧にわかりやすく書かれている。読んでいて思わず嬉しくなった。
ということで、心ある採用担当者のみなさん。(とくに選考の初期段階で)志望動機を聞くのは、そろそろやめにしましょうね。
あ、それからついでにもうひとつ。
「当社は第一志望ですか?」って聞くのも、やめたほうがいい。
純粋な学生に「嘘をつくこと」を強要してるようなものだ。志望順位と「仕事ができる/できない」は一切関係ないし、そんなこと聞くひまがあったら、学生の志望度を上げる努力をしたほうがよっぽど有意義だ。
と、今朝はちょっと毒舌を吐いてしまったかな(苦笑)。
さて、本日は、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の2か月に一度の例会だ。全国のオヤジ社長たちとの久々の情報交換。楽しみなのである。
では朝食後、いつもどおりのウォーキングで行ってきます!
昼も学生、夜も学生
2013年2月14日 (木曜日)
昨日は某大学の合同説明会が有楽町の国際フォーラムで開催されていた。
200社以上の企業が出展する大規模なもの。パフが加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」(Fネット)もブースを出させていただいた。地元へのUターン就職を考えている学生の相談に乗るのが主な役目だ。
僕もFネットの幹事のひとりとして、ブースで学生の相談相手になった。相談に乗っているうちになんだか仲良くなって下のような記念写真をとったり。
※右から2番目の学生(長崎へのUターン希望者)はまだ2年生。この写真を自分のFacebookのプロフィール写真として使うんだって^^
そして夜は、APU(立命館アジア太平洋大学)、山口大学、大阪大学の学生(すべて野郎ども)との懇談会。総合商社や人材業界への就職を考えているとのことだったので、業界の真実をいろいろと説明したり、質問や相談を受けたり。
場所は有楽町ガード下のもつ焼き屋。創業53年だとのこと(ということは僕と同い年。昭和35年創業)で、70歳くらいのオヤジとオバサン二人でやってる昭和30年代そのものの雰囲気の店だった。
写真を撮ろうと思ったんだけど、バッテリーが切れてしまっており断念。残念!
最近は少人数の学生と近い距離で対話する機会が少なくなってたんだけど、こういう日があるのは(自分にとって)とても良いこと。いまの学生とは、すでに親子の年齢差になってしまっているんだけど、話をしているうちにどんどん年齢差が埋まっていくようでもあり、楽しいものだ。
さて、ところで本日は夜、大事なお仕事が控えている。
あ、始業前にその準備をしなければいけなかったんだ。
では、中途半端な日記になったけど、あわてて行ってきます!
おニューのパソコン
2013年2月13日 (水曜日)
すっかり報告が遅くなってしまったが(報告の義務があるわけじゃないんだけど笑)、ついに自宅用のパソコンを買い替えた。
一年ほど前から調子が悪かったのだが、だましだまし延命措置を図っていた。
が、最近なんの前触れもなくシャットダウンしたり、固まったりで、毎朝の日記を書くのにも支障が出ていた(たいした支障じゃない?苦笑)。
ということで、先週末の土曜日。ビックカメラ有楽町店で買ったパソコンがこれ。
僕がパソコンを本格的に使い始めたのは1984年。いまから29年前のパソコン黎明期。コンピュータ関係の仕事をしていたので、平均的な日本人よりもずいぶん前から使用していた。
いままで使ってきたパソコンは、ソード、NEC、富士通、YHP(横河ヒューレットパッカード)、コンパック、SHARP、SONY、IBM、DELL、そして先週まで自宅で使っていたのがパナソニックのLet’sNote。いろんなメーカーのパソコンを使ってきたのだが、不思議なことに東芝のパソコンを使ったことはいままで一度もなかった(そういえばソードを買収したのは東芝だったな…)。
今回この機種(東芝Dynabook)にしたのには訳がある。いや、そんなにたいした理由ではない(笑)。
先日、マラソンライバルでもある名大社の山田社長が、パソコンを買い替えたという記事を、ご自身のブログに書いていた。
それを読んだ僕は、負けてはならじと、山田さんが買ったのとまったく同じ機種を買うことにしたのだ。
ただそれだけの理由。まるで隣の子と同じオモチャを欲しがる子供みたい。主体性も何もあったもんじゃない(笑)。
まだまだ使い慣れず、キーボードタイピングも間違ってばかりなのだが、処理スピードが速いのがいい。パワポもエクセルもワードもすぐに開く。
軽量で、薄さもタブレット並み。カバンに入れても気にならない。
いままでのLet’sNoteは6年くらい使ったのだが、このDynabookも少なくとも5年は使うことにしなきゃね。
さて、本日は有楽町の国際フォーラムで、某大学の合同企業説明会が開催される。僕はなぜか出展企業のひとつとして参加する。
空いた時間は、このDynabookで仕事をするのだ。
では、Dynabookをカバンに詰めて、朝ごはんを食べて、そろそろ行ってきます!