パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

国際就職活動家!

2010年4月15日 (木曜日)

今夜は柔道の日。先週も書いたが、僕に柔道の手ほどきをしてくれている25歳の先生がいる。

この先生、名前をU君という。実はU君は、就職活動生でもある。

小学校のときから大学4年生まで、ずっと柔道一直線の生活を送っていた。卒業後、柔道以外の経験も積んでおきたいということで、就職はせずに、一念発起してカナダに留学していた。そしてつい最近、帰国してきた。

帰国後すぐに(現役時代も通っていたという)丸の内柔道倶楽部で柔道の稽古を再開した。

そして同時に、就職活動も始めた。

が、日本の多くの企業(特に大手企業)は、彼のようなキャリアをなかなか受け入れようとしない。まず新卒として扱ってもらえない。かといって中途採用の枠組からも外れてしまう。

そんな折に、僕と丸の内柔道倶楽部で知り合った。僕は新人。U君は大ベテランである。

僕は柔道を教えてもらっているお返しに、U君のキャリア相談に乗っている。

そして本日、汗だくの稽古が終わった後、U君はパフに寄ってくれた。

そこでもらった名刺が凄い!

名刺の肩書きのところに、こう書いてあったのだ。

『国際就職活動家』

ナイス! 素晴らしい!!

こういう優れたセンスを持ち、柔道の腕前も超一流、礼儀正しく根性もあり、外国人とのコミュニケーションもバッチリできる。

こんな若者が就職に苦労しなくても済むような日本にしたいものだ。じゃないとホントに世界から取り残されてしまうぞ。

がんばれ国際就職活動家!!

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旨いぞ!宇都宮の餃子

2010年4月14日 (水曜日)

今日は、朝から宇都宮に入った。朝8時の新幹線に乗ると、もう9時まえには宇都宮に到着である。近いものだ。

先日(土曜日)の日記にも書いたように、本日は「不撓不屈」の主人公が創業した会社(T社)の新人研修だった。宇都宮のホテルに、大卒新入社員136名が一堂に会していた。

136名に対する新入社員研修。圧倒されそうな数だ。

僕が講師となったわけだが、僕の本業は研修の講師ではない。これだけの人数の研修を、うまく切り盛りできるのだろうかという一抹の不安はあった。

が、しかし、この仕事はぜひ実施したかった。

なぜならT社は、9年前より我々パフの理念に心底共感してくださっている古参の協賛企業だったからだ。人事の方々は、毎年、最大の情熱と愛情をもって新卒採用を実施している。

さらに、土曜日の日記にも書いたように、この会社の主人公をモデルにした映画(不撓不屈)を拝見し、あらためてこの会社と創業者の凄さに、僕は感銘を受けていた。

研修の内容にはあえて触れないけど、いやー、よかった。自分でも感動した。新人136名のおかげである。

研修の最後はふたつのことで締めくくった。

ひとつはもちろん、『うまれよ』だ。この『うまれよ』は、もうすっかりパフの専売特許だ。『うまれよ』がなければパフじゃないくらいの象徴的な存在なのである。

そしてもうひとつ。僕が感動した『不撓不屈』の映画のワンシーン。約6分間の映像を映し出した。主人公(T社の創業者)と長男(T社の現在の会長)との心温まるシーンである。「仕事とは?」「正義とは?」「家族とは?」を、凝縮して表現したシーンだと思う。不覚にも観ていてまた泣きそうになった(この映画は、もちろんプロパガンダが目的で製作されたものではない。むしろ創業者(故人)の奥様は最初、この映画の製作に反対していたらしい)。

なにしろ、この映画のおかげで、研修の最後を無事飾ることが出来た。

さて。研修会場を後にした僕ら(僕とヨシカワとオオハシの3名)は、一路、宇都宮駅の中にある餃子屋さんを目指した。

僕らのほかに引率が一名。T社の人事責任者Iさんだ。今回の研修は、実はIさんの肝いりで、僕たちが実施することになったのだった。

Iさんのお勧めの餃子屋で、楽しい反省会。美味しいビールも飲んだ。美味しい日本酒も飲んだ。そしてなにより、やっぱり宇都宮の餃子は旨い!!

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さて。明日は久々の会社である。

大仕事がひとつ終わったので、気持ちもカラダも少し軽くなった気がする。

とはいえ、やっぱり予定は結構詰まってるな。

あ、そして夜は柔道だ。あすは背負い投げの打ち込みに励むことにしよう!!
 

旨いぞ!金沢の回転寿司

2010年4月13日 (火曜日)

きょう(時間的には昨日というべきか)金沢まで日帰りで行って来た。

帰り道。昼ご飯を食べていなかったので、お腹がペコペコだった。

空港行きのバスの出発時刻まで15分ほどあった。場所は近江町市場というところの商店街。

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回転寿司の看板が目に入った。

迷わず入店。回転寿司なのに寿司は回転しておらず。すべてオーダーメードだった。

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三皿を即座に注文。

まぐろ、アジ、ヒラメ

うん。美味い! さすが北陸。回転寿司でこの味はさすがだ。

明日は(というかあと数時間後は)、栃木県の宇都宮である。

帰りはやっぱり餃子かな。

このところ味気ない日帰り出張ばかりなので、せめてもの抵抗で美味い物をたべなきゃな。

日曜日。きょうは朝から会社に行って資料の読み込み。

で、その合間に観たものがある。

2月27日に松山で行われたコンベックス社10周年記念ライブの映像だ。金曜日のFネットの会議のときに遠藤社長が持ってきてくれた。

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これがまた本格的な編集でびっくりした。僕のゲストステージもなかなかいい感じ。唄とギターとハモニカは笑ってしまうくらいにヘナチョコなのだが、映像がなかなか良くて、まるでプロのステージみたいだった。

以前の日記でも書いたが、僕も11月には生誕50周年ライブを新潟で強行開催する予定だ。遠藤さんに倣ってDVDも作ってみようかな。

#ライブは11月13日(土)に決まったので、日記読者のみなさんにもぜひお越しいただきたいと思ってます。

夜はお楽しみの龍馬伝のはずだったのだが、今夜は娘とのチャンネル争いに負けてしまった(というより戦う前に譲ってしまった)。自分の部屋の小さな(16インチしかない)テレビで観たのだが、眠くなってしまった。画面が小さすぎてモチベーションがガタ落ちだったのだ。こりゃ土曜日の再放送を観るしかないな。

あ、そうだ。今週の日経ビジネスを読んだのだけれど、今週は「新卒採用」の特集だった。知り合いのコメントが多数掲載されており嬉しかった。

なかでも「破壊と創造の採用会議」の同志である常見陽平さんが巻頭インタビュー(写真付き)でフル1ページ掲載されていたのには感動した。常見さん最近すっごい頑張ってるな。あの行動量、執筆の量と質、スピード、情報感度の高さ。心地よい刺激を受ける。

さて、明日から2日間、また東京を離れる。明日は金沢、明後日は宇都宮だ。

本当は金沢には一泊したいんだけどなあ。明後日の宇都宮は朝が早いので間に合わなくなってしまうのだ。

さ、明日も朝早いので、そろそろ寝ることにするかな。おやすみなさい。

不撓不屈に感銘を受けた日

2010年4月10日 (土曜日)

昨日は、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の幹事会だった。新しい加盟会社も加わって、共同事業も正式に動き出した。遅い歩みではあるが少しずつ前に進んでいることが嬉しい。

それにしても気持ちのいい同業者たちだ。皆、人材の採用に関わる会社なのだが、胡散臭い会社も少なくない人材業界にあって、このネットワークに集まる経営者たちは少年のような純粋な心を持った人ばかりだ。自分たちのことを褒め過ぎるのもマヌケなのだが、こういう同じ思いを持った会社が競争と同時に共生していくことで、業界の健全な発展を促し、求人企業や求職者の幸せに貢献できるのだと思う。

そうそう、会合では僕が先月引き起こしてしまった第二の「リクルート事件」がやっぱり話題になった。「よくぞ書いてくれました」とか「勇気がありますね」と称賛してもらったのだが、本人としてはこんな騒ぎに発展するとは思っていなかったので、なんだか照れくさいやら、申し訳ないやら、面映ゆいのだが、業界の人たちの殆どが、僕のブログを読んでいるのではないかとのこと。 「釘さんを怒らすと、ブログに書かれちゃうから気をつけなきゃ!」なんて、からかわれたりもした(笑)。

青山での日中の会議のあと、六本木の焼肉屋さんに場所を移しての懇親会。ゲストも交えての楽しいひととき。あっちの話からこっちの話まで(詳細は自主カット)。昼間の真面目な議論との落差の激しさが、またこの会の面白さなのだ(笑)。

途中、僕の携帯に電話が入る。なんと大学時代の後輩Hからだ。現在、某大手素材メーカーの地方工場の総務部長(だったかな?)を務めているHは、出張で東京に出てきているのだという。日帰り出張のつもりだったが、金曜日だし、このまま帰るのも味気ないということで、僕のところに電話をかけてきたのだという。

「おまえなあ、もっと早くに言えよ、ったく。いま俺は大事な会合中だよ。でもまあ、夜9時半過ぎでよかったら行くよ」と、わざわざ自分に声をかけてくれたことが内心嬉しい僕は、そう答えた。

で、Fネットの懇親会を後ろ髪をひかれる思いで切り上げて、後輩の待つ五反田へタクシーで移動。

そこにはHのほかに、都内で福祉関係の仕事をしている後輩Oもいた。家族で夕食をとっていたときに、Hから電話で呼び出されたのだという。「いい迷惑だ」と言いながらも、Oもやっぱり嬉しそうだった。

結局、3人で昔話に花を咲かせ、気がつけばカラオケ屋に。午前3時過ぎまでマイクを握りしめていた。学生時代の仲間が集まると、気持ちも体力も学生時代に戻ってしまうようだ(苦笑)。

明けて本日。観たい(というか観なければならない)映画のDVDを鑑賞。 「不撓不屈」という、高杉良の同名の経済小説を映画化したものだ。

じわーっと熱いものが込み上げてきた。

国家権力(国税庁)と正面から戦った実在の人物を描いたノンフィクションなのである。

税理士という自分の職業に誇りを持ち、顧客である中小企業と正義を守ろうとする主人公(飯塚毅氏)と、自身の権威と体面のみを守ろうとし、そのためには正義や真実さえも捻じ曲げようとする者たち(国税庁)との戦い。国家権力が正義を失うことの怖さを思い知った。「税理士ごときが」という人の職業を侮蔑した役人の言葉が、彼らの体質のすべてを言い表していた。

それにしても主人公はよく戦いきった。話では知っていたが、こうやって映画で観るとリアリティが違う。主人公を演じた滝田栄の演技力がまた秀逸なのだ。奥さん役の松坂慶子も良かったなあ。

実はこの主人公が創業した会社の新入社員教育の一部をパフがお引き受けすることになっており、そのためこの映画を観たのだった(なので「観なければならない」と書いたのだ)。

義務感で観たんだけど、観て良かったなあ。

僕がもっとも感動したのは、主人公の長男(現在同社の代表取締役会長)が、戦いに苦悩する主人公に宛てて書いた手紙だ。涙が出てきた。

学生が観るには少し難しい内容かもしれないけど、「仕事とは?」「会社とは?」「正義とは?」を考える上でも良い映画(もちろん原作の小説もね)だと思う。お勧めですぞ。

さて、この会社の新入社員に向けての研修。創業者の思いを身近にしたことで、いまさらながら身が引き締まってきた。不撓不屈の精神でガンバロウ。

坂本龍馬のつぶやき?

2010年4月9日 (金曜日)

Twitterを使い始めて、そろそろ一カ月が経過する。僕は自分でつぶやくことはほとんどないのだが、それでも一日のうち30分くらいは、僕がフォローしている人たちのつぶやきを、さっと流し読みすることにしている。

僕がフォローしている人は約90名ほどいるのだが、その中でも特に注目している人がいる。

その人の名は「坂本龍馬」。Twitterのなか(僕がフォローしている人のなか)にふたりいる。

ひとりは龍馬ファンで有名な、ソフトバンクの孫さんの分身のような気がする。日曜日の夜8時が近づくと、つぶやきが異常に増える。

もうひとりは、淡々と坂本龍馬語録をつぶやき続けている人。

僕は後者の坂本龍馬が好きなのだ。

多くを語らず、ただ淡々と龍馬の言葉(たぶん殆どは、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」での言葉)をつぶやき続けている。

最近のつぶやきで僕の心にヒットしたのはこれ。

「しかない、というものは世にはない。人よりも一尺高くから物事をみれば、道はつねに幾通りもある。」

世に生を得るは事を為すにあり。」

いいね。実にいい。こういう短い言葉で熱く語れる人物でありたいものだ。

 

最近、創業時並みに忙しい日々が続いている。いや、体や時間が自分の思うようにならないぶん(社員たちの都合のほうが僕の都合よりも優先されるので)、ある意味創業時より過酷かもしれない。

が、そんな忙しさも、龍馬のつぶやきを眺めていると全然苦にならないから不思議なものだ。

龍馬さん、僕に勇気と元気をありがとう!!

 

新台入れ替え?

2010年4月8日 (木曜日)

夜7時。丸の内警察署の道場に行く。2週間ぶりの柔道の稽古だ。

きょうは24歳の若き先輩に、背負い投げと大内刈りの指導を受けた。24歳の先輩は小学生のときからずっと柔道をやってきており、学生時代は東京都でベスト16になったほどのすごい選手。教え方もうまい。

ひたすら背負い投げと大内刈りの打ち込みをやった。最初はぜんぜんダメだったのだが、終盤なんとなくカタチになってきた。これから当分は、このふたつの技をマスターできるように頑張ろうと思う。24歳の先輩、よろしくお願いします!

柔道の稽古が終わったのが8時30分。その後、急いで有楽町に向かった。有楽町のイトシアのビルの3Fに中華料理屋がある。ここで今年の新入社員のナラと、つい先日まで新人と呼ばれていたツチダとオオノが食事をしていたのだ。

ナラは、月曜日から千葉県の鴨川で、二泊三日の合宿研修に参加していた。夜の7時過ぎに東京駅にバスで戻って来た。ツチダとオオノは、ナラを出迎えに行き、「お疲れ様会」を有楽町で催していたのだ。

この合宿研修は40数キロを歩くウォークラリーがメインの過酷なもの。ツチダとオオノも、昨年同様の研修を受けており、その辛さは身にしみて分かる。なので、お出迎え役としてはもっとも適役だったのだ。

僕がお店に到着すると、すでにナラと、ツチダ&オオノは楽しく食事を開始していた。3人が並んでいると、ツチダとオオノが妙に大人に見えるから不思議なものだ。もう「新人」ではない。貫禄がある。

2時間ほど食事をしながら合宿の報告を受けた。たくさんのドラマがあったようだ。いやー、刺激的だな。ナラにとって、とてもよい体験になったはずだ。

今年の新人と昨年の新人。本日から完全に入れ替えだ。

ということで、下の記念写真を撮ったのだった。

我ながらナイス!と思うのですが、いかがでしょうか(笑)。

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