パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

近所の桜も満開だった日

2009年4月5日 (日曜日)

桜の花が満開だ。

今年は花見の予定がないため、せめて散歩しながら、近所の桜を見ておこうと思った。

以下、月島、晴海、勝どき界隈の風景である。花と川のある景色っていいもんだ。

Ca3c0031_2 Ca3c00320001_2 Ca3c00330001

Ca3c00340002

日中は会社で会議。最近、平日と休日、早朝と深夜問わず、商品&営業戦略のための会議が連続している。時間をかければいいってもんでもないが、それでもこれだけ時間をかければ、多少は光明が見えてくるものだ。あとひと息だ。

帰宅して遅めの夕食。そして入浴後、一週間前に買ったDVDをやっと開封。あすは久々に朝寝坊しようと思っているので、じっくり鑑賞。

なんのDVDかというと、昨年の暮れ、横浜で開催された桑田佳祐のライブのDVD。

ただのライブではない。

なんと、ひとりで「紅白歌合戦」をやってのけた、その名も「昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦」

なんてイカしたネーミングだろう。

桑田が昭和の名曲全61曲をカバーしている。すごい。まさに圧巻である。

桑田佳祐がサザンオールスターズで僕たちの前に登場したのは1978年のことだった。そのときに唄っていたのが『勝手にシンドバッド』。なんてふざけた歌だろうと思いつつも、いままでになかった軽快にリズムと支離滅裂&意味不明な歌詞に、高校三年生だった僕たちは惹きつけられたものだ。

あれから丸30年。桑田も、もう53歳。日本を代表する圧倒的スーパースターであるにもかかわらず、コミックバンド的な親近感を感じさせるあのキャラには脱帽である。天真爛漫。デビュー当時と変わらぬ子供のような無邪気さを、いまだに持ち続けている。

桑田が唄う1960年代、1970年代の歌謡曲。小学生、中学生だったころの自分を懐かしく思い出しながらテレビにかじりついた3時間だった。

MSPを紹介する日

2009年4月3日 (金曜日)

この日記にもしばしば登場しているMSP。

は、マングローブの今野社長

は、就職エージェントの下薗社長。

は、パフの僕。

「そんなこと知ってるワイ!」という野次が飛んできそうだが、この3人の練習風景が、経営者向けの雑誌に紹介されたので、きょうはそのことを読者の皆さんにお知らせしようと思う。

論より証拠なので、以下のリンクを見ていただこう。

http://puff.weblogs.jp/publicity/2009/03/post-5f58.html

 

で、この雑誌の中でも触れられている、MSPのライブコンサート。

開催日は、5月15日と決定している。

「MSP515ライブ」と、記憶していただけると覚えやすい。

場所は千代田線の赤坂駅の出口を出てすぐのところ。時間は夜7時ころかな?

MSPホームページも、あと一週間ほどで出来上がる見込みだ。

515ライブのコンセプトは、

5月病をぶっとばせ!!

5月病というと、とかく新人だけの病のようにいわれているが、Mの今野さん(ってなんだか素敵な呼び名、笑)に言わせるとそうではないらしい。

「昨今、新人でなくても五月病ってあると思いませんか?ベテランでも期が変わりスタートダッシュが切れずにもがいていたり。社長でも、前の期が散々な結果で、今期こそはって力んでいたら連休明けに息切れしていたり」

というのは、今野さんの弁。

っていうことで……。

5月病になりそうな新人諸君はもちろんのこと、不況にあえいでいる経営者の皆さんも含め、この大変な時代を戦い続ける皆さんに元気になってもらうことを目的として、MSPライブコンサートを開催します。

乞うご期待!!

僕は、原則(大雨や体調が思わしくないとき以外)は、徒歩通勤をしている。約20分かけて自宅から会社まで歩いて通っている。

何回もこの話題は日記に書いている気がするんだけど、きょうもそうだった。

とっても辛かったのだ。

東京は朝から風が強かったのだが、僕が通勤で渡らざるを得ない、勝鬨橋の上の風は特に強くて冷たい。海からの強風が吹きすさぶ。

やっと橋を渡りきるかというときが、もっとも辛い。橋のたもとに高層ビル(ニチレイビル)が建っているのだが、ここのビル風が凄まじいのだ。

きょうはホントに洒落にならないくらい凄まじく、思わず引き返したくなったくらいだ(涙)。

 

・・・てなことを書いていたら、ふと宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読みたくなった。

うーん。いい詩だ。素晴らしい!!

転載しちゃおうっと。

————————————————–

「雨ニモマケズ」    作:宮沢賢治

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい

————————————————–

なりたいなぁ、そういうひとに。。。

4月1日。本日、我がパフにも、3名の新人が入社した。

朝9時。入社式が執り行われた。

全社員が8Fのセミナールームに集合。辞令と名刺を授与したのち、僕のスピーチ。初々しい新人の表情がなかなかいい。

Photo Photo_2 Photo_3

その後、社員たちからひとことずつメッセージ。備忘のため、皆のメッセージの内容を貼り付けておこう(社長室の杉平がメモをとっていてくれた。スゴイ)。

◆釘崎社長の祝辞

新聞によると今年の新社会人は全国で82万人(大卒+高卒)。

全体では82万分の3でも、パフにとっては貴重な一人ひとり。

社会人向けの「うまれよ」を贈ります。(カッコ内は学生向け)

「う」恨みつらみを言うな(嘘をつくな)

「ま」真正面から勝負しろ(負けるな)

「れ」練習しろ(礼儀正しく)

「よ」世の中に価値ある人材となれ(世のため人のため)

これが心に根付き、考えのよりどころになれば、

必ず将来、価値ある人材になれるはず。

目の前の仕事に、素直に真摯に愚直に取り組んでほしい。

 

Photo_12

◆社員からのメッセージ

伊藤/たくさん仕事をして、たくさん遊んで、たくさん失敗して、

   たくさん成功をしてください。

長崎/一昨日「とくダネ」の佐々木アナが中野アナに交代、

   司会者が厳しく接しているように見えるが、そこには愛がある!

   厳しくしてくれる人は、大切にしてください。

田代/1日1つ、気づきや発見があれば1年で365個の武器を持つ。

   1日1つ何か学び取る姿勢を忘れずに。

平原/厳しくも暖かく、愛を持って、あきらめずに最後まで一緒に

   走る覚悟でいきます!

木村/1年前は大変だと思いますが、一緒に走っていきましょう。

吉田/3人それぞれの個性はあるが、謙虚さを大切に。

   おりこうさんになりすぎずに、自分が何者かを意識して行動を。

吉川/ようこそ、地獄でもあり天国でもある、営業Gへ!

   一歩外へ出たらパフの看板をしょっていると思って誇りを持つ

   ことを忘れずに。ライバルは、顧客に出入りしている営業マン。

   ベテランに勝つには志の高さと一生懸命さで勝負!

Photo_5

岩崎/やっと後輩ができてうれしい。自分の1年目を思い返すと、

   目の前のことすらいっぱいいっぱいだった。

   ひとつひとつ、できることと、やるべきことをみつめて下さい。

保坂/自分としてはSMGから営業Gへ送り出した気分。

   SMG卒業おめでとう!

   甘えがあったら許しません。やるべきことをやっていこう。

   まずは真似ること。そのあとで自分らしく。期待しています。

平野/いい会社に入り、いい先輩に恵まれていると思います。

   がんばってください。

丸山/数ある会社の中からパフを選んでくれてありがとうございます。

   いつか振り返ったときにパフでよかったなと思えるように。

   みんなでがんばっていきましょう。

高田/おめでとう。そしてありがとう。パフはいい会社だと思います。

   すごく大変だけど、釘崎社長も我々も信用して安心して下さい。

杉平/前職では、新入社員を支店に送り出すのに不安があった経験あり。

   でも、パフの社員全員本当に素晴らしい人ばかりなので何の心配

   もしていない。入社、おめでとうございます。

◆新入社員からコメント

土田/真正面からぶつかって、ぶっとばされる覚悟でいきます!

今 /自分もしっかり物事にぶつかっていきたい。

   学業との両立もしたい。

大野/まずは、負けないこと。それだけを意識していきたい。

 

Photo_13

今(コン)の、「学業との両立」というのは一体何だ? ま、いっか(笑)。

 

入社式は以上で終了。 

 

午後からは、クオーターのキックオフミーティングが午後1時から午後6時半まで、まるまる5時間半行われた。

 

厳しい経済情勢は、パフにとっても無縁ではない。いや、無縁どころか、すごい勢いで重くのしかかってきている。

ともすれば重苦しくなりがちな会議なのだが、パフの社員は、(優秀なのか、ポジティブなのか、ただ単にノー天気なだけなのかわからないが)とても前向きだ。なんだかこの苦境をラクラク乗り切れそうな気がしてきた(笑)。

 

 

そして、夜7時。お待ちかねの新人歓迎懇親会。社員の出し物を中心に、げらげら笑いながら過ごした。

 

そしてなんと、おやじバンド(別名、権力バンド?)「MSP」の、Mことマングローブの今野社長と、Sこと就職エージェントの下薗社長も駆けつけてくれており、最後は、僕らMSPから、歌のプレゼントを行った。

Photo_14 Photo_15 Photo_16

 

 

水谷豊の『カリフォルニアコネクション』、コブクロの『ここにしか咲かない花』、おなじくコブクロの『轍-わだち-』。三曲連続で披露。新人のオオノは、感動のあまり大泣きしてくれた。

Photo_9

 

そして(無理やりの)アンコールでは、僕が、長渕剛の『逆流』をハーモニカ付きで熱唱した。なかなか気持ち良かった(笑)。

#今野社長、下薗社長、まいどまいどの出前公演、ありがとうございました!!

 

 

歓迎会がお開きになったのが夜10時。

 

以上で本日の公式な行事がすべて終了したのだが、新しい一歩を踏み出した若者たちと過ごした、とてもすがすがしい一日だった。

 

さあ、明日から今期最後のクオーターの、厳しく険しい戦いが始まる。全員の英知と元気を結集させて頑張ろう!!

いまから2年前の4月1日。僕はこの「釘さん日記」に、次のようなメッセージを書いた。以下、転載する。

———-

 4月1日。新入学、新学期、新年度。学生も社会人も、多くの若い人たちが、
 昨日までとは違う「新しい道」を歩き始める日だ。

 新入社員はもちろん、迎え入れる旧人たちも含めて、皆が新しい気持ちで新
 しい一歩を踏み出す。

 いま就職活動を行っている学生の皆さんも、まだまだ就職は先だという皆さ
 んも、あるいは将来の就職に向けて浪人をしている皆さんも、いつかは社会
 人としての新しい道を歩く日が来る。

 みんな様々な悩みを経て、ひとつの選択を行い、最初の一歩を踏む。

 納得のいく選択をした人も多いだろうが、ひょっとしたら「不本意な選択」
 をしたと思っている人もいるかもしれない。あるいは、「この選択で本当に
 よかったのだろうか?」と不安に思っている人もいるかもしれない。

 さらに、歩き始めてしばらくして、「あれ?こんなはずじゃなかったのに…
 …」とか、「やっぱり自分の選択は間違っていた」なんて思ってしまう人も
 いるかもしれない。

 しかし僕は、それは絶対に違う、と思う。

 悩んでいる若い人たちに向けて、よく言うことがある。

 「自分の選んだ道を正解にするのも、間違いにするのも、その後の自分の行
 動次第だ。選択した段階では、正解も間違いもない。自分が自分の力で、自
 分の選択を正解にしていくんだ」

 これから新しい道を歩こうとしている若者たち。新しい道を選択しようとし
 ている若者たち。みんな、自分の選んだ道を信じて、胸を張って正々堂々と、
 歩き始めてほしい。

 そして、3年後でも10年後でも20年後でも構わない。「あのとき自分の
 選んだ道。歩き始めた道は大正解だったなぁ…」と誇らしげに語ってもらい
 たい。

———-

われながら、名文である(と、自画自賛ですみません)。

実はこんなメッセージを残していたなんて自分でもすっかり忘れていたのだが、本日ナガサキが、この僕のメッセージを学生向けSNSに転載(無断転載!)してくれていたおかげで思い出した。

こりゃあ、もっと多くの人たちに見てもらわなきゃ!と思って、無断転載の転載(?)を行ったというわけだ(苦笑)。

 

ところで、パフにも明日、3名の新人が入社してくる。

あいつら、この「釘さん日記」をちゃんと読んでるのかな?

おい、オオノ、ツチダ、コン!

お前ら、これ読んだら、コメントに感想を残しとくんだぞ。

きょうも面接、あすも面接の日

2009年3月30日 (月曜日)

パフ自身の社長面接のピークだ。今週、来週にかけて、多くの学生と1対1で向き合う。

パフの選考では、社長面接=最終面接ではない。

社長面接を通過したら、インターン(就業体験)を数日行ってもらう。このインターンを通じて厳しい現実を実感してもらい、「本当にやっていけるのかどうか」を本人に判断してもらう。やっていけないと思う場合は、そこで辞退してもらう。

そしてその後、生存者(?)が採用予定人数(2名)を上回っていた場合には、ホントの最終面接を行う。

つまり、社長面接を通過しても、まだまだ道のりは長いのだ。

そんなパフの社長面接。

僕のポリシーとして、できる限り、その場で合否を決定し、その理由をフィードバックし、そして(否の場合は特に)本人の今後の就職活動に向けてのアドバイスを行うことにしている。

その場で結果を通知されることは、本人にとって、ある意味辛いことだと思う。僕も辛い。

でも、「今回は御縁がありませんでした。今後の健闘をお祈りしています」という文書を後日送ることのほうが、もっと辛いし、本人にとっても納得のいかないことだろう。

表面的な言葉だけではなく、「なぜ?」を、できる限りの思いをもって、その場でキチンと伝えていきたい。

きょうの面接でも、会った学生の結果は、残念ながら全員「否」ではあったのだが、みんな愛すべき人材だった。採用できないことがとても残念だ。

でも、これっきりで終わるわけではない。彼ら彼女らには、パフとの出会いを、これからの長い人生の糧にしてもらいたいと思うし、社会人となった後でも、生き生きとした笑顔で、再会できたらと思う。