ちょこまかと、よく動いた日
2009年5月21日 (木曜日)
今週は先週とは一転。会社の社長としての仕事を、相当な割合で実施している(あたりまえか、苦笑)。
本日も朝礼後、すぐに外出して、計6件(組&人&組織)の方々との打ち合わせや商談や交渉や勉強会などを行った。
日記には書けないことばかりなんだけど、変化のある盛り沢山の一日だった。
(おっと、きょうの日記は、なんと3行だけだ。釘さん日記の本領発揮です!!)
もうひとつのP社と球磨川の日
2009年5月20日 (水曜日)
わがパフは、よく“P社”と呼ばれることがある。“P(ぴー)”という響きは、可愛くもあり、危険でもあり、うるさくもあり、面白くもある。
ところで本日は、“もうひとつのP社”の方々といっしょに会食を行った。
場所は、(この日記にもよく登場する)東銀座の球磨川。P社からはKさんとTさん。パフからはキムラと僕が出席した。
P社は、昨年からパフとの本格的な取引を開始してくださった比較的新しいお客様。しかし、その濃さにおいては、10年来のお付き合いのお客様のような錯覚を覚える。
実はP社のKさん。この日記への登場は初めてではない。今年の1月11日の日記にも登場しているのだ。
その日記のタイトルは、 「私の誕生日に載せてください♪」とお願いされた日 というもの。キムラの誕生日に、お花を届けてくださったことを書いている。
本日の球磨川での会食は、このときに決めたもので、なんと4ヶ月経ってやっと実現したというわけだ。
P社のKさんもTさんも、もともとは、パフと同じ新卒採用支援会社の出身者。共通の知人や話題もたくさんあり、球磨川での会食は盛り上がった。
KさんもTさんも、パフの考え方や取り組みに対して、とても共感してくださっている。11年度以降の採用でも、「ぜひ一緒にタッグを組んでいきたい」と、おっしゃってくださっている。さらには、「他の協賛企業各社ともいっしょに何か仕掛けをつくっていきたい」と、おしゃってくださっている。
とてもありがたいし、心強い。
キムラ!! P社のKさんTさんとの連絡を、これからますます密にするんだぞ。ボっとしてたら置いて行かれるからね(笑)。
(下の写真は、「釘さん日記掲載用に」ということで撮った、球磨川での写真である。左からKさん、キムラ、Tさん。なんだか全員同じ顔をしているような……。ひょっとして兄妹?)
うまれよ塾の今年度最終回だった日
2009年5月19日 (火曜日)
きょうは、今年(10年4月就職のための)最後の「うまれよ塾」を開催した日だった。昨年の秋口から開始してきたこの塾。パフの数あるイベントのなかでも最も古い歴史を有するイベントなのだ。
1999年2月が第一回目だったと記憶しているので、すでに10年以上が過ぎたことになる。
こりゃすごいことだ、と我ながら思う。
そういえば先日、この、第一回目のうまれよ塾の塾生(女性)から連絡があった。現在では結婚して北陸地方で起業し、旅行業を営んでいるという。他にも、この時代の塾生たちとは、たまに連絡を取り合っている。みなすでに30歳を超えた中堅どころのビジネスパーソンたちだ。進路に悩んでいた20才ちょっとの若者たちが企業の要として活躍している。とっても嬉しいことだ。
ところで、本日の参加者のうちのひとりの学生が、終了後、僕に聞いてきたことがある。
「クギサキさんは、いつパフに入社したんですか? もう何年くらいいるんですか?」
「え?うーん。創業時からなので、もう11年以上だね」
「へー。じゃあ、創業者と一緒にやってこられたんですか?」
「う、うーん。一緒っていうか、僕一人しかいなかったんだよなあ」
見かねたパフのスタッフが、「この人が社長なんだよ」と、その学生に耳打ちした。
「え、えー! そうなんですか。 それは失礼しました!!」
なかなか新鮮な会話だったのだが、社長が自分で机を並べたり、片づけたり、お茶を出したり、資料を配ったりする塾って、たしかにあまりないかもしれない。
そんな「うまれよ塾」。たぶんまた今年の秋から再開することになるだろう。それまでみなさん、ごきげんよう!!
育てる採用を実践している採用責任者と面談した日
2009年5月18日 (月曜日)
僕は持論として、「“切り捨てる採用”から“育てる採用”への転換」ということを昔から言ってきた。
根底にあるのは、【若者は社会共通の財産である】という考え方である。
だから、新卒採用における『母集団』という言葉に寒さを感じてしまう。一人ひとりの「ひと」を軽んじた言葉のように思えるから。「切り捨てる」行為を前提とした言葉のように思えるからである。
この数年間、学生の売り手市場となってきたこともあり、表面上は「切り捨てる」行為が少なくなり、手段としての「育てる」は増えてきたようにも思えた(僕は苦々しく眺めていたが)。
しかし、この不況で、ふたたび「切り捨てる」が横行している。
僕は2週間ほど前のメルマガのコラム(企業の人事担当者や経営者、数千名に配信されている)に、以下のことを書いた。
(前略)
人事担当者が独断で、採用人数を増減させることは難しいかもしれませんが、
少なくとも若者たちの「就職への意欲」を損なわせないようにすることはで
きるはずです。
不採用通知を受け取った若者たちが、「自分は世の中に必要とされていない
人間なんだ」などという馬鹿げた勘違いをさせないようにすることはできる
はずです。
自社の採用の枠組みを越えて、若い人たちに「何とかなってほしい、必ず社
会に出て活躍してほしい」と願う気持ちを伝えることはできるはずです。
将来の日本を支える若い人材が、社会へのスタートラインにさえ着けないと
いう事態を、私たちは絶対に防がなければなりません。
それが「社会の公器」たる企業で働く、私たち先輩社会人が果たすべき義務
なのではないかと考えます。
( 「『企業は社会の公器』であることを忘れて、どげえするんか?」より抜粋)
で、本日。
「若者は社会の共通の財産」であると捉え、「企業は社会の公器」だと自認し、「育てる採用」を実践している、採用責任者と面談した。
この採用責任者が行っていること。
なんと応募者(約400名)全員と、1対1で面接している。しかもその際、事前に受けてもらっている適性検査(足切りで使用しているわけではない)のフィードバックを、一人ひとりに丁寧に行っている。そして、面談結果と適性検査の情報を踏まえて、学生に今後の就職活動に向けてのアドバイスを行っている。
素晴らしい。
一般の学生にはほぼ無名の会社なのだが、このような採用の姿勢が口コミで伝わり、応募者には、「先輩から勧められて来ました」という人が急増しているのだという。
このような姿勢や考え方をもった採用責任者が増えることで、日本はいい国となるはずだ。
「しょせん就職なんて、騙し合い、馬鹿し合いの場だよ」などという若者の諦観を撲滅し、将来に明るい希望をもった若者を増やすことにつながるはずだ。
僕たちも、少しずつ少しずつでいいから、「若者は社会の共通の財産」、「企業は社会の公器」、「育てる採用」というキーワードを、世の中に発信し続けることが大事なのだと、あらためて思った日だった。
MSP515ライブ本番の日(その3)
2009年5月17日 (日曜日)
順調な滑り出しのように思われたMSP515ライブのオープニングだったのだが、何事もなくすべてがウマくいったのでは世の中おもしろくない。
そう思ったかどうかは別として、僕は一曲目からドジった。
一番の唄が終わった後の間奏。全部で8小節あるのだが、僕は4小節だけで二番の歌詞を歌い出してしまった(このことはライブ後の反省会のとき、いちばんの槍玉にあげられることになる、苦笑)。
そして、なんといちばんミスの少なそうなMもやっちゃった。
一曲目が終わった後、妙に落ち着きがない。きょろきょろしている。ホントはMSP三人そろって、「皆さん、こんばんはー!」とやるはずだったのだが、Mは、お客さんに背中を向けて、腰をかがめながら何かを探している。
どうしたのかと思ったら“カポタスト”を紛失してしまったらしいのだ(驚)。
これはたしかに一大事。
カポがないと、以降の演奏が成り立たない。急きょステージの照明を明るくして、本格的捜索に入る。
ところが拍子抜け。ほどなく、あっさりトラブルは解決。カポは、ちゃんと予備のギターに装着されていたのだ。
さすが最高齢のM、忘れっぽい。と同時に、こんなドジをしたにもかかわらず、カポが見つかった後は、なにごともなかったかの如く、すぐに落ち着きを取り戻していた(笑)。
このMとPの2連ちゃんのドジが良かった。観客には大ウケだったし僕らもすっかり緊張感が抜けた。
やっぱりライブは、こういうのがあるからいい。
気を取り直しての2曲目以降の演奏が続いた。
途中、Mのソロタイムや、Pのソロ(ハーモニカ?)タイム、Sの水谷豊ふう演技タイム、MSPクイズがあったりと、賑やかな二時間があっという間に過ぎ去った。
・・・と、つぶさに全曲のドキュメントを書きたいんですが、あまりに長くなってしまいそうなので、ここから先は、写真を掲載するのみにしておきます。
読者のみなさんには当日の雰囲気をイメージしていただけたらと思います。
【Mことマングローブの今野社長】
【Sこと就職エージェントの下薗社長】
【Pことパフの僕、釘さん】
【ベースのナンちゃん(M所属)】
【ドラムのコボちゃん(S所属)】
【キーボードのアラキさん(P所属?)】
【その他、名シーンの数々】
いやあ、楽しかったし面白かった。
アンコールの声が鳴りやまなかったのには、本当に感動した。
一回目のアンコールは「たぶん来るだろう」ということで用意していたのだが(曲は長渕剛の【風は南から】)、二回目のアンコールは、MSPのテーマソングのようになっている【轍~わだち】を、急きょ、ふたたび歌うことにした。
この二回目のアンコールが最高だった。観客総立ちで、皆でコブシを振り上げながら、気持ちをひとつにしながら歌いまくった。もう感激を通り越して、メンバー全員が感動した。
2009年5月15日の赤坂は、五月病も不況も、完全に吹っ飛んだ。
ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
MSPもこれで安心して、しばしのあいだ、社長業に専念することができます
次回のライブは、クリスマスチャリティかな?
MSP515ライブ本番の日(その2)
2009年5月16日 (土曜日)
午後3時。本番直前のリハーサル(ゲネプロ)が始まった。
本日の披露曲は全12曲。もしものときのアンコール曲も入れるとさらに1曲。これらをすべて本番と同じように演奏してみるのだから、これだけでもかなりの時間がかかる。
当然、うまくいかない部分もたくさんあるわけだが、いまさらジタバタしてもしょうがない。ここは開き直るしかないわけだ。
会場にはファンの皆さんから届けられた花が飾られ始める。
さあ、そして午後6時。いよいよ開場の時間だ。
お客様が時間につれてどんどん増えていく。
午後6時半。すでに客席はほぼすべてが埋まりつつある。すごい。
午後7時に乾杯を行い、少しのあいだ、MSPも皆さんも入り混じって、飲食と歓談を楽しんだ。
そして午後7時半。いよいよ、MSPのステージの始まりだ。
【でももう花はいらない】の、MSP3人の綺麗な(?)ハーモニーとギターの音が会場内に響き始めた。
と、ここまでは順調な滑り出しのようにみえたのだが……。
続きはまた、あしたの日記で!!
MSP515ライブ本番の日(その1)
2009年5月15日 (金曜日)
ついにMSP515ライブ本番の日がやってきた。
僕はこの日、朝からパフの社長としてのお仕事は一切お休み。
朝、ミュージシャンとしての服装と気持ちで準備を整え、いつもより遅い時間に出社した。
MSPライブ事務局の仕事をM社の社長室と連携して引き受けてくれているパフ社長室のスギヒラに最終的な段取りの確認をしたのち、カンペ(譜面ですね)の最終準備。
そしてお昼前に、颯爽と、会場となる赤坂のライブハウスに向かった。
そして近所の喫茶店で、手持ちのノートパソコンにヘッドホンをつけて、演奏曲をすべて聴きなおした。イメージトレーニングだ。
午後2時半。急きょ助っ人としてキーボードを担当することになったアラキさんが、ツーシートの真っ赤なロードスターで到着。カッコイイ。さすがプロのミュージシャンだ。
ロードスターに隙間なく積み込まれた機材を全部下ろして、ライブハウスに運び込む。(インターンのオオハシくん、力仕事をありがとう!)。
キーボードの機材搬入が完了したころ、Mこと今野さんと、Sこと下薗さんも到着。それから助っ人として参加してくれているベースのナンちゃん。ドラムのコボちゃんもやってきた。
いよいよリハーサルの開始だ!
#ということで、書き始めたらドキュメントになっちゃった。この続きはまたあした!!
#この日記、翌日の朝、書いているんだけど、左手指の関節がイタイです。昨夜、相当に渾身の力をこめてギターのフレットを押さえていたようです(苦笑)。
#昨日、一昨日と、激励のコメント書いてくださったみなさん、ありがとうございました!
#また、個別に携帯やパソコンに励ましのメールを送ってくださったみなさんも、ありがとうございました。
#明日の日記で、本番の詳しい模様は掲載したいと思います。写真はまだ入手できないので、月曜日以降になると思いますが、そちらも追ってアップさせてもらいます!!