パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

僕のこの日記の終わりはいつも「では、朝食&○○後、行ってきます!」で、結ぶことにしています。

○○には、そのときどきのNHK朝ドラ(正式には「NHK連続テレビ小説」)の名前が入ります。

好きなんですよね、朝ドラが。

いつからだったでしょう、出社前の朝食時に観るようになったのは。

最近で覚えているのは「てるてる家族」かな。2003年秋から2004年春にかけての放映でしたから、もう16年以上も前になりますね。石原さとみが初々しくて可愛かったことや上野樹里が芋っぽかったことをよく覚えてます。

先週末で終わった「スカーレット」、よかったですね。派手さはないものの、しっかりとヒロイン(戸田恵梨香演じる女性陶芸家)の生きざまを描いてくれました。

そして昨日から始まった「エール」。昭和の歌謡曲好きな僕としてはとても楽しみなドラマ。実在の作曲家、古関裕而(こせき ゆうじ)さんをモデルに描いているそうです。

古関裕而さんは僕が中学生だったころの歌番組(オールスター家族対抗歌合戦)に審査員として出演していたことをよく覚えていますが、昭和の名曲の数々を生み出した凄い人なんですよね。

そしてこの古関裕而さんが崇拝していたという大作曲家が山田耕筰氏。赤とんぼ(夕焼け小焼けの~)とか、ペチカ(雪の降る夜は楽しいペチカ~)とかを作った大正、昭和初期の偉大な作曲家です。

実は、この山田耕筰氏を演じているのが、志村けんさんだったんです😿。志村けんさんが登場する場面の収録はすでに進んでいたそうで、昨日のニュースによれば4月下旬から(収録分については)そのまま放映されるとのこと。

ますます目が離せなくなりましたね。まさに僕たちに「エール」を送ってほしいドラマとなりました。

では、朝食&エール(第二回目放送)のあと、行ってきます!

 

七人の侍が教えてくれた戦い方

2020年3月30日 (月曜日)

昨日の東京は朝から大雪。そして都知事からの外出自粛要請。

ということで、僕も終日ずっと家に籠って過ごしていました。

本や雑誌を読んだり。麒麟を見たり。気になる仕事をしたり。でもちょっと飽きてきました。

そうだ!録画したままになっている映画を観よう!

僕の書斎のDVDレコーダーには、撮り溜めた昔の名作映画がたっぷり詰まっています。

そのなかでも観よう観ようと思って、長すぎてなかなか観ることのできていなかったこの名作をついに観ました。

「七人の侍」。

黒澤映画の代表作ですね。

1954年(昭和29年)の作品ですから僕が生まれる6年前、なんと66年前の映画になります。

上映時間は207分(3時間27分)という長い尺で、途中に休憩時間が設けられています。僕も臨場感を演出するために、その休憩時間にトイレに行きました(#^^#)。

物語は、七人の侍が貧しい百姓たちとともに農作物を略奪する憎き野武士軍団と戦う、という、さほど凝ったストーリーではありません。

が、すでに鬼籍に入った役者陣(僕が子供の頃に活躍していた方々)の気迫のこもった演技や戦闘のシーンにはテレビ画面でもゾクゾクします。映画館の大スクリーンで観たらもっと凄いだろうなと思いました。

なかでもこの時節柄、感銘を受けたのがこのシーン。思わず写真を撮ってしまいました。

「己の事ばかり考えるやつは、己をも滅ぼすやつだ」

 

「人を守ってこそ自分も守れる」

 

功を焦る若い侍(木村功)に、皆を率いるリーダー役の侍(志村喬)が諭すように言い聞かせるシーンです。

新型コロナウィルスという未知の敵に対して、全世界の人類が協力しながら戦わなければならないこのタイミングに、ハっとさせられる台詞が66年前の映画スクリーンから発せられるとは……。

思わず鳥肌が立ってしまいました。

「己の事ばかり考えるやつは、己をも滅ぼすやつだ」

「人を守ってこそ自分も守れる」

シンプルですが、今の時期にとても大切な言葉ですね。黒澤監督、志村喬さん、ありがとうございました。

僕も本日、まずは身近な人たちを守るために動くことにしましょう。

では、朝食&本日から始まる「エール」後、行ってきます!

 

この週末は自宅に籠る人も多いのではないかと思います。

全国的に雨のところが多いらしいですから、ちょうどいいのではないでしょうか。

晴耕雨読。

雨の日は読書ですね。

ぜひこれ👇を読みましょう。

 

飽きたらこれ👇もいいですね。

 

そして読書して得た知識を確認するために、採用力検定試験を受験しましょう。

👇

試験結果票のサンプル👆

 

👆受験申込画面

 

さらに、これらの成果をあなたの会社で実践しましょう。

これから動きたくても動けない日が続くと思います。

ならばジタバタせず、ここはぐっと腰を下ろして、新しい採用戦略を練り上げましょう。

今後景気が悪化することで、採用数を絞ったり採用そのものを取りやめたりする会社も残念ながら増えることでしょう。

でも、そんな今が(不謹慎な言い方で恐縮ですが)チャンスです。

20世紀末前後の超就職氷河期のときに社会に出た若者たちは現在40歳前後。大企業が軒並み採用数を絞っていたころ社会人になった彼らは、元気な中小・ベンチャー企業に入社して、現在は、それぞれの咲くべき場所で大活躍しています。パフのヨシカワ、ホサカ、タシロ、ヒラハラなんて、まさにその世代ですね。

いまいちど採用の原点(なぜ採用するか、誰のため、何のために採用するか)を問いなおし、採用の基本を学びなおし、新しい(自社ならではの)採用手法を見つけ出し、今だからこそできる採用にチャレンジしていきましょう。

そのためにもこの週末は冒頭の2冊を読んで、採用力検定を受けてみましょう!(😝)

では、いつもどおり朝食&スカーレット後、免疫力を高めるためのウォーキングで行ってきます!

青魚を食べて免疫力を高める

2020年3月26日 (木曜日)

昨日は名古屋での仕事を終えた後、とあるミッションを遂行するために伏見方面に向かいました。

東京にいる社員たちを救うための難しいミッションだったのですが、当初の計画通り無事果たすことができました。

このミッション遂行を手助けしてくれたのは、知る人ぞ知る名大社の山田社長。いつもは互いのブログで愚か者ぶりを競い合っていますが、いざというときには頼りになります。

世の中は新コロの感染が急速に広がってきて、日ごろは愚かな僕らでも、緊張感と危機意識を持たざるを得ません。

そして社長という立場上、ウィルスに負けるわけにはいきません。

ウィルスに勝つために僕たちにできること。それは「免疫力を高める」ということです。

ということで、免疫力を高めてくれる青魚を二人で食べに行くことにしました。

行ったのは、名大社から歩いて5分程度のところにあるこのお店。

 

青魚の代表格である鯖(さば)を食べさせてくれるお店です。数週間前、どこかの食べ物ブロガーが紹介していたような気がしますが忘れました。

食べたのはコレ。

👆究極のさば味噌煮

10時間以上ひたすら煮込んであるそうです。骨までトロトロ。またスープが絶品で、白いご飯によく合います。

 

👆さば竜田揚げ

竜田揚げといえば給食で食べたクジラを思い浮かべてしまう世代ですが、さばの竜田揚げもすごく美味しく栄養満点です。

他にも味噌汁や漬物などいくつかの付け合わせがあったのですが、食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。山田社長は知らない間にお代わりをして、鯖味噌のスープをおかずにして無心に白いご飯を貪っていましたし(笑)。

東京に戻ったら、小池都知事が「現在は感染爆発の重大局面である」と、都民たちに危機意識持ってもらうための会見を行っていました。

僕も東京都民として、また東京で事業を営む者として、協力したいと思います。

そのためにも、3密(換気の悪い密閉空間、多くの人の密集する場所、近距離での密接な会話)を避けるとともに、免疫力を高める工夫をする必要があります。

そういう意味でも、昨日の免疫力アップを図るための食事は効果的だったのではないでしょうか。

山田社長、税込み1,300円の鯖三昧定食、ご馳走様でした(^^)v

さて、本日は何を食べましょうか。

まずは(免疫力がアップするかどうか分かりませんがw)いつもの朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

新コロの影響で新幹線弁当

2020年3月25日 (水曜日)

昨夜の新幹線で名古屋にやって来ました。

東京駅発が夜7時くらい。夜の新幹線移動の際にはいつも車内で弁当を食べることにしています。

新幹線で食べる弁当って美味しいんですよね。出張のひとつのモチベーションになっています。

東京駅から乗車する際、僕はいつも大丸東京の地下でお弁当を買うことにしています。

大丸の地下には千円前後で買える美味しいお弁当が何十種類もズラリそろっていて、「どれにしようかなー」と眺めて回るだけでも楽しくなります。

昨夜もルンルンしながら、東西線大手町の地下道から八重洲北口の大丸東京に向かいました。

 

が!

が、が!!

が、が、が!!!

 

入り口に着くと信じられない貼り紙が……😿

 

 

新コロのやろう!

こんなところまで影響を及ぼしているとは思いませんでした。

ショックです。

しかし、ここで落ち込んでいてはダメです。新コロに負けたことになります。

新幹線のホームには大丸ほどではないにせよ美味しそうなお弁当があったはず。気を取り直して、改札口を通って新幹線の発車ホームの駅弁売り場に向かいました。

 

が!

が、が!!

が、が、が!!!

 

ほとんどのお弁当は売り切れ。というか、乗客が激減しているせいで、そもそも販売していないのかもしれません。

かろうじて余っていたお弁当はこれだけでした。👇

 

東海道新幹線弁当??

幼い時に親に買ってもらった新幹線ひかり号のおもちゃを思い出しました(笑)。

洒落のような名前の弁当ですが、いろんな食材が入っています。

 

深川めし、穴子蒲焼、黒はんぺん、海老フライ、みそかつ、芋たこ南瓜の炊き合わせ…。

蓋を開けるとこんな感じです。

 

 

ボリュームは控えめですが、お味はまあまあ。

残り物には福があるっていいますが(まあ福っていうほどではありませんでしたが)大丸のお弁当を買えなかった悔しさは、穴子蒲焼と海老フライとみそかつを食べたことで消えてくれました。

ということで、オリンピック延期のニュースで持ち切りの昨夜、それを上回る重要な出来事のご紹介。一部の読者のご要望にお応えして、日常の(僕にとっては重要でも他人から見ればくだらない)話題を提供させていただきました(^_^;)

では、そろそろ朝食&スカーレット後、名古屋のお仕事に行ってきます!

中小企業の資金繰り

2020年3月24日 (火曜日)

最近、経営者から相談されることが多いです。相談内容は経営者によって様々ですが、いちばん多いのはやっぱり資金繰りでしょうか。

今回の新型コロナの影響で、急激な業績ダウンに見舞われている会社はとても多いです。

パフももちろん無傷ではありません。でも社員たちがとても頑張ってくれており、失ったものを補うべく新しい商材を企画しながら受注を増やしてくれています。

世の中や顧客の環境変化に合わせたサービスを、現場の社員たちが臨機応変に生み出せるようになってきたんだなと感心します(他人事みたいですがw)。

ただ、今まで培ってきたビジネスモデルを簡単に変えられる企業ばかりではありません。そうすると大事になるのが「資金繰り」。環境が元に戻るまで(あるいは新しいビジネスモデルを作るまで)会社を持ち堪えさせるためのキャッシュを確保する必要があります。

会社って、どんなに赤字が続いても、たとえ債務超過に陥ったとしても、キャッシュさえあれば潰れることはありません。逆にどんな黒字企業でも、資金繰りに失敗すると潰れることがあります。不思議に思われるかもしれませんが、そうなんですよね。

いま政府は中小企業の資金繰り対策として、特別貸付制度を作ったりとか、金利を減免するとか、返済を猶予するとか、雇用調整助成金の特例を作るとか、いろんな手を考えてくれています。

経営者は使えるものは何でも使えばいいと思います。へんなプライドなんかは捨てて、頼れるものがあれば何にでも頼ればいいと思います。

大事なのは会社を潰さないこと、従業員の雇用を守ること、事業を存続させてお客様の信用信頼を失わないこと。いつかは景気は戻ってくるので、その時までの辛抱です。

ただ世の中や顧客のニーズは今後大きく変わっていくので、そこに備えての新しいビジネスは、このタイミングで考え用意しておくことも忘れてはいけませんね。

「貧すれば鈍する」って言います。新しいことを考えるためにも、まずは当面の資金繰りを安心できる状態にすることが大事ですね。ご同輩、がんばりましょう!

・・・と、今日はなんだか怪しい中小企業診断士みたいなことを書きなぐってみました(^_^;)。

では、いつもどおり朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

先週の木曜日の夜(三連休に入る直前)に、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が発表した「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」をじっくりと読んでみました。

※全文はこちらから読むことができます👉https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf

専門知識のない僕らでも理解できるよう、つとめて分かりやすく平易な文章で書かれています。

さらに、いろんな立場の方々に向けて書かれたメッセージ性の強いものだと感じています。

そこで、きょうの日記では、この提言のなかで僕が特に従わねばと思った部分を引用します。

 

●若者世代の皆様へのお願い
 若者世代は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクは高くありません。しかし、無症状又は症状が軽い方が、本人は気づかずに感染を広めてしまう事例が多く見られます。このため、感染の広がりをできるだけ少なくするためには、 改めて、3つの条件が同時に重なった場に近づくことを避けていただきますようにお願いします。特に、オーバーシュート(爆発的患者急増)のリスクを高めるのが、「3つの条件が同時に重なる場」を避けにくい状況が生じやすい、「全国から不特定多数の人々が集まるイベント」であることもわかってきました。イベントそのものがリスクの低い場で行われたとしても、イベントの前後で人々が交流する機会を制限できない場合には、急速な感染拡大のリスクを高めますので、十分に注意して行動してください。
 また、ご自身が新型コロナウイルスに罹患した場合やその家族等が罹患した場合並びに発熱等の風邪症状が見られる場合には、ご自身の経過観察をご自宅で継続するとともに外出を避けるように徹底してください。

👆

僕自身は若者世代ではありませんが、うちの社員の大半は若者です。また、うちの社員とその取引先の多くは、若者と接することの多い人たちです。注意を促していきたいと思います。

 

●大規模イベント等の取扱いについて
2月 26 日に政府が要請した、全国的な大規模イベント等の自粛の成果については、その効果だけを取り出した「まん延防止」に対する定量的な効果測定をできる状況にはないと考えていますが、専門家会議としては、以下のような観点から、引き続き、全国的な大規模イベント等については、主催者がリスクを判断して慎重な対応が求められると思います。
全国規模の大規模イベント等については、
①多くの人が一堂に会するという集団感染リスクが想定され、この結果、地域の医療提供体制に大きな影響を及ぼしかねないこと(例:海外の宗教行事等)
②イベント会場のみならず、その前後などに付随して人の密集が生じること(例:札幌雪まつりのような屋外イベントでも、近辺で3つの条件が重なったことに伴う集団感染が生じていること)
③全国から人が集まることに伴う各地での拡散リスク、及び、それにより感染者が生じた場合のクラスター対策の困難性(例:大阪のライブハウス事案(16 都道府県に伝播))
④上記のリスクは屋内・屋外の別、あるいは、人数の規模には必ずしもよらないことなどの観点から、大規模イベント等を通して集団感染が起こると全国的な感染拡大に繋がると懸念されます。
このため、地域における感染者の実情やその必要性等にかんがみて、主催者がどうしても、開催する必要があると判断する際には以下①~③などを十分注意して行っていただきたい。
しかし、そうしたリスクへの対応が整わない場合は、中止又は延期をしていただく必要があると考えています。
また仮にこうした対策を行えていた場合でも、その時点での流行状況に合わせて、急な中止又は延期をしていただく備えも必要です。
①人が集まる場の前後も含めた適切な感染予防対策の実施、
②密閉空間・密集場所・密接場面などクラスター(集団)感染発生リスクが高い状況の回避、
③感染が発生した場合の参加者への確実な連絡と行政機関による調査への協力
などへの対応を講ずることが求められます。
(別添「多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例」参照)

👆

うちの会社が大規模イベントを主催することはありませんが、協力者もしくは参加者として関与することはあり得ます。自身の十分な注意と主催者への働きかけが重要です。

 

●事業者の皆様へのお願い
以下の事項に留意して、多様な働き方で働く方も含めて、従業員の感染予防に努めてください。
・労働者が発熱などの風邪症状が見られる際に、休みやすい環境の整備
・テレワークや時差通勤の活用推進
・お子さんの学校が学級閉鎖になった際に、保護者である労働者が休みやすいように配慮
・感染拡大防止の観点から、イベント開催の必要性を改めて検討
・別添「多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例」の2)クラスター(集団)感染発生リスクの高い状況の回避のための取組に準じて、従業員の集団感染の予防にも十分留意してください。
・海外出張で帰国した場合には、2週間は職員の健康状態を確認し、体調に変化があった場合には、受診の目安を参考に適切な対応を取るよう職員への周知徹底をしてくだ
さい。

👆

これは雇用する立場として、より一層、社員への働きかけを強めねばと思っています。特にうちの若い社員たちは自分の健康を過信しがちなところがあります。ちょっとした風邪くらいでは休まないこともあります。今後は体に多少なりとも異変を感じたら勇気をもって休ませることも必要だと痛感します。万々が一、誰かが感染してしまったときのことを考えれば、いっときの仕事の遅滞や損失など小さなことです。

この3連休で、緊張がゆるんでしまった人もいるようですが、逆にここからが本当の正念場だと思います。皆が協力し合わなければ、この厄介な敵を追い払うことはできません。

僕もちょっと前までは一部の企業や団体の施策を見て「そんな大げさな…」と思うこともありましたが、最近では自分の危機意識の低さを反省しています。

今般の事態を甘く見てはいけません。いまこそ圧倒的な当事者意識と健全な危機意識を持つことが大事だと考えています。

 

・・・と、いつものおちゃらけた日記とはまったく違うテイストでしたが、最後は一昨日のお墓参りの帰りに見た九段下の桜の写真をアップして終わることにしましょう。桜を愛でることのできる平穏な日々がこれからも続きますように。

 

では、いつもどおり朝食&スカーレット後、行ってきます!

 

<追記:別添についても以下に貼り付けておきます>

別添 【多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例】

1)人が集まる場の前後も含めた適切な感染予防対策の実施
○参加時に体温の測定ならびに症状の有無を確認し、具合の悪い方は参加を認めない。
○過去2週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をした方は参加しない。
○感染拡大している地域や国への訪問歴が 14 日以内にある方は参加しない。
○体調不良の方が参加しないように、キャンセル代などについて配慮をする。
○発熱者や具合の悪い方が特定された場合には、接触感染のおそれのある場所や接触した可能性のある者等に対して、適切な感染予防対策を行う。
○会場に入る際の手洗いの実施ならびに、イベントの途中においても適宜手洗いができるような場の確保。
○主に参加者の手が触れる場所をアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを含有したもので拭き取りを定期的に行う。
○飛沫感染等を防ぐための徹底した対策を行う(例えば、「手が届く範囲以上の距離を保つ」、「声を出す機会を最小限にする」、「咳エチケットに準じて声を出す機会が多い場面はマスクを着用させる」など)
2)クラスター(集団)感染発生リスクの高い状況の回避
○換気の悪い密閉空間にしないよう、換気設備の適切な運転・点検を実施する。定期的に外気を取り入れる換気を実施する。
○人を密集させない環境を整備。会場に入る定員をいつもより少なく定め、入退場に時間差を設けるなど動線を工夫する。
○大きな発声をさせない環境づくり(声援などは控える)
○共有物の適正な管理又は消毒の徹底等
3)感染が発生した場合の参加者への確実な連絡と行政機関による調査への協力
○人が集まる場に参加した者の中に感染者がでた場合には、その他の参加者に対して連絡をとり、症状の確認、場合によっては保健所などの公的機関に連絡がとれる体制を確保する。
○参加した個人は、保健所などの聞き取りに協力する、また濃厚接触者となった場合には、接触してから2週間を目安に自宅待機の要請が行われる可能性がある。
4)その他
○食事の提供は、大皿などでの取り分けは避け、パッケージされた軽食を個別に提供する等の工夫をする。
○終了後の懇親会は、開催しない・させないようにする。

※ 上記は例であり、様々な工夫が考えられる。