始業3分前
2010年6月24日 (木曜日)
きょうは起床直後の朝6時から仕事をしている(苦笑)。
さっき会社に移動。そして3分後には社内の打ち合わせが始まる。
ということで本日は日記を書くのはやめ。昨日は面白いことがいっぱいあったんだけだどなあ…。
また週末にでも書きましょう。
では、そろそろ打ち合わせ開始です。
歩行スピード、現在66%なり
2010年6月23日 (水曜日)
僕は普段は案外、歩くのが速い(かけっこは昔から遅かったんですけどね)。
特に仕事モードのときは、さっさ、さっさと歩くものだから、同行者を小走りにさせることもある。
左足のギプスを取って5日め。指の痛みはまだ残っているが、そろそろ徒歩通勤を再開してみようと思い、今朝は歩いて会社まで向かった。
普段は自宅から会社まで、(僕のふつうの歩きだと)ちょうど20分で到着する。
しかしながら、今朝はなんと30分の時間を費やしてしまった。
やっぱりまだ、つま先で地面を蹴ることができないため、ぎこちない歩きかたになってしまうのだ。
完治までの道のりはまだ長そうだが、骨を折ったばかりのころと比べれば、痛みも歩くスピードも雲泥の差である。確実によくなってきている。
そろそろ自分の足で動き回らないと、まじめに肥満が進行してしまいそうだ。着実に体重と贅肉が増えている。
あー、歩きたい、走りたい。
とはいえ、本日はちょっと歩きすぎたかな。客先にも出かけたので、合計40分くらいは歩いている。指先はテーピングでぐるぐる巻きにしているのだが、ちょっと鈍い痛みが出てきた。やばい。
実はまだ会社にいるんだけど、さすがに帰りはタクシーにするかな。で、明日の朝はまた歩こう。
歩行スピード、現在66%なり。
数字の間違いに気付いた日
2010年6月21日 (月曜日)
社会人、特にビジネスマン、とりわけ経営を担うものは数字に強くなければならない。計算が早いとか簿記が出来るとか、そういうことではない(いや、そういうこともあるにはあるんだけど)。
必要なのは、数字に敏感になること。数字から、その向こう側にある作成者の意図や思想を読み取ること。「ん?これはなにか臭うぞ」と、ちょっとした異変に気づく勘の良さ、嗅覚・感覚を持っていることだ。
かくいう僕も本日、「なにかヘンだぞ」という異変に気が付いたのだが、ちょっと気が付くのが遅すぎたな。もっと早くに気が付いたはずなのに。
うーん。悔しい。どうするか。
うーん。だめだ。なかなか妙案が浮かばない。
うーん。よし。一晩寝てから考えよう。
きょうはずっと頭の中が電卓モードだったので、電池切れを起こしてしまったようだ(苦笑)。
「親にとっての就職活動」の講演内容
2010年6月20日 (日曜日)
昨日はお昼から、神戸芸術工科大学(アート&デザイン系の大学)で、学生の親御さん向けの講演を行った。
お願いされたのは、一ヶ月ほど前(足の指を骨折する直前!)に訪問したとき。縁も恩もあるこの大学からの依頼なので、二つ返事で引き受けた。
引き受けたまでは良かったのだが、さて、親御さんに対してどんな話をしたら良いものか…と、直前(前々日かな)になっていろいろと考えこんだ(もっと早くから考えろよ!と、自分突っ込み)。
まずは子供がどのように親のことを考えているのかを、僕も親御さんも知る必要がある。ということで、パフと関わりを持ちながら就職活動を行った学生(元学生も含む)に聞いてみたのだった。
これが良かった。30名の若者たちが詳しく、丁寧かつ具体的に答えてくれた。心が洗われるような内容だった。
「親から我が子への愛情と信頼」「子供から親への感謝の気持ち」といったものが、よく伝わって来た。
冒頭で、「あなたの就職活動において、あなたの親は・・・」
1.協力的だった
2.とくに協力してもらったという記憶はない
3.陰ながら協力してくれていたのだと思う
4.無関心だった
5.むしろ妨害されたという感じがする
という質問をしたのだが、なんと90%の若者が、協力的だったor陰ながら協力、という回答をしてくれた。しかも、「陰ながら協力」というのが圧倒的に多かったのだ。
それを裏付ける具体的エピソードの記述がまた良かった。ほろりと来るようなコメントがたくさんあった。
ああだこうだ口出しせずに、子供が困っているとき・悩んでいるときにだけ、すっと(恩着せがましいところのないような)手を差し伸べている。我が子の成長をじっと見守りつつ、我が子を信頼し、我が子の選択と決断を尊重している父親像・母親像が、くっきりと浮かんできていた。
僕はこのアンケートの回答内容が嬉しくなって、大学の講演会に来てくださった親御さん全員に、印刷して配ることにした。僕の講演よりも数倍価値のある内容だったんじゃないかな。
で、肝心の講演内容。
前半では、現在の就職と採用の歪な現状をしっかりとお伝えした。若者を一方的にバッシングする世の無責任な風潮を批判し、「効率」を言い訳にした安易な採用を行っている企業の採用スタンスや就職情報業界の無能さ(自己批判も含めて)などをお話しした。さらには、若者を本当に欲している(無名だけれども将来への可能性のある)中小企業に、もっと目を向ける必要性をお話しした。
中盤では、「若者を社会共通の財産」ととらえ、「すべての社会人が、当たり前のように、若者たちを見守り、育てていく世の中」を実現させる取り組である「職サークル」の話を、絵本の朗読を交えてさせてもらった。
そして後半では、僕が「うまれよ塾」で話している内容を親御さん向けにご紹介した。
1.レンガ積み職人の話
2.職業に貴賎なし
3.「はたらく」の意味
4.キャリアの80%は偶然によって決まる
5.偶然を活かしてキャリアを成功させるための5つのスタンス
といった内容だ。
締めは、おきまり、「うまれよ」(うそをつくな、まけるな、れいぎただしく、よのためひとのため)である。
いつもは、学生や企業の人事担当者を対象に話をすることの多い僕なのだが、こうやって親御さんに対して直接訴えかけることも大切だと改めて感じた。
そういえば講演後、ひとりの親御さんが僕のところに来てくださったのだが、なんと某大手組織の人事労務の課長さんだった。仕事に悩む多くの社員たちに、本日の話を聞かせ、「職サークルの絵本」を配ってあげたいということだった。嬉しいことではないか。
あらためて講演の機会を与えてくださった、神戸芸術工科大学(とくにキャリアセンターの日比さん)に感謝!なのである。
日比さん、ホントにどうもありがとうございました。
足を引きずりながらの関西出張
2010年6月19日 (土曜日)
金曜日の昼過ぎの新幹線に乗って、大阪に向かった。
会社を出る直前、左足の包帯を取り去り、医者からもらったテープで、親指、人差し指(折った指なんだけど、足も人差し指っていうんだろうか)、中指の3本をぐるぐる巻きにした。そして靴下をはく。それから革靴を履いた。靴下はもちろんのこと革靴を履くのは3週間ぶり。
おそるおそる歩いてみる。
痛い!
やっぱりまだ痛い。でも、いまさら包帯を巻く気にもなれないし、新幹線の時間が迫っていたので、「なるようになれ!」という感じでそのまま外に飛び出したのだった。
でもやっぱり思うように歩けない。左足はつま先が地面につかないように、踵だけで歩くようにした。なんともヘンな歩き方だった。
ともかくも足をひきずりながら新幹線に飛び乗る。
大阪ではHRプロさんのセミナーに参加。東京ではタイミングを逸して参加できなかったコーチ21の桜井社長の講演を聴かせてもらった。
その後、某社の関西支社長と待ち合わせして飲む約束になっていたのだが、多少待ち合わせまで時間があったので、先に京橋のホテルにチェックインを済ませた。
待ち合わせは京橋から環状線で2つめの天満駅。ホテルから京橋駅まではたいした距離ではないのだが、足が足なので、予想外に時間がかかってしまった。待ち合わせの時間まで余裕のはずだったのだが、そうでもなくなった。
京橋駅に着くと、ちょうど電車がホームに入って来たところだった。
ラッキー♪ とばかりに、足を引きずりながら電車に飛び乗った。
しかし、なかなか電車が動かない。どうやら前の駅で何かトラブルがあったらしい。
「まぁそのうち動き出すだろう」と思って待つのだが10分経っても動く気配がない。いよいよ待ち合わせの時間になってしまった。
すると構内放送が。
「人身事故のため復旧まで最低でも一時間ほどかかります」
なにー!!
乗客がどっと電車から降りはじめた。帰宅ラッシュの時間でもあり、ちょっとしたパニックである。僕も人波に押されるように電車を降りた。
某社の関西支社長に携帯で連絡を取り、事情を説明し、待ち合わせ場所を変更することになった。
変更場所は、天神橋五丁目のアーケードの入り口。京橋からタクシーで向かうことになった。
いやー、それにしてもたいへんだった。もうすっごい人ごみで。怒りだす乗客もいた。「新幹線の予約をどないしてくれるんや!え!!」と駅員に激しく詰め寄る乗客もいた。駅員もたいへんなシゴトである。
約束の時間を大幅に遅れたものの、目的の地にようやく到着。某社支社長は、雨の中ずっと僕の乗ったタクシーの到着を待っていてくれた。悪いことをしてしまったな。
その後、支社長と天神橋の飲み屋へ。「ザ・おおさか」とも言うべき、とっても味のある飲み屋だった。
実はこの支社長とは、いろんな縁があって、この日一献交えることになったのだが、いやー、楽しかったな。この会社の採用責任者の方(僕と同い年の女性管理職)もご一緒してくださり、3人での熱い議論が延々4時間繰り広げられた。
ちなみに飲んだ店の写真。大阪は大雨だったのだが、この店はそんなの関係なしに大賑わいだった。
足の痛みも環状線の電車事故のこともすっかり忘れて、美味しい料理と酒で、すっかりいい気分になった大阪の夜だった。
さて、翌土曜日は、神戸の大学での講演。
この講演も意義深いものとなったのだが、長くなったので、そのことはまた明日の日記で書くことにしよう。
ギプスをはずした日
2010年6月18日 (金曜日)
足の指の骨を折ってから3週間が過ぎた。
以来、ずっとギプスをはめて、包帯でぐるぐる巻きにされて、外を歩くときは「サンダル履き」という生活が続いている。
お客様とお会いする時など、しょうがないこととはいえ、サンダル履きというのはどうも気が引ける。
早く、普通に革靴を履きたいと思っていた。
実は明日の午後から関西に出張の予定がある。
明日はセミナーに参加した後、大阪のお客様に会う。あさっては(昨日の日記でも書いたが)某大学での講演だ。
新幹線にも乗らなきゃならない。
先日、医者にそのことを伝え、ギプスをはずしても構わないかどうか相談してみた。
「うーん、まあ、大丈夫かな。じゃ出張の前日にはずしますか」
という回答を得た。
やったー!!
そしてきょう、ついにギプスをはずしてもらった。
でも、まだテーピングでぐるぐる巻きの状態。包帯も巻かれたままだ。
実際には、あす新幹線に乗る前に、包帯をとって革靴を履こうと思っている。
3週間ぶりの革靴だけど、ちゃんと歩けるのだろうか。
ちょっと心配だけど、チャレンジなのだ!!
「親にとっての就職活動」を子供に聞いてみた日
2010年6月17日 (木曜日)
今度の土曜日に、関西の某大学で親御さん向けの講演を行うことになっている。
タイトルは「親にとっての就職活動」。
就職に悩んでいるのは学生だけではない。お父さんやお母さんの悩みも深い。
いまの大学生の親の世代は僕とほぼ同年代。いまとはぜんぜん違う時代を生きてきた僕ら世代にとって、子供の就職活動とどう向き合ったらいいのか、確かに悩ましい問題かもしれない。実際に今年は、僕と同世代の親御さんからの相談を引き受けることがとても多かった。
逆に就職活動を行う子供たちにとって、親というのはどんな存在なのか。どんな姿が望ましいのか。
「これは実際に聞いてみるのがイチバン!」
ということで、聞いてみた。
パフが運営する「職学校SNS」には、現在就職活動を行っている(いた)現役学生や、パフを通じて社会に飛び出した若手社会人たちが、300名以上登録してくれている。その若者たちに、以下の質問を投げてみたのだ。
Q1.あなたの就職活動において、あなたの親は?
1.協力的だった
2.とくに協力してもらったという記憶はない
3.陰ながら協力してくれていたのだと思う
4.無関心だった
5.むしろ妨害されたという感じがする
Q2.上記回答内容についての具体的エピソードや、あなたの感想をお聞かせください。
Q3.親からかけられた言葉や、されたことで、嬉しかったことは何ですか?
Q4.逆に嫌だったことは何ですか?
Q5.役立ったことは何ですか?
Q6.いま振り返って、親には「こうあってほしかった」ということをお聞かせください。
Q7.あなたのまだ見ぬ将来の子供には、どのような就職活動をしてほしいですか?
いやー、来る来るわ。まだ質問を投げたばかりなのに、もう10数名の方々からの回答が集まって来た。
親子の絆が弱まったとか、親が子供の就職に余計な口を出し過ぎるとか、世間ではいろいろ言われているが、今回の回答をみる限りでは、そんな印象はまったくうけない。むしろ、羨ましいくらいの親子の信頼関係を感じる。30年前のうちの母親に見せてやりたいくらいだ(苦笑)。
特に、Q7の「あなたのまだ見ぬ将来の子供には、どのような就職活動をしてほしいですか?」の質問に対する回答が良かった。
まだ結婚もしてない若者たちなのだが、将来のまだ見ぬ我が子への、しっかりとした育成の考え方や愛情を持っている。
うん。彼らならきっと立派な親になってくれる。子供も立派な大人に育つだろう。この国の将来に、とても明るい希望の光が見えてきたぞ。講演もがんばろっと。