パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

貴重な休日

2010年3月6日 (土曜日)

昨夜は、M社のF部長と、名古屋から東京までの新幹線のなかでずっと語り合って過ごした。東京に着いてからもまだまだ話足りず、東京駅からタクシーを飛ばし「のろ」まで行き、さらなる語り合いを行った。

F部長とのお付き合いは今年で丸10年となった。僕とパフのよき理解者である。でも互いに多忙であることから、二人だけで話をする機会は最近ほとんどなかった。久々にじっくり話が出来てうれしかった。

さて、本日は土曜日。そういえば先週の今頃は松山に向かっていたな。その前の週は九州にいたな。明日はまた九州だな。ウロチョロしている毎日で、落ち着きのない子供みたいだ。

しかし、きょうは休む。部屋の掃除もする。床屋にも行く。読めていなかった本を読む。斜め読みで済ませていた新聞にもじっくり目を通す。録り溜めていたテレビドラマ(不毛地帯)も観なきゃ。

うーむ。休むといいながら、やらねばならぬことが山積だ。

ではまずは、床屋から。

行って来ます!!

明日は朝6時に家を出発して名古屋に向かう。M社の会社説明会のコーディネートだ。

同社の説明会は月曜日に福岡でも開催されるのだが、当日入りだと間に合わないので、日曜日に入って前泊する。

いよいよ体調管理が大切な季節だ。寒かったり暑かったりが日替わりで訪れるこの季節。気をつけなきゃな。

とくに睡眠はキチンととらなきゃだね。といいつつ、出発まであと5時間ちょっとになってしまった。ってーことは4時間ちょっとしか寝られない?日記なんて書いてる場合じゃないな。きょうは刺激的なネタがたくさんあったんだけど、しょうがない。

さ、寝ましょう。おやすみなさい!どうか寝坊しませんように。

昨夜、予定通り丸の内警察署に出頭…いやいや出向いた。

出向いたのは丸の内警察署の7階。ここに『丸の内柔道倶楽部』の柔道場がある。

パフの古くからの取引先W社の大森さん(W社の取締役である)も、この柔道倶楽部の部員。中学・高校の6年間、柔道をやっておられたのだが、53歳のときにこの倶楽部と出会い、以来7年間(現在60歳である)、柔道の稽古に勤しんでいるのだという。

一方僕は、昨年、コマツ女子柔道部の顧問をしておられたコマツ人事部ビジネスクリエーションセンタ所長の木村さんとの出会いがきっかけで、僕の日記や、パフのメルマガで柔道ネタを書くことが多くなった。なかでも「柔道ルネッサンス」のことを書いた日記やコラムへの反響が大きかった。

W社の大森さんも、このコラムに感想を寄せてくださった方のお一人で、メルマガ配信後すぐにメールをいただいていた。「いちどぜひ『丸の内柔道倶楽部』にもお誘いしたい」と仰ってくださっていたのだ。

そしてついに昨夜、「見学」という名目で、柔道場にお邪魔することになったのだった。

そう。「見学だけ」のつもりだった。

しかし、柔道場に入り畳を見た瞬間、体がウズウズしてきた。一緒に連れて行った(パフでインターンをしている)オオツキが、僕の分まで柔道着を持ってきていた。実は僕も鞄の中に自分の(中学校のときに締めていた)黒帯を入れてきていた。

そして気がつけば、柔道着に袖を通していたのだ。

いやあ、楽しかった。懐かしかった。35年ぶりだ。

オオツキを相手に少しだけ打ち込みをした。昔得意だった背負い投げを試みた。オオツキが「投げてみていいですよ」と言ってくれたので、腰をぐいっと入れてみた。そして腰を上げながら体を回転させた。オオツキが宙を舞った。次の瞬間、オオツキがバシッと目の前の畳に叩きつけられた。

いやあー気持ちよかった。

うん。決めた。

もう一度、柔道をやろう。

35年前に講道館から初段をいただいたので、次に目指すは、講道館柔道二段である。

よし、がんばるぞ!!

(下の写真は、W社の大森さんとのツーショット。その下はオオツキとのツーショットです)

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今夜は柔道の日

2010年3月3日 (水曜日)

今夜、丸の内警察署に出頭する。

あ、ちがった。

丸の内警察署の柔道場に顔を出す。

「丸の内柔道倶楽部」という、大人の柔道サークルの練習が、ここで行われているのだ。

なぜか僕は今夜、この練習に参加することになっている。

パフでインターンをしている大学の現役柔道部員であるオオツキも連れていく。

オオツキは練習する気まんまんなのだが、僕はできれば見学だけにとどめたい。だってこの35年間、まともに練習したことがないんだもん。

さてさて、どうなりますやら。

読者のみなさん。明日以降の日記が更新されていなかったら、今夜の柔道の練習でどうかなっちゃったと心配してください。

あれよあれよという間に時が過ぎ3月に突入した。

昨日は月初の月曜日。朝からミーティングが続き、午後は2社の社長宛の初訪問。夕方会社に戻ってから一息する間もなく3月度のキックオフミーティングが始まった。

2月はたった28日しかなかったのに公私ともにいろんなことがあった。日本列島を上に下に、右に左にウロチョロしていた。手足と頭と心をフル回転させた。振り返ると相当な密度だった。良いことも悪いこともたくさんあった。

忙しいのは嫌いではない。ウロチョロするのも好きだ。いろんなピンチも前向きに捉えられるほうだ。

とはいえ、もう少しゆっくりとできる時間が一週間に1日くらいは欲しいかな。3月は(特に前半は)じっくりと考えてみたいことがある。その時間を確保することが、僕の今月のいちばんの課題だ。

せっかく松山まで来たんだからということで、本日は松山の観光を楽しんだ。

ここ数年はコンベックス社の遠藤社長と親しくさせてもらっていることもあり、松山を訪れたのは今回で3度目。でも機会がなく、いままで一度も行けていないところがあった。

それは、道後温泉の本館である。

歴史のある建物で、宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」に登場する風呂屋のモデルにもなっている。「坂の上の雲」で、モックン演ずる秋山真之とお父さん役の伊東四朗が一緒に入っていたお風呂があるのもここだ。

この道後温泉を目指して、早朝6時にホテルを出発。辺りはまだ薄暗く、夜明け前だった。

徒歩30分かけて(歩くつもりじゃなかったのだが朝早すぎて電車もタクシーも走っていなかったのだ)、やっと道後温泉本館に到着した。到着したときにはすっかり夜が明けていた。

下の写真は、朝日の差す道後温泉本館。なかなかいい雰囲気だ。

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入浴料400円とタオル代60円を払って、いざ脱衣所へ。

いやあ、いい雰囲気だ。

浴室はさすがに写せなかったのだが、とってもいい風呂だった。身も心もポッカポカになった。

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その後、飛行機の時間まで、松山城(タイミング良く芸者さんが舞を踊っていた)を中心に市内を散策。せっかくなので写真をいくつかアップしておこう。

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上の写真は松山城の天守閣から見た松山市内。きれいな街だなあ。

下の写真は松山の芸者さん。かの野球拳は松山が発祥の地らしい。

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上の写真は坊ちゃん団子。下の写真は子規堂に再現されていた正岡子規の10代のころの勉強部屋。

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うん。松山はホントにいい街だな。味わいがある。

僕も夏目漱石や正岡子規のように、しばしこの地で創作活動に打ち込んでみたいな。
 

土曜日の朝8時半の飛行機で四国は愛媛県・松山市に飛んだ。坊ちゃんの舞台として、そして、昨年暮れから始まったNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の舞台としても有名な地である。

何のためにわざわざ松山まで行ったのか?

Fネット(ふるさと就職応援ネットワーク)の幹事企業である株式会社コンベックスの10周年記念行事に参加するためなのであった。

この日のメインイベントは遠藤社長の10周年記念ライブ。同社の全社員とパートナー企業の方々を集めてのミュージックコンサートである。

光栄なことに、僕はこのライブに友情出演させてもらうことになった。

ということで、ギターを背負って飛行機に乗り込んだ。搭乗拒否されやしないかとドキドキしたが、平静を装って堂々としていたら、保安検査場でも搭乗口でもひっかからなかった。そんなもんなんだな。

しかも搭乗後、客室乗務員が「よかったらこちらにお入れしましょうか?」と、スタッフ専用のロッカーに仕舞ってくれた。僕のことをどこかのプロのミュージシャンと間違えたんじゃなかろうか(笑)。

それはともかく。素敵なライブだったな。

遠藤社長の顔をプリントしたTシャツが本人には内緒で作られており、それを社員全員が着ていた。なんて健気な社員たちなんだろう。

(下の写真は、社員全員で長渕を熱唱しているシーン)

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遠藤社長のお子さんも来場していた。下の写真はリハーサル時に、僕が無理やり並ばせて撮った写真である。名前は弘大君。小学1年生の元気な男の子だ。

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でも本番が始まったら、パパの熱唱はそっちのけで、ガールフレンドと折り紙に一所懸命だったな(笑)。弘大くんに折り紙を教えているのはママかな?いや違うな、たぶん。

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一方で、遠藤社長の熱唱は続く。曲目はなんと長渕オンリーである。唄声も長渕そっくりだった。

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観客もスタンディングオベーションだ。

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僕のゲスト出演も、(練習不足のわりには)まともにいったんじゃないかな。曲は吉田拓郎の『流星(りゅうせい)』である。写真がないので、代わりにYoutubeを(↓こんな曲です)。

それから、もうひとりのゲストのためにギターを演奏した。曲目はユーミンの『卒業写真』である。Rさん、とても素敵だったよ♪ できれば僕も観客席から聴きたかったかな。

ライブのあとは、「もうお前の唄は聴きたくない!」と題した二次会。近くのカラオケルームを借り切っての大カラオケ大会とあいなった。

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このカラオケ大会での殊勲賞は、(僕の独断なる審査では)やっぱり弘大くんだ。ヨッパライの大人たちに囲まれて立派に歌えました。
 

いやー、それにしても遠藤社長は羨ましい。

なにが羨ましいって、社員全員がライブに参加しているところだ。しかも社員たちが一生懸命、遠藤社長を盛り上げていたのだ。

僕も、昨年と一昨年、二年連続でライブを行ったのだが、社員の8割は不参加という立派な無視ぶり。やっぱり人望の違いなのかなあ。

よし、決めた!!

今年は僕も、ライブをやろう。半世紀を振り返るライブだ。僕が生まれた昭和35年(1960年)から平成22年(2010年)までの50年を、その時々に流行っていた唄で振り返るライブだ。名付けて「釘さん生誕50周年記念ライブ」だ。

でも50年だから50曲歌うのか?社員からまた見放されそうだな。

脱線してしまった。

ともあれ遠藤社長。創業10周年、ホントにおめでとうございました!!