パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

深夜の報告に安堵した日

2011年3月15日 (火曜日)

僕の大学時代の先輩Hさん(僕が1年生のときの3年生)は、気仙沼市の出身。大学卒業後、海のすぐそばの実家に戻り、家業を継いでいた。

僕は、震災の日以降、気仙沼の惨状がテレビに映し出される度に先輩のことばかり考えていた。H先輩と極親しい関係にあった別の先輩や後輩たちが何度も連絡をとっていたのだが、ご自宅はもちろん、ご本人の携帯電話につながることはなかった。僕はそのことを聞き、(もちろん口には出せなかったが)なかば諦めかけていた。

ところが昨夜(深夜11時過ぎ)、ひとりの後輩がダメ元でHさんの携帯に電話を入れてみた。すると、なんとそのHさんご本人が電話に出たとのこと。ご無事だったのだ。よかった……。

H先輩は、まさに震災の日に東京に来ており、間一髪、難を逃れたのだという。

しかし、あまりのショックで外部との接触を一切断っていたらしい。地元にいるご家族や周囲の人のことを思えば当然のことだろう。僕等が安易に想像することのできない(想像することさえ失礼かもしれない)複雑な心境であったのだろう。

H先輩は、田舎者の僕が都会に馴染めずにいるときに、(同じ田舎者として)毎晩のように下宿に招いてくださり、話し相手になってくれた方である。卒業後、1、2回お会いしただけで、もう30年近くご無沙汰しているのだが、こういうときこそ、31年前にいただいたご恩をお返ししたい。

ともかくも、ご無事でよかった。生きてさえいれば何とかなる。希望を持とう!!

未曾有の大災害、大惨事に遭遇し、どうしたらいいか分からない人も多いと思う。僕も自分自身の非力さを歯がゆく思う。

しかし、こんなときこそ、センチメンタルに浸ったり、過剰反応して余計なことをするのは、よろしくない。

特別な役割を任じられた人や、公的な力を持った人(多くの人に与える影響力や専門能力を持った人を含む)を除いては、粛々と、自分自身の日常の仕事を100%実行することが一番であると思う。そしてその仕事は、いま困っている人たちに配慮する必要があるものかどうか。ちょっと工夫することで、困っている人たちの役にたつことはないかどうか。そんなことを考えながらの仕事であれば申し分ない。

ちなみに僕は、きょうは(家の必需品の買いだしの3時間以外は)終日自宅にいて、テレビのニュースを聴きながら、TwitterのTLを眺め、有用な情報をリツィートしていた。知り合いから得た安否情報、現地情報なども、知人への共有のためにツィートした。あと、よろしくない(と思われる)著名人のツィートに牽制球を投げたりした。

以下、僕のツィートを(リツィート含め)集めたものである。よかったらご覧ください。

http://twilog.org/kugisaki/date-110313/asc

さて、では目の前の仕事をするために、これからきちんと睡眠をとって出社することにしましょう!

 

 

弊社お取引先、並びに従業員のご家族の皆さまへ

本日の地震による弊社の被害はほとんどございませんでした。外出中の社員含め、全従業員の無事も確認できております。

サーバー他、社内システムにも異常はなく、業務上の支障も現在のところ、まったくございませんので、どうぞご安心ください。

しかし、お取引先の皆様の中でまだ連絡が取れていない方々もいらっしゃいます(特に東北地方の皆様)。

被害に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げますとともに、まだ確認が取れていない皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

株式会社パフ 代表取締役社長 釘崎清秀

昨日は(昨日の日記にも書いたとおり)早朝の新幹線に乗り込み名古屋へ。

朝9時に名古屋ルーセントタワーの会議室に到着。僕がファシリテーターとしてお手伝いしているM社の説明会ダブルヘッダー(午前1回、午後1回)の開始だ。

あいかわらず高い出席率。午前(理系)、午後(文系)とも、95%の出席率達成だ。東京、大阪、福岡で開催した説明会も95%の出席率だった。深く関わっている会社の説明会が、こうやってうまく運んでいるのは本当に嬉しい。

午前の説明会が終わった後、M社の皆さんと味噌煮込みうどんを食べに行った。実は朝から食べたかったのだ。名古屋出張のひとつの楽しみだったのだ。

そしてもうひとつの楽しみが夜だった。

午後の説明会が終わって、僕はM社の皆さんとは別行動。名古屋の同業者、名大社さん の本社オフィスに伺った。

「名古屋の就職情報会社といえば名大社」というくらいに、昔からの同業者にとっては有名な会社。この名大社の山田社長と情報交換を行うために伺ったのだ。

最初はオフィスで情報交換。そしてその後、実はいちばん楽しみにしていた「世界の山ちゃん」へ移動した。

いやー、食べたな、手羽先。ふたりで6人前!

情報交換の中身も充実。

味覚的にも、胃袋的にも、情報的にも、情緒的にも、大満足な名古屋出張であったのだ。

さて、気がつけば本日は金曜日。胃袋にはまだ手羽先が残っているような……。週末はランニングをして、溜まったカロリーを消化しないとマズイかも(苦笑)。

では、そろそろ行って来ます!

いま名古屋に向かう新幹線(のぞみ)の車中でこの日記を書いている。
この季節、僕もお客様の会社説明会のお手伝いに駆り出されることが多く(というか、自ら望んでそうしているのだが)、地方への出張の機会がたくさんある。

時節柄、宿泊する余裕が(金銭的にも時間的にも)あまりないので、始発や終電で間に合う場合は、地方出張であっても日帰りのことが多い。

そんなとき、恵まれているなあと思うのが、僕の自宅や会社が、東京駅や羽田空港に近いロケーションにあることだ。

僕の自宅から東京駅まで(タクシーを使えば)約10分。羽田空港まで(浜松町経由で)約40分なのだ。会社からだとさらに近い。始発の新幹線(東京駅朝6時発)であっても、朝5時に起きれば十分なので、普段の起床時間とさほど変わらず、あまり苦にならないのだ。

かといって僕は、都心のすごいところに住んでいるわけでもない。下町の路地を抜けた、もんじゃ焼きの匂いが漂う低層マンションが僕の自宅だ。しかもマンションの相場が落ち込んでいたとき、さらに大幅な値引きをしてもらったうえで購入した。20代の普通の会社員でも十分に手の届くようなところだ。

職住接近。駅傍。若い人には特におススメだと思う。

でも、もう少しして第一線から退けるようになったら、ちょっと田舎に引っ込んで、トマトやキュウリや茄子や大根やトウモロコシなどを栽培できるような、畑のある家に住みたいなあと最近では思う。犬や猫を飼って一緒に遊べるような一軒家。大音量でカラオケをやっても苦情が来ないような(隣の家まで50メートルくらいあるような)一軒家。なかなか素敵だな。

と、新幹線の中で妄想を繰り広げてしまった。

さて、本日のお昼は味噌煮込みうどんかな。そして夜は手羽先だろうか……。新幹線の最終に間に合うようにして帰りましょう。

窓の外は快晴。そろそろ富士山も見えるころかな。

では、名古屋に行ってきます!!

風邪の侵攻から身を守る日

2011年3月9日 (水曜日)

昨日は朝からのどが痛く、耳の下(頸動脈付近)にもイヤ~な痛みがあった。扁桃炎の初期症状である。

扁桃炎といえば、昨年もこの時期(もう少し早い時期だったかな)に罹ってしまい、40度の発熱で3日間寝込んでいたことがある。あのときは本当に辛かった。

思い返すと昨年は、この扁桃炎を手始めに、足指の骨折⇒胃腸炎⇒尿管結石(あまり大っぴらにしなかたけど実は再発していた)と、病気や怪我に悩まされた1年だった。

今年は幸い、風邪をひきかけたことはあったものの、まだ何の体調不良にも陥っていない。昨年の秋からランニングを開始したのも良かったのかもしれない(最近はサボりがちだけど)。

それだけに、昨日の朝からの症状には緊張が走った。

なんとか初期の段階で、追い払わなければ。

ということで昨日は、(うがい薬をつかっての)うがいを入念にし、水分を多めに摂取し、睡眠をきちっととった。

で、今朝は幸い、のどの痛みが和らいでいる。耳の下の痛みも昨日ほどではない。

よし。ここが肝心。なんとしてでも風邪(扁桃炎)を追い払うぞ!

ということで、しっかり朝食もとったうえで、本日も行って来ます。

昨日は朝から冷たい雨。そして、ほどなくすると雪。寒い一日だった。

日中は寒かったのだが、夜は熱い時間が続いた。

場所は中目黒。渋谷から東横線で二つ目の駅だ。

山手通りから、暗くて人通りの少ない道に入って約5分。ここに昨夜の秘密会議の場所があった。

集まったのは、知る人ぞ知る幻のオヤジバンドMSPのメンバーたち。僕を入れて3名のオヤジたちだ。

何の秘密会議か?

ここで明かしてしまうと秘密でもなんでもなくなってしまうのだが(笑)。

ともあれ日記読者の皆様には、5月14日(土)の午後は空けておいてもらいたい。場所は、オヤジにもっとも似合わぬ街、原宿。

この原宿で、5月14日、何かが起きる。

昨夜の秘密会議で、すべての段取りが決まった。みるみる決まった。実にスピーディー。しかもエレガント。

先着80名。

詳しい内容は、そう遠くないうちに明らかにしようと思う。

どうぞお楽しみに!