パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

きょうは、たくさんの出会いと話題と再会があった。いやあ、もったいない。きょうだけで3日分くらいの日記ネタがあるんだけど、長くなりすぎて紹介できない。

ということで、きょうは書くのをやめよう。

 

 

・・・と、思ったのだが、非難の嵐が吹きすさぶことが容易に想像できるので、主なものだけご紹介する(苦笑)。

 

約7年ぶりに、かつての協賛企業の人事担当者(現、某社の人事部長)Kさんにお会いした。最初にKさんにお会いしたのは、いまから17年ほど前。僕が前職時代、バリバリの人事システムの企画営業マンだったころ だ。そのときKさんは、某一流外資系ホテルの人事マネジャー。このホテルのシステム導入担当者だった。

そして僕が起業するのと同じくらいのタイミングで、Kさんも某外資系化粧品会社に転職。ここでもパフの協賛企業となっていただき、結構な受注額の仕事をいただいていた。現在ではパフの主力事業のひとつに育っている、採用業務の設計やアウトソーシングを請け負わせていただいていた。

当時の僕は、自分で業務設計し、自分でパソコン操作をし、自分でハガキのデザインをし、自分で台車をゴロゴロ押して、郵便局に大量の郵便物を持ち込んだりしていた。今の社員には信じられない光景だろうな(笑)。でも当時は、Kさんがこういった仕事を発注してくださったおかげで、パフはなんとか食いつなぐことが出来たのだ。感謝である。

そんなKさんは、7年前異動(転勤)となり、以来、音信が途絶えていたのだが、つい先日、突然連絡をいただいた。

Kさんは、大手町の立派なビルにある会社に転職しており、本日は、このビルの地下でランチミーティングを行ったのだった。いやあ、懐かしかった

 

そして帰社後、来客2連荘。B社より取材。G社より提携の打診。両社とも、とっても中身の濃い内容なので、やっぱり書けないな。

さらにその後、恒例、うまれよ塾。こちらも、いつもながらの情熱系就職講座だった。我ながら良いことやってるよなあ、と、自画自賛をしてしまう。

 

時間さえあれば(眠くさえなければ)、もっと詳しく書きたいことがあるんだけど、最近どうも寝不足気味なので、やっぱりきょうは、ここまで!!

春の嵐だった日

2008年4月8日 (火曜日)

いやはや、本日の風雨にはマイッタ。徒歩通勤の僕なのだが、さすがに本日は、勝鬨橋(隅田川にかかる、勝どきと築地を繋ぐ大きく長い橋。目の前はもう東京湾で、穏やかな日でも、海からの風が強い)を歩いて渡るのに躊躇した。

結局、途中でバスに乗って出社したのだが、それでも全身ずぶ濡れ状態で会社に到着した。

こんな日に限って、外出の用事がある。

朝の会議後、9時過ぎに会社を出る。外はさらに風雨が強まっていた。お客様のところに着いたときには、ズボンがヨレヨレで情けない姿だった。

最近よく、スーツ姿でシャワーを浴びているCMを見かけるが、あのようなスーツ(シャワークリーンスーツっていうらしい)を着ていれば、こんな日でも平気なのだろうか??

ま、なんにしても、傘を差してもずぶ濡れになってしまうような雨は、こりごりですな。

先日行なわれた同業の社長Sさんの結婚披露宴で、同じテーブルに座っていた同業(主に教育・研修・採用コンサル関係)のA社の社長、Iさんが、パフを訪ねてくださった。

3年前に起業したばかりのIさんは、まだ30代の好青年。

しかも、業績はすでに軌道に乗っており、自社の新卒採用も積極的に行っているという。取引先も、おおっとビックリするような大企業もいる。

理念がいい。

「人と組織に熱き想いを」

さらに、コンセプトがいい。

「人とモノゴトと自分に正面から向き合い、一生懸命を続けることで分かる事がある」

昭和世代の僕には、このような言葉が、ビンビンに響く。

 

I社長が、

「クギサキさん、ブログ拝見させていただきました。毎日書くってすごいことですよね」

と、感心してくださった。かなり昔の日記まで読んでくださっていた。僕が忘れていたようなエピソードまで言われたのでビックリした。

すかさず僕は、

「 (毎日書けるのは)カッコいいことを書こうと思わないからですよ。いっつも社員からダメだしされてますが、気にせず、気取らず、 『本棚を組み立てた』とか、 『映画をみた』とか、日常のことを肩の力を抜きながら書いてます。じゃないと続かないですからね(苦笑)」

と答えた。が、「すごい」と言われて、まんざら悪い気はしなかった(笑)。

それにしてもこの業界は狭い。ちょっと話しただけなのに、共通の知り合いが、わんさか出てきた。

「この業界にいると悪いことはできませんよねえ」と、笑いながら話した。

Iさん、これをご縁に、ぜひまたコラボの話をいたしましょうね♪

本棚を組み立てた日

2008年4月6日 (日曜日)

僕の月島の自宅の部屋は、ものの見事に狭い部屋だ。四畳半もない洋室に、机と本棚とタンスと布団とがぎっしり詰め込まれている。

本棚には、僕の本以外にも、娘の小学生時代からの(捨てると怒られてしまう)ポケモンを始めとする漫画本もギッシリ詰め込まれている。さらに、DVDやCDも、ここ数年で溜まりにたまってきた。もはや、この狭い部屋のキャパシティの限界を迎えつつある。

そこで、本日一念発起。豊洲のホームセンターに出かけ、組み立て式の本棚を買うことにした。いまある本棚の上には空間がまだ余っているので、ここに積み重ねようと企んだ。

あったあった。幅1.5メートル、高さ1メートル程度の、比較的大きな組み立て式の本棚。これなら書籍、雑誌、DVD、CD、小物の数々まで収納できそうだ。しかも、値段は大特価で4,500円ぽっきり。こりゃ買わない手はない。即決で買って、タクシーに積み込んで帰った。

それからが、さあたいへん。

店で見たときは、立派な本棚だったのだが、目の前にあるのは、無味乾燥な材木とベニヤ板とネジの山。説明書とドライバーとトンカチとボンドを片手に、悪戦苦闘が始まった。

取り掛かってから3時間。やあぁぁぁぁっと完成した。思ったより時間がかかってしまった。途中、順番を間違えたり、取り付けの方向を間違えたりで、相当に困難を極めたが、それでも、どうにかこうにか、満足できる仕上がりとなった。

しかし、そこからも、たいへんだった。

部屋を片付け、いまある本棚の上に新しい本棚を載せ、地震対策のために釘を打ち付け、本を引越しさせ、掃除機をかけ、雑巾がけの総仕上げ。すべてが落ち着いたのは、すでに夜の9時過ぎ。おかげで大河ドラマの篤姫を見損ねてしまった(苦笑)。

  

Photo

 でも、いまこうやって完成した本棚と、(前に比べれば)すっきりした我が部屋を眺めていると、なんともいえぬ充実感がある。

たまには、こういう肉体労働もいいものですね。

僕の行きつけの床屋は、港区三田にある。会社(パフ)を立ちあげる前から通っているので、もう10年以上になる。この床屋のオヤジさん(60代半ばくらいかな)は、ちょっとした芸術家でもある。油絵や水彩画を書いては展覧会に出品し、上野の美術館にもよく飾られたりしている。

このオヤジさん、朝の出勤途中でも、スケッチブックを自転車の荷台に括りつけて都内を散策し、目にとまった風景をささっとスケッチしているらしい。

きょう頭を刈ってもらいながら、 「いやあ、きょうはいい天気だよねぇ。クギサキさん、赤坂サカスもういった?きっと桜もまだ咲いてると思うし、行ってみなよ。歩いて行くのも、きょうなんかは気持ちよくていいかもよ」と言われ、その気になった。

床屋を出たのが12時過ぎ。それからまるまる3時間、三田、赤羽橋、東麻布、飯倉、神谷町、六本木、赤坂を徒歩で歩き回った。

以下、要所、要所で写真を何点か撮ったのでアップしておこう。Photo Photo_2

Photo_3 Photo_4 Photo_5 Photo_6 2 Photo_7 Photo_8 Photo_9

 

 

 

 

さて、これらの写真を見て、何かを感じないだろうか……。

東麻布から神谷町に向かうところに、大手ディベロッパーに地上げされた古い民家やアパートがたくさんあった。

「立入厳禁。巡回警備実施中」 という看板が、玄関に貼られており、周辺は草ぼうぼうで、猫が寂しく佇んでいた。

もうすぐ壊される運命の古い建物群。再開発によって賑わいを見せる街。東京のウラとオモテ、新・旧の顔だ。

港区三田から赤坂まで。ぶらぶらと時代の空気を感じながら歩いた休日の昼下がりであった。

夕方、ニューヨークに本社のある人材紹介会社I社の社員の方が2名、来訪された。この会社の社長とは、かれこれ5年前からの付き合いで、社長が日本に来られるときは、必ずお会いしている。

会うたびに、 「そろそろ真面目に、提携ビジネスを考えましょう」という話になるのだが、その後の飲み屋で盛り上がりすぎるために、ぜんぜん現実性のない話になって、毎度お流れになっていた。

お互い、こりゃいかんと思っており、昨年の秋にお会いしたときに、 「来年こそは」という話になった。

今回ばかりは、ずいぶんと現実味がある。というのも、東京事務所に常駐の社員SAさん が送り込まれてきたからである。このSAさんは、日本の大学を出たあといったん民間企業に就職するも、その後すぐアメリカの大学に入り修士課程まで修めた人だ。

それと今回は、社長の特命で、シンシナティから同様に日本人社員SIさん がやってきた。

パフに来訪してくださったのは、このSAさんとSIさん である。

夕方4時から二時間、みっちりと真面目な打ち合わせを行った。こっちも僕ではなく、イトーを打ち合わせ担当として置いた。

社長同士の打ち合わせとは違い、地に足のついた、なかなか現実味のある打ち合わせとなった。さすがである。

 

打ち合わせが終わった後、このI社のお二人の社員を、近くにある和食屋さんにお連れした。特にSIさんは、4年ぶりの日本とのことで、和食を楽しみにしておられたという。

最近、パフの内定を受諾した外語大のTも連れて行った。Tは、アメリカに留学していた経験もあり、I社とのコラボレーションを進めるなかで、ちょこまかと動いてもらう可能性が大きいからだ。

「おいT、ちょっとシンシナティまで行ってきてくれ!」なーんていう指示を飛ばせたら、カッコいいかな(笑)。

さてさて。今回の話は、どういうふうに発展するか。5年越しのコラボ話。そろそろ実現に向かわせたいものだ。

昨年の10周年式典のときに披露した演劇の脚本によると、僕は10年後、歌手デビューすることになっている。

所属レコード会社は、キングレコード。

Photo きょうの昼休み、築地の一角を歩いていたら、なんとこのキングレコードの看板をみつけた。築地と新富町の中間にある、昔の風情がたっぷり残る通り。ふるーいビルにこの看板はある。

この看板をながめていたら、「おいでおいで、待ってるよ~」と言われているかのようだった。

それにしても、なんでこんなところに、キングレコードの看板があるのだろう???