パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

先日の日記では、クボタとスハラの2名のインターンシップが終了したことを書いた。

彼らは『パフの協賛企業を、1社増やす』ということを、インターンシップ期間の目標に掲げ、約一か月ものあいだ頑張り続けた。

先月末、彼らはインターンシップを終えたのだが、実はまだ、この目標が達成されたかどうかは、結果が出ていない。

というのも、彼らが新規訪問をした会社へのフォローがまだ続いているからだ。クボタやスハラが今後は直接訪問することができなくても、その後を引き継いだ社員たちがフォローしていくことで、協賛企業としての契約を交わしてくれる会社が生まれないとも限らないのだ。

そして、もうひとり。9月中旬まで引き続きインターンを続ける男子大学生がいる。名前をモリヤマという。彼は、自分で自分のことを“ダメうんこちゃん”とあだ名をつけているのだが、なかなかの頑張り屋だ。

モリヤマには、30社ほどの未取引企業のリストを渡している。彼はそのリストにある企業1社1社のことを事前にしっかり調べた上で、アポのお願いの電話をしている。しかし、アポがとれた企業は、そのうちわずかだ。ほとんどの企業からは“ケンモホロロ”に断られている。

インターンも終盤を迎え、訪問できる企業がもうほとんどない。

いよいよ行き詰ってしまったモリヤマは、本日から、「飛び込み訪問」を開始した。

が、飛び込んだ先でも、辛い仕打ちをモリヤマは受けた。

「資料を置かせてください」とお願いすると「どうせ読まないからいらない」と言われ、「では名刺だけでも置かせてください」とお願いすると「ゴミになるだけだからいらない」と言われ、追い返されたという。

世の中の厳しさや理不尽さや冷たさを、いやというほど味わっているモリヤマ。

でも、この苦労がきっと報われる時が来る。そのときを信じて、めげずにもうひと頑張りしようぜ!

昨日の僕の日記にコメントしてくださった方がいた。

その文章を読んでビックリ。「あれぇ、誰だっけかなあ」と、ずーっと昔の記憶の糸を手繰り寄せた。

すると、「あ、思い出した!!」と、25年以上もの昔の情景が浮かんできたのだ。

僕は、大学生のとき、 『人形劇団ZOO』という子供向けの劇団の団長を務めていた。

この団体は、大学から正式に認められた部活やサークルではなかった。

当時、大学から正式に認められていた団体は 『人形劇研究会』という団体で、大学から部室を与えられ、予算もきちんと付いた正統派の団体だ。

コメントをいただいたのは、この正統派の団体の会長さんからだった。

僕が所属していたほうの劇団の創業者(僕の5学年上の先輩)は、もともと『人形劇研究会』の一員だったのだが、その目指すべき方向が主流派とあわずに、袂を分かった。そして、仲間たちと立ち上げたのが、 『人形劇団ZOO』だったのだ。

以来、 『人形劇研究会』『人形劇団ZOO』は、国交断絶。犬猿の仲となったのだった。

「同じ人形劇をやってるんだから、僕らの代からは仲良くしようよ」と、僕が団長に就任してすぐに、 『人形劇研究会』に話を持ちかけた。

以来、何度か交流会(合コンとか?)を持った記憶がある。そのときの会長さんが、今回、この日記にコメントを書いてくださった方だったのだ。

僕のこの日記を見つけて読んでくださったなんて、とても嬉しいことだ。感動である。

あれは僕が21歳の頃だった。青春がいっぺんに蘇ってきた感じだ。

「明学同期生」さん、ありがとうございました。またあらためてメールを書かせていただきます!

パフでは毎月、第一月曜日の夜、月度のキックオフミーティングを行っている。前期までは毎月末に、「締め会」という名で同様のことを行っていたのだが、月末はなにかと慌ただしく、数字も正確には集計しきれないことが多かったので、月初に切り替えたのだ。

キックオフでは、全社員がそろったなかで、前月の活動の振り返りを行うとともに、今月の計画を報告しあう。月間MVPなどの表彰も行う。そして会議後は、皆で乾杯し、軽食を取りながら、親睦をはかる。

下の写真は、本日行われた9月度キックオフの乾杯後の模様である。

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 インターンを含む男ども5人が、ランバダの音楽に合わせ、奇妙な行列踊りを見せている。

また三十○回目の誕生日を迎えたスギヒラのケーキカット(相手はなぜかタカタ)も行われた。

先月末でインターンを無事終了した、スハラとクボタからの(なんと全社員への)プレゼント贈呈式などもあった。

まあ、なんとも賑やかな9月度のキックオフだったわけである。

10月度のキックオフでは、ランバダの踊りだけじゃなく、売上数字も賑やかになってくれると申し分ないんだけどね…(汗)。

いつものジムを一部公開する日

2008年8月31日 (日曜日)

僕が週末通っているジムを、きょうは「釘さん日記」読者の皆さんに、一部公開しよう。

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着替えをし、トレーニングを開始する前に、僕はいつも体重を計る。本日は、70.15Kgなり。

#2か月ほど前、ジム通いを習慣化したときよりも1Kgほど(しか?)少ない。が、当時たてた目標によると、すでに今頃は65Kgになっていなければならないはずなんだけど……。 

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ランニングマシーン。ここでいつも30分から1時間ほど、走り込みを行う(体調がいまいちのときは歩くだけですが)。

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筋力トレーニングをするためのマシーンがずらりと並んでいる。 このマシーンひとつあたり、30回を目安に筋力トレーニングを行う。 

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この台の上で、腹筋を30回。

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ランニングマシーンのパネルには、距離と速度と走行時間が表示される。これを見ながら、「よし、あと15分だ!」と、自分に気合を入れる。

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トレーニングが終わり、体重を計ると、69.5Kg。650gの減量に成功だ。がしかし、1週間するとまた元にもどるんだよなぁ、これが……。

 

ひととおりのトレーニングを終えて、サウナでもうひと汗流し、風呂に入って、全プログラムを終了。これで約2時間くらいかな。

いまは毎週土曜日と日曜日だけしか通えていないが、できれば平日にもう一日行けるといいんだけどな。

人間ドックまであと一か月。いつも数値をみた医者から呆れられたり、心配されたり、怒られたりなので、今年ばかりは、ジムの成果をもって、「がんばりましたね!」と言われてみたいものだ

以前から読もうと思って読めていなかった小説、『坂の上の雲』。ご存じ司馬遼太郎の長編歴史小説である。

読もうと思ったきっかけは、昨年の6月、出張で松山に行った時のこと。空港に向かうために乗ったタクシーの運転手さんに、坂の上の雲ミュージアムや、秋山兄弟の生家に連れて行っていただいた。運転手さんは郷土が生んだこの英雄たちを誇らしく語っていた。

松山は、明治維新では幕府軍側にいたため、その敗北によって、すぐお隣の土佐や長州に支配される立場となった。しかし、坂の上の雲の主人公たち(秋山兄弟と正岡子規)の活躍によって、郷土の人々はのちに、胸のすく思いをしたのではないだろうか。

NHKがスペシャルドラマとして、2009年秋から3年がかりで放送するという。かつてないスケールだ。すでに撮影がスタートしており、先日、ロケの模様がテレビで放映されていた。そのロケの壮大さに関心を持ったことも、読んでみようと思ったきっかけだ。

 

この小説は、産経新聞に1968年から1972年にかけて4年半にわたり連載された。構想期間も含めると10年間ほどの歳月をかけたという。司馬遼太郎は、40代のほぼすべてを費やして、この小説に取り組んだというのだ。

司馬遼太郎の小説といえば、『竜馬がゆく』や『翔ぶがごとく』や『燃えよ剣』など、幕末~明治維新のものを僕は好んで読んでいたのだが、この『坂の上の雲』は、列強の仲間入りを果たそうともがいていた明治初期から、不幸な日中戦争や太平洋戦争のきっかけとなる日露戦争までの時代を描いている。

司馬ファンからは圧倒的な支持を得ているこの作品。いまさらながら、やっと読み始める。

10月中旬に再度、松山に出張する予定があるので、それまでになんとか読破し、もう一度、秋山兄弟や正岡子規の足跡を辿ってみたいと思う。

本日は、月に1度のふるさと就職応援ネットワークの幹事会の日。

仙台(エムジョイ)、新潟(広報しえん)、金沢(JJC)、愛媛(コンベックス)、西東京(就職エージェント)、東東京(パフ)の6人の社長がパフの会議室に集合し、半日をかけて、さまざまな議題について話し合った。

とくに来る9月27日(土)に開催するイベント 「キミはUターンできるか?ふるさと就職シンポジウム2008」については、開催まで1ヵ月を切ったため、入念な確認が行われた。

※この日記をご覧の地方出身のみなさん、9月27日(土)午後1時半から午後4時半まで。お茶の水で記念イベントを開催しますので、ぜひご来場ください!

 

一方、本日は、7月中旬からインターンシップ生としてパフで働いていた、筑波大のクボタと、東大のスハラの最終勤務日。せっかくなので、ふるさとの幹事社長たちとの懇親会に招いてあげようということになった。

東銀座のいろり家という居酒屋で、まずは一次会。狭い個室で、6名の社長たちに囲まれたクボタとスハラは、最初は緊張しつつも、徐々に本領を発揮していった。そして、ついには社長たちの青春の蹉跌とでもいうべき、隠された過去を暴いていくに至った。

必然的に「二次会に行こう!」ということになり、ゲリラ豪雨のなか、「のろ」に大挙おしかけた。

我々社長陣は、クボタやスハラとは親子ほどの年齢差なのだが、そのギャップを感じさせないほどに、一緒に溶け込み盛り上がった。

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皆、歌い、踊り疲れたあと、やっとお開きとなった。ラストソングはなんと、五木ひろしの「ふるさと」である。 ♪ あああー、誰にもー、ふるさとがあるぅー、ふーるさとがー、あーるー ♪

クボタとスハラは、地下鉄の駅のほうに向い、僕ら社長連は、タクシーを拾うために逆の方に向かった。

社長たちは、クボタやスハラに感動していた。

「クギさん、彼らすごいですね。もうずいぶんと、ああいう学生には会っていません」

クボタ、スハラ。こりゃ最高の褒め言葉だよ。一か月のインターンシップで、キミらは、格段に成長したのだ。

社会に正式に出る時には、また東銀座、築地、新富町界隈に戻ってくるのだぞ!

刺激的な方々との出会いの日

2008年8月28日 (木曜日)

内定者フォローの事業で提携しているガイアックス社と共同で、少し大きめのセミナーを計画している。10月上旬に開催する予定だ。

このセミナーは、我々が提供する内定者フォローシステム(フレッシャーズシリーズ)を活用している企業様にご講演いただいたり、パネルディスカッションを行っていただいたりして、人材の採用や育成、組織の活性化などについて考えていこうというもの。約300名の人事担当者や経営幹部の皆さんの来場を目論んでいる。

きょうは、このセミナーでの講演を快く引き受けていただいた、R社の人材開発部長のOさんと、社長のMさんのところに、ガイアック社の上田社長と佐別当事業部長とともに伺った。

社長のMさんというのは、パフ創業の黒幕のような人で、僕とは25年来の付き合いだ。しかし、Oさんとお会いするのはきょうが初めてだった。

実は、Mさんに今回のセミナーのことを相談したらば、「まさにセミナーの趣旨にぴったりの人がいる」ということで、Oさんをご紹介いただいたのだ。

Oさんは、人材業界では有名な方で、とあるキャリアスクールの校長先生も務めている。お会いすると、フランクで、正直で、熱くて、まっすぐで、お茶目なキャラクターが、びんびんに伝わってくる。とっても魅力的な方だった。

これは10月のセミナーが、いまからとても楽しみだ。来週末くらいには、正式にアナウンスされると思うので、皆さんも乞うご期待。

 

夜。盟友であるマングローブ社の今野社長が編集長をつとめるMG-NET+「集う」という会合に参加した。

3か月前の日記でも、この「集う」のことを書いたが、三か月に一回の会合で、毎回ゲストスピーカーを招いての講演と懇親会が行われる。僕はどうやら前回から半強制的に参加することになっているようだ(笑)。

今回のゲストスピーカーは、株式会社和み の作山(さくやま)社長。とてもチャーミングな女性経営者だ。某飲料販売会社のトップセールスを経て、この会社を2002年に起業されたという。

ハーブティー、日本茶、紅茶、中国茶、珈琲の専門店を都内を中心に展開している。僕は勉強不足で知らなかったのだが、いまマスコミでもたいへん注目されているお店で、パフのすぐそば(歌舞伎座の裏あたり。行きつけの球磨川のすぐそば)にもお洒落で有名なお店があるという。

講演の内容もすっごく魅力的で、こんなチャーミングな方から、こんな硬派でべらんめえで本質的な言葉がポンポン飛び出すとは思いもしなかった。参加者(60名くらいだったかな)は、皆、引き込まれていた。

懇親会のときなど、もうたいへん。作山社長の前には名刺交換を求める大行列が出来上がってしまった。

僕もぜひ名刺交換したかったのだが、横着なものだから、行列に並ぶことよりも目の前にある食事を食べることを優先してしまった。

いろんな方々との歓談も一息し、さて、そろそろ作山社長のところに名刺交換しに行こうかと思った矢先、一本締めが始まった。そしてなんと作山社長は、控室に引き返してしまったのだった。

ありゃりゃ、と思って、今野社長に、「名刺交換しそびれちゃいましたよお!」と軽いクレームを投げたら、さささと僕を控室まで案内してくださり、ツーショットでの会話の場を作ってくれた。

#今野さん感謝です。

作山社長には、「今度必ず、歌舞伎座の裏のお店に行きますからね♪」と約束を交わした。 「じゃ、お店で待ち合わせて、飲みにでも行きましょうか」なんていう軽口も叩いたりしたが、気さくな社長なので、ホントに実現しそうだ。いまから楽しみである。

 

やっぱり何歳になっても、新しい気の合う方々との出会いというのは、とても楽しいものだということを実感した本日の出来事だった。