パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

5月9日からスタートしたシゴトノヲト(36ページの職サークルプロデュースの冊子)制作プロジェクト「クリエイティブチャレンジ」が先週土曜日の入稿パーティーをもって、ついに終了した。

何のつながりも面識もなかった24名の学生が集まって、皆で力を合わせて進めたこのプロジェクト。大変なことはいろいろとあったとは思うが、終わってみればすべてが結果オーライ。実に楽しいプロジェクトであった。

5月9日から始まったと書いたが、実は企画準備フェーズを入れると1月から始まっている。パフのインターン生だった大学(当時)3年生の3人に考えてもらっていたのだが、なかなか前に進まず。「低学年生(大学1,2年生)がワクワクしながらチャレンジできるインターンはなんだろう?」ということを考え続けた結果が、「学生だけで本をつくる」という企画だったのだ。

企画骨子がほぼ固まったのが2月末。その後、告知活動を展開し、3月から4月にかけてガイダンスや選考会を10回以上行ったのだが、学生が思うように集まらず、ずいぶんと冷や汗をかいたものだ。

そう考えてみると、約半年間の辛苦のプロジェクトだったわけだ。

いろいろ思い出してきたけど、この朝の短い時間だけでは書ききれない。また今度、振り返りながらゆっくり書き残しておこう。

ということで、今朝はとりあえず以下の写真を載せるだけ。

ではでは、雨の朝、傘をさしてのウォーキングで行ってきます!

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24名の学生を載せた表紙。アートディレクターの類家さんが「これしかない!」といって手間を惜しまず作ってくれた。写真を切り張りしてくれたのは類家さんの奥さんだったということは内緒らしい(笑)。

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24名の学生から大人スタッフ(ジオコスの伊藤秀一さん、SAVVYの類家さん、僕やパフのスタッフ)に手渡された感謝の寄せ書き。泣かせるじゃん!

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シゴトノヲトの最終頁に書いてもらった24名の学生の編集後記。拡大すればギリギリ読めるかな?読めなかったら実物の冊子でぜひ読んでください。泣けますよ。

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入稿パーティーでの集合写真。協賛企業や大人スタッフも交じって総勢40名です。

 

トリハラ?ダクハラ?

2015年7月3日 (金曜日)

昨日は福岡。某社の会社説明会を運営していた。そこで、某社の部長としばし雑談。

 

「いや~今年はひどいね」

「なにがですか?」

「みんなオワハラって騒いでるけど、実はトリハラ、いや、ダクハラっていうのかな?そっちのほうが深刻な問題なんだよ」

「え?トリハラ?ダクハラ?」

「そう、『とりあえず、応諾しとけ』って、学生は親や大学の就職アドバイザーから言われてるらしいんだよね」

 

なるほど。「とりあえず応諾」の、トリハラ、ダクハラなんだな。

この某社さんは経団連加盟企業ではないものの、1万人近い従業員を擁し、毎年300名以上の新卒採用をコンスタントに行う準大手企業。

なので、いわゆる中堅・中小企業と違って学生の応諾状況が悪い、ということはない。むしろ例年以上に順調だとのこと。

しかし、その応諾の半分は、「とりあえず」なのではないかと、この部長は睨んでいるのだ。

いわゆる上位校の多くの学生は、経団連に加盟する超大手企業を志望しているのだが、指針のせいで8月上旬まで正式な内定が出ない。いわゆる蛇の生殺し状態に置かれている。内定らしきことを囁かれている学生もいるがハッキリしない。だから、「いま内定の出た会社には、とりあえず応諾しとけ。(8月になって経団連大手から正式に内定が出たら)あとで辞退しても構わないんだから」と、周囲にいる相談者(キャリアアドバイザーなど)から言われているらしいのだ。

何がハラスメントなのかというと、二つの意味がある。

ひとつは、企業の採用担当者が被るハラスメント。企業は、8月以降に内定辞退を食らうであろう時限爆弾をたくさん溜め込んでいる。どの程度の学生が残ってくれるのかまったく読めず、精神的にとても苦しめられているのだ。

もうひとつは、学生側も、つきたくもない嘘をつかなければならない状態に追い込まれて、精神的に参ってしまうという意味でのハラスメント。とりあえず応諾しておかないと…という気持ちもよく分かる。

 

「大手企業の就活時期が繰り下がったことで、学生は嘘をつかなきゃならなくなっちゃったんだよね。嘆かわしいよね」

 

そう。ホント嘆かわしい。

企業も学生も、みんなを嘘つきにしてしまったこのルール、やっぱり速やかに撤廃したほうがいい。

 

さて、本日はすでに金曜日。あっという間の一週間だったな。

明日は、(シゴトノヲト制作にあたった)クリエイティブチャレンジ学生24名との入稿パーティー。今夜はその前夜祭?かどうかは分からないけど、なんだかそんな予感がする。

ではでは、とりあえず(笑)行ってきます!

最近やっとマスコミが、「就活後ろ倒し」に対する疑問や批判を出し始めた。

マスコミ嫌いで知られる安倍政権だが、昨今の自民党議員のマスコミ叩きが仇となり、多少は耳を傾けざるをえない状況かもしれない。

殆ど影響力のない、このお気楽日記だけど、せっかくのタイミングなので、昔書いたことを再掲(リンク)したいと思う。

 

↓ これは、もう4年前のメルマガに載せたコラム。採用広報の開始が10月から12月になったのを「大英断」と、皮肉ったコラムだ。でも今にして思えば、この10月から12月の時期変更は、今回の時期変更に比べればほとんど害はなかった。

2011年9 月 9日 (金)

19期から20期へ

2015年7月1日 (水曜日)

昨日でパフの事業年度第19期が終了し、本日より第20期がスタートする。

こんな、なんちゃって経営者の僕でも、第20期に向けてはいろいろと期するものがある。

現実に妥協したり、目の前のことに流されがちな現場社員に対しては、その懸命さやひた向きさには感謝しつつも、理想を示し、苦言を呈しながら、心地よい緊張感を与え続けていくのが自分の役目ではないかと最近特に感じている。

とはいえこの日記は今期も、基本は緊張感のない脱力系の駄文で、たまにだけ真面目な話題を書いていきたいと思っている(笑)。

さて、本日は朝一から銀行に行って緊張感あふれる仕事をする。午後は客先に出向いた後に、羽田空港から福岡空港へ。九州は豪雨が続いているようだけど大丈夫かな。

ではでは皆様、第20期も株式会社パフを何卒よろしくお願いいたします!

 

昨日の日記の続編。

場所は西荻窪。ただいま午前1時を回ったところである( ̄▽ ̄)。

ホントは22時過ぎには仕事を終えて、駅前の焼き鳥屋で一杯ひっかけて終電で月島まで帰る、というキャリアプラン(?)を思い描いていたのだが……。

キャリアなんていくら計画しても、しょせん思った通りにはならないんだぜ、ということを実証してしまった(笑)。

 

いま僕の2メートル先の机では、マッキントッシュに向かって必死にフィニッシュの作業を行なってくれている尊敬すべきアートディレクターがいる。

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窓からは涼しくて心地よい風が、机の上の校正紙をひらひらと揺らしている。

うん、あと一息。

 

こういう感覚、久しぶりですね。

もうすぐ55歳になろうかっていうのに、意外と頑張れるもんです。

それは頑張っている人が目の前にいるからですね。

たまにはアルコールの入らない午前様もいいもんです。

これなら朝帰りでも、カミ様は怒らないでしょう、きっと(笑)。

では、朝になったら行ってきます!

ただいま追い込まれ中

2015年6月29日 (月曜日)

本日は6月29日、明日は6月30日。

つまり明日で、パフの第19期が終了する。

現場の社員たちはひと段落だが、僕や経理担当者はこれからが本番。数字まとめの大仕事が始まる。銀行との打ち合わせ&交渉もこれからが佳境だ。

今年はこれに加えて、もうひとつの大仕事が先週末から襲ってきた。

全36ページの冊子「シゴトノヲト」の制作の大詰めなのだ。24名の恐るべき素人集団が作った原稿を読み直しつつ、赤入れ作業を行っている。

これがなかなか手強い。

執筆者の意図を損なわないようにしつつ、腫物に触るような感じで赤入れを行っている。なかには意図が読み取れない文章もあったりして、そのときは「すまん!」と手を合わせて、容赦なくバッサリ一刀両断にしたり。

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ホントは土日の作業だけで終わらせるつもりだったのだが、ちょっと甘かった。明日が入稿締切なのに(~_~;)。

今も文字のオバケが、僕の頭上をクルクル回っている。

さて、本日は(決算のための)数字のオバケと、文字のオバケと終日戦うことになりそうだ。

ではでは、気分転換にゆったりしたウォーキングで行ってきます!

僕は創業来、メルマガ内のコラムやこの釘さん日記などで随分とたくさんの駄文を書き続けてきた(その一部はこのページにまとめられている)。

しかし、まともな書籍への執筆をしたのは、後にも先にも13年前に書いたこの一冊だけ。⇒ キミは就職できるか?―マニュアル就活では就職できない 単行本(ソフトカバー)

もはや絶版になっており、いまはAmazonで中古の本が売られているのみだ。

220頁ほどの単行本だったのだが、いやはや苦労した。13年前と言えば、まだ僕自身、プレイングマネージャーとして社員といっしょに現場の営業や企画をやっていた時期なので、平日の昼間は本の執筆に時間を割くことがなかなかできない。なので、夜中や土日を使いながら書いたのだが、締め切り直前は徹夜を幾晩もしていた。

ということで、もう執筆は懲り懲り。その後お誘いがあっても固く断っていた。最近ではお誘いもなくなってしまったけど(笑)。

ところが何の気の迷いか、先日とある人事専門誌の方から寄稿を依頼され、引き受けることにしてしまった。全13ページで全20,000字弱(400字詰め原稿用紙に換算すると50枚くらい?)。

書籍に比べれば楽かもしれないが、それでもかなりの分量である。昨日、編集責任者の方との打ち合わせを行ったのだが急に気が重くなってしまった(+o+)。

ラフ原稿の一次締め切りは7月10日。最終締め切りは7月25日。本の発行は9月5日。

引き受けてしまったからにはやるしかない。多少は会社の宣伝にもつながるだろうし。

昔みたいに徹夜はできない年齢になってしまったので早起きして書くことにしましょう。代わりに、この釘さん日記を当面休載しましょうかね(笑)。

まあ、ほどほどに頑張ります(^_^;)。

 

ところで本日は、午後から50大学のキャリア支援担当者が一堂に会するイベントに参加して、お一人おひとりに、100×10チャレンジのご紹介をさせていただく予定。

夜は、とある家族(父、母、長男、長女)との会食が予定されている。なんだか不思議な会食だけど、ひょっとしたらその模様は今夜のFacebookに載せるかも。

では、まずは朝食後、茅場町まで行ってきます!