パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

昨日の夕刊によると、政府の要請(新卒採用時期を後ろ倒ししなさい、という企業への圧力)は、明日19日、各経済団体の首脳に、安倍首相から直接申し入れられるとのこと。結局は「2016年採用からの規制」ということになりそうだ。

「学生に動揺を与えないか、中小企業の採用にどのような影響が生じるかなども考えて検討すべきである。倫理憲章は自主的な取り決めなので、多くの企業が賛同できる内容でなければならない。」

という正式なコメントを経団連ホームページに出している米倉会長は、果たしてどのような対応をするのか。新聞には、「経団連の容認は確定」したかのように書かれているが、企業(とくに最も迷惑を被ると思われる中小企業)、大学関係者(教員だけではなく就職指導にあたっている職員たち)、そしていちばんの当事者である学生の意見を、偏ることなくきちんと聞いたうえで、良識ある判断をしていただきたい。

 

ところで、新卒採用関連業界では、そろそろ来期に向けての仕込みが開始される時期となった。

我々パフグループも、6月から7月にかけて、企業人事のみなさんに対してプレゼンする場をたくさん設けようと思っている。

企業人事を対象とした大きなイベントが三つある。

 

ひとつめ。

HRサミット2013(HRプロ主催)・・・6月4日~7日(我々の登場は5日と6日)

毎年恒例の、人事向け大型イベントだ。今年は延べ2万人の来場者を見込んでいるという。昨年の倍近い規模になりそうだ。

ここでは、僕とHRプロ寺澤代表との対談や、マジックドラゴンが提供している採用ソリューションサービスをプレゼンするセッションが複数用意されている。

 

ふたつめ。

職サークルシンポジウム(パフ主催)・・・7月5日(金)

今年で3年目、3回目となる。本質的な就職と採用。理想とすべき就職と採用の姿を来場者の皆さんと一緒に考えるシンポジウムだ。

過去2回は、職サークル協賛企業の人事担当者が役者として出演(熱演?競演?狂演?)する寸劇を柱に展開していたのだが、さて、今年はどうなることやら。。。

 

みっつめ。

採用コロンブスの卵(マジックドラゴン主催)・・・7月19日(金)

こちらも毎年恒例。「人がした後なら誰にでもできるけれど、それを最初にするのが難しい」というコンセプトで、「なるほど~」と唸らせるような採用手法や事例をふんだんにご紹介するセミナーだ。

 

以上、それぞれの場で、数百名規模の企業人事の皆さんに、我々が持てるすべての武器、ノウハウ、基本姿勢、考え方をご披露させていただく。政府の要請(圧力?)や、経済団体の規制がどのようなものになろうとも、我々は、世の中の多くの人々が幸せになれる「よりよい就職と採用のカタチ」を追求していくつもりだ。

 

ということで、本日も行ってき・・・あ、今夜はマラソン同好会の練習日。夜の皇居を走るのだ。シューズとウェアを持っていかなきゃ。慌てて準備して行ってきます!

 

安倍首相の要請にモノ申す

2013年4月17日 (水曜日)

『4月解禁 首相要請へ』 『学業専念 就活短く』

昨日の日経新聞の見出しである。

そして記事の書き出しは次のようになっている。

「大学生の就職活動の解禁時期が繰り下げられることが事実上決まった。安倍晋三首相が19日、現行より4カ月遅い「4年生の4月から」とするよう経済3団体首脳に要請する。」

新聞記事によって既成事実化されてしまった……。

僕は、経団連の米倉会長が「容認」とも思える記者会見を行なったことを受けて、翌朝、次のような記事を書いた。

米倉会長、本当にそれでいいんですか?

米倉会長は記者会見では「容認姿勢」を示したものの、経団連のホームページでは一転、慎重な姿勢を表明している。実はまだ、「受け入れるかどうか決めかねている」というのが真実なのではないだろうか。

いまから2年前。やはり経団連の倫理憲章の改定により、企業の採用活動開始時期が2カ月後ろ倒しになったことがある(考えてみたら、まだつい最近のことだ)。

このときも僕は(この倫理憲章の改定は)トンチンカンなものであると思っていた。

このとき、某団体(いまだから明かしますが経済同友会です)に所属する経営者の秘書室長から意見を求められ、僕の考えを述べたことがある。

そしてその内容を、2011年9月9日配信のメルマガのコラムにまとめて、人事担当者を中心とする社会人の方々にもお読みいただいたことがある。

僕の考え方は、このときからまったく変わっていない。

ちょっと長くなるが、本日はそのメルマガを転載することをもって、安倍首相への意見表明としよう。

2011年9 月 9日 (金)

第54回 経済団体の方々に、こんなことを言うてみたんじゃが…

 

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パフ代表釘崎が、現在の採用市場、就職活動、世の中のあれこれについて、日々感じることを徒然なるままにお届けします。   ※「どげえするんか?」=大分弁で「どうするんだ? どうしたいんだ?」

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 私たちの業界は、例年ならばこの時期、就職サイトや顧客企業の採用ホームページの10月上旬のオープンに向けて、日々取材や原稿作成などの制作活動に追いまくられているころです。

 そして学生に対しては、業界を知ってもらったり、OBやOGの話を聞いてもらったりしながら「働く」ということを実感してもらうためのイベントやセミナーを仕込んでいる(あるいは実行している)ころです。

 ところが今年に限っては、状況が全く異なっています。

 就職サイトや採用ホームページのオープンは2カ月遅れの12月から。学生向けのイベントやセミナーも自粛傾向。

 おかげで、私たちの制作活動は、まだほとんど始まっていませんし、(企業の採用を主目的としない「職サークル」を除く)イベントも、まったく手つかずの状態です。

 企業によっては、大学からのOB・OGの派遣要請までお断りしていると聞いています。

 ☆☆☆

 原因は言うまでもなく、日本経団連が打ち出した「採用選考に関する企業の倫理憲章」です。

 そして、この倫理憲章に呼応する形で、日本の大手就職情報会社で構成されている『日本就職情報出版懇話会』が、「就職サイトのオープンを12月1日以降にする」という「大英断」を下したことによります。

 それはまさに、「大人だけの事情」による「大英断」であったと思います。

 ここ数年(いや、実はずっと昔からなのですが)採用活動早期化が引き起こしている諸問題を、いろんな方々が指摘しています。そしてそれには、的を射たものも確かにある一方で、まったく見当違いの批判になっているものも少なくありません。

 ☆☆☆

 少し前(今年の2月上旬ころ)になりますが、とある経済団体(日本経団連ではありません)の関係者の方から、この問題に関する見解を聞かせてほしい、という依頼を受けたことがありました。

 その経済団体の方から受けた質問は、主に次の3点についてでした。

 1)採用の早期化(『選考活動の時期』と『広報活動の時期』)について、どのように考えるか?

 2)「既卒者を新卒者と同等に扱うべし」という考え方についてはどうか?

 3)インターンシップについて、どのように考えるか?

 本日は、そのときに回答した内容を、抜粋・要約・編集して、この「どげえするんか?」に載せてみたいと思います。
 

 ☆☆☆

 1)採用の早期化について

  <選考活動の時期> 

  ・学生の春季休暇、夏季休暇の期間中に行うことで、学生の授業や研究の妨害を防げると考えます。また、選考の時期を遅くとも半年前までに明らかにしておくことも大事だと思います。1年に複数回の選考を行ったりすることもあってよいと思います。

  ・すべての会社の選考を一律に「○○月以降にする」という規制には反対です。過去の就職協定の歴史をみても分かるように、形骸化することは目に見えています。むしろ規制することによる弊害(皆が一斉に動き出し、学生の自由を拘束し、騙したり、脅したりするような採用が横行する)が生まれるのではないかと危惧します。

  ・結論として、選考時期は「原則自由」。ただし授業の日程にだけは配慮する。極端な話、1年生に対して内定を出し、「卒業したらうちの会社で雇ってやるから、思う存分卒業するまで勉強とか部活とか恋愛にも励め。ただし、経営学と英語と中国語はAの成績を取ることが入社の条件だ!留学も1年くらいしてこい」みたいなことを、言い渡せるような選考が素敵だと思います。

  <広報活動の時期>

  ・広報活動は、むしろ対象を大学1年生にまで広げ、各企業の努力で、企業のリアルな姿を伝える工夫や活動を早期からすべきだと思います。

  ・同時に、自社で求められる能力(基礎学力、教養・知識、専門能力、態度能力)や、志向性・価値観等も伝え、学生時代に、どのような研究や課外活動に力を入れ、どの程度の成績を残した学生が自社で活躍できるのか(入社試験に合格できるのか)を、正しく(オブラートに包まず)伝えるべきと思います。それによって、学生は自分が目指すべき(あるいは目指しても合格する可能性のある)企業を判断することが出来、頑張るべきもの(勉強や課外活動等)を見つけることができるのだと思います。

  ・多くの企業は採用対象校を絞り込んでいます。その実態を明らかにすることには抵抗があるかもしれませんが、過去の採用実績大学・学部・学科と、それごとの人数を開示させることは必要だと思います。上記の「自社で求められる能力の開示」とのセットで無駄に膨れ上がってしまった学生の応募者を少なくさせられるとともに、マッチング精度を高められ、採用の長期化と、採用担当者や学生の徒労感を無くすことに繋がると思います。
 
  ・結論として、多くの方々が仰っている意見とは真逆で、広報活動は早期化すべし。ただし、人気取りの宣伝活動ではなく、リアルを正しく伝える広報活動を促すべきだと考えます。

 

 2)「既卒者を新卒者と同等に扱うべし」という考え方について

  ・賛成です。そして、このことは上記の広報活動のなかで、学生に求める能力要件や選考時期とセットで伝えるべきです。

  ・しかしながら、就職を理由なく先送りする、就業意識や能力に乏しい学生や、「憧れ企業」への幻想を断ち切れない学生を量産する危険性を孕んでいます。

  ・(広報のところで述べたような)企業が求める能力要件をハッキリさせること、学生の就業能力(意識含む)の育成を、セットで行う必要があると思います。

 

 3)インターンシップに対する考え方

  ・インターンシップに関しては、低学年から多くの機会を企業は提供すべきだと思います。採用直結型であっても構わないと考えます。本気の仕事を、長期間実施させるインターンシップがベストと考えます。そこから見出した人材については、結果として「青田買い」となっても然るべきと思います。

  ・インターンシップとは呼ばなくても、「社員の仕事と変わらない本気のアルバイト」で良いと思います。たとえば昔のリクルート社は、そのようなアルバイト雇用を積極的に実践していました。アルバイトには高卒者や大学生もいましたし既卒者もいましたが、彼らはそこで仕事や社会を学び、優秀な成績者は正社員として雇用されていきました。

  ・本気のアルバイトを数ヶ月行うことで、実社会の裏も表も、働く厳しさも喜びも、汚さや理不尽さや企業の不完全さといったネガティブなことも含めて、よく知ることが出来るのだと思います。

  ・教育がしっかりしている飲食業でのアルバイトは、ある意味立派なインターンシップです。某大手飲食チェーン店でアルバイトをしたおかげで逞しく成長した若者を、私はこれまで多数見てきました。

 ☆☆☆

 私のこの回答が、その経済団体のトップの方まで届いたかどうかは分かりません。

 しかし、心ある経済団体の幹部の方々には、日本の将来を担う若者が、社会で活躍する人材として巣立つために本当に必要なことは、採用時期を遅らせたり、社会人との接触を妨げたり、インターンシップを(奨励すると言いながら結局は)自粛させたりすることでは決してない、ということを、ぜひともご理解いただきたいと思っています。

  
 【今回のどげえするんか】
 
 しっかしまあ、今年の12月から一斉に始まる就職活動は、どうなるんじゃろうか。学生は例年以上に、右も左もよう分からん状態で「とりあえず皆が行く方向」に流されていくような気がしてならんの。そして数ヵ月後やっと、迷子になってしまった自分の姿に気が付くんじゃろうなあ……。

 手遅れにならんことを祈りたいの。それ以上に、「既卒でもまだ大丈夫!」という変なモラトリアムに逃げ込まんことを祈るばかりじゃ。

 いや、祈っとる場合じゃないな。ワシらに出来ることはあるはずじゃけんの。

 あんたはどげえ思う? どげえするんか!!

 

ふたりの名古屋シティマラソン

2013年4月16日 (火曜日)

昨日は名古屋泊。

夜はお決まりの山ちゃんで手羽先を食す。山ちゃんでのお相手も、山ちゃん。こちらの山ちゃんは同じ山ちゃんでも名大社社長の山田さんだ(笑)。

昨夜はこの山田さんとジオコス社長の伊藤秀さんと3人のオヤジ飲み。なかなか楽しい情報交換会であった。3社コラボも、そう遠いことではないかも^^。

 

ところで、

「あすは当然走るでしょ?僕は気ぃ使って、名大社のTシャツ持ってきましたからね!」

とは、昨夜、僕が山田さんに向けて発した挑発の言葉。

ということで、昨夜の飲みは翌朝のランニングに備えてホドホドで終了。

〆のカレーうどん(ご馳走様でした!)を食べて、山田さんも僕も帰路に着いた。

 

そして、今朝。

朝6時半に、僕の宿泊するホテルに集合。

目指すは名古屋城。

僕は過去、何回も名古屋に来てはいたが、名古屋城を生で見るのは初めて。

往復で約7km。ペースは6分/km。なかなか気持ちのいい約40分の早朝ランだった。

 

nagoyarun

 

山田さん、無理やりのお付き合い、ありがとうございました。これで昨年の早朝皇居ランの仕返しができました(笑)。

 

では、そろそろ東京に戻ることにいたしましょう。

シャワーを浴びて行ってきます!

自分の映像に酔いしれた日

2013年4月15日 (月曜日)

先週末、自宅で使っているビデオレコーダーのHDDの整理を行った。古い機種なので、容量が小さい。録画予約していたものが容量不足で録れなかったなんていうこともたまにある。日曜夜の『八重の桜』(これ面白いのです)が録画できないと大変だということで、昔の録画を整理(もう見ないものは削除。保存しておきたいものはDVDにダビング)していた。

で、この作業に土、日あわせて10時間近く費やしてしまった(驚)。

次のいくつかのイベントの収録映像が原因だ。

ひとつめ。

いまから5年前に開催した『世界で、たったひとりのあなたのためのコンサート』。

僕のデビューコンサートである(笑)。2008年12月に開催した。録画したのを見るのもたぶん4年ぶりくらい。たった5年前の映像なのに、自分がえらく若く感じる。そして歌もギターもヘタクソ。見てて恥ずかしくなるのだが、でも懐かしい気持ちのほうが上回って、全部見てしまった。計2時間半!

 

ふたつめ。

いまから4年前に結成されたオヤジ3人のユニットMSPのデビューライブ。『5月病をぶっ飛ばせ!』。2009年5月の開催だった。これがなかなかスゴイ。このあとも何回かMSPでミニライブをやっているのだが、残念ながらこのときのライブを越えられていない。相当に練習を重ねていたし、観客の熱気と声援がスゴイのだ。映像を通してもその熱気がビンビンに伝わってきた。あ、ちなみに以下はその一コマ。

MSP

これが2時間半。累計で5時間!

 

みっつめ。

2009年9月20日に静岡・つま恋で開催された、『サマーピクニックフォーエバーinつま恋』。これには残念ながら僕は出演していない(笑)。

南こうせつの還暦とデビュー40周年を記念して開催された屋外ライブだ。なんと来場者数2万人。午後1時から午後8時まで、7時間ぶっ通しのライブだった。ゲスト出演者もすごい。

 伊勢正三、イルカ、尾崎亜美、小田和正、坂崎幸之助、夏川りみ、BEGIN、松山千春、ムッシュかまやつ、森山良子、山本潤子、杉田二郎。そして、このライブの翌月、自らの命を絶ってしまったフォークロックの生みの親、加藤和彦までもが参加して、あの名曲『あの素晴らしい愛をもう一度』や『イムジン河』を歌っていた。

これが(飛ばし飛ばし見たにもかかわらず)計3時間。累計で8時間!

ここまでで、実は昨日の深夜(というか今朝)1時になっていた。

しかし、70年代の青春の曲を聴いた僕はすっかり興奮してしまい眠れない。

で、取りだしたのが、2010年11月に開催した僕の『50歳記念ライブin新潟ささかみ』のDVD。南こうせつが還暦をつま恋で祝った年の翌年、僕は新潟で自分の50歳を、いろんな人に協力していただきながら(迷惑をかけながら)ライブコンサートで祝ったのだった。

これも見るのは、約2年ぶり。震災の後はいちども見ていなかった。とはいえ、わずか2年半前の自分の姿なのに、えらく昔のことのように思える。顔も声も若い。そして太っている(!)。考えてみれば、まだマラソンを始める前だったのだ。

これが(4枚組のDVDの最初の1枚だけだったので)計1時間半。累計で9時間半!

 

いやあ、馬鹿ですね(笑)。しかし、この9時間半はとても充実していた。今朝の目覚めも(睡眠不足のはずなのに)スッキリだったし。

実はいま、名古屋に向かう新幹線の中でこの日記を書いている。いつもはコテッと寝てしまうのだが、本日は名古屋までたぶん寝ることはないだろう。あと20分で到着だし。

そんなわけで今夜は名古屋泊。夜は同業であり盟友でありライバルでもある名大社の山田社長とジオコスの伊藤社長と情報交換を兼ねた一献だ。いや、一献を兼ねた情報交換だ。あ、そして明日の朝は、名古屋城まで早朝ランの予定。山田社長は、逃げずに付き合ってくれるだろうか。伊藤社長はたぶん無理だろうな(笑)。

ということで、そろそろ名古屋着。仕事の準備をしつつ行ってきます!

 

大分での再会

2013年4月12日 (金曜日)

昨日は福岡での仕事を終えた後、大分に移動した。

大分には、10年前から7年前にかけてお付き合いのあった、かつての協賛企業T社の採用担当者Iさんがいる。2年前にT社の大分支社に異動となっていたのだ。

ずっと音信不通だったのだが、昨年の秋、ひょんなことから、そのことを知った。

知ったすぐあとに大分支店に電話をかけて、「Iさん、お久しぶりです~。いま大分にいるそうじゃないですか。実は僕も大分の出身で、よく行くんですよ~」とお伝えしたら、Iさんも喜んでくださり、「次に帰省するときにはぜひお寄りください。一献まいりましょう!」ということになっていた。

ということで、昨夜の再会とあいなったわけだ。

僕が大分に着いたのは、もう夜の7時過ぎだったのだが、Iさんは僕の宿泊するホテルまで迎えに来てくださっていた。

向かったのは大分いちばんの飲み屋街である都町(みやこまち)。『源さん』という小さな割烹料理屋さんのカウンターで、魚介類の焼き物を食べながら、焼酎のお湯割りを飲みながら、昔話に花を咲かせた。

びっくりしたのは、Iさんはうちの社員たちの名前を(担当していた営業マンの名前はもちろんのこと当時在籍していた社員たちも含めて)全部覚えていたこと。採用担当を離れて7年にもなるのに嬉しいことだ。

Iさんのお仕事は、大分県内のありとあらゆる企業経営者に情報を提供したり相談に乗ったりする仕事。たったの2年間で僕以上に大分の事情に精通されており、地元の貴重な情報もいただいたりした。

何年ものブランクを経ての再会。とても嬉しく楽しい夜だった。

さて、本日はこれからプライベートのお仕事。母親が入居する別府の施設まで行ってくる。夜はまた大分つながりの会合が、なぜか浜松町であったりする。

昨日の大分は冬に逆戻りしたような寒さだったのだが、本日はどうかな?

では、ちょっとだけホテルで仕事をしてから、行ってきます!

電源切れそうでピンチの朝

2013年4月11日 (木曜日)

文明社会、情報化社会、PCやインターネットで仕事をする社会。

これは便利なようで、実はとても脆い。

いままさに、そのことを実感している。

たぶん、あと一時間もしないうちに、いま日記を投稿しようとしているノートパソコンが使えなくなる。

バッテリー充電がなくなりそうなのだ。

実はいま、出張先。

昨日のお昼過ぎに出発したのだが、ちょっと慌ててたもので、カバンにノートパソコンの本体だけ突っ込んで、ACアダプタを入れ忘れてしまったようだ。

あーあ。

昨夜、出張先の近くの電気屋さんに行ったのだが、規格に合うACアダプタが置いてなかった(涙)。

スマホ(iPhone5なのだ)があるのでメールのやりとりなどには困らないのだが、まとまった文書作成はちょいとできないな。このていどのブログもスマホではちょいと辛い。

ということで、本日の日記は短め。

何かの事態に備えて、あと1時間弱のバッテリーを大事に温存しておこう。

ではシャワーを浴びて朝メシ食べて、行ってきます!

 

なかなか考えてるじゃん

2013年4月10日 (水曜日)

と、思ったのは昨日の朝の会議でのこと。

政府の要請を経団連をはじめとする経済団体側が受け入れた場合、どのようなことが起きるのか。そのとき我々としては、どのような考え方を持ち、どのような方針と方法で企業の採用を支援していくのか。そもそも我々が考える就職と採用の理想のカタチとはどのようなものなのか。

僕は出来る限り聞く側に回って、社員たちの意見を聞いていた。

うん。いいね。

創業者として、経営者として、ほぼすべて同意できるものだった。

たとえ政府がお門違いな要請を出したとしても、そして経済団体がそれを丸飲みしたとしても、我々は我々の信ずるところに従って、企業の採用を支援していく。

大前提は学生の視座に立つこと。そのことで企業と学生の信頼関係をきっちりと構築していく。それが、企業の採用を成功させるための最大の秘訣だ。もちろん学生の本質的なキャリア支援、就職支援も行なうのだが、それは学生のため、というよりも、世の中全体のためなのだ。

具体的な手法やアイディアもたくさん出てきた。

が、さすがにここに書くわけにはいかない。ライバルが注意深く見てるもんね(笑)。

政府の要請がどのような形で着地するかまだわからないが、我々がやろうとしていることは何も変わらない。ただ、やり方は状況に応じて柔軟に変えていく。

あとは、先立つものをどうするか、ということだけど、粛々と予算を達成するしかないですね、やっぱり(苦笑)。

期末まであと2ヶ月半。受注活動&納品活動を、しっかりと進めていきましょう!

 ということで、僕は納品活動の一環で、本日より出張なのである。待ち伏せされると困るので、どこに行くかは言わないでおこう。明日の日記でバレそうな気もするが(笑)。

では、しばし行ってきます!