パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

夏バテが襲ってきた日

2008年7月22日 (火曜日)

どうも朝から体が重い。休みのあいだ、坂道を歩きすぎたからだろうか?

徒歩通勤をやめてバスで会社まで行こうと思ったのだが、連休明けのため道路はすごい渋滞。この渋滞でバスに乗ったりすると、早朝会議に間に合わないかもしれない。

しょうがないのでやっぱり歩いていくことにした。会社に着くと汗が噴き出す。真夏の徒歩通勤は堪える。

毎週はじめの恒例の早朝全体会議。朝8時から8時45分まで各グループやプロジェクトの報告を中心に行われる。

全体の会議終了後、またいくつかのミーティングに参加。そしてその後、すぐに外出。時間はすでに10時半だった。

向かった先は、神谷町に本社があるF社。ヒラハラが担当しており、とても懇意にしていただいている。きょうは、いつものご厚意に対してのお礼を申し上げるのが、僕の訪問の目的だった。

F社は、創業が1981年。実は僕がリクルートの神田営業所で働いていた頃(1983年)、まだ小さかったF社は、隣の小さなビルに入っていた。F社は、リクルートの中途採用情報誌(週刊就職情報)のクライアントでもあったので、よく覚えている。いまパフが入居しているビルよりも小さくて古いビルだった。

あれから25年。現在F社の従業員数は約7千名を数える。本社は神谷町・虎ノ門界隈で、もっとも家賃が高いのではないかと思われる格式の高い立派なビルに入居している。昔の小さかったころのF社を思い出し、なんだか感慨深くなった。

対応してくださったのはF社の採用を担当している課長のSさんと、人事担当取締役のYさん。Yさんは25年前の神田時代にすでにいらっしゃった方で、その頃の話題でしばし盛り上がった。

話をひとしきり行った後、徒歩5分くらいのところにある、小さなラーメン屋さんに連れて行っていただいた。なんとこのラーメン屋さんは、F社が経営しているというからビックリだ。実は社会貢献の一環で、(本業とはまったく関係のない)製麺事業をF社は行っている。台東区に製麺工場があるのだが、ここで障害者の方々を雇用して麺を作っているのだ。その麺を使ったラーメンを、帰りに御馳走していただくことになった。

僕とヒラハラと、S課長とY取締役。4人で小さなテーブルを囲み、汗をかきながらラーメンをすすった。うんまい。なっかなかの味だ。まだお昼時前だというのに、お客さんの数も多い。値段が安い(全品500円!)ということもあるのだろうが、やっぱり麺の味がいいからなのだろう。

汗だくになりつつも、美味しいものを御馳走になった満足感をお土産に、神谷町を後にした。Sさん、Yさん、御馳走様でした。ありがとうございました!!

 

帰社後、多少のデスクワークを行っていたのだが、なんだかやっぱりカラダが重い。ラーメンを食べすぎたか?

午後4時。怒涛のセミナーシリーズの開始時間だ。きょうは7回目。ブランディングがテーマだ。セミナールームに入ると、ほぼ満員のお客様。採用ブランディングは旬のテーマなんだな。

きょうの僕の挨拶は、「社名の由来だけ」に徹した。開き直って楽譜を持ち込み、Puffを長めに歌わせていただいた。前回(6回目のセミナー)は、冷やかな視線に負けてしまったのだが、今回は何があろうと歌うぞ!と決めて臨んだ。それが良かったのか、温かな拍手を頂戴することができた。人事向けセミナーの趣旨を完全に逸脱した挨拶なのだが、これがパフのある種「ブランディング」なんだと勝手に思っている。

2時間後セミナー終了。情報交換会の始まりなのだが、僕は欠席させていただいた。というのも、カラダの重さを通り越して、ダルさになってきてしまったからだ。

こりゃあ、まずい。まだ今週は始まったばかりだというのに。

情報交換会にご参加の皆様には失礼だとは思いつつも、早退させていただくことにした。

そしてこの日記を書いているいま現在(自宅で超リラックスモードです)、ずいぶんと楽になってきた。やっぱり夏バテだったんだろうなあ……。

夏が過ぎ去るまで、あと2か月。体調管理をキチンとせにゃあかんと思った、梅雨明け後、初の正式な仕事日であった。

ポニョを観た日

2008年7月21日 (月曜日)

なぜだか分からないが、「観てみたい」衝動に駆られて、豊洲のユナイテッドシネマに向かった。

『崖の上のポニョ』。ご存じ、宮崎駿の久々の監督作品である。

「なぜだか分からない」と書いたが、たぶん「久々に童心を味わってみたい」と思ったからだと思う。

朝いちばんの回に入場した。周りは小さな子供連れのファミリーばかり。単身で来ている僕はしかし、不思議なことに、恥ずかしい気持ちには一切ならず、上映を待った。

宣伝や予告編のあとに始まった。

ほほう…と感心しながら、しばらくはスクリーンに集中していたが、そのうち、次第に心が離れていってしまった。アニメだし、童話なのだからしょうがないのだが、「あり得ない話」に気持ちがついていけないのだ。

うーん。こりゃいかん。童心を味わうどころか、童心を味わえない自分を発見してしまった。きっと自分が5歳くらいだったら、映像の中にはまり込んでしまったろうに。

ところでこの映画、賛否両論らしい。もちろん、賛否を偉そうに言っているのは、大人たちだ。

アホかと思う。

この映画に賛否をいう資格があるのは、子どもたちと、幼い子どもたちの気持ちになることのできる純粋な人たちだけだ。

なので、僕は何も言う資格がないのだ。批判するとすれば、幼心に戻ることのできなかった自分自身だろう。

 

午後は傾斜角を最大(15度)にしてのウォーキング。きょうは両手にはダンベルではなく、文庫本を持った。

この手に持った文庫本、実は先日観た映画クライマーズ・ハイの原作本(横山秀夫著)なのだが、実に面白かった。

傾斜角15度を時速5Kmで、ゆったりゆったり歩きながら、小説の世界に入り込んでしまった。気がつけばランニングマシンの制限時間(90分)が来てしまっていた。

しょうがなく、筋トレを済ませたあと、更衣室に引き上げた。そして、シャワーを浴びたのち、休憩用の椅子に座って、また続きを読んだ。

約2時間で読破。

いやあ、面白かった。映画も面白かったが、やっぱり小説は深みがある。映画のスクリーン以上の風景や登場人物の心象風景が、頭の中に広がっていく。人間の脳みそって凄いもんだ。

『ポニョ』では幼心に戻れず、ちょっと落ち込んでしまった僕なのであるが、午後、硬派な小説にのめり込めたことで、 「オヤジにはオヤジなりの感動の仕方があるのだ!」と自信を取り戻せた。

以上、朝から文化的な(?)休日を過ごした日であった。

昨日行きそびれてしまったジム。本日は朝イチで入った。なかなかの意気込みである。

ストレッチのあとに取り組んだのは、ランニングマシン。が、本日は走るのをやめて、坂道を歩くことにした。しかもダンベルを両手に持って。

傾斜を8度に設定し、両手には2Kgのダンベルを持ち、ひたすら歩いた。

これがなかなか効く。20分を過ぎたころから、ボタボタと汗が落ち始めた。すごいすごい。この1週間のあいだに溜まってしまった悪い物質が、体内からすべて放出されていく感覚だ。結局、時速6Kmのスピードで1時間歩いた。走行距離は6Kmだが、優に10Kmは歩いた気分だ。

傾斜角度8度と聞くと、たいした坂道じゃないように見えるが、実はかなりきつい。5度だと大したことはないのだが、8度だとズシリと来る。地球の重力というのは偉大だ。少し傾斜をつけて歩くだけで、トレーニング効果が格段にあがる。これ、発見である。

明日は傾斜角度10度でチャレンジしてみよう!!

井上陽水のCDを買った日

2008年7月19日 (土曜日)

きょう予定していた他社と異国の方々とのミーティングが急きょ中止となったため、本日は一日フリーとなった。

よしっ。ジムに行こう…と思って、勝鬨橋のたもとのNASに向かったが、実際に入ったのはその隣にあるデニーズ。

むっちゃくちゃ暑かったのと、間もなく昼時だったので、少し涼んで、お腹を満たそうと思ったからだ。

低カロリーの「野菜たっぷり塩ラーメン」をすすりながら、文庫本を読んだ。読んだのは先週映画で観たばかりのクライマーズ・ハイの原作(横山秀夫著)。読んでいたら面白くなって2時間近くデニーズに居座ってしまい、ジムに行く意欲を失ってしまった。

結局、デニーズを出た後、会社に行ってしまった。会社では、ちょろちょろとメールの整理と返信を行っていたのだが、1時間もしないうち、「そうだ!」と思い立ち、銀座の山野楽器へ向かった。

目的は、 「かぐや姫」の楽譜を買うこと(理由は来週以降明らかにします)だったのだが、衝動買いで、CDを1枚買ってしまった。

買ったのは、井上陽水の『弾き語りパッション』。陽水がコンサート(2007年の春から夏にかけてのコンサートが中心)で生ギター一本で歌っているのを集めたCDだ。

懐かしい歌が満載だ。しかも生ギターだけでの歌なので、陽水の陽水らしさが存分に伝わってくる。

僕が初めて陽水を聞いたのは、小学校6年生のときだったと思うが、本格的に意識するようになったのは、中学生時代。シングルの「心もよう」や、アルバム「氷の世界」に収められたすべての曲に感銘を受けた。

高校二年生のころなどは、 「人生が二度あれば」を、夜、四畳半の下宿でひとり弾き語りながら本気で涙したこともある(苦笑)。

あのころのことを思い出しながら、自宅でガンガンにボリウムを上げて聞いていたら、現・高校二年生の娘に「うるさい」と叱られてしまった。そうか。涙しながら歌っていた17歳のフォークソング小僧が、その31年後、同じ17歳の娘に叱られるほどに成長する(老いぼれる?)とは、あの頃は想像することすらできなかったなあ…と、なんだか感慨深くなってしまった(笑)。

と、まあ、いろいろぐだぐだ書いたが、 「井上陽水のCDを買って聴きました。」というだけの日記でした。

きょうは社内外で3つのロングミーティングの日。

まずは朝9時から午後2時までの、延々5時間。社内メンバーの評価会議だった。

ちょうど一年前から開始した人事制度に基づく評価会議。事前に各グループの長が、メンバー一人ひとりと面談し、この半年間の業績やプロセスを振り返って、評価シートに記入しており、本日の会議ではそれをすべて突き合わせ、その評価の妥当性を討議したり、一人ひとりのメンバーの育成指導ポイントを明確にし、共有していった。

とかく「評価」というと、「あいつはここがダメだ」とか「こいつとこいつを比較すると、こっちが勝っている」とか、採点したり比較したりということを思い浮かべがちだが、パフの場合はさにあらず。

あくまで「育成」にポイントがある

一人ひとりの社員に、会社の大切な仲間として、今後どのように成長していってほしいのか。どのような姿になることが、本人にとっても会社にとってもHappyなことなのか。そのために、上司や会社が取り組まなければならないことは何なのか。

そういったことを討議する場が、本日の評価会議なのである。たっぷり5時間をかけたが、それでもまだまだ足りないくらいだ。

前回(半年前)に引き続き、M社のI社長にオブザーバーとして加わっていただいたのだが、最後のI社長の講評がイケていた。中身を書くわけにはいかないが、全グループ長から感動の拍手。さっすがである。I社長、ありがとうございました。

#とはいえ、I社長、いいところ持っていきましたねえ(^^)。

 

評価会議の直後、午後2時からは、ベストセラー作家(!)であるクニさんとのロングミーティング。会社の中だと考えが煮詰まるので、場所を近所の茶店に移して行った。おかげで過去に囚われない、新しい行動が始まりそうな気配だ。

 

そして、夜。4社の経営者が顔を揃えての会議。終電間際まで続いた。ちゃんと真面目に会議をやているということをアピールするために、現場の写真を何枚か撮ったのだが、かえって誤解を与えそうなので、やっぱり載せるのはやめた。でも、I社、S社、N社の3社長ともブログを書いているので、そのお三方のどなたかが載せてしまう危険性もあるが(笑)。

ということで本日は、あっという間に時間が過ぎ去った1日だった。

本日のタイトルを書いていて、ずいぶん昔にも、似たような日記を書いたことがあることを思い出した。かなり昔のことだ。

8年前から4年前までの4年間、パフは月島に本社事務所があった。で、この事務所のそばに、本日の日記のタイトルのスペインがあったのだ。

正確に言うと、スペインクラブという、スペイン料理専門のお店だ。月島の倉庫を改装しており、まさかこんなところにお店があるなんて!という店なのだ。昔は何か祝い事があると(あるいは単にワインが飲みたいときなど)、よくこの店に行ったものだ。で、そのつど、日記に「スペインに行った日」と書いていたのだった。

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きょうは、ものすごく久々に、このスペインクラブに行った。いっしょに行ったのは、事業提携しているG社の経理・財務・法務のみなさん。

G社とタッグを組んだ営業活動は円滑に進捗しているのだが、その下地作りに奔走していたのが、本日の経理・財務・法務のメンバーなのだ。このメンバーの地道な仕事を抜きにしては、両者の提携は成立しなかった。表舞台に立つ役者を支える、大道具・小道具・照明・脚本・音楽・衣装などの裏舞台のメンバーたちだ。

その中でも、お金の計算を預かる経理のOさんを、本日はぜひお招きしたかった。いままでは、メールと書類(見積書や請求書)のやりとりだけの関係で、お顔はおろか電話でも会話したことがなかったので、ぜひお会いしたかった。

またパフ側で、IRや財務だけではなく、法務の領域までも面倒をみてくださっているシマ様(ちょっと前の日記にも出ています)にも、経理のOさんをお引き合わせしたく、この場を設定した。

実はG社のOさんは、大のヨーロッパ好き。なかでもイタリアが大好きだとのことだったのだが、まあ、イタリアもスペインも、遠く離れた日本から見れば似たようなものだろうと思い、このスペインクラブに会場が決まったのだった。

結果、大正解。Oさんはスペインクラブの料理に大満足。特にマッシュルームの料理は秀逸だったし、大鍋で運ばれてきたスペイン名物のパエリアは、なかなかの豪快さで、かつとても美味しかった。

そうそう、Oさんには、いつしかパフが上場する際には、証券会社や監査法人と渡り合っていただくことを(やや一方的に)お約束いただいた。そして上場後の決算短信の作成についてもだ(それって、いわゆる引き抜き?)。

いずれにしろ、とても楽しく美味しく愉快な、スペインのひとときだった。

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後列左から、P社釘、G社CFO・Kさん、P社シマ様、P社ホサカ。

前列左から、G社法務責任者Wさん&経理責任者Oさんでした。

いやあ、きょうも暑かった。僕は九州出身なのだが、昔から暑いのはどうも苦手だ。

いつもは徒歩で会社まで通っているのだが、きょうは、(昨夜のお付き合いで体力が減退していたこともあり)バスに乗ってしまった。“へたれな奴だなぁ…”と我ながら思いつつも、カラダが自然とバス停に向かっていたのだ。

冒頭からどうでもいい話を書いてしまった。

本題。

昨日の夕方は、企業向けセミナーVol.6だった。三菱電機ビルテクノサービスのF部長にゲストスピーカーとなっていただき、理系採用をテーマとしたお話をしていただいた。

F部長の歯に衣着せぬ語りで、胸がスカッとした企業の皆様も多かったのではないだろうか。

セミナー後は、セミナールームでビールと軽食をつまみながらの情報交換会。今回は参加者も多く、またインターンのクボタも参加させてもらったりで、なかなかの盛り上がりをみせた会だった。

お開き後、F部長はじめ関係者の慰労を兼ねて、「のろ」に行った。「のろ」ではカラオケ合戦になったのだが、F部長の部下であるTさんの美声に刺激された。また「のろ」のカラオケは、偏差値と全国順位が表示されるシステムとなっており、これがまた僕を刺激した。偏差値80点以上と、全国ランキング1位を目指し、ついつい熱くなってしまった(苦笑)。

 

そんなことを深夜までやってたものだから、朝から暑さにやられてしまうのだ(自己反省)。

が、出社後は気分を爽快モードに転換。なんたって、きょうは協賛企業への訪問が2社なのである。

ブログに掲載することへの了解をいただき忘れたのでボカして書くが、1社めの訪問は、新宿御苑に本社があるM社。ある分野に特化した電子機器メーカーで、パフとは今年で7年目のお取引となる。ただ、僕の訪問は3~4年ぶりで、とても失礼してしまっていた。その非礼をお詫びするのと同時に、本格的なお取引を継続してくださることへのお礼を申し上げるのが、本日の目的だった。

ご担当のIさんと、総務部長のTさんと楽しくお話させていただいた。帰り際には、最新機種の展示も見せていただいたりもした。展示を拝見させていただき、やっぱり日本の産業や我々の生活を支えているのは、製造業だなっ!と感じた次第だ。

2社めは、渋谷に本社のあるT社。設立90年という長い歴史を有した名門企業だ。お取引は今年で2年目なのだが、うちの営業マン(タカタ)は、とてもお世話になっている。T社の採用担当者Oさんのおかげで、社内表彰(流行語大賞)を2年連続で受賞しているのだ。

僕はT社へは初めての訪問だったのだが、その話題もあったためか、終始和やかな場となった。どうやらOさんは、営業担当のタカタから、「クギサキには余計なことは言わないでください」と、釘をさされていたようなのだが(苦笑)。

 

さあて……。明日はまた、インターンの学生に、営業特訓を行なう予定である。青空教室にするかどうかは分からないが、かなり体力を消耗すると思う。さらに明日の夜から週末にかけて、びっしりと体力と知力と消化力を使う予定も組み込まれている。したがって今宵は、体力温存のため、早めに休むことにしよう。