パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

人形劇団ZOO

2012年11月5日 (月曜日)

週末の土曜日(11月3日)は文化の日。多くの大学で学園祭が開催されていた。

僕も現役の学生の頃は、サークルで模擬店を出したり、自分たちで催しものをやったり、ライブなどのイベントに参加したり、けっこう楽しんでいたものだ。

でも大学を卒業してからは、たぶん一度も顔を出したことがない。

そりゃそうだ。

あれは当事者だから楽しめるものであって、社会人が(とくにオヤジ世代が)好んで参加するものではない。

しかし、ひょんなことから今年、母校の学園祭に行くことになった。

僕の母校(明治学院大学)の学園祭は、白金祭(しろかねさい)という名前。

以前の日記にも書いたが、10月に『職学校in明治学院大学』を開催していたときに、たまたま僕が所属していたサークルの後輩に声をかけられたことがきっかけだった。

僕が所属していたサークルとは、『人形劇団ZOO』(二百じゃなくて動物園の“ズー”)というサークル。

※検索してみたら、公式ホームページがあった。すごい。スタッフのブログまである。さすが今の時代だな。僕も昔、コラム「釘さんの素晴らしき100の出会い」で、このZOOのことを書いたことがあった。

 

そう、学園祭に参加したのは、この人形劇団ZOOの公演を見学するためだ。

僕が所属していた頃はまだ任意団体にもなっていないアウトロー集団だったのだが、いまでは学校公認の立派な愛好会になっている。30年の歳月を経て、どんな成長を遂げたのか見てみたいと思ったのだ。

一人で行くのも気が引けたので、Facebookで繋がっていた昔の仲間たちに声をかけたらば2名の後輩の女子(といっても51歳のおばさま2名だがw)がいっしょに行ってくれることになった。彼女たちと会うのも10数年ぶりだった。

人形劇団ZOOは、大学本館の教室で、立派な公演を行っていた。子供向けの人形劇なのだが、しっかりとした脚本・演出・舞台で、おじさん・おばさんでも十分に楽しめた。

いやー、立派立派。

 なにより30年ものあいだ潰れることなく存続していたことが、とっても嬉しかった。

嬉しさついでに、夜の打ち上げにも特別に参加させてもらった。

 

僕との年齢差は30歳~33歳。

完全に浮いていたわけだが(苦笑)、とても楽しかった。自分の娘よりも若い学生たちに、昔のことをあれこれ質問されて、完全に30年前にタイムトリップさせてもらった。

人形劇団ZOO。50年でも100年でも、ずっとずっといつまでも、後輩から後輩に受け継いで行ってもらいたい。

人形劇団ZOOバンザイ!

女子のキャリア

2012年11月2日 (金曜日)

昨日は、海老原嗣生さんの新刊「女子のキャリア」の出版記念パーティーに招待され、参加してきた。

場所は虎ノ門の安居酒屋(笑)。

ふつう、「出版記念パーティー」といえば、ホテルの宴会場など、ちょっとお洒落な場所での開催をイメージするが、さすが海老原さん。サラリーマンが仕事帰りに立ち寄るごく普通の居酒屋での開催だった。

僕は申し訳ないことに、この本の前半まで(全6章中、第3章まで)しか読めていなかったのだが、それでも海老原さんのこの本に対する情熱がびんびんに伝わってきた。

海老原さん自身、「いままで書いてきた15冊の作品の中でもっとも力を入れて書いた本で、ひとりでも多くの人に読んで欲しい」と言っている。

本の冒頭でも海老原さんはこう綴っている。

 

この本は、働くことを考え始めた女子学生にも、働き始めて、仕事と人生に悩んだ社会人にも、読んで欲しいと思っています。

 

まだ半分しか読んでいない身での書評なんておこがましいので、僕の感想はちゃんと全章を読み切ってからまたどこかで書こうと思うが、うちの女性社員、女性内定者、職サークルのイベントに参加している女子学生たちにも読んでもらい、その感想も参考にしながら書いてみたいと思う。

以下、昨日の「パーティー」の写真を何点か載せておこう。

サインしてもらっちゃった。「釘先」になっているのはご愛嬌(笑)。

 

版元だけでなく他の出版社の方々や、キャリア関係のお仕事に携わる方、内閣府の参事官、企業の人事担当者などなど約20名の方々が参加していた。

 

海老ちゃん、美人の元同僚を隣にしての、わざとらしいポーズ(笑)。

 

そういえば、今夜8時からEテレの『団塊スタイル』という番組にも、海老原さんが登場する。識者たちと激論が交わされたらしいので、要チェックだな。⇒ http://www.nhk.or.jp/dankai/bangumi/num030/index.html

 

さて、早くも本日は金曜日。夜は新宿で「職学校Live」も開催される。明日は大学の学園祭にも招かれている。多くの学生たちと触れ合えるチャンス。僕も女子のキャリアについて、学生たちの意見を聞いてみたいと思う。

では、そろそろ行ってきます!

 

 

 

わからないことは学生に聞け。

2012年11月1日 (木曜日)

昨日の朝の日記でも書いたけど、昨日は、「会議1、会議2、会議3、企業向けセミナー1、会議4、会議5」と、企業向けのセミナーを挟んで、早朝から夜遅くまで会議のオンパレードだった。

実はこのなかの「会議4」は、学生4名を交えての職サークル運営事務局の会議だった。

彼ら・彼女らは、この夏パフで1週間のインターンを行なっていた学生。そのときに「職サークル学生支部」というアイディアが学生たちから出てきた。このアイディアを具体的に進めていこうということで、昨日、再度集まってきてくれたのだ。

この「学生支部」の目的は、かんたんに言うと、「職サークルの認知を自分の大学内で広める」こと。

90分ほどの会議だったのだが、「なるほどー、そうだったのかー」ということが山ほど出てきた。

やはり、学生のことは学生に聞かないとわからない。

リクルートの創業者である江副浩正さんは、その昔(会社がまだ素人だらけの集団だったとき)、「わからないことはお客様に聞け」という言葉を合言葉にしながら、新しい事業や企画を多数生み出していったという。

環境の変化が激しい昨今。学生と企業との橋渡しをする役割を担う僕らは、学生から教えてもらわなければならないことがたくさんある。いや、わかってるつもりでも実は全然わかっていないことがたくさんある。

昨日の「学生支部」の会議は、そんなことを思い知った貴重な会議だった。

さて、本日の夜は、ちょっと異色で楽しみな会合がある。でもそのまえに1冊の本を読破しなければならない。まだ1ページも読んでいないのだが、時間あるかな?

何の会合で何の本かということは、明日の日記で書くことにしよう。

では、本日も手足を大きく動かしたウォーキングで行ってきます!

 

時間はあっというまに過ぎる

2012年10月31日 (水曜日)

昨日は、久々に終日社内で過ごした。

身の回りの片づけ含めて、「いつかやろう」と思って溜めていたことがたくさんやれるぞー、と思っていたのだが、溜めていたメールの返事を書いたり、定期購読している(これも溜めていたんだけど)雑誌に目を通したり、気がかりだった案件の調整を2つ3つやっていたら、あっというまに夜になってしまった。

がーん。

夜は7時から社内ミーティングがセットされており、それも2時間で終わるはずが、終わってみればすでに夜10時。

がーん。

そこから、調整、依頼、相談ごとのメールを5本ほど書いていたら、夜11時半になってしまった。

これは明らかに労基法違反である(冗談ですよ、笑)。

時間というのは、まことに非情なものである。なぜこんなにも簡単に過ぎてしまうのか……。

ところで今朝は、睡眠時間の確保を優先させて朝のランニングは中止した。最近は、最低でも5時間は寝ないと翌日がシンドイのだ。

本日も、朝8時から、会議1、会議2、会議3、企業向けセミナー1、会議4、会議5 というスケジュール。

なんだか会議の数だけは大企業みたい(苦笑)。

まあ、この季節はやむを得ないかな。

ただ体調の方は、足腰の痛みも完全に消えて絶好調。朝ランはなくとも筋力アップしている実感アリだ。

では朝食後、手足を大きく動かすウォーキングで行ってきます!

 

出張のつもりだったけど

2012年10月30日 (火曜日)

本日は出張の予定だった。

が、それは僕の思いこみで、実は先週の出張と来週末の出張で、すでに用が足りていたのだった。

僕のスケジュールの半分は、自分ではなく社員によって決定される。特にこのシーズンは、うっかりしていると半分どころか、ほぼすべての時間を社員によって埋められてしまう。夜の宴席やプライベートな予定もグループウェアにきちんと入れておかないと、知らないうちに打ち合わせがブッキングされてしまうのだ。

しかし本日は、先週末まで出張するつもりだったので、予定がぽっかり空いている。

これは実にうれしい。

この数週間、出張の連続だったので身の回りの仕事がぜんぜんできていなかった。読み飛ばしている手紙や書類もあるような気がする。本日は落ち着いて自分のデスク周りの掃除・整理整頓をすることにしようかな。

ところで足の痛みは、ずいぶん和らいできた。朝のランニングも明日から再開しよう。

では、本日はゆったりめに行ってきます!

30km走破したのはいいけれど

2012年10月29日 (月曜日)

昨日の日曜日。意を決してランニングをスタートした。

目指すは皇居。

月島の自宅から皇居まで約5km。往復で10km。別に「意を決する」ほどの距離ではない。いつものランニングと同じ距離だ。

しかし、昨日はいつもとは違う。

皇居を4周しようと考えていたからだ。

皇居は1周5km、4周で20km。皇居までの往復を足すと、計30kmである。

つまり昨日は、30kmを走るつもりでランニングをスタートしたのだ。

僕がこれまで経験した最長距離は、ハーフマラソンの21.0975km。

ハーフはこの2年間で計4回走った。いずれも「もうこれ以上は走れない!」というのが、走った後の感想だった。

そんな僕がホントに30kmも走れるのだろうか。

そういう不安を感じながらも、しかし、11月25日に迫ったフルマラソンを走るためには30kmくらいでビビっていては始まらない。どの本にも、フルマラソン本番前の30km走は欠かせないと書いてあるし。

しかし、案ずるより産むが易し。

この数か月のトレーニングの成果だろうか。20kmくらいまで(つまり皇居3周まで)は、比較的楽に走ることが出来た。

20km過ぎたくらいから、膝に少し痛みが出てくる。足もちょっと重くなった気がする。

が、まだまだいける。皇居4周めに突入した。

4周を走り終わったところで25km走破。

膝の痛みは本格化し、足もかなり重くなってきた。

しかし残りわずか、5km。なんとかなる距離だ。

皇居を離れ、月島の自宅方面にコースチェンジ。自宅まで約5km。自宅到着と同時に30kmを走破することになる。がんばれ自分!

このとき空からは試練の雨が降り始めてきた。大粒の雨だ。カラダが冷える。

そして痛みは膝だけでなく、足の裏側と腿と腰にも広がってきた。カラダ全体もずっしりと重くなってきた。

そんなわけで、この残り5kmは、ずいぶん長く感じたのだが、どうにかこうにか無事30kmを走破。

いやあ辛かった。でも走り切った後の達成感は、なかなかのものだった。風呂上がりのビールも最高だったし。

しかし困ったことがある。

それは今。

歩けないのだ。

膝と腿を中心に痛くて痛くて。腰と背中にも痛みは広がっている(涙)。

一方で、この痛みは「成長の痛み」だと言われている。痛みが取れるころ、30km以上をカンタンに走れる筋肉がつくのだそうだ。

考えてみれば本番では、さらに12.195kmを走らなければならないのだ。

今のこの痛みは、42.195kmを完走するための痛みだと信じて、喜んで受け入れることにしよう。

では、痛みに感謝しつつ足を引きずりながら(途中でタクシーに乗るかもしれないけど)行ってきます!

 

職学校Live 脳内解剖編だった日

2012年10月26日 (金曜日)

昨日は、夕方4時半から渋谷の会場で、「職学校Live 脳内解剖編」というイベントを開催した。

3社の職サークル協賛企業の採用責任者(つまりは採用合否を最終的に判断する方々)にご登壇いただき、僕がインタビュアーとなって、あれやこれや面接(選考)の真実を聞きだした。

「あそこまで踏み込んで話してくださるとは思いませんでした。他にもパネルディスカッションのイベントに出たことがありますが、そのときは表面的な話ばかりだったので、今回はびっくりしました」とは、イベント終了後の学生の感想。

そう。それが、職サークルのすべてのイベントに通ずる特徴。つまり「ぶっちゃけ」。企業の方々にとっては、勇気と覚悟が必要なイベントかもしれない。お行儀のいい教科書的な(あたりさわりのない)ことを言ったとたん、シラケてしまうからだ。

パネルディスカッションの後は、約1時間、コミュニケーションタイムという自由質問会をグループに分かれて実施。パネリスト以外にも5人の採用担当の方々が加わって、思い思いの質問を学生から受け付けた。

下の写真のような感じだ。

前半のパネルディスカッションで、「この人たちには何を聞いてもいいんだ。みんな本当のことを教えてくれるんだ」という信頼感や安心感が醸成されていたこともあり、学生諸君からもかなり突っ込んだ質問が出ていた。

職サークルのイベントは、今後も1月前半までかなりの頻度で続く。就職活動にはまり込む前に、このような社会人とのコミュニケーションを持てるか否かで、あとあと、とても大きな違いが生まれる。次回以降も、ひとりでも多くの学生の皆さんに参加してもらいたいと思う。

 

さて、本日は金曜日。週末は、すっかりペースを崩してしまった富士山マラソンに向けてのトレーニングを組み立て直さなきゃ。

では、今朝は自宅でひと仕事してから行ってきます!