福岡空港のラウンジで日記を書く日
2009年3月4日 (水曜日)
実は、昨夜から福岡に来ている。
きょうは、朝9時から夕方5時まで。丸一日、昔(2001年)からの協賛企業であるM社の、福岡での会社説明会であり、僕はそのお手伝いを行っていたのだ。
メインの仕事は、先輩社員とのパネルディスカッション。それから、その後の学生との交流会の仕切り。
午前は理系で、午後は文系の、計2回の説明会なのだが、実労働時間は2時間のみ。
それ以外の時間は、先輩社員たちとおしゃべりしたり、昼御飯を食べたり、内職をしたり(これは内緒だよ)。
でも、きょうはM社の人手が足りなかったということもあり、僕も忙しかった。
なんと受付業務をやったのだ。
「おはようございます!学校名とお名前を教えてください。はい、○○さんですね。お待ちしてました。では、こちらのドアからお入りください!」
ってな感じだ。
まさか学生たちは、社長がこういう仕事をやってるなんて思わないだろう(苦笑)。
午後の説明会では、M社の部長がとある大学の学内説明会で出会った、二人のお気に入りの学生が参加するはずだった。
が、開始5分前になっても現れない。
「ちょっと携帯に電話してみますかね」
と、僕が(採用代行業務を請け負っている)パフの担当者(イワサキだったね)まで、「○○君と、△△君の携帯の番号を教えて!」と番号を聞き出した。
案の定、二人とも道に迷っていた。
彼らを電話で誘導して、無事会場まで迎え入れる。
・・・そんなことまで、やっちゃうわけだ。
僕(パフ)が請け負っている仕事は、たった2時間の先輩社員とのコーディネータという仕事。
でも、この仕事で我々が提供できている、我々ならではの(お客様にとっての)価値というのは、実は、(たとえば今回のような)とっさの受付業務だったり、臨機応変な道案内業務だったりする。そして、こんなことを、ごく普通に、ごく自然に実行する、柔軟性なんじゃないかなと思う。
自画自賛だけど、もし僕が、ふんぞり返った、どこぞの偉い経営者だったとしたら、こういう気遣いはできないんじゃないかと思う。
頼まれていない仕事であっても、お客様のお困り具合に応じて、さりげなくやってのけること。
これ、とっても大事。
#大事なところで大事な役目を果たせば、あとは内職してたって気もとがめないっていうもんです(苦笑)。
・・・てなことを、いま福岡空港のラウンジで、薩摩焼酎を飲みながら書いている。
これも役得で、一年間相当数の出張をする僕は、飛行機に乗る回数がとても多い。そうすると、マイルとか、○×ポイントというのが自然と貯まって、VIPのラウンジを使用することが出来るのである。
飛行機の出発までの時間を、このラウンジでビールやウイスキーや焼酎を飲みながら、そして、ゆったりと(?)日記を書きながら過ごせるわけだ(飲み放題なんですよね♪)。
ちょっと贅沢な時間なのである^^。
さて、そろそろ出発の時間だ。
今回はあんまり福岡の夜を楽しめなかったので、次回こそはと思っている僕なのであった。
足の引っ張り合いに辟易した日
2009年3月3日 (火曜日)
なんとまあ、呆れることの多い日だ。
次期総理大臣か?と、たぶん本人(民主党の小沢さんのことね…)も、その気になりかけた矢先の公設第一秘書の逮捕。
民主党の幹部は、「政権が仕組んだ陰謀だ」と言っているらしいが、もしそうであったとしても(そう思うのも無理はないが)、そんなことを、確たる証拠もなしに公の前で言うべきじゃない。
事の真相はわからないが、こんなことで(どうでもいい問題とは言わないが)、また議員たちの無駄な時間と労力が使われてしまうのかと思うと、さすがに温厚な僕でも頭にくる。
あなた方が足の引っ張り合いをしている間にも、どんどん時間は過ぎていく。その間、刻々と経済の状況は悪くなっているんだよ。
政治家としての「矜持」があるっていうならば、定額給付金を受け取る、受け取らないの言い合いをするまえに、やらなきゃいけないことが山ほどあるんじゃないかい?
鳩山総務相の郵政イジメもそうだ。ありゃ理不尽なイジメにしか見えない。「国の恥だ」と記者団の前で気勢をあげたらしいが、そんな「あと出しジャンケン」を公然と行っているあなたの方が、よっぽど恥だ…と、僕は思う。
それともうひとつ。
昨日のニュースになるが、オリンパス社員の「人権救済申し立て」。これも、事の真偽がわからないので安易な批判はできないのだが、間違いなく言えるのは、企業と個人との間(突き詰めていけば、個人と個人)の信頼関係が失われているということ。内部では、“さもしい”足の引っ張り合いをしているんだろう。同じ組織で働いてきた仲間同士だというのに、嘆かわしい。
こういった様々な問題が世の中にはある。いまに始まった話ではないのだろうが、どうも最近(僕がトシをとってきたせいかもしれないが)気になって仕方ない。
こういう大人たちの醜態を見て育つ、子供たちの将来が心配だ。いや、正確には子供のことが心配なんじゃなくて、子供が大人になったころの社会が心配なのだ。
政治家や、(オリンパスのような)大企業には、人格・能力ともに秀でた人材が多くいるはずなのに、起きている問題は、小学校のクラスの中で起きている問題と大差ないように思える。
ここは、社会に出たばかりの(または、もうすぐ巣立っていく)若者たちに、期待したいところだ。正しいことを正しく貫き通し、子供たちから信頼される若手社会人として活躍してほしい。人の足を引っ張ったり、保身ばかりを考えている寂しい上司たちに影響を受けることなく、「世のため人のため」を第一に考えながら働いてほしいな。
若い人たちには、所属する会社(組織)の教育に身を委ねるだけじゃなく、最大限の自己投資をしてもらって、自分自身を(人格、能力ともに)磨いていってほしいと思うこのごろである。
就職相談のメールに考えさせられた日
2009年3月2日 (月曜日)
いま、就職活動で苦労している若者たちが大勢いる。初めての社会との接点のなかで、必要以上に緊張し、必要以上に迎合し、必要以上に武装し、必要以上に萎縮し、必要以上に硬直してしまった若者たちを見るにつけ、もどかしい気持ちになる。
きょうもエントリーシートに関する相談や、面接に関する相談が、僕のところにメールで何件か送られてきた。
正直言って、アドバイスの仕方に悩む。
上っ面(うわっつら)のアドバイスだけならできる。
でも、問題はもっと根深いところにあるのは分かっている。
とはいえ、教育や入試の構造的な問題を持ち出しても、企業(採用側)の問題を持ち出しても、就職情報会社の問題を持ち出しても、いま目の前にいる若者たちにとっては、何の解決にもならない。
かといって、そこらの本屋にずらっと並んでいる、粗悪なマニュアル本に書いてあるような対症療法的アドバイスなどしたくもない。
本気で彼らと向き合おうとするならば、長い時間と体力と根気が必要だ。メールなんかじゃなく対面で、一対一の真剣勝負でやる必要がある。
しかし我々は、それを、利益をキチッとあげられるビジネス行為として行なわなければならない。
じゃあ、どうする。どげえするんか?
・・・と、久々に悶々と考えた日だった。
映画の日に映画を観た日
2009年3月1日 (日曜日)
毎月1日は、映画の日。ふだんの日よりも映画料金が安くなる。東京の場合は、どんな映画でも1本1,000円で観ることができる。
そんな映画の日に、僕は映画を観に行った。
狙っていたわけではない。窓口でチケットを買う時に初めて気がついたのである。
考えてみれば、「映画の日」に映画を観るのは初めてである。
窓口には大勢の観客が列を作っていた。満員御礼の映画もいくつかあった。さっすが、映画の日。
僕が観たのは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。ブラッドピットが老人で生まれて、年を経るごとに若返っていくという、あの有名な映画である。
ここでは評論じみたことは書かないが、「うーん」と、思わせてくれる深い映画ではあった(約3時間の長編大作なのだ)。
いやー、映画って、ほんっとーにいいですね(笑)。
明日から3月になる日
2009年2月28日 (土曜日)
ぼやっとしている間に、2月の最終日になってしまった。
2月最終日のきょうは、朝から床屋。午後からは、パフに出社し、(パフ自身の新卒者採用のための)会社説明会を実施。帰宅後は夕食ののち、この2週間のなかで観ることのできなかったテレビ(録画しておいたもの)を観る。そして就寝前には、MSPのライブに向けての練習……。
こんな感じで終えた2月の最終日。春と呼ぶにはまだまだ寒い。
来週は、3月度のキックオフで始まり、九州への出張があったり、税務調査(!)があったり、新規開拓のための訪問があったりで、第一週から予定がテンコ盛りである。
充実した3月を過ごし、暖かな春を呼び込みたい。
長~い一日だった日
2009年2月27日 (金曜日)
長~い一日だった。
実は、前日のMSPの雑誌取材、兼、練習後、MとSと、MSP専属秘書といっしょに居酒屋で飲んでいた。練習の後でハイテンションだったこともあり、ちょっと飲みすぎた。いや、量はそんなに飲んでいなかったのだが、3人とも、この日までの本業がかなり忙しかったこともあり、疲れが溜まってたんだよな。MもSもPも、昨夜はかなり酔いが回ってしまっていた。
そんな酒席から、それほど時間をおかずに始まった本日。
僕は朝一番で荒川区の町屋方面に向かった。
協賛企業M社の会社説明会のコーディネーターを務めるためだ。午前は理系、午後は文系のダブルヘッダー。参加する学生の数は、午前午後あわせると100数十名。
前日の飲みすぎも、疲れも、一切消し去り、説明会に臨んだ。結果、とてもいい雰囲気の説明会になったと思う。
すべてが完了したのは、午後5時まえ。会社に戻ってきたのが午後6時まえ。
ふーっとひと段落。これで本日の仕事が終わった・・・と思ったら大間違い。ここからが、さらに長い一日のスタートだったのだ。
本日は夜8時から、ムラカミの送別会だったのだ。
ムラカミは、新卒二期生としてパフに入社してきた。正式入社は、2002年4月なのだが、実際には、2001年7月から、ずーっとパフで働き続けてきた。もう丸8年間になろうとしている。
昨年の11月にメデタク結婚し、パフの仕事も卒業することに決めた。転職の厳しいこの大不況のご時勢。なにもいま辞めることないんじゃないの?と、僕や、社内の仲間や、お客さんから、さんざん引き止められたにもかかわらず、「いえ、辞めることに決めています!」という頑固なムラカミを、もはや誰も止めることはできず。じゃあ、皆で盛大に送り出してやろうということになった。
この日の送別会は、まさに「泣き笑い」 。ジーンときたり、抱腹絶倒したり、気の休まる暇がなかった。夜の10時を回ったあたりから、社外からの乱入者も、計10名ほど登場した。MSPのMもやってきた。
僕は、終盤、ムラカミに唄のプレゼントを行なった。シンミリするかと思いきや、ムラカミは、やおら僕の隣で、ボンゴの乱打を始めていた。もう大うけ。
午前一時を回り、ほとんどのメンバー、お客さんが帰っていったのだが、僕ら古くからのメンバーは、そこからさらに会社に残っていた。名残惜しかった。
ということで、長~い、一日。
というより、一日が二日分あったような日だった。
<追伸>
ムラカミ、8年間ホントにお疲れ様でした。キミとの思いでは、そう簡単に語り尽くせるものではない。が、ともかくも、これまでパフのために、お客様のために、仲間たちのために、精いっぱい頑張ってくれたキミに最大級の感謝の気持ちを持っていることを改めて、ここに記す。
本当に、ありがとう!!
外で活動した日
2009年2月26日 (木曜日)
きょうは午前11時から外出。深夜までずっと外で過ごした。
六本木で、昔から付き合いのある、とある有名な経営者とランチミーティング。なかなか刺激的な時間だった。中身はもちろん社外秘。
その後、新宿に向かい、2本連続で別の会社の経営陣としばし打ち合わせ。
新宿での打ち合わせが終わったあとに向かったのは、都内某所のスタジオ。
え?スタジオ? そう、スタジオです。
今夜は、某有名経済雑誌の取材を受けることになっていたのだが、「場所はスタジオで」ということになっていたのだ。
スタジオというのは、音楽スタジオのことで、ミュージシャンたちが練習や収録のため利用するようなところだ。ドラム、マイク、アンプ、オーディオ機器などがバッチリ揃っている。
なぜ、スタジオで経済雑誌の取材なのかというと、僕と、マングローブの今野社長と、就職エージェントの下薗社長とで一緒に結成した、 『M・S・P』というおやじバンドの活動のことを、この経済雑誌の編集者に興味をもってもらったところから始まる。
(このへんの話は、きっと今野社長が自身のブログで説明してくれるだろうから、ここでは省略)
スタジオでは、取材ももちろんだけど、5月15日のライブに向けての練習に励んだ。
考えてみたら、5月まで、もうあまり時間がない。そのくせ難易度の高い曲ばかりを選定してしまった。コミックバンド的なものもある。
ちょっと練習の頻度をあげないといけないな。
右からMの今野さん、Sの下薗さん、Pの釘さんです。
(鏡にチラッと映っているのは雑誌のカメラマン?)