僕って、石田三成の価値観に似てる?
2012年9月24日 (月曜日)
9月アタマから「職サークル」では、「エン活」というサービスを始めている。
本日、某新聞社の取材を受ける予定なのだが、ごくごく簡単に言うと以下の通りだ。
1)学生の性格・志向・価値観・能力を(アンケートに答えてもらうことで)分析して25の尺度で整理してグラフで表す(結果は職サークルホームページのマイページに表示されます)。
2)企業にも同様の尺度を利用して、企業で現在活躍している人材は何が高くて何が低いか、また、採用選考時には何を重視して特に問わないものは何かを回答してもらう(結果は「活躍人材要件シート」と呼び、職サークルの会員学生であれば誰でも、分かりやすいフレームで閲覧することができます)。
3)この分析結果に基づき、学生には、自分と相性がよいと思われる企業群が推薦され、企業は、自社と相性がよいと思われる学生にDMなどを打つことができる。
4)結果、学生は、いままで「名前やイメージ」だけで「なんとなく」選びがちだった企業選択にある一定の判断軸を設けることが出来る。企業も自社の活躍人材要件や入社に当たって重視するポイントを整理し、さらにそれを学生に開示することができる。これらによって、お互い「円滑」な就職と採用につなげられる。新たな「縁」もそこから生み出すことができる。
ところで、この25尺度のなかに価値観的側面の尺度が8つある。この8つの尺度が近しいと思われる歴史上の偉人を掲げる「遊び」を入れている。Facebookなどのコミュニティを通じて「エン活」のことを少しでも広めたいからだ。
ちなみに僕は、以下の偉人の価値観と似ているのだそうだ(以下Facebookへの投稿からコピペ)。
—
[石田三成ってどんな人?] 細かい手配や心配り、しっかりした規則・手続きを重視して武闘派の大名を統制した文治派奉行の三成。 当時としては非常に具体的で詳細な、二十二条の掟を発布して領内の農民を統治したり、秀吉の九州征伐の際に25万の軍勢を動かすための物資補給を滞りなく進めて征伐を成功に導いたなど、優秀な実務家ぶりを発揮した。
ふむふむ。なるほどねー、という感じだ。僕はいまでこそ実務家ではないが、30代くらいのときは確かにそうだったかもしれない。
それにしても、人間の性格・志向性・価値観っていう奴は一筋縄ではいかない。いつも苦労する。
ぜひ皆さん(特に学生の皆さん)、職サークルのホームページから一度、受検してみてくださいね。
さて、9月もいよいよ最終週。半年間親しんだ梅ちゃん先生とも今週でお別れである(涙)。
では、きちんと最終週の1日目の梅ちゃんを観たうえで行って来ます!
ホームページがリニューアルオープンし、釘さん日記も引っ越した日
2012年9月21日 (金曜日)
パフのホームページが昨日のお昼頃、リニューアルオープンした。
今年の春先からリニューアル作業に取り組んできた社内外のスタッフの皆さんに感謝である。パチパチパチパチ!
※日記読者みなさんもぜひご覧ください。「いいね!」をいただけると嬉しいな。⇒ http://www.puff.co.jp/
今回のホームページのリニューアルに伴い、この「釘さん日記」も以前の住処から強制退去を命じられ、この地にたったいま引っ越してきた。
新しいシステムの管理画面からいま入力しているわけだが、さてさて、ちゃんと掲載されるのだろうか。
これから、おそるおそるアップしてみよう。
ところで本日の早朝ランニングはお休み。雨が降っていることもあるのだが、昨日、2日分以上の距離を走ったのでカラダに少し休息を与えなければと思ったのだ。
さて、気がつけば金曜日。今夜は「うまれよ塾」の特別編もある。日中はたくさんたまっている懸案事項を片づけなければ。そして週末の土日は、21年前に亡くなった父親の命日なので、墓参りに出かけようと思っている。
ではやっと涼しくなった本日。梅ちゃんをちゃんと観てから行って来ます!
平日の朝っぱらから13kmランニング
2012年9月20日 (木曜日)
現在、朝の5時。まだ真っ暗である。
なぜかこれから、門前仲町、永代橋、茅場町のビジネスホテルを経由して、皇居まで行く。そして皇居を一周して、日比谷、銀座を経由して月島に戻る。
往復でざっと13kmのランニングである。
いつも平日の朝は5kmのランなのに、なぜか本日はその倍以上を走る羽目になってしまった(汗)。
本日はまだ木曜日。もちろん9時からは普段通りの仕事が入っている。
むむむ。本当に走るのか……。
いま日記を書いているのは、帰って来てから書く時間も気力も体力もないだろうと思ったからだ。
で、で、では、そろそろライバルの待つ茅場町のビジネスホテルまで、行って来ます(汗汗汗)。
<追伸>
珍しく日記の追加更新だ。
朝5時20分過ぎに自宅を出発。5時45分に茅場町のビジネスホテルで待機していたライバル山田選手と合流。そこから日本橋、大手町を通り抜けて皇居一周したところで記念写真をパチリ。
月島の自宅に辿り着いたのは6時50分。計1時間30分の早朝ランニングだった。
ライバルの存在は重要なのである。
以下は、本日の経路のgoogleマップ。平日の朝からよく走ったもんだ。
かつての柔道仲間と門前仲町で一献
2012年9月19日 (水曜日)
まずは下の写真を見ていただこう。
これは2年半前(2010年3月)に、丸の内警察署の柔道場で撮影した写真である。
僕のとなりにいる奴は、当時の東京外語大柔道部4年生のオオツキ。二人で柔道の稽古に出向いた時の写真だ。
彼は翌月、某大手鉄鋼商社に就職し、大阪に赴任していったのだが、それまでの約1年間は、パフでインターンとして働いていた。
武骨な体育会系で、「礼」がしっかりした奴だった。
朝の出社時と夕方の退社時、僕の席の前まで必ずやってきて、「クギサキさん、おはようございます」「クギサキさん、本日はこれで失礼します」と、毎日欠かさず挨拶をしていた。一年間、一日も欠かさずである。なかなかできそうで、できないことだ。
そのオオツキも、現在では社会人3年目。今年の春、大阪から東京に転勤になり戻ってきた。
春先に一度会ってはいたのだが、こんど一緒に飲みに行こうと約束していた。
なかなかその約束が果たせずにいたのだが、昨日やっと飲みに行くことが出来た。
場所は門前仲町。なかなか渋い。彼の住む独身寮が門前仲町にあり、僕の住む月島からも近いことからすぐに決まった。考えてみれば、インターン時代を含めても二人で一緒に飲むのは初めてのことだった。
当然のことかもしれないが、社会人3年目の彼はなかなか逞しくなっていた。「礼」にも一段と磨きがかかっていたし(笑)。
こうやって、かつての教え子(とくに何かを教えたわけじゃないけど)と時を経たのち酒を酌み交わせるというのは嬉しいものだ。
これからいくつもの修羅場を潜りぬけて、一段と逞しくなってほしい。
なんだか爺臭いかもしれないが、かつて一緒に仕事をしたことのある(かつての)若者たちと会うたびに、そういう気持ちになる今日この頃である。
さて、本日は大雨のため朝ランは中止。
午後からは2カ月に一度の、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の拡大幹事会がパフの会議室で開催される。全国から10数名のオヤジ経営者たちが集合する。
夜は、昨夜とは一転、オヤジたちとの懇親会だが、これはこれで味がある(苦笑)。
では、そろそろ(本日は早朝会議のため梅ちゃんは見ずに)行って来ます!
ご明察!
2012年9月18日 (火曜日)
昨日、久々(といっても3週間ぶり?)に映画を観に行った。
観た映画は、『天地明察』。2010年の本屋大賞と吉川英治文学新人賞を受賞した小説の映画化だ。
江戸の天文学者で改暦の大事業をやってのけた安井算哲(後の渋川春海)が主人公だ。
渋川春海って日本史で習っただけなのだが、この映画を観て、すごく親近感を持てるようになった。
岡田准一演じる安井算哲、宮崎あおい演じるその妻えん。ナイス夫婦だった。この2人は、4年前に上演されていた映画『陰日向に咲く』でも共演していたが、とても好感のもてるコンビだったことを思い出した。
それから、出番は少しだったのだが重要な役どころを演じていた市川猿之助の関孝和(数学者)も味があった。
この時代、地球が丸いことや地球が動いていることを、多くの人たちは知らなかったという。
そんな時代に、地道に天体を観測し、高度な数学を駆使し、暦の誤りを正すことに自分の半生を注いだ安井算哲。映画では、岡田准一のキャラも相まって、純粋で飄々とした清々しい人物として描かれていた。
僕が子供のころにこんな映画があったら、もう少し真面目に数学や理科を勉強したのに。ああ、残念。でも、子供のころは観ろと言われても絶対観なかったろうな(苦笑)。
ともあれ小説の方もぜひ読んでみたいと思う。
「ご明察!」とならないことの多い昨今の世の中だが、安井算哲のように地道にコツコツと、でも明るく希望を捨てずに生きていくのが、正解のない時代の納得解かもしれないな。
さて、9月もすでに後半戦。今週も夜を中心に(?)予定がぎっしり。
では、大詰めとなった梅ちゃんをみてから行って来ます!
ダメだしが品質を強化する
2012年9月14日 (金曜日)
昨日のランチタイムの会合は、予想通り実に面白い展開となった。
同じ思いを持った方々との出会いは、偶然ではなく、もはや必然の出会いなのではないか、神様がちゃんと仕組んでいるのではないか、とさえ思う。
詳しい話はまた今度、どこかで。
ところで昨日の夕方は、ダメだしオンパレード。
インターン生3チームが、「採用課題を解決するための提案書」を作成し、僕にプレゼンしてくれたのだが、3チームともケチョンケチョンに、僕から「ダメだし」を受けた。
「それで何を買ってもらうの?」
「お客さんが発注する理由は?君らじゃないとできない理由はなに?」
「それじゃ、採用担当者にアドバイスしてるだけじゃん」
「ぜんぜんビジネスになってないね」
などなど。
もう全員、顔面蒼白。
彼らは、こんなに厳しく指摘されるとは思っていなかったかもしれない。
そこから彼らは本気になった。
夜10時近くまで、皆、必死に根本から考え直していた。
途中僕の席の内線電話が鳴って、「もう一度だけ見てほしい」と彼らは食い下がってきた。
ほほう。
よくこの短時間で軌道修正できたな、というくらいに、夕方とはぜんぜん違った出来栄えになりつつあった。
「ダメだしが品質を強化する」。あきらめず、へこたれず、やり続けることが大事なんだな。
本日は午後2時から協賛企業3社にご来社いただいたうえでの本番だ。
人事の方々から、どんな評価をいただくことになるか。
ドキドキしながら楽しみにしていたい。
さて、では本日も梅ちゃんをみてから、行って来ます!
多様な人たちと会って話をする
2012年9月13日 (木曜日)
会社の仕事というのは、様々な人との関わりがあって初めて成立する。
しかし、学生の業界研究や企業研究のスタイルを見ていると、そのことが理解できていない連中が多いように思う。
たとえばマスコミと広告代理店と総合商社を目指している学生がいたとする。
「僕が目指している業界ではありませんので、この方々と会って話をするのは時間の無駄です」と言って、BtoBメーカーや流通業の人たちの話を聞こうとしない、なんていう場面によく出くわす。
「おまえな、おまえが目指そうとしている会社の顧客って誰なんだよ?」
「え?」
「仕入先ってどこなんだよ?」
「は?」
「おまえが、『会って話をするのは無駄だ』って言ってるメーカーや流通業の人たちなんじゃないの?」
「特にマスコミの仕事なんていうのは、世の中のあらゆる物事に関心がないとやっていけないんじゃないの?」
「おまえ、そんなんじゃ、どこにも就職できないよ」
・・・実際に狭い了見の学生に会うたびに、僕が言う台詞だ。
昨日は僕自身、朝から夜まで、年齢も立場も所属も国籍も、実に多様な人たちと会って話をしていたので、ふとそんなことを思い出したのだった。
さて、本日のお昼も珍しい組み合わせのランチが予定されている。もちろん仕事がらみなのだが、実に楽しみ。
そしてインターンシッププログラムも3日目。昨日までのヒアリングをもとに提案書の作成が行なわれる。そして僕のダメ出しが夕方だ(すでに「ダメ」って決めつけるのは可哀そうかな、苦笑)。
正解はひとつではないのだから、思いっきりぶっとんだアイディアがインターン生から出てくることを期待したい。
では、いつもどおり梅ちゃんをみてから行って来ます!