パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

1,300円の幕の内弁当を食べた日

2008年5月13日 (火曜日)

きょうは大阪出張。この数週間、なにかと忙しい日が続いていたのだが、きょうの新幹線の往復は、久しぶりにリラックスできる時間だった。

行きの新幹線は、リラックスというより、爆睡タイムだった。昨夜の就寝時間は明け方の5時前だったため、1時間ちょっとしか眠っていなかった。まあ、もともと「新幹線で眠ればいいや」と思っていたため、ついつい夜更かししてしまったのだが。

 

で、リラックスしたのは帰りの新幹線である。

新大阪駅を夕方6時前に出発した新幹線。乗車する前に、新大阪のホームで駅弁を買った。

色んな種類の駅弁が並んでいる。「どれにしようかなあ」と迷っていた。昨日は忙しくて、実は昼も夜も、会社の近くの「立ち食いそば」で済ませてしまっていた。

「よっしゃ、ここは奮発だ!」と、中味ではなく、値段で選ぶことにした。いちばん高い駅弁だ。

並んでいる中でいちばん高かったのが、1,300円の『特製幕の内御膳』という弁当。

なんでも31種類の食材を使って作っているらしい。しかも、東京・名古屋・関西の地域の特色を取り入れ、盛り付けてあるとのこと。

新幹線が動き出すやいなや、弁当のふたを開けてみた。ほほう。なかなかバラエティに富んでいる。ご飯が4種類もある。 「深川めし」「鰻ごはん」「ちりめんごはん」 (あともう一種類あったんだけど忘れました…)。また、煮物も、関東風と関西風の2種類。焼き物やおひたしも、少量のものが数種類盛り付けられている。

31種類の食材を食べられることに、なんだか嬉しくなった。昨夜は、蕎麦とネギ。2種類だけの食材だったのに……。

人間やっぱり、食べられる幸せに、感謝せねばならない。

食後は幸せな気分に浸りながら、久々の読書。なんともリラックスできた2時間30分の、出張帰りのひとときであった。

#しかし、あんまり晩飯が早い時間で、かつヘルシー・低下カロリーの内容だっため、今現在(深夜1時過ぎ)は腹ペコである。こんな深夜に食べると健康に良くないので、やっぱり我慢しなきゃいかんかなぁ(とほほ)。

数字と睨めっこした日

2008年5月12日 (月曜日)

パフは、未上場企業なのだが、公開企業である。

公開企業というのは、普通だと、東京証券取引所や大阪証券取引所といったところに株式を「上場」しているものだ。だから一般的に、公開企業イコール上場企業と呼ばれている。

しかし実際には、証券取引所に上場していなくても、公開企業にはなれる。

不特定多数の投資家が、株式を売買・流通させ、その不特定多数の投資家は、タイムリーに会社情報を得る。そんなことができる(株式を発行する)会社ならば、公開企業になれるのだ。

つまり、外に向けて限りなくオープンなのが、その名の通り、公開企業なのだ。

この公開企業としての道を生まれつき歩んで来ているのが、パフという会社なのである。

パフには200人を超える株主がいるのだが、この方々には、必ずパフの会社(業績)情報を、四半期ごとに公開している。 

上場企業と同じように、いろんな(主には数字の)情報を書類にギッシリ載せて、リリースするのだが、これがなかなか大変。

その書類の提出期限が明日であり、ギッシリの数字と睨めっこしたのが本日の主な出来事なのであった。

・・・と、ここまで書いてはみたものの、なんだか訳のわからない、まったく面白くない日記になってしまった(反省)。

日記など書いている暇があったら、数字の確認を、早いところ済ませろよっ!ていう感じである(汗)。

ということで、本日の日記はここまでとさせていただきます!!

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たびたび、この日記でも話題に出しているが、僕が住んでいるのは、東京都中央区月島というところ。

そしてパフの本社事務所があるのが、東京都中央区築地。

僕の自宅から会社まで、徒歩(早歩きで)20分。職住接近をかろうじて実現させている。

自宅と会社の中間地点にあるのが勝どき橋。隅田川に架かる大きな橋だ。

1940年に完成した東洋一の可動橋で、30年ほど前までは、(川を大きな船舶が運航する際は)橋の中央が開閉していたというからビックリだ。

 

僕は毎朝、毎晩、この橋から見える風景を眺めながら、自宅と会社の往復を歩いている。

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勝どき橋の上からは、築地市場と汐留のビル群と浜松町の桟橋と東京タワーが見える。

夕方、橋の上を歩くと、東京タワーと夕日が重なって見えるときがある。さながら「三丁目の夕日」のようで、とても情緒があり、きれいだ。

きょうは、あいにく曇り空だったため、夕日は見えなかったが、薄もやのなかの東京タワーとビル群の風景もなかなかのものである。

 

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橋から川の上流を眺めると、佃の「リバーシティ21」が見える。僕が月島に住み始めたころは、まだビルは一棟もなく、石川島播磨重工業のだだっぴろい跡地があるのみだったのに、20数年たった今は、このマンション群である。

このマンション群から川の下流に沿って、月島の商店街がある。この商店街には路地がムカデの足のように何十本も生えており、そこには情緒たっぷりの長屋がたくさんある。

NHKの朝の連続ドラマの舞台になっているのが、この月島の商店街と長屋なのである(蛇足だが僕の自宅は、この商店街の裏手にある低層マンションのさらに低層の一室。長屋の物干し台が目の前にある)。

 

ということで、日曜日のきょう。夕方の散歩の帰り道に携帯で撮った、勝どき橋から見える写真3点をUPしてみました。

きょうは、来週から正式に提携活動がはじまるG社との、合同キックオフミーティングを行った。

G社からは、社長始め、提携事業に関わる11名のメンバーが参加。パフからは、僕を始め15名のメンバーが参加。総勢26名の大規模合同ミーティングとなった。

午後1時から始まったミーティング。午後5時までの4時間は、真面目なプレゼンや質疑応答やグループワーク。そして、その後は、大懇親会を午後9時まで(これも4時間!)みっちり、真面目に、熱く、楽しく、賑やかに行った。

正式な提携発表は来週末なので、まだ詳しいことを書けないのが残念だが、いやあ、G社はすごい会社だ。すごい技術力を持っている会社だとは思っていたが、それだけじゃなかった。

いままでいろんな会社を見てきたが、まったく異色の、どの範疇にも属さない、文化・風土を持っている会社なのだ。

どこがすごいかというと(なかなか表現が難しいのだが)、 「ハードに働く」ということを、全員が楽しんでいるというところである。また、無謀なチャレンジ精神と、冷静な頭脳と、大胆な行動力と、地道な戦略とが、絶妙にバランスされているところである。そして、社員一人ひとりのハートが暑苦しいほどに熱い

パフの社員を見てて、「こんなに一生懸命働く社員のいる会社は珍しいだろうな」と思っていたが、なんのなんの、G社の足元にも及ばないことがよくわかった。「24時間戦えますか?」を実践している社員ばかりだ。

こりゃあ行く行くは、世界征服を企んでいけそうだぞと思った、キックオフの一日であった。

元スチュワーデス(あえて昔の職業名で書きます)のM氏の奥さんからのお誘いがあったところまでを昨日の日記では書いた。

実は、このM氏の奥さんには、その昔(まだM氏と結婚される前)、M氏と一緒に、さんざんご迷惑をおかけしていた

翌朝早い時間のフライトがあるというのに、深夜1時、2時ころ、ふたりで酔いつぶれて、(元奥さんがひとりで暮らしている)マンションに雪崩れ込んだことが一度や二度ならず

最初は笑って許してくれていたが、五度六度と回を重ねるうちに、かなり怒られてしまった(怒りの矛先は、もちろんM氏に対してであるが)。僕らの深夜の傍若無人なふるまいが原因でM氏と奥さんの仲が崩壊しそうになってしまったこともある。

そんな奥さんからのお誘いを、僕が断れるはずなどない。

「い、今すぐ行きます!!」

と、指示された店にダッシュで向かった。

店に着くと、M氏の奥さんと、M氏と、M氏の大学時代の親友であるSさんがいた。

僕はSさんとは初対面だったが、Sさんはとても人懐っこいひとで、すぐに仲良くなってしまった。

Sさんの勤め先は某テレビ局。職種はプロデューサー。M氏から聞いた話だと、Sさんは敏腕プロデューサーで、大物タレントからも厚い信頼を得ている人だという。

そのSさん。とても大きな夢のある構想をもっており、それを熱く語ってくださった。ここでその内容をバラすわけにはいかないが、ホントに実現したらすごい。ニッポンの若者たちが元気になれる。

でも、その夢を実現させるためには地道な営業活動(スポンサー集め)が欠かせない。

M氏が本気でそれを応援しようとしている。そのためなら会社の社長(そう、M氏は大手企業の社長なんです)まで辞めても構わない。ペーペーの営業マンからやり直す、という勢いなのだ。

なぜか僕も、M氏の部下となって、飛び込み営業をするという約束をさせられた(笑)。

まあ、酔ったうえでの話ではあるが、なかなか面白い突然の宴会であった。

そうそう、肝心のM氏の奥さん。20年ぶりにお会いしたが、あいかわらずお綺麗な方だ。M氏との仲も良好なようで安心した。大昔の非礼の数々もお詫びすることができた

 

・・・ということで、3日連続で書き上げた、5月7日(水)、GW明けそうそう、実にハードな一日の日記でした。

昨日の日記の続きを書く日

2008年5月8日 (木曜日)

「続きは明日、書くことにしよっと」という終わり方をした昨日の日記。

そんなこと書かなきゃよかったと後悔(苦笑)。日記を毎日書くようになると、不思議とたった2日前の出来事でも、大昔の出来事のように感じられ、なかなか思い出せない。

「そりゃあ、あんた、ただ単に物忘れがひどくなっただけの話だよ」という声も聞こえてきそうだが(苦笑)。

でもまあ、一応思い出しながら書くことにしよう。

 

昨日(7日)は、ラジオ収録から帰った後、法務の仕事が延々と夜9時まで続いたのだ。いま、とある契約書をまとめているのだが、これがなかなか難しい。契約書というからには相手のある話なので、こちらの思惑だけでは成立しない。大枠では合意していても、契約書にする場合には、いろんなリスクや最悪の事態を想定して、条文をまとめなければならない。会社と会社の決め事の場合、いまの自分たちのことだけではなく、次代を担っていく社員たちのことまで考えたものにしなければならない。いやはや、真面目に考え出すと切りがない。

・・・ということを、相手先の法務担当の方々と延々議論しながら、まとめあげていたのである。中身はもちろん書けないけど、こういうことのできるスペシャリストって、やっぱり会社には必要だとあらためて思う。

 

法務の仕事が終わった後、ダッシュで銀座に向かった。

実は7時からとある宴席が開かれていたのだ。すでに時間は9時半。なんと2時間半の遅刻である。とある宴席というのは、某社の元社長W氏の再出発祝い。W氏と僕とは30年以上の付き合い。実はW氏は、パフのタシロが所属する埼玉県のソフトボールクラブの監督でもある。そしてW氏が社長を務めていた会社は、パフのタカタが営業担当者。そして、パフのホサカが(当時新人だった)タカタのお守り役兼実務推進担当だった。

ということで、W氏、タシロ、タカタ、ホサカ、僕とで、W氏社長退任後の再出発祝いをやろうということになっていたのだった。

遅刻はしたものの(ホサカも法務の仕事をやっていたので2人そろっての遅刻だけど)、そこはW氏とは旧知の仲。すでに、タシロとタカタがもてなしてくれていたので、事なきを得た。

なごやかに1時間ほどを過ごし、11時前に平和にお開き。

銀座からの帰り道(自宅まで徒歩25分)、携帯電話が鳴った。11時過ぎだっていうのに誰だ?と思って携帯の画面を見たら、パフ陰の創業仕掛け人のM氏。

こんな時間になんだよ、と思いながら電話に出たら、なんと電話の声は女性の声。その声の主はなんと、M氏の奥さんだった。

M氏の奥さんとは、もう20年ほど会っていない。航空会社の客室乗務員(当時はスチュワーデスと呼ばれていた職業ですな)だった人で、昔はよくM氏といっしょに飲みに行ったりしたこともあった。

そのM氏の奥さんが、 「いま月島で飲んでるからおいでよ~」と携帯電話の向こう側で言う。

そりゃあ断れないわなあ、と思いながら、指定された店に向かうことにした。

 

・・・と、またも長くなってしまったので、この続きはまた明日書くことしよっと(懲りない奴だ、苦笑)

GW明けの本日。めまぐるしく時間が過ぎていった。

朝8時からのミーティング2連荘を終えて、すぐに外出。出かけた先は、六本木と乃木坂のちょうど真中あたりにある某スタジオだ。

ソフィアバンク副代表の藤沢久美さんがパーソナリティを務める社長Talkというラジオ番組にゲストとして呼んでいただいたのである。

藤沢久美さんといえば、知る人ぞ知る才媛である(詳しくは上記お名前のところをクリックしてプロフィールをご覧下さい)。

実は5年前にも、ラジオ番組で藤沢さんと対談したことがあった。そのとき藤沢さんは、僕が当時書いていた膨大な創業物語や日記をすべて読んでくださっており、そのプロ根性の凄さに感激したことを覚えている。

その藤沢久美さんに久々にお会いできるということで楽しみにしていた。

午前11時。スタジオに入ると、藤沢さんがにこやかに出迎えてくださった。5年ぶりなんだけど、ちっとも変わっていない。あいかわらず、お綺麗だ。いや、以前にも増して魅力的になってらっしゃる。僕と6、7歳しか離れていないはずなんだけど、ぜんぜんそうは見えない。

開口いちばん、 「きょうはクギサキさんにお会いできるということで、楽しみにしてました。5年前のクギサキさんの印象ってすごく強かったんですよ」と仰っていただいた。

いやあ、お世辞でも(お世辞だろうが、笑)、こう言っていただけると嬉しい。いきなりテンションが頂点に達してしまった。

・・・ (以下、中断していた執筆の続きです) ・・・

マイクが設置されている薄明かりの机。藤沢さんと向かい合わせに座った。雑談を10分ほど交わした後に本番。でも本番といってもナマ番組ではないので、超リラックスモードだった。

冒頭、パフの社名の由来をあらためて聞かれたのだが、調子に乗った僕は、「歌ってもいいんですか?」と返した。藤沢さんは断るはずもなく「どうぞどうぞ」と促してくださり、「♪パフ、ザ、マージック、ドラーゴン♪」とやってしまったのだった。

以降、約1時間の対談。あっというまに時間が過ぎた。もちろん途中、真面目な話もたくさんした。週刊ダイヤモンドにも以前取り上げられた社内改革の話も出た。企業の経営者や人事担当者に対してのメッセージも出た。

それにしても藤沢さん、人柄の良さもあるのだが、とっても聞き上手である。さすがプロ。数多くの(600社を超えているという)企業経営者へのインタビューを経験した人ならではの貫禄、安心・安定感もある。

僕も、Webや冊子の企画で、企業の人事担当者や経営者と対談する機会がよくあるのだが、藤沢さんの域に達するまで、まだまだだなと思った。

#藤沢さん、本日は本当に再会できて嬉しかったです。どうもありがとうございました!!

#ちなみに、この日のラジオ収録内容は、6月上旬にネット上で公開されるそうです。公開されたら、この日記でも報告しますので、関心のある方は、どうぞお聴きください。

・・・

ついつい藤沢さんの話題で長くなってしまった。

本日は、この他にも、タイトルどおり法務ネタと宴席Wのネタがあったのだが、続きは明日(実は今夜なんだけど)書くことにしよっと。