面接官研修で役者デビューした日
2015年4月8日 (水曜日)
昨日は、パフのビッグクライアントである某社さんの面接官研修に立ち会った。
某社さんは全国規模の採用のため、面接官研修も東京本社のほか全国主要都市にて開催する。昨日の東京本社での開催を皮切りに10数回。なかなかの大仕事だ。
この大仕事の講師を担当するのはキーカンパニー社長の下薗さん。採用業界の経験は僕よりも長く、パフの取締役も兼務しているので適任なのである。
で、この下薗さんの策略で、僕も面接官研修の脇役として毎回登場することになった。といっても本名での登場ではない。「吉崎さん」という面接官(営業のベテラン社員)としての登場だ(笑)。
この「吉崎さん」。愛想はいいのだが、深掘りした質問が出来ず、学生の盛った志望動機や自己PRにまんまと騙されてしまう痛い面接官なので、これも適任かもしれないw。学生役は、パフで長期インターンとして働いているフシマとコオリヤマ。彼らもなかなかのハマリ役だった。
ドサ回り劇団のように全国に出向くこともできないので、毎回動画での登場なのだが、昨日は、その初上映を受講席のいちばん後ろからそっと覗いてみた。
編集のおかげか、我ながらなかなかの名演技だったように思う(笑)。その後の(この動画を題材とした)受講者の皆さんのディスカッションやロープレも盛り上がっていたようだし。
うん、これで某社さんの面接はバッチリだな、きっとヽ(^。^)ノ。
下さん、これから長く続く全国での研修、よろしくお願いしますね<m(__)m>。
さて、今朝はずいぶんと冷え込んでいるようだ。コートを引っ張り出して行ってきます!
秘書がいたらなあ……と、思った日
2015年4月7日 (火曜日)
うちくらいの規模の会社で、社長が秘書を雇うなんて云うのは愚の骨頂。贅沢極まりない、と思っていた。
「社長へのアポイントは秘書を通じてお願いします」なんて言われた日には、「てめぇのスケジュールくらい、てめぇで管理しろよ、こらっ(-“-)プンプンっ!」と悪態をついていたものだ。
そんな僕なのだが、昨日は、「ああ、秘書が居てくれたらなあ…」と思ってしまうことが続いた。
一つ目。
会議が終わって、3時の珈琲を飲みながら、ほっと一息ついた時だった。
ミゾブチが僕のところにやってきてバツが悪そうに、「あ、あのうクギサキさん、クギサキさんに3時に来社してもらうはずなんだが、と仰る方から、『クギサキさんの本日の予定はどうなってますか?』と尋ねられたんですが…どうしましょうか?」と言う。
「なに?そのお客さんは明日のアポのはずだぞ。何をふざけたこと言ってんだ!」と答えそうになったが、次の瞬間、「あれ?待てよ…」と、記憶を辿った。そう言えば、そのお客さんから明日のアポが決まった後に、何かメールが来ていたような気がした。嫌な予感がした。急ぎそのお客さんからのメール履歴を検索してみた。
嫌な予感は的中した。
明日のアポは間違いではなかったのだが、もう一件、そのお客様から別の案件での来訪をお願いされていたのだった。僕から候補日をメールでお送りしていたのだが(そのことすら忘れていたのだが)、その候補日のひとつが昨日だった。で、先方からは、「6日の午後3時でお願いします」というメールを頂戴していた。僕は、完全にこのメールを読み飛ばしていたのだった。
ああ、なんという失態だろうか(涙)。電話とメールで平謝りである。
学生の無断欠席をケシカランと言っている僕自身が、まさかのブッチ。これは洒落にならない(T_T)。
二つ目。
他にもブッチ未遂があるのではないかと思い、メールの着信履歴(アポの約束を見過ごしていないか?)とスケジュール表(僕のスケジュールは全社員が閲覧できるグループウェアで管理されており、空いているところには早い者勝ちで予定を入れることができるようになっている)とを突合せしてみた。実に地道な作業である(´・_・`)。
やってみるものだ。危うく事故を招くところだった。
来週の木曜日。朝9時から予定が組み込まれていた(これは社員から)。そして、その前日(水曜日の夜)、会食を組み込んでいた(これは自分で)。
ここまではよくあること。翌日のアポが朝早い日は、前日の会食はホドホドにすればいいことだし。
が、木曜日の朝9時からの予定をよくよく見ると、場所が福岡市になっている。「どっひゃー!」である。前日、東京で飲んでいる場合ではない。福岡に前泊しないと間に合わないじゃないか。しかも、飛行機の手配も宿の手配もしていない。ありゃりゃりゃりゃ(+o+)。
まずは取り急ぎ、水曜日の夜の会食をキャンセルすべく、先方に平謝りのメールを送った。
そしてこの流れで、三つ目。
4月から5月にかけて、やたらと遠方での予定を組み込まれていることに気付いた。いや、スケジュールを開放しているわけだから、社員が勝手に組み込むのは仕方がない。
が、しかし、遠方のアポならば、移動時間も考慮して予定を押さえてほしいものだ。大阪や九州や北海道ならば、せめてその前日の夜は「移動・前泊お願いします」くらいの押さえ方と連絡をしてほしいものなのだが……。
で、それはいいのだけど三つ目の話だった。
宿泊の予約がチョー面倒くさいのだ。というか、ホテルの空室が見つからないのだ。あったとしても、えらく高いホテルか、えらく怪しいホテルやカプセルホテルばかり。
円安で外国人観光客が急増したせいか、いつも使うビジネスホテルが何処も満員状態。空いていても昨年の値段の倍以上に跳ね上がっている。なんてこった(>_<)。
それでも、どうにかこうにか、ある程度我慢できるホテルを見つけることができたのだが、えらく時間を費やしてしまった。あー、なんて生産性が低いんだろう(+o+)。
・・・とまあ、そんなわけで、秘書がいる社長が羨ましいなあと思ったり、秘書がいることの経済合理性を認識したりの昨日だったわけであります。
あ、そうそう。僕と約束をしている(はずの)皆さん、安心してはいけません。「あいつは私との約束をきっと忘れている。いや絶対、忘れている!」と疑っていただき、前日に確認のお電話(メールは危険!)をいただけると、たいへん嬉しゅうございます。どうかよろしくお願いいたします<m(__)m>。
では、本日こそはブッチしないように行ってきます!
4年連続のパラカップ
2015年4月6日 (月曜日)
昨日はチャリティーマラソンPARACUPに参戦した。申込み実績だけでいうと4年連続である。
最初に出場したのは3年前の2012年4月。とてもいい天気だった。会社からは僕以外にも、5~6人は参加していたんじゃなかったかな。
次の年、2013年4月の大会は、残念ながら荒天のため中止。春の嵐のような日だった。こんな日記を書いていた⇒ パラカップの無念を皇居駅伝で晴らそう!
昨年2014年4月の大会は、仕事を優先して欠場。たしかトラブルが続出して緊急会議を招集したんじゃなかったかな?参加費はまるまる寄付したようなものだ(笑)。やはり日記に書いていた⇒ 今年のパラカップは残念ながら欠場
結局、過去3年間で出場したのは最初の年の1回だけ。去年も一昨年もお金だけ払って欠場していたのだ(+o+)。
そして昨日。朝から雨模様ではあったが、無事32年ぶりの出場を果たした。いままではハーフマラソンでのエントリーだったが、昨日は10kmでのエントリー。まあ、練習の延長みたいな距離なのでお気楽な感じだったのだけど。
そしてなぜか、愚か者名古屋本部長(兼名大社社長)の山田さんも参戦してきた。わざわざ名古屋から。「往復2万円の交通費を使ってでもパラカップに寄付したい」という高尚な動機だったかどうかは知らないが(笑)。
そのほか、パフのお取引先であるダイワコーポレーションからも、マツモトさんとオカベさんの若者二人が参戦してきた。なんとオカベさんは学生時代、箱根駅伝の選手だったという強者。現役時代は3分/kmで走っていたというから僕らと比べたら異次元の速さだ。昨日も10kmを36分で駆け抜けていた。
詳しくは山田本部長が面白おかしくレポートしてくれているので、こちらを参照されたし(笑)。⇒ 雨の多摩川を走った日
僕も何点か写真をアップしておこう。あ、元社員のタカタくんの写真も何気なくありますねw。では、ささっと朝食後、行ってきます!
サイレントお祈りか……。
2015年4月3日 (金曜日)
昨日は、20年近くもの間、新卒採用市場を分析して調査レポートを発行している専門家を招いての勉強会を行った。この専門家のもとには上位校のモニター学生数百名から日々、企業の採用(セミナー、説明会、選考会などなど)の情報が送られてくる。その情報をもとに、これからの企業(主に業界上位5社まで)の採用の動きを予測分析しているのだ。
採用時期が大幅に変更(後ろ倒し)となった今年、予想通りではあるが、大手企業の動きが水面下に潜って分かりにくくなっている。というか、企業も手探り状態。自社の採用競合の動きを睨みながら、優秀な学生を確保するための作戦を日々軌道修正しながら推し進めている。
経団連の指針に沿って、8月1日から数日間の間に選考(実質的な最終選考)を行うのは、採用強者の総合商社ほか一部の超大手人気企業。そこに、せっかく唾をつけた優秀層を持っていかれてはならじと警戒感を募らせるその他企業たち。そして巧妙な打ち手を日々提案してくる採用支援会社たち。さしづめ、「魑魅魍魎が跋扈する」といった表現がぴったりの様相を呈してきている。
そんななか、今年多くなるのではないかと言われているのが、「サイレントお祈り」だとか……。
いやー、このネーミングの妙。思わず吹き出してしまった。
「お祈り」というのは、学生への不合格通知の俗称。「うちの会社は不合格なんだけど、腐らずに頑張ってねー!」という趣旨のことを、「貴殿の今後のご活躍をお祈りします」という紋切型のメールで送ることから数年前より「お祈りメール」と命名されている。選考時期になると学生の周辺では、「くっそー、祈られた!(T_T)」という言葉が飛び交うのだ。
ところが今年は、この「お祈りメール」が少なくなるのではないかというのだ。下手に早い段階で多くの学生を不合格にしてしまうと、8月になって(競合他社に学生を大量に奪われて)採用人数が足りなくなる恐れがあるからだ。なので、従来であれば不合格の学生でも「保留」の状態にしておくのが、「サイレントお祈り」なのだそうだ。
結果、合格となる学生は良いのだが、さんざん引っ張られた挙句に不合格となった学生は、そこからやっと現実に目覚めて「ほんとうに自分に合った企業とは?」を考えるようになる。中小企業の場合は、そこからが採用の主戦場となるのだろうが、学生、企業ともに手遅れとならなければよいのだが……。
今回こんな混乱の状況を生み出す原因を作った方々(採用時期をこねくり回した方々)には猛省を促したいと思うのだが、我々としては周りにいる学生や顧客企業の被害を最小限に食い止めなければならない。
今年は、企業&学生の双方の動きから目が離せない日々がまだまだ当分続くのだ。
さて、本日は曇り空の東京。あれ?もう週末、金曜日だ。これから風が強くなるらしいが、桜が散ってしまわぬことを静かにお祈りしつつw、行ってきます!
日本HRチャレンジ大賞人材サービス優秀賞を受賞した日
2015年4月2日 (木曜日)
昨日の日記で「実は昨日入ったビッグで嬉しいニュースがあるのだが、ぐっと我慢して、また明日の日記でお伝えします!」と書いたが、このことだ。
⇒ 『第4回 日本HRチャレンジ大賞発表』 のページへリンク
なんと、わがパフの「職サークル」(ウルトラインターンシップ100×10チャレンジ)が、人材サービス優秀賞(採用部門)を受賞していたのだ。
一昨日の夕方、このアワードを主催しているProFuture株式会社(旧:HRプロ株式会社)の寺澤社長が(別件の打ち合わせで)お見えになり、「いや~、釘崎さん、おめでとうございます!」というものだから、いったい何のことかと思っていた。
聞くところによると、パフの執行役員吉川が、このアワードにエントリーしていたのだという。そしてまさかの一等賞(人材サービス採用部門における)に選ばれたのだという。
僕は実は、こういったアワードに関心がなく、いままで一回もエントリーしたことがなかったのだが、いざ受賞してみると嬉しいものだ。
スタッフやコーチ一同、四苦八苦しながら企画・運営していた100×10チャレンジ。これで少しは報われた気がする。協力してくださった協賛企業の人事採用担当者の皆さんも喜んでくださることだろう。
これをきっかけに、さらに知名度が高まり、今年の夏もたくさんの学生が参加し、多くの会社が協賛してくれたらなと思う。
そういえば、他の受賞企業を見ると、セブンイレブン・ジャパンさんやドリコムさんなど、パフとも縁のあるメジャーな会社の名前が並んでいる(ドリコムさんの採用担当者はパフの元社員だしw)。
6月1日には授賞式も盛大に行われるらしい。今から楽しみにしておこう。
では、そろそろ準備をして桜咲く道の上を行ってきます!
(下に大賞発表画面をキャプチャして貼りつけておきますね)
新社会人へのメッセージ
2015年4月1日 (水曜日)
ここ数年(5年くらい前からかな?)いつも4月1日に載せている新人向けのメッセージがある。
本日は余計なことは書かずに、シンプルにそのメッセージのみ載せることにしよう。
—
4月1日。
新入学、新学期、新年度。
多くの若い人たちが、昨日までとは違う「新しい道」を歩き始める日だ。
新入社員はもちろん、迎え入れる旧人たちも含めて、皆が新しい気持ちで新しい一歩を踏み出す。
いま就職活動を行っている皆さんも、まだまだ就職は先だという皆さんも、いつか社会人として新しい道を歩き始める日が来る。
みんな様々な悩みを経て、ひとつの選択を行い、最初の一歩を踏む。
納得のいく選択をした人も多いだろうが、ひょっとしたら「不本意な選択」をしたと思っている人もいるだろう。
あるいは、「この選択で本当によかったのだろうか?」と不安に思っている人もいるかもしれない。
さらに、歩き始めてしばらくして、
「あれ?こんなはずじゃなかったのに……」
とか、
「やっぱり自分の選択は間違っていた」
なんて思ってしまう人もいるかもしれない。
しかし僕は、それは絶対に違う、と思う。
悩んでいる若い人たちに向けて、よく言うことがある。
「自分の選んだ道を正解にするのも、間違いにするのも、その後の自分の行動次第だ。選択した段階では、正解も間違いもない。自分が自分の力で、自分の選択を正解にしていくんだ」
これから新しい道を歩こうとしている若者たち。新しい道を選択しようとしている若者たち。
みんな、自分の選んだ道を信じて、胸を張って正々堂々と、歩き始めてほしい。
そして、3年後でも10年後でも20年後でも構わない。
「あのとき自分の選んだ道。歩き始めた道は大正解だったなぁ…」
と、誇らしげに語ってもらいたい。
—
ということで、新人諸君おめでとう!これから一緒に頑張っていこう(^_^)/
※実は昨日入ったビッグで嬉しいニュースがあるのだが、ぐっと我慢して、また明日の日記でお伝えします!