社内の仕事風景を撮影した
2015年2月3日 (火曜日)
パフのキャリア採用。実はまだ密かに続行している。
新卒採用に関わる仕事を、少なくとも1年以上経験したことのある人材。今年の夏までに最低でも1名以上採用したい。
と、いうことをどこからか聞きつけて、とある求人情報メディア(リクルートグループをも脅かす赤丸急上昇中のメディア)を運営する会社の営業ウーマンSさんが僕のところにやってきた。そしてSさんは、とても魅力的なプランを僕に提案してくれた。
結果、即決でそのメディアを使うことにした。
昨日は、そのメディアに載せるためのオフィスや社員を紹介するための写真を何点か撮った。
でも、やっぱり素人の撮る写真はイマイチ。もう一回、撮り直そうかな。とはいえ、せっかく撮った写真。お蔵入りさせるのももったいない。
ということで、昨日撮った写真は、本日の日記に張り付けておこう(^o^)。
では、マッサン後、行ってきます!
2016年卒の就職・採用活動まであと一か月?
2015年2月2日 (月曜日)
2016年卒の新卒採用の動きがいよいよ活発化してきた。水面下ではずいぶん前から始まっていたのだが、学生の後期試験がひと段落したことで、この2月からはいろんな形式で実質的な「採用を目的としたイベントやセミナー」が開催される。
だが、肝心の学生のほうのお目覚め具合はいまひとつ。
無理もない。
企業のこの動きが、採用を目的としているということに気づいていないからだ。
大半の学生は企業の真意に気づかずに、
「ナビのオープンは3月1日からでしょ?」
「選考は8月1日からでしょ?」
「先輩も、今年は売り手市場だからチョー楽勝だって言ってたしー」
「いま、あくせく動いてるとなんかカッコ悪いしー」
などと言っている。
企業からの
「本当のことは言えないんだけど、おまえら気づいてくれよ~」
という切ない声が聞こえてくる。
安倍首相が主要な経済団体に採用時期の繰り下げを要請したのが、いまから約2年前。
そして、その要請を経団連の会長が渋々受け入れた(記者会見で容認の意向を示した)のが、2013年4月8日だった。
僕らは、「あ~っ、言っちゃったよ(゜o゜) 知らねーぞ、おい!」と、その記者会見を眺めていた。
すでにその時から、「これは大きな問題になるぞ」と思っていた。
大きな問題とは次のようなことだ。
・一部の学生と企業の就職・採用活動は水面下で進行していき、それに気づくことのできない多くの学生は、就職先が決まらぬまま卒業式を迎えるだろう。
・多くの学生の就業意識・職業観は、企業との接触が絶たれることによって、より醸成される機会が少なく(あるいは、とんでもなく遅く)なってしまうだろう。
・多くの中小企業は期間が短縮されることによって、当初の採用予定数を満たすことができなくなるだろう。
・理系の学生にとっては8月1日以降の選考というのはいい迷惑。卒業研究が阻害されてしまう(なので、実際には違うスケジュールでの選考となるだろう)。
が、僕らがいくら声をあげても何も変わらなかった。
「変わらなかった」というのには二つの意味がある。
一つ目の意味。
経団連は、「繰り下げ容認」の記者会見の通り、その後、「指針」という名の倫理憲章の改定(3~4か月の採用時期の繰り下げ実施)を打ち出した。政府の圧力もあり、これは誰にも変えることができなかった。
二つ目の意味。
実は2016年の多くの企業の採用活動は「指針」には実質的には従わず、前年とさほどスケジュールを変えずに行われるであろうと思われる。ただし、「水面下では」という前提付きだが……。
割を食うのはすべての企業の採用時期が本当に繰り下げになると無邪気に信じている学生たちだ。
「本当のことは言えないんだけど、おまえら気づいてくれよ~」・・・と、企業は叫びたいのに叫べない。そりゃあ、政府の意向や、組織の掟にはなかなか逆らえないですよね(-_-;)。
僕らが学生の頃には、就職協定(学生は4年の10月1日まで企業の人事と接触しちゃダメ、というルール)というのがあったのだけど、企業はそれを公然と破っていた。
僕らはそれを就職活動中に知って「企業は嘘つきだ!」と、さんざん罵っていたこともあったけど、今はそんな企業の嘘をつかざるを得ない事情も分かるので、批判する気にはなれない。
むしろ、守れないルール、学生のためにも世の中のためにもならないようなルールを作って、それを表面的に守らせようとする権力を批判したい。
ということで本日は、2013年の4月9日。当時の経団連会長だった米倉さん(住友化学の会長)に呼びかけたブログを以下、再掲することにしよう。
さて、では権力や大きな組織から圧力がかからないうちにw行ってきます!
—
米倉会長、本当にそれでいいんですか?
2013年4月9日 (火曜日)
新卒採用に関わる仕事をしている人たちの多くは、そう感じていることだろう。
昨日の、経団連・米倉会長の記者会見を受けての話だ。
つい先日(4月3日)の記者団との談話では、「学生の声を聞かないと大きな問題になる」と言っていたそうではないか。それがどうしたことだ。
現場を知らぬ政治家や、視野狭窄な他の経済団体幹部に押し切られてしまったのか?
それとも、この短時間に学生の声を聞いて、「大きな問題にならない」と判断したうえでのことか?
昨夜のNHKの報道では
「『政府から正式に要請があればわれわれも粛々と受け止めて、政府の意向を会員企業に周知徹底していくことになると思う』と述べ、政府から正式に要請があれば経団連としても受け入れる考えを明らかにしました。」
となっている。
確かに、映像で確認しても(前後の発言はカットされているのだが)そのように答えている。
今朝の日経新聞でも、「解禁繰り下げ 経団連が容認姿勢」との見出しがついてしまった。
ところが、経団連のホームページ(記者会見における米倉会長発言要旨)を読むと、
「学生に動揺を与えないか、中小企業の採用にどのような影響が生じるかなども考えて検討すべきである。倫理憲章は自主的な取り決めなので、多くの企業が賛同できる内容でなければならない。対応については、政府から正式な要請がきてから検討したい。就職活動期間の短縮化は学生が学業に専念することを目的としているが、そのためには大学も魅力的な授業を行い、学生の学業に対する関心を高めていく必要がある。」
と、かなり慎重な表現に修正されている。「政府の要請を、そう簡単に受け入れるわけにはいかない」というニュアンスで、記者会見の発言とは逆の意味にも受け取れる内容だ。
そう。経団連は、加盟する大手上場企業や、彼らの採用ターゲットであるブランド大学の学生のことだけを考えればよい経済団体ではない。
我が国を支える(労働人口の約70%の雇用をも支える)中小企業や、ブランド大学ではない学校(大学とは限らない)に通っている大多数の若者の将来のことを、あわせて考える責任と、日本全体の経済界・産業界への影響力を有する団体ではないのか?
いまからでも遅くはない。
ホームページの上だけの“ごまかし”の修正ではなく、もういちど記者団の前で正々堂々と、しっかりとした肉声で修正の発言をしてほしい。
そして、現場の(中小企業も含めた)採用担当者の声や、(あなた方の採用ターゲットではない大学も含めた)大学職員や学生の就職指導に携わるキャリアアドバイザーたちの声に、きちんと耳を傾けてみてほしい。「大きな問題になる」ということに気づくはずだ。
あなた方が、本気で日本の大学教育や若者の将来のことを考えているのなら、就職活動時期をこねくり回したり、一律の規制をしたりするのではなく、他にもっとやらねばならぬことがあるはずだ。
雪が降っている
2015年1月30日 (金曜日)
寒い!窓を開けたら大粒の雪が降っている(゜o゜)
あんなに大粒の雪なのに、写真にはほとんど写らないんだな……。
現在の気温はo.9度。天気予報によると最高気温は3度らしい。
これは54歳の身にはシンドイ。
あ、しかも今日は、僕がファシリテーターを担当する学生向けイベントが都内で行われるのだけれど、交通機関がマヒしてしまうと皆、来られなくなってしまうではないか……。
雪は降ってもいいけれど、電車やバスにはなんとか頑張ってもらいたいものだ。
僕は歩いて行けるから長靴さえあれば大丈夫ですけどね(´・_・`)
ということで、本日の日記はあっさり。
これから昨日のマッサン(録画)と、本日のマッサンを連続でみてから行ってきます!
飲みすぎた日
2015年1月29日 (木曜日)
タイトル通りである。
昨日は午後6時より接待開始。夜8時半には終了する・・・はずだった。
が、その終了間際に、ある男から僕の携帯に電話がかかってきた。
創業期から縁のあった、カラダも肝っ玉も大きな男である。
しかも昨日の接待先の会社の部長とも極めて仲の良い男である。
加えて言えば、現在はパフの株主でもある。
その男は、電話の30分後には新富町の接待会場に到着。
接待第二幕の始まりである。
その後、どうなっていったか。。。
断片的な記憶しかないが、まことに楽しい夜だったようだ(^_^;)
記念に、その大男と接待会場のママとのツーショットの写真を残しておこう。
ああ、久々の二日酔い。きもちわるい・・・(-_-;)
では、コーヒー飲んで行ってきます!
仕事ができる人材になるためには?
2015年1月28日 (水曜日)
昨夜の職サークルアカデミー『プロフェッショナル出前講座』の出前講師は、三菱電機ビルテクノサービスの二馬さん(人事部採用部長)。
僕が二馬さんと知り合ったのは2001年の夏なので、今年でもう15年目のお付き合いということになる。
そうか、もうそんなになるのか……。
と、感慨にふけるのはまた別の機会にすることにして(笑)。
昨夜の二馬さんの講座テーマは、『良い会社とは?』というもの。
いやあ、面白かったし勉強になった。二馬さんは恐るべく凄いオヤジだということも改めてよく分かった。
『良い会社』の種明かしはここでは書かないけど、良い会社を説明する過程で出てきた『仕事ができる人材になるためには?』の二馬さん論がとても腑に落ちた。
二馬さんが使用していたスライドからその部分だけ引用してみよう。
行動すること
人とコミュニケーションをとること
問題解決策を立案すること
課題を達成する遂行力をつけること
対人関係の軋轢にめげないこと
だよねー、っていうところだろうか。文字だけでは伝わりにくいかもしれないが、二馬さんが説明するとものすごく説得力がある。
僕ならこれに「スピード感を持って」というのを加えるかな。仕事ができる人は常にスピード感にあふれていますからね。
そうそう、この二馬さんと僕は、10年ほど前から年に1回だけ対談形式のイベントを東京と大阪で開催している。今年は、2月12日(東京)と2月16日(大阪)。ぜひたくさんの皆さんに参加してもらいたいな。(申し込みは三菱電機ビルテクノサービスの採用HPより)
さて、きょうはまた真冬に逆戻り。昨日よりも10度近く気温が下がるようだ。大事な季節なので風邪をひかないようにしなきゃね。
ではマッサン後、行ってきます!
大学での勉強会に参加した日
2015年1月27日 (火曜日)
昨夜は、会社でのもろもろの会議を終えたのち神田駿河台に移動。目指すは明治大学グローバル・フロント棟7階会議室。
ここで『協働型インターンシップの本源的特性』ということをテーマとした勉強会が開催されていたのだが、その仲間に特別に加えさせていただいた。
地域協働型のインターンシップの取り組みで有名な高知大学の池田啓実教授(専門はマクロ経済学、数理経済学)が、この10年間取り組んでこられた実践例をお聞きしたうえでの意見交換会。明治大学、法政大学、淑徳大学の先生方や人材育成に携わっておられる民間の方々も加え、約20名の識者の方々が参加しておられた。
学問の世界から思いっきり遠い場所にいる僕としては、とても新鮮な(居心地はあんまりよくないんだけどw)時間となった。
それはともかく、池田先生の問題意識に共感した。
「インターンシップは、すべての関係者の利得を実現することが必要である」というもの。大学(学生)、企業(社員)、公共(住民)がそれぞれ十分なメリットを得ることが必要なのだということである。
まったくその通りだ。
現在、大手企業を中心に行われている短期のインターンシップは、学生のため、公共のためになっているとは言い難い。社員や組織のためになっているとも言い難い。その利得の所在はとても偏っており、企業の新卒採用を有利に(他社に先んじて)進めるものでしかない。
が、企業は採用予算を投じながらインターンシップを運営しているわけであり、企業が採用でメリットを享受しようと考えるのは合理的なこと。批判、非難されるものではない。
一方で、パフのウルトラインターンシップ(というより、職サークルそのもの)はそんななか、企業の採用予算で運営しながらも、「大学(学生)、企業(社員)、公共(住民)がそれぞれ十分なメリットを得る」ようなスキームを描こうとしている。
「こりゃ、うちはなかなかイケてるんじゃないかな…」なんてことを考えながら大人しく、昨夜の勉強会に参加していたのでした。うん、たまにはアカデミックな世界に触れるのも悪くない。
さて、今朝はえらく天気が悪い。月島界隈では先ほどまで雷が鳴り響いていたし…。
では、マッサン後ちょっと早めに行ってきます!
圧倒的な当事者意識
2015年1月26日 (月曜日)
おっと、うっかりまじめなタイトルを書いてしまった(苦笑)。
たぶん、どこの会社の経営者も皆、すべての従業員に当事者意識を持って主体的に働いてもらいたいと思っている(と思う)。
でも現実には、「そこまでやれとは言われてません(だからやってません…)」とか、「言われたとおりにやりました(何の文句があるの?)」という会話が起こりがちだ(^_^;)。
リクルートホールディングスの峰岸社長が昨年秋の上場時の記者会見で、「リクルートの強みは?」と聞かれて、「すべての社員が圧倒的な当事者意識をもっていることだ」と答えていた(ほかにもいくつかあったけど忘れましたw)。
現在のリクルートの社員たちが本当にそうなのかどうかは知らないが、やはり経営者が社員に求める理想はそこにある。
そういえば、パフでは現在3人のインターン生が仕事をしている。決して低くはない報酬も払っている。もちろん報酬を払うからには、それを上回るだけの成果をきっちりと出してもらいたいと思っている。
彼らがインターンを志望してきた時に手渡した比較表がある。無給のインターンシップと有給のインターンシップの違いだ。
ここで問うているのも、やはり当事者意識。つまり主体性だ。
参考までに以下、載せてみよう。
・・・と、慣れない技を使ってブログ上で表を作っていたら時間が無くなってしまった(+o+)。
本日のところは、ここまで。では、行ってきます!
●パフの無給インターンシップと有給インターンシップの違い
無給のインターンシップ | 有給のインターンシップ | |
会社の目的 | ●採用広報として。または採用直結の場合もあり ●大学とのリレーション強化 ●CSR の一環 ●社員への刺激、活力の提供 | ●左に加え、「成果」をあげてもらうこと |
インターン生が得られるもの | ●知識・体験・経験の蓄積 | ●左に加え、社会人としてのスキル、思想、責任感、達成感、報酬 |
インターン生の視点 | ●自分の視点から相手を見る | ●相手からの視点で自分を見る |
仕事に必要な手順、段取り | ●会社が与えてくれる | ●自分たちが主体となって考える |
インターン生に求められるもの | ●知識・体験・経験を自分のものにしようという意欲 | ●正社員と同等以上のミッションに対する責任感と主体性 ●会社を代表するものとしての礼儀、態度、姿勢(マナー)、パフの行動基準(4つの原則と、うまれよ) ●ホウレンソウ(報告、連絡、相談) |
インターン生が捨てなければならないもの | なし | ●他責(言い訳) ●甘え |