リーダーがダメだから、を言い訳にして何もしないダメダメな連中
2011年6月3日 (金曜日)
と、日記のタイトルを書いてみた。
国政を担っている(はずの)国会議員のことだけではなく、自分も含むすべての責任ある(はずの)大人たちのことである。
「リーダーがダメだからダメなんだ」って言っている奴に限って、自分自身が問題解決に向かって動いていないように思える。「この国(あるいは会社)にはリーダーがいない」なんて深刻ぶる奴に限って、実は自分のことしか考えていなかったりする。
一人ひとりが自分のミッションを自覚し、主体的に懸命に取り組んでいれば、リーダーが悪い、組織が悪い、なんていう発言は出てこないだろうし、人の足を引っ張るような行動はしないだろうに……。
昨日は、前日に続き、昼間のひとコマだけ、HRプロの講演を聴きに出かけた。
「震災から立ち上がる日本。組織、採用、人材育成がやるべきこと」というタイトルのパネルディスカッション。高橋俊介さん、中原淳さん、大久保幸夫さんという、組織・人材論の領域における論客たちの聴きごたえのある内容だった。
皆さんそろって最後のところで仰っていたのが世代交代。
保身に走ったり、人の足を引っ張ったり、と、後ろの方向にしかエネルギーを使えない連中にはとっとと引っ込んでもらい、未来を本気で創ろうとしている若者たちに将来を託していこう…ということだ。
考えてみれば、明治維新も、戦後の復興も、若者たちのエネルギーがあったからこそ成し遂げられた。
菅さんも、「一定の目処がついたら、若い世代に引き継いでいきたい」と昨日の会見で発言していたが、本心からの言葉であることを願う。
若者よ、前に出られたし!
プロだな、と感じ入った日
2011年6月2日 (木曜日)
昨日は6月の初日。山盛りの課題を抱えながらのスタートである。
時間に追われながらも、楽しみにしていた講演があり、お昼前に秋葉原UDXに出かけた。
パートナー企業であるHRプロさん主催の(パフも協賛している)、 「HR戦略総合セミナー」の初日だったのだ。1日から3日まで、3日間に渡って開催される。毎年着実に規模が大きくなっている。さすがプロだな。素敵。
僕が楽しみにしていたのは、野田稔さん(明治大学大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授)の講演。テレビでもおなじみの野田さんだが、現在の職場である明治大学のビジネススクールは、僕の大学時代の恩師である上原征彦教授が創始されたスクールという関係もあり、親しみを感じていたのである。
約70分の講演だったのだが、いやー、すごい。分かりやすいし面白いし為になる。難しいことを理解しやすく話をしてくれる。さすがプロだ。僕はあまりメモをまめにとったりするタイプではないのだが、おもわずたくさんのことを、レジメに書きこんでしまった。
講演後、すぐに日本橋に移動。
創業時からお世話になっている会計コンサルティング会社の社長で公認会計士のHさんとの打ち合わせだ。Hさんもプロ。こちらの課題をきちんと捉え、実に無駄のない適切かつ経験に裏打ちされた実効的なアドバイスを繰り出してくれる。素敵だ。
夕方からは社内で6月度のキックオフ会議。全社員参加の会議だ。こちらは、まだまだプロになりきれていないなあ。素敵まであと100歩。
いま世の中に必要なのはプロ。自律人材である。プロに成長するためには、幾多の経験を積み、修羅場をくぐる必要がある。そんな機会を自らつくりだし、自分自身をその厳しい環境に晒すことが肝要なのだ。うん。パフの社員には、プロになるための機会が溢れているっていうことだな。ぜひ素敵なプロ人材を目指してほしい。
そんなことを感じた日だった。
大きな変化に向けて着々と石を置いている日々
2011年6月1日 (水曜日)
さて、本日から6月。パフの事業年度第15期も、あと1カ月で終わる。
この世で生き残る者は、強い者でも、賢い者でもない。唯一生き残る者。それは、変化できる者なのだ。
正しい言い回しかどうかは分からないが、ダーウィンが残したとされる名言だ。
パフも変わる。
でもそれは、「生き残り」という寂しい目的のためではない。
この世の中に、価値を提供し続ける会社であるために。世の中の人々から必要とされる、唯一無二の存在となるために、変わるのである。
では、どんなふうに変わるのか。
いまは着々と石を布いている日々。
秋が来る前までには正式に発表したいと思う。
企業を卒業して、大学に入ったアオキさん
2011年5月31日 (火曜日)
この「釘さん日記」に、「ナベちゃんの同期」という名前で、たまあに(年に1回くらい?)、コメントを書いてくれる人がいる。
本当の名前は「アオキさん」。ちなみにナベちゃんというのは、僕の中学時代の同級生のワタナベという奴のこと。二人は、リクルートの1984年入社の同期なのだ。
僕がアオキさんと出会ったのは、このワタナベの結婚式のとき。もう26年前になるのかな。アオキさんは、ワタナベの結婚式で司会を務めていた。緊張しながらも流暢に司会をこなしていた姿を、いまでもよく覚えている。
アオキさんとは、ワタナベ以外に、もうひとつ僕との繋がりがあった。実は僕の兄貴のかつての部下であり、中野にあった独身寮の後輩でもあったのだ。さらに、一度目の(?)結婚式の仲人は、うちの兄貴が務めていたのだという。
昨夜は、そのアオキさんの卒業式と入学式を行なった。
アオキさんはリクルートを辞めたあと、某社の人事部長を5年近く務めていたのだが、このたび、無事その会社を卒業し、某大学のキャリアサポートセンター室長(准教授)の職に就くことになったのだ。企業を卒業して大学に入るというのも、普通の流れとは逆で、なかなか趣がある^^。
アオキさんと知り合って四半世紀以上になるのだが、夜一献傾けるのは初めてのことだった。人事部長時代には、パフに仕事を発注してくれていたこともあり、パフの営業担当ヨシカワも途中から合流した。
「これからは学生のキャリア支援を、パフに思いっきり手伝ってもらいたい」とアオキさん。そりゃあもう、存分に手伝わせてもらいまっせ。
人と人の縁というのは本当に面白いし楽しい。
ここだけの話だが、アオキさんは7年ほど前、パフに入社することをマジメに検討してくれていたこともあるのだ。
その時は事情があって断念することになったのではあるが、それでもずっと付き合いが続いている。ナベの結婚式で出会ってから、今年でもう27年目だ。
アオキさん、新天地でのご活躍をお祈りしています。そしてパフへの大きな仕事の発注も期待していますよ。
以下、記念に昨夜の写真を載せておこう(左がアオキさん、右がヨシカワ。僕もどこかに隠れています)。
遅ればせながらMSPチャリティーライブの報告をする日
2011年5月30日 (月曜日)
最近やたらと(時間的にも物理的にも気持ち的にも)忙しくて、すっかり報告を忘れていたのだが、5月14日(土)に開催したMSPの「震災復興支援チャリティーライブ」。
先日、MSPのMこと、マングローブの今野社長が、当日の収益金と募金箱に寄せられた寄付金を、仮設住宅建設を支援しているプロジェクトに手渡した。
その模様が今野社長のブログにアップされているので、「釘さん日記」の読者の皆さんにもぜひご覧いただきたいと思う。⇒ http://www.bc-mgnet.com/blog/detail_2135.html
寄付できたお金は、当日の入場料から食事代などの経費を差し引いた収益金と、当日設置した募金箱に寄せられたお金との合計で約20万円。寄付は金額の多寡ではないとはいえ、よくこれだけのお金が集まったものだと思う。お越しいただいた皆様に、あらためて大感謝なのである。
当日お越しいただいた方々から、「あそこまで本格的とは思わなかったです」とか、「とても楽しかったですよ」というお褒めの言葉を頂戴するたびに恐縮してしまう。なんたって全員(MSP+キーボード+バイオリン)が集まって練習できたのは全部で3回だけ。本番直前まで(いや厳密に言うと本番のステージの上でも)ハモリの練習をしている始末。
とはいえ、(メンバー全員、相当にハードスケジュールだったんだけど)やってよかったなあっていうのが、率直な感想。次回はもう少し練習をきちんとしたうえでステージに上がりたい。
あらためて、当日お越しくださった皆様、本当にありがとうございました!!
<追伸>
往年のアイドル歌手、ザ・リリーズ(現在は正式には、Lilies )さんから素敵なお花をいただいていたので、遅ればせながら写真を掲載しておきます^^
くたくたになっている日
2011年5月27日 (金曜日)
「くたくた」というコトバは、なかなか味がある。疲れたり弱ったりしていることを表す形容詞なのだが、悲壮感というよりも、ペーソス(哀愁)と滑稽さが、このコトバには同居している。さしづめバラエティ番組で、芸人が無茶な難行苦行に無理やりトライさせられて、疲れまくっている姿を思い浮かべる。
・・・と、まあ、そんこなことはどうでもいいんだけど、昨日は、ほんとうに「くたくた」になってしまった。
朝早く、出張先の福岡から3時間近くかけて母親の住む湯布院へ。母親が「壊れた!」と騒いでいた携帯電話の設定をやり直して、そのあとすぐにまたバスで2時間近くかけて大分空港へ。
築地のパフに戻ってきたのは午後5時半。この間、バスやタクシーや電車や飛行機に乗っていた時間は、合計で7時間。ふー…である。
事務所に着いて、ひと息つく間もなく、「うまれよ塾」が始まる。3時間の講座で、終わったのが夜9時過ぎ。
その後2時間くらいは、出張中に来ていたメールの整理や返信。翌日の準備。気がつけばもう夜の11時。
いやあ、本当にもう、くたくた。口をきくのもイヤになるくらいだった。
疲れというのは蓄積するらしいので、これ以上溜まらないように気をつけなきゃいかんな。
と言いながら、本日は朝9時から怒涛の来客&打ち合わせラッシュ。隙間がまったくないぞ。難問の解決に向けての動きもこれからが本番だし。
尿管結石と胃腸炎と扁桃炎を併発して寝込まないように気をつけなければ。あ、骨折にも気をつけよう(←マニアックなギャグです)。
ふるさと就職応援ネットワーク幹事会in福岡だったのだ
2011年5月26日 (木曜日)
昨日は、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の幹事会。今回は、以前より開催地として熱望されていた福岡での開催。
中洲川端に本社事務所のあるネオ倶楽部さんの会議室に、10数名の全国同業の社長たちが集合した。
18時まで情報交換と報告と議論が延々と続く。決して見通しが明るいとはいえないこの市況のなかで、各地の同業はみな善戦している。
うむうむ。負けられないな。
この秋から、全国の500校以上の大学にポスターやチラシを配布することが決まった。パフでも独自のポスターや冊子を、ふるさと就職応援ネットワークの配送に相乗りする。他にも数社相乗りするかも。すごいコストメリットだ。こうやって共同でやれることはどんどんやっていきたい。
陽が西に傾き始めると、なんだか皆、そわそわし始めてきた。
そうなのだ。皆、夜の懇親会を楽しみにしていたのだ。
18時半。福岡は日没が遅いのでまだまだ明るいのだが、場所を、中洲のモツ鍋屋さんに移し、オヤジ連中の楽しい懇親会が始まった。
ネオ倶楽部の若手社員も混じっての懇親会。最後は、長渕剛のそっくりさん(テレビにも多数出演している勇次さん)が経営しているカラオケスナックで、勇次さんと長渕曲の大合唱。いやはや、皆、すごいパワーだったな(笑)。
ところで僕は、これから急きょ実家の湯布院にバスで移動する。2時間半くらいかかるかな。
湯布院に住む母親(ことし88歳!)が、携帯電話をいじり回しているうちに壊してしまったようなのだ。3月に僕が新しい機種を買って届けたばかりだというのに、まったく(苦笑)。
夕方からは東京で「うまれよ塾」があるため、湯布院には1~2時間くらいしかいられない。すぐに空港に戻って飛行機に乗らなければならないのだ。この短時間で携帯電話の修理(といっても設定を初期化すればいいだけなんだろうけど)が出来るのだろうか。ま、無理なら、持って帰ればいいだけか。
本当はもう少し福岡でゆっくりしたかったのだが、そういうわけにもいかなそうだ。
では、まずは湯布院に行って来ます!