パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

ささやかな異動祝いの日

2008年10月3日 (金曜日)

丸5年間お世話になったD社の人材開発部長のIさんが、まったく別の部門(というか古巣)に異動となった。しかも部長からさらに昇格して。

知らせを受けたのは昨日、神戸にて。

そうかあ。Iさん、ついに異動かあ……。

Iさんと僕とは同学年、同年齢。性格も趣味も志向も、まったく異なるのだが、5年間とても気になる存在だった。

とくに人材開発部長に着任してからの2年間は、かなり密着したお付き合いをさせてもらった。一緒に地方に出張する機会も数知れず。お酒もかなり飲んだ。

Iさんは、皮肉屋でクールなシティボーイ(死語?)を装っているのだが、実は涙もろい人情家。「採用の仕事なんか大っきらい」と言い放ちつつも、実はほかの誰よりも懸命に採用の仕事と向き合っていた。「学生なんて大っきらい」と言い放ちつつも、学生に向ける視線は、ほかの誰よりも温かかった。

最近は直接仕事で関わることがめっきり少なくなっていたのだが、それでも2か月ほど前は、新潟でずいぶ遅くまで飲んだりしていた。

そんなIさんの突然の異動である。昇格だし、念願の古巣への復帰なのでメデタイことなのだが、僕としては結構さみしい。皮肉や悪口を言える相手がまたひとり減った。

ということで、今夜はIさんを無理やりお誘いしての異動祝賀会。昔の花街。いまもなお風情の残る荒木町で、深夜まで飲んで歌った。

 

Iさん、5年間、本当にお世話になりました。そしてありがとうございました。

早いとこ、現場の感覚を思い出して、バリバリと活躍してください。たまには、皮肉のひとつやふたつやみっつくらいは、また言いに来てくださいね!

すぐ後ろに高見盛がいた日

2008年10月2日 (木曜日)

きょう、午後の新幹線で大阪を経由し、神戸に向かった。明日は一限目から大学で授業なのだ。

 

いきなり脱線するが、僕は高校でも大学でも、一時間目の授業に出た記憶がない。とくに高校時代は酷かった。だいたい明け方まで下宿の悪友たちと飲んでいて、学校に着くのは二時間目の途中から。しかも二日酔いで目は真っ赤。よく退学にならずに済んだものだ。

そんな僕が、大学で一時間目の授業を受け持つというのも、因果なものだ。あの頃の罪滅ぼしとして、神様が与えてくれた試練だと思い、忠実に尽くそうと思う(苦笑)。

 

さて、本題。

日記のタイトルの通りである。

新幹線で仕事をしていこうと思い、奮発してコンセントのついているグリーン車に乗り込んだ。

しばらくすると、「ぜぇーぜぇー」という、荒い鼻息とともに、鬢付油(びんづけあぶら)の香りが漂ってくる。

なんだなんだ?と思い、後ろの座席を覗き込むと、なんと見覚えのある顔が。

そう、関取の高見盛が座っているのだ。

でっかい。テレビで見るとそうでもないのだが、至近距離(30センチも離れていなかった)で見ると巨大だ。

高見盛といえば、土俵上の取組の仕切りのときに、吉本の芸人みたいに、顔や胸を「パチンパチンパチン」とやる仕草が可愛いいのと、インタビューの答え方や、動作のひとつひとつがユーモラスで人気が高い。なにより、いつも一生懸命な姿勢がいい。

そんな高見盛のすぐ前の席。「ぜぇー、ぜぇー」という鼻息は、いつしか「ぐぉーぐぉー」といういびきに変わっていったのだが、ずうっとその音と付き合いながら2時間以上を過ごした。

大阪で降りるときにでも握手してもらおうと思っていたら、なんと高見盛は、京都駅で降りていってしまった。

車内に残されたのは、鬢付油の強烈な香りと、思いっきり倒されたままの、シートの背もたれであった(笑)。

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きょうは10月1日。3月決算の会社は下期がスタートする日であり、ひとつの区切りの日である。そして、多くの企業では本日、来春入社予定の新卒者の内定式が行われた。

街には、いかにも内定者とわかる学生の集団が、ゾロゾロ・ノロノロと歩いていた。

我がパフの内定式は、来週の月曜日(10月6日)に予定されている。きょうは、お客様のところで内定者研修が実施されているところも多く、パフの社員たちは、その研修に駆り出され、日中は不在になったりするからだ。

かくいう僕も、御茶ノ水にある、とあるお客様の内定者研修の講師を引き受けていたため、日中は外出していた。

そして、帰社後の夜。

内定式ではなく、別のセレモニーがパフ社内では行われた。

この夏、熱いインターンシップを行った3名(クボタ、スハラ、モリヤマ)のインターン生たちの成果発表会+お疲れ様会である。

3名と書いたが、最初はもう1名いた。インターンシップ4日めに、ウイルスにのどをやられてしまい、戦線離脱せざるをえなくなったシュンペータである。嬉しいことに彼も、きょうは参加してくれた。「同期」の活躍を確かめるためである。

実にいい発表だった。感動した。

最初はダメダメだったあの3人が、こんなに成長したかと思うと、とても嬉しくなった。パフの社員以上にパフのことを理解し、大切にしてくれている彼らのことがとても愛(いと)おしくなった。

発表後、お疲れ様会。一人ひとりの社員が彼らにメッセージを送った。そして、最後には彼らにメッセージカードをプレゼントした。

クボタ、スハラ、モリヤマ、そしてシュンペータ。みんな、お疲れ様でした。卒業まであと1年半もある。この夏達成できなかった目標は、ぜひまた次のインターンシップに参加して達成させてくれ!

 

↓ 左はメッセージカードを受け取る(手前から)スハラ、クボタ、モリヤマ。右は、戦線離脱してしまって「申し訳ありませんでした!」とお辞儀をするシュンペータ。

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