電車はつらいよ
2012年2月8日 (水曜日)
昨日の朝はすごい雨。いつもは30分かけて会社まで歩いている僕だが、さすがに昨日は途中で方向転換し、地下鉄の駅に向かった。
僕が住んでいる月島から会社のある茅場町までは、地下鉄を乗り継いで行く。
・月島~門前仲町(都営地下鉄大江戸線)
・門前仲町~茅場町(東京メトロ東西線)
大江戸線も東西線も、それぞれひと駅だけの乗車。楽チンだと思われそうだが、やはり世の中甘くはない。大江戸線はさほどではないのだが、東西線は超殺人的な混み具合だった。
ほんの1メートル先の出口扉まで、人をかきわけないと辿りつけない。扉付近の乗客など、出口を塞いでいるのは明らかなのに、どこうとさえしない。こちらが「スミマセン、降ります、降ります!!」と叫びながら扉に近づいてはじめて出口を空けてくれる(>_<)。マスクの着用率はおよそ70%。そりゃあ、あの車内の密接具合では、インフルエンザにも感染しやすいよね。
いやあ毎朝、超満員の通勤電車に揺られながら仕事場に向かうニッポンのお父さん、お兄さん、お姉さんたちに、「あっぱれ」をあげたい。あの満員電車の環境に耐えるってスゴイことだ。
さて、本日は早朝経営会議。日中は営業同行。夜は、気の合うオヤジたちの会合が浅草方面で開催される。
ちょいと寝不足だけど、元気を出して行ってきます!電車には乗らない!
LinkedInの招待メールが迷惑メールに化してしまった
2012年2月7日 (火曜日)
昨年の秋、鳴り物入りで日本上陸を果たした米国発のSNS、LinkedIn。ビジネスに特化したサービスを特徴としているらしく、アメリカでは特に企業のキャリア採用(個人からみれば転職活動)に広く利用されているという。
さて、どんなものか。人材業界に身を置くものとしては知っておく必要がある。と、いうことで、先日、僕も登録してみた。
まだ日本語環境に移植されたばかりということもあり、画面が分かりづらい。画面遷移も、なんだか違和感がある。
登録作業中、急な割り込みが入ったこともあり、画面に表示されている説明文章を十分に確認することもなく、承諾のボタンを押してしまった。「次へ」「次へ」とボタンを押し進めていった。
気がつけば、GmailやFacebookからメールを送信したことのある知り合いに、招待メールが配信されてしまったようだ。
「やっちゃった!」と思いつつも、少なからずメールをお送りしたことのある知人の皆さんだったので、心の中で、「ま、いっか。ゴメンナサイ!」とささやいただけだった。
ところが、どうやらその方々にそれ以降、毎日のようにメールが再送され続けているらしいのだ。
昨日の夕方、友人が、「これはいったい何ですかね?」と問い合わせてくれたおかげで発覚した。
確認したところ、こんな感じのメールだ。
—
| |
|
—
調べてみるとこのメール、受取者が「釘崎清秀さんからのリクエスト」を受け入れるまで、何回も何回も再送されるようなのだ。
おいおいおい、なんじゃ、そりゃ!
そんな何回も再送してくれなんてLinkedInに頼んだ覚えはないし、そもそも知人のメールアドレスを勝手に何回も使用するとはなんたることか(ひょっとしたら、無造作に承認してしまった規約にそのことが書かれていたのかもしれないが…)。これじゃ、まるでSPAMメールではないか。
アメリカではどうだか知らないが、このやり方は、日本の礼儀を重んずる文化には馴染まないのではないかな?
会員数を急いで伸ばそうと、LinkedInが焦って再送頻度を高めているのかもしれないが、これでは逆効果。そのうち大きなクレームに繋がりそうな気がする。
設定画面でメール配信を止める個所を見つけようと思ったが見つからず、サポート窓口に再送メールをストップするよう依頼してみたが、果たして対応してくれるかどうか。すでに、僕の「つながりリクエスト」を受け入れてくださっている方々も50名以上いるようなので、いまさら登録したアカウントを削除するわけにもいかず……。
いやあマイッタな。
これからの世の中、こういう傲慢なシステムやサービスが増えていくのだろうか。
タイムリーなことに、今週の日経ビジネスの特集は、「忍びよるSNS疲れ」というものだった。
はい、釘さん、早速疲れました(苦笑)。
まあ、冗談はともかく、SNSなどのツールはあくまで使うもの。まちがっても支配されたり、脅迫されたりしてはいけない。
SNSの開発を行う“グローバルIT企業”にも、その国々の文化にあわせた配慮を求めたい。唯我独尊のサービスではダメなのですよ。
さて、本日は社内でずっと書きものと面談と調べものだ。束の間の休肝日でもある。
外は雨が降ってるのかな?
では少し早めに行ってきます!
マラソン出場一周年記念なのだ
2012年2月6日 (月曜日)
僕が生まれて初めてハーフマラソンを走ったのが、ちょうど一年前。2011年2月6日に開催された神奈川マラソン。
完走できるかどうか、制限時間内に走れるかどうか、不安いっぱいのなか出場した大会だった。
結果的に制限時間ギリギリの2時間29分で(途中歩いてしまったけど)完走。いままで味わったことのない充実感と下半身の痛みに襲われたものだ。
続いて二回目が、昨年の11月13日に出場した、いびがわマラソン(ハーフの部)。
ここでは2時間24分を記録。わずか5分だが、神奈川マラソンの記録を更新することが出来た。完走後に飲んだビールの味がいまだに忘れられない。
そして三回目のマラソンとして参加を決めているのが、三ヶ月後の5月20日に開催される高橋尚子杯ぎふ清流マラソン。ここで狙っているタイムが2時間15分。さらに今年の11月。昨年に引き続き、いびがわマラソンに出場し、2時間切りを目指そうともくろんでいる。僕のもっかのプライベート人生におけるイチバンの目標なのだ。
子供のころから走ることが大の苦手だった僕が、マラソンに出場するなど考えられなかったことだ。中学時代の友人に話すと決まって、「え?おまえが!?信じられん…」と、お化けにでも遭遇したかのような反応をされる。
でも、たしかにいま、こうやって走っている。しかも50歳を過ぎてから走り始めたのである。我ながら不思議なことだ。
ところで昨日、大分県で、別府大分毎日マラソン(別大マラソン)が開催されていた。大分出身の僕にとって、子供のころから馴染みのある大会だ。おまけに僕の母校(大分舞鶴高校)のすぐ隣がゴール地点。懐かしい風景だなあと思いながらテレビで観戦していた。
この大会には、タレントの猫ひろしも出場していた。彼はカンボジア国籍を取得してまでロンドン五輪への出場権を獲得しようとしている。なんでも、この別大マラソンでの記録がカギを握っていたらしい。
猫ひろしが初めてフルマラソンを走ったのはまだ4年前のこと。そのときのタイムは3時間48分台。しかし、昨日の別大マラソンでは、なんと2時間30分台を記録した。わずか4年間で、1時間18分もの記録を縮めたのだ。驚異的である。これで、ほんとうにロンドン五輪に出場できるかもしれない。
猫ひろしは、なぜそこまで頑張れるのか。
まったくの私見だが、僕はこう考える。
実力よりも、運や事務所の力や人間関係など、自分ではコントロールできない事柄に左右されがちなタレント業。いくら自分が頑張ったとしても人気が出るとは限らない。しかしマラソンは、頑張れば頑張っただけ、タイムになって跳ね返ってくる。練習をサボったらタイムは悪くなり、きつい練習を重ねれば(あるレベルまでは)記録が伸びていく。
それが、猫ひろしにはたまらなく嬉しいのではないだろうか。
いや、猫ひろしだけではない。僕も含む多くの普通の市民が、しんどい思いをしながらマラソンを走るのは、そういう理由が少なからずあるからではないだろうか。
走るたびに、ちょっとずつちょっとずつ(三歩進んで二歩さがるペースだが)記録が伸びていくのは、嬉しいものなのだ。
仕事の世界もマラソンに似たところがある。
頑張って勉強をし努力していれば、少しずつ少しずつ実力がついてくる。
成果を出すには運も必要だと思われるかもしれないが、ほとんどの運は、自分の努力が(あるいは努力している姿を目にした周囲の人が)運んでくれるものだ。
まあ、そんなわけで(どんなわけだ?)、コンスタントにこれからも走り続けることにしよう^^。
まずは5月20日。めざせ2時間15分なのだ!
コネも実力のうち
2012年2月3日 (金曜日)
昨日は、岩波書店の2013年定期採用の応募条件が方々で話題になっていたようだ。
同社のホームページを見ると、次のように記載されている。
「2013年度の社員採用は一般公募ではなく、岩波書店著者もしくは岩波書店社員の紹介を応募条件として行います」
なかなか斬新である。うまい!と思った。
いや、実は大昔からあった採用手法(手法というほどのものでもないか)だし、中小零細企業ではむしろ一般的だろう。
これを読んで、学生諸君はどう感じるだろうか。
「不公平だ!キーっ」となるだろうか。「あーあ、自分はもう駄目かな」と諦めたくなるだろうか。(親戚に著者や社員がいる学生は)「やった!ラッキー♪」と安心するだろうか。
僕が思うに、上の学生は全部まとめて「お呼びじゃないよ」となりそうだ。
コネ(人との縁)というのは、待っていてもできるものではない。
いや、もちろん偶然できる(労せずできる)コネもあるのだが、同社が欲しいのは、上のような応募条件を自らの知恵と工夫と行動でクリアできる人材なんじゃないかな。
少なくとも、コネがないからと諦めたり、不公平だと相手を恨んだり、他人を妬んだりする人は、ハナっから同社で活躍できる人材ではないんだろうなと思う。
なんにしても、こういう応募条件を公言する(世の中に影響を与えることのできる)会社が出てくることはいいことだ。
建前だけ立派なことを言ったり、裏でコソコソするより、むしろ正義があって清々しい。
そういえば、パフの昔の(社員が誰もおらず僕が一人で採用担当者をやっていたころ)の応募条件も我ながらナイスだった。
たくさんあったのだが、記憶にあるのは次の4つかな。
・1を聞いたら、10を理解し、100の行動に展開できる人
・内定したら、翌日から週3日以上(日給5千円で)働くことのできる人
・会社が潰れたとしても、一人で生きていける人
・目的を達成させるためには、徹夜してでも頑張り抜ける人
もう少し表現は上手だったかもしれないけど、こんなことを掲げて募集していたのだ。
しかも膨大で難しいレポート(たとえばパフの事業計画書など)の提出を求めたりもしていた。
さすがに応募人数は少なかったものの、この条件で入社した連中がいたからこそ、いまのパフがある。
会社の応募条件って、そのときどきの会社の考え方や状況が反映されていて(あるいはそんなものが全然みえない会社もあって)面白い。
さて、本日も寒い。いや、超寒い。
気がつけばもう金曜日。では、そろそろ行ってきます!
会社のなかに本当の脚本家がいたのだ
2012年2月2日 (木曜日)
昨夜は18時半から、全社員集合したうえでの月に一度のキックオフ会議。各チームが、前月の進捗や成果と今月の計画を報告し合う。出向者も会社に戻ってきて近況の報告をする。
そして20時からは、軽食をつまんでの懇親会。
今回は、アウトソーシング業務を推進してくださっているパート/アルバイトの皆さんも合流してくれた。
そこで大発見。
今年からあらたに仲間として加わってくれたパートのM子さんの本職は、実は脚本家だったのだ。しかも、以前は自ら演劇の役者もやっていたという。さらに、演劇のジャンルはミュージカルだったという。
いやー、すごね、パフ&マジドラ。多彩&異能の士が集う場となっている。頼もしい。
これで今年の寸劇も安泰だ(笑)。
他にも、実はすごい新しいスタッフたちが、最近集ってきているので、じわじわと紹介していくかな。
さて、本日も打ち合わせ&会議&面談がいろいろ。それにしても今朝は寒い。凍え死なないように気をつけながら行ってきます!
2月が始まる日
2012年2月1日 (水曜日)
さて、2月がスタートする。
本日はこのあと8時から経営会議。その後も、面談(半年に1回の全社員面談が昨日から始まっているのだ)、来客、打ち合わせなどが続き、夜は2月度のキックオフミーティングである。
毎年のことであるが、1月は営業成績だけで見ると正月ボケの名残なのかエンジンがかかりきっていなかった。
でも2月はそんなことではダメ。1月の凹みを挽回していかなきゃね。
ということで、本日は短めに。
あいかわらず寒いけど、朝食をしっかりとって行ってきます!