茅場町事務所を大改装する
2016年4月6日 (水曜日)
昨年の暮れくらいから、密かに事務所移転を検討していた。誰にも相談せずに仲介業者さんと僕だけで。
それまでの築地から茅場町に居を移して今年で丸5年。そろそろ飽きていた。
来年は新入社員も(たぶん最低でも)3人くらいは入ってくるだろうし、節目の20周年を迎える。
ここは気分一新だ!
しかしながら、いまの茅場町事務所以上に条件のいい物件はなかなか見つからず……。
いまの事務所は駅の出口から徒歩30秒。家賃もかなり安い。固定費を上げずに(これ大事)、いま以上に広くて便利な立地のオフィスビルは結局、出てこなかった。
であればということで、いまの事務所を大改装しよう!と考えたのだ。
いまの事務所は立地はいいのだけれど、狭くて暗い。執務室に入ったことのある人は分かると思うが、社員の机はキャビネが上部に据え付けられており、社内の見通しが悪く圧迫感がある。狭くて暗いのはそのせいだ。
まずはこれを取っ払って、フリーアドレスの大きなテーブルを中央に置こうと思っている。広くなるのはもちろん、見通しが良くなり社内のコミュニケーションも活発になるだろう。
サーバールームにある僕の社長席も取っ払って、完全な倉庫にしようと思っている。どうせ社内外問わずにフラフラしているのだから、自分の席なんか必要ない。
床のカーペットも明るい色に変えようと思っている。いまは黒っぽい色なので、それが部屋を暗くしている一因になっているのだ。
で、昨日はオフィスレイアウトを考えてくれるパートナー企業さんにご来社いただき、打ち合わせ&現状視察。僕が考えている以上に斬新なオフィスのアイディアも出てきた。
まあ、お金のかかる話なので、どこまで大改装できるかは、今期の売上(利益)次第なのだけど( ̄▽ ̄)。
実行日は、第21期がスタートしたばかりの7月の3連休あたりを考えている。
社員たちが働きやすく快適に感じてくれるオフィス環境を創っていこう!
ところでいま実は、福岡のホテルにいる。きょうは朝から夕方まで、某社の会社説明会のファシリテーターとしてのお仕事。たまには現場の仕事もしなきゃね(笑)。
では、ホテルの朝食後、ちょっと事務仕事をしたうえで行ってきます!
怒られたくないから仕事をする?
2016年4月5日 (火曜日)
人が仕事をする目的や理由は様々だ。
何かを成し遂げたい、という積極的なものもあるだろうが、「怒られたくないから」という消極的なものもある。
平社員は先輩や課長に、課長は部長に、部長は役員に、役員は社長に、社長はオーナーや株主に、「怒られたくないから」という理由だけで仕事をすることって案外ある。
怒る側の人に正義があって、顧客や世の中の利益に対してベクトルが向かっている場合はまだよいのだが、利己的な理由だけで怒る人が上や周囲にいると厄介だ。その人以外、誰の役にもたたないことのために無駄な仕事をしなければならない。
処世術として一時的にやり過ごしているうちはまだいいが、それが日常のことになってくると、保守的で非生産的な組織や、情けないビジネスマンを生み出す土壌を作ってしまうことになる。
不正会計事件を起こした例の大企業の上層部なんかは、その典型的な例だったのだろう。いや、かの大企業の上層部だけではなく、どこにでも見かける風景だったりもする。
新卒採用の世界だってそうだ。
エントリー数や就職人気ランキングなんて本質じゃないと分かりつつも、上に怒られるからという理由で、なかなかその呪縛から抜けられない。ラベルよりも中身だと分かりつつも、学歴を優先させてしまう。面接だというと怒られるから「面談」だと言ってしまう。採用を目的としたインターンシップやイベントなのに、「採用や選考とは一切関係ありません」と言う。
みんな誰かに怒られたくないから、ウソをついたり誤魔化したり非本質的な仕事をしたりしている。
他人事ではない。
僕も社員を怒ることがよくある。自分では正義のつもりだが、利己的な理由だったり理不尽なことで怒ったりしていないだろうか。そんな理不尽な僕に怒られたくないから、という理由で、社員はイヤイヤ仕事をしていないだろうか。
自分たちの使命は何なのか。その仕事は誰のための何のための仕事なのか。雑音に惑わされることなく、シンプルに考えていきたいものだ。
・・・あさロスの朝、そんなことをふと考えたのでした(´・_・`)。
さて、本日は夕方の飛行機で福岡に飛ぶ。夜は、以前とてもお世話になった方々との一献だ。社員から怒られないように、そっと出かけることにしよう(笑)。
では、朝食後、行ってきます!
年にいちどの季節
2016年4月4日 (月曜日)
さいたさいた、桜が咲いた。
FacebookなどのSNSを見ていても花満開だ。
卒業、異動、入学、入社などで、別れと出会いがいっぺんに訪れるこの季節には、満開の桜の花がとても似合っている。
この週末は、桜の花を愛でながら茅場町で飲んだり(金曜日)、皇居周辺を走ったり(土曜日)、豊洲で映画を観たり月島をウォーキングしたり(日曜日)していた。
本日の日記ではその時々の桜の写真をアップしておこう。
これら満開の桜も来週末には散ってしまうのだろう。短い命なのだが、その潔さがまたいい。桜の花を愛でるたびに日本人に生まれてよかったと思う。
さて、明日は福岡に出張なのだけど、中洲川端や天神の桜はどんな感じかな。
では、雨に負けずに咲き誇る佃島の桜を愛でながら、行ってきます!
新しい道を歩き始める若者たちへ
2016年4月1日 (金曜日)
さあ、4月1日だ。桜の花も満開だ。毎年4月1日に載せているメッセージがあるので、まずはそれから。
—
4月1日。
新入学、新学期、新年度。
多くの若い人たちが、昨日までとは違う「新しい道」を歩き始める日だ。
新入社員はもちろん、迎え入れる旧人たちも含めて、皆が新しい気持ちで新しい一歩を踏み出す。
いま就職活動を行っている皆さんも、まだまだ就職は先だという皆さんも、いつか社会人として新しい道を歩き始める日が来る。
みんな様々な悩みを経て、ひとつの選択を行い、最初の一歩を踏む。
納得のいく選択をした人も多いだろうが、ひょっとしたら「不本意な選択」をしたと思っている人もいるだろう。
あるいは、「この選択で本当によかったのだろうか?」と不安に思っている人もいるかもしれない。
さらに、歩き始めてしばらくして、
「あれ?こんなはずじゃなかったのに……」
とか、
「やっぱり自分の選択は間違っていた」
なんて思ってしまう人もいるかもしれない。
しかし僕は、それは絶対に違う、と思う。
悩んでいる若い人たちに向けて、よく言うことがある。
「自分の選んだ道を正解にするのも、間違いにするのも、その後の自分の行動次第だ。選択した段階では、正解も間違いもない。自分が自分の力で、自分の選択を正解にしていくんだ」
これから新しい道を歩こうとしている若者たち。新しい道を選択しようとしている若者たち。
みんな、自分の選んだ道を信じて、胸を張って正々堂々と、歩き始めてほしい。
そして、3年後でも10年後でも20年後でも構わない。
「あのとき自分の選んだ道。歩き始めた道は大正解だったなぁ…」
と、誇らしげに語ってもらいたい。
—
このメッセージ、もうかれこれ5年以上、このまま使っている。
僕が特に伝えたいフレーズは、「自分が自分の力で、自分の選択を正解にしていくんだ」というところ。
決めた以上、うだうだ悩まずに、覚悟して、胸張って、前に進め!ということだ。
わがパフにも、4月以降、じわじわと新人が増えていく予定だ。新人といっても、新入社員ではない。来年の4月に正社員となる予備軍たちである。
ちなみに、本日の夜、一人目の予備軍が誕生する見込みだ。
何人まで増えるんだろうか。いま予備軍候補生たちがボールを握っているのだが、ひょっとしたら茅場町の事務所だけでは収容できないくらいの人数まで増えてしまうかも……。
まあ、そのときはそのとき。選択を正解にすればいい話だ(笑)。
では、いよいよ満開になった隅田川の桜を愛でながら行ってきます!
事故なく無事完了した講談社UST対談
2016年3月31日 (木曜日)
ちょうど一週間前、こんな日記を書いた。⇒ ハラハラドキドキの講談社UST対談
終わってしまえば笑い話になるけれど、あの日はホントにドキドキハラハラだった。
あのあと、中継スタジオとなっている職サークルセミナールーム(九段下)のLAN設備を専門業者さんに点検・調整してもらった。
「今度はばっちり大丈夫です!」と、運営スタッフの明るい笑顔。
いやいや、その笑顔には騙されないぞ。やってみるまでは分からん。
と、内心思いつつ臨んだ第二回目UST対談。今回のお相手は、講談社人事部の後藤さんだった。
後藤さんは以前にも採用を担当したことがあるのだが、このたび5年ぶりにまた採用部署に戻ってこられた。僕とお話しするのも5年ぶり。昨夜、セミナールームに入室してこられるや否や、「わー、お久しぶりです~」と、旧友と再会したような感じだった。
本番開始は19時半なのだが、早くからログインして視聴している学生もいたようなので、18時半ころからリハーサルを兼ねて対談(というか雑談)を開始した。
どうやら、今回はLAN設備も安定しているようだ。
19時半からは学生の質問も多数寄せられ、UST中継は順調に推移。できる限りたくさんの質問に答えようということで、予定の時間を15分ほど延長し、20時45分に対談終了。パーフェクトと呼んでも差し支えないくらいに、何のトラブルもなく完了した。メデタシメデタシ。
ということで、昨夜は和やかな反省会となりました。
反省会を行ったお店(セミナールームのすぐそばにある宗村食堂)に飾ってあった額縁のメッセージがまたよかった。
「笑おや それが一番 君がでるから」
やっぱり笑顔は大事でした、というお話でした(笑)。
後藤さん、昨日はお疲れ様でした&ありがとうございました。そして講談社にエントリーしているみなさん、しっかりと準備して入社試験本番に臨んでくださいね(^.^)。
では、ラスト3回となった「あさ」をしっかりと観た後に、満開となりつつある桜を愛でながら行ってきます!
会社で泣いているところを見られた日
2016年3月30日 (水曜日)
最近は映画やドラマを観ても、感動小説を読んでも泣くことが少なくなった。
たまに家族でドラマを観ていると、感動的なシーンで娘やカミさんが泣いてるときがあるのだが、そんなときでも僕は醒めながら観ている。
決して感動していないわけではないのだけど、人前で泣くのが恥ずかしいと思うビミョーなお年頃なのだろうか。
そんな僕なのだが、昨日、不覚にも泣いてしまった。
しかも朝っぱらから、会社の自分の席で。
広報&採用担当のヒラハラから、10年前の会社説明会や9年前の10周年記念イベント用に僕が書き下ろした演劇脚本を探して出して送ってほしいというオーダーをもらっていた。
そんな古い脚本あったかなと、会社のサーバーの中を探索していたら、あったあった。
これだ。
いやあ、懐かしい。
「学生編」「起業前夜編」「激動編」「未来編」という四部構成の脚本。上演時間30分超の大作である。
これを久々に読んでいたら、泣けてきてしまったのだ。
しかし、自分が書いた脚本で泣いてしまうとは情けない・・・((+_+))。
いや、ひっそりと泣いてるだけならまだよかったのだが、泣いているところを見られてしまった。
経理担当者が、出社時に僕の席まで郵便物を届けに来たのだ。
「はい、これ」
(と、経理担当者が郵便物を僕に差し出す)
「あら、なんだか目が赤いわね、どうしたの?」
(と、経理担当者が僕の顔を覗き込む)
「あれ~泣いてるの~?」
(と、経理担当者は大爆笑)
社長を相手にしてるのになぜかタメグチの経理担当者なのだが、イチバン見られてはならない社員に見られてしまったのだった。ああ、しくじった(苦笑)。
ということで、僕にもまだ涙が残っていました、というどうでもいいお話でした。
ところで、いよいよ大詰めの「あさが来た」。毎日、欠かさずに観ている。
新次郎さんの最期がそろそろ描かれるのではないかと思うのだが、感動して目を真っ赤にしないようにしながら行ってきます!
のろママへのプレゼント
2016年3月29日 (火曜日)
先日、のろのママさんが交通事故で入院してしまったことを書いた。⇒ のろママ、早く元気になってね!
その数日後には、パフのホサカがスタッフブログで、ママへの贈り物(手作りのアルバム)を作ったことを書いていた。⇒ 白い扉の向こう側
先週の金曜日のことであるが、ママの留守をしっかりと守っているナベちゃんに手渡してきた。
月曜日には届けてくださるということだったので、もうママも読んでくれていることだろう。
ということで本日は、このプレゼントを全公開。
これは、はっきり言ってスゴイ。パフの古株社員たちが丹精を込めて作ってくれた。きっとママも喜んでくれただろうな。
ナベちゃんに聞いたところ、4月には退院できるとのことだった。お店の復活まではまだ少し時間がかかると思うが、ママの快気祝いが今からとても楽しみだ。
では以下、ママへのプレゼント。日記読者のみなさん(特にのろファンのみなさん)、どうぞお楽しみください(^^)/
さて、3月もあと3日。卒業式を終えた学生たちは今週末から新社会人。咲き遅れている桜の花も、今週末には満開となりそうだ。
では、新しい季節に向かって行ってきます!