職サークルは日本の新卒採用のインフラになる
2014年12月22日 (月曜日)
ちょっと壮大なタイトルを書いたが、これは一昨日の「職サークルアカデミー ウルトラインターンシップ秋」成果発表会の最後のところで飛び出した僕の言葉。
多くの社員やウルトラコーチ陣、協賛企業の社会人をはじめとする多くの熱い仲間たちのおかげで、どうにかこうにか半年間まわしてきたこの企画。事業として見れば、たくさんの課題を抱え、収支も黒字にはまだ程遠い。
成果発表会でファシリテーター役を担ってくれた元社員のi4イトー氏が休憩中に聞いてきた。
「クギサキさん、いつまで職サークル続けるんですか?」
「ん?黒字になるまでさ」
無意識にそう答えた。
そうか、そう考えていたのか。つまり、そう簡単にはやめないぞ、ということだ(笑)。
やれ東一早慶を100人集めました、とか。やれGMARCHだけを集めたイベントです、とか。やれエントリー数を倍に拡大するためのWeb企画です、とか……。
それはそれで目の前の採用手法として必要なのかもしれないが、でもそれは職サークルが担うべきことではない。
若者は社会共通の財産。我々は採用事業者や採用担当者であると同時に、若者たちの先輩として親として、彼らを見守り育てる役割をもった、ひとりの大人であらねばならない。
育てたいと思う大人がいるところに、育とうとする若者が集まる。
育った若者は、育ててもらったことに感謝し、自分の使命・役割を果たすべく社会人となり、働き、世の中に貢献し、また次の世代を育てようとする。
「採用はボランティアではない。企業の経済活動だ(ー_ー)!!」
そう言って、効率的な採用活動に重きを置く企業は多い。それはその通りだ。企業が効率性を追求するのは当然だ。
しかし、効率が狡猾になってほしくはない。
効率が人間性や道徳を失っては元も子もない。
効率的で狡猾な採用により、騙され切り捨てられた若者たちが本来持っているはずの力を発揮できず、本来就けるはずの職に就けないのでは、国家の大きな経済的損失だ。
一昨日の懇親会の場で、とある企業の人事担当者の方から、以下のように言われた。
「クギサキさん、職サークルはまだまだ赤字だって言ってるけど、すでに大きな経済価値を生んでいると思いますよ。だって、こんなにもたくさんの若者たちを育ててるじゃないですか。これって何百億、いや、何千億以上もの経済効果なんじゃないですか?」
感動した。
こう思ってくださる企業が協賛する職サークル。これはやはり、心ある企業が集う大きなインフラにしなければ。
2014年の締めくくりイベントだった一昨日の成果発表会、そして昨日のBizオーディション(職サークルアカデミー ウルトラインターンシップの修了生だけが参加できる企業とのマッチングイベント)を終えた今、あらためて意を強くする朝なのである。
では以下、一昨日と昨日のイベントの模様を掲載しておきましょう♪
裏面にはパフの事業ポリシーが!
では、今年(正式な勤務ウィークとしての)最後の一週間の始まり。いつもどおり朝食&マッサン後、行ってきます!
ウルトラインターンシップ秋も大詰め
2014年12月19日 (金曜日)
10月から始まったウルトラインターンシップ第二クール【秋】。明日の全クラス合同成果発表会(修了式)で、すべてが終了となる。
今週は月曜日から各クラスのホームルームの最終回が行われており、コーチ陣とインターン生との感動的な交流が続いている。
昨日も、木曜日クラスの神瀬コーチが、こんなセッションを設けながら3か月の振り返りを行っていた。
インターン生が作成したモチベーショングラフを見ると、「やっぱり、そうだったか…」と感じる。
最初は意気込んで参加したものの、その後、急激に低下する。そのうち、学祭、サークル、学内行事などで忙しくなる。サボるための言い訳がたくさんできてしまう。一方で「このままでいいのか?」という自問自答で悶々とした毎日。が、終盤「これじゃいかん!」ということで、行動量が急激にアップ。チームワーク力もアップ。モチベーションもアップ。
こんなパターンがどうやら多いようだ。
明日の成果発表会では、そんなインターン生たちの泣き笑いする姿を楽しみにしたい。
あと一息。みんなガンバレ!
仙台どうしよう
2014年12月18日 (木曜日)
この寒さは堪える。
子供みたいだけど、朝寒くて、なかなか布団から出られない。
今朝も布団の中で新聞をスマホで読んでいたら、気づかぬうちに二度寝してしまった。ああ情けない(苦笑)。
「子供みたい」と書いたけど、寄る年波なのか体力の減退に悩んでいる。
昔は睡眠時間4時間程度でへっちゃらだったけど、いまは5~6時間ほどは必要だ。
地下鉄の階段がどうにも辛くなってきた。平地のウォーキングやジョギングは平気なのだが、階段はどうにもこうにも。
老眼がいちだんと酷くなってきた。遠近両用の眼鏡がほとんど役立っていない。
と、ぐだぐだと情けないことを書いてるけど、昨日届いたこの案内。
うーん、どうしましょう。
昨年までだったら、なんの迷いもなく申し込んだんだけど、今年は躊躇している。
体力減退、寄る年波のせいなのか。最近あまり走っておらず、いいタイムで完走する自信がない。
3月は愚か者名古屋本部からの命令で名古屋シティマラソンに出ることになっている。これは強制力が働いていたので勢いで申し込んでしまったのだが……。
そうだ!
やっぱり国分町だ。
うっかり愚か者の本分を忘れかけていた。
書きながら思い出した。
前夜、国分町に繰り出すことを大義名分に、仙台国際ハーフマラソンに出場することにしよう。
タイムはどうでもよい。完走だけを目標にしよう。
ということで、日記を書きながら大切な意思決定した朝でした(笑)。
では、朝食&マッサン後、行ってきます!
偶然の再会
2014年12月17日 (水曜日)
昨日、とある人事マンに久々に再会した。パフ創業のころ職サークルに協賛してくださっていた某社の人事マンである。
名前をIさんという。
Iさんは、創業したばかりのパフのオンボロ事務所(新富町にあった)にも来てくれたことがある。当時まだ20代のIさんだったが、出身地が僕と同じ大分県ということもあり親しくしていた。
しかし会社の事情もあり、この14年間ほどパフとの取引は途絶えてしまっていた。Iさんとお会いすることもなくなっていた。
ところが昨日、ひょんなことからこのIさんと再会することとなった。実に14年ぶりだ。
一昨日、パフの新人営業マンであるワタナベがド新規企業へのテレアポをしていた。
某(著名な)公益財団法人にテレアポをしたときである。「クギサキさんはお元気ですか?」と尋ねられたという。
電話をしたワタナベは、「???」の状態。無理もない(笑)。そのことを聞いた僕は、昨日のアポに一緒にくっついていった、というわけである。
久々の再会、とても嬉しかった。Iさんも僕が突然目の前に現れて喜んでくれた。
Iさんは今年の10月に、この公益財団法人に転職したばかりだという。
当時20代だったIさんは、もう40代。貫録のあるベテラン人事マンとなっていた。この財団法人の人事を改革するために入社したとのこと。新卒採用の見直しもIさんのミッションだ。
それにしても、こういう偶然ってあるものなんだ。
たまたまワタナベが新規テレアポを行っていた。たまたまIさんが、テレアポリストにあった財団法人に転職していた。たまたまIさんが、ワタナベの新規テレアポで電話に出た。
よのなかは様々なご縁で成り立っている。こういうご縁こそ、大事にしていきたいものだ。
俗世を知る
2014年12月16日 (火曜日)
最近テレビや雑誌をとんと見なくなった。
毎朝NHKニュースとマッサンはみてるし、日経新聞や日経ビジネスも読んでいるんだけど、所詮それだけだ。狭すぎ、偏りすぎだ。
芸能ネタやスポーツネタなど、とんと疎くなってしまった。
これは正しいオヤジの生き方ではない、という危機感を抱いている。
そこで、こんな週刊誌を買った。
でも、一週間前に買ったっきりで、まだ読めていない(+o+)。
もっと俗世に興味を持たなきゃダメだな。今日こそ読むことにしよう。
では、朝食&マッサン&週刊誌後、行ってきます!
選挙と一緒に本格的な冬が来た
2014年12月15日 (月曜日)
寒い!
戦後最低の投票率のせいではあるまいが、とても寒い。
昨夜、我が家ではついに暖房器具を取り出した。加湿器も取り出した。
外では初雪が舞っていたらしい。
冬なのだから寒いのは仕方ないのだが、経済の冷え込みだけは避けなければならない。
第三次安倍内閣が発足する。
最近、安倍さんの顔が「悪人顔」になってきたのが気になるが、間違った道を進まぬよう、我々も気を抜かぬようにしなきゃね。
こういう絵を、子供たちが無邪気に描ける日本がずっと続きますように……。
さて、さすがに本日はコートを着ることにしようかな。
ではクローゼットの奥のほうからコートを取り出して、朝食&マッサン後、行ってきます!
17歳の誕生日
2014年12月12日 (金曜日)
17年前のきょう、パフは設立された。
1997年12月12日。僕は当時37歳になったばかりだった。パフの新卒一期生のヨシカワさんやウルトラインターンシップの熊澤コーチと同い年。37歳というと、もう「オヤジ」で遅めの起業かなと思っていたが、今振り返るとまだまだ若造だった。
いまから14年ほど前に「パフの創業物語」というコラムをメルマガで執筆(52話連載)していた。その最終話では会社設立の日のことを書いている。ちょっと引用してみよう。
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1997年12月12日。
この日がパフの設立日、すなわちパフが生まれた日です。
「生まれた!」といっても、「おぎゃ~」と産声をあげるでもなく、ただ無表情な法務局のお兄ちゃんが、会社設立登記申請の書類を受け取ってくれただけのことなんですけどね…。
この日、クギサキくん、37才と0ヶ月12日。
お世辞にも「青年社長」とは言えない年齢になっていましたが、それでも、これから始まる未知の世界に、まるで少年のように心をウキウキさせていました。
(大幅に中略)
身内だけのささやかな「設立記念パーティー」で、日本酒をしたたか飲んでしまったクギサキくん。 明日から始まる「パフ」という会社の物語を、どう造りあげていくのか…。
きっとノラリクラリと、「あー、めんどくせーなー…」と言いながら、 でも、結構真面目に過ごしていくんでしょうね!
お・し・ま・い
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いみじくも、
“きっとノラリクラリと、「あー、めんどくせーなー…」と言いながら、 でも、結構真面目に過ごしていくんでしょうね!”
なんてことを書いている。14年前から今の姿を予想していたのだ(笑)。
会社設立記念日には毎年、今日まで会社が続いたことに感謝し、20年、30年、50年、そして100年でも永続できるような会社にしていきたいと、気持ちを新たにするのである。
では、朝食&マッサン後、新鮮な気持ちで行ってきます!