パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

本日、某大企業の経営トップの側近であるM氏と久々の会談。きっかけは、某社の関西支社長のご子息の就職相談だった。

M氏は、もともとマーケティングをやっていたかたで、とても発想が大胆かつ柔軟な方であり、お会いするたびに、「はっ」と気づかされることが多い。

きょうも、雑談の中から、とてもいいアイディアが生まれた。僕が今まで思いつかなかった新しい発想だ。しかも、パフなら十分に取り組めるだけのノウハウやネットワークを持っている。

うん。これはいけるかもしれない。世の中の就職と採用に変化を起こせるかもしれない。企業の採用を成功させつつ、多くの学生を救えるかもしれない。

M氏が所属する某大企業は、就職や採用とはまったく関係のない業界の企業である。M氏も、人事や採用とはまったく縁のない畑を歩んできた人である。でも、そのような畑違いの人だからこそ、斬新な発想ができるのであろう。

うん。いいかも。早く実行に移したくなってきた。まずは試しに(発案者である)M氏の協力を得ながら、某大企業の方々を巻き込んでみる。

年明け早々にでも着手できたらと思っている。

気持ちの悪い就職と採用に、終止符を打つときかもしれない。

素敵な新刊書籍をもらった日

2009年11月18日 (水曜日)

僕の大切な友人であり、恩人であり、パフの社員たちの師であり、顧問(非常勤取締役)でもある國貞克則さん。『財務3表一体理解法』(朝日新書)の大ヒットがきっかけで、いまやベストセラー作家にもなっている。そういえば、先週のAERAにも、勝間和代さんといっしょに登場していたな。

その國貞さん(僕は國さんと呼んでいる)から、本日、大きな段ボールが会社に送られてきた。

開梱すると、中には書籍がぎっしり詰まっていた。

その書籍がこれ↓

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20代に考えるべきこと、すべきこと ~できる人になるための勉強法・仕事術・キャリアデザイン』(日本能率協会マネジメントセンター)という、新刊の書籍だ。

パフで働くすべての従業員(社員だけじゃなく内定者や常勤のパートスタッフの皆さんも含めて)にプレゼントしてもらったのだ。

僕も早速、だーっと読んでみた。

いい。これはいい。実にいい。読むほどに、誠実に語る國さんの顔が頭に浮かんでくる。

この本は、就職活動を行っている学生や仕事に悩む若手ビジネスマンに、ぜひ読んでほしい。いわゆる「本質」が詰まっている。

あ、それから、学生にくだらない就職テクニックを偉そうに教えて得意になっている(似非)就職コンサルタントや、企業の教育担当者や、研修会社の講師の皆さんにもぜひ読んでもらいたいな。きっといままでの自分が恥ずかしくなって、読後には、まともな指導ができるようになると思うのだ。

僕も早速、今夜の「うまれよ塾」の指導では、この本を参考にさせてもらおう。

國さん、ありがとうございました!!

※國さんと僕との関係は、こちらで詳しく紹介しています。

⇒ 「素晴らしき100の出会い第144話 : 竹とんぼ屋の國(クニ)さん」 

サーバールームに感謝する日

2009年11月17日 (火曜日)

昨日は、お昼前から深夜零時までの12時間を、社外で過ごした。お客様の事務所やパートナー企業の事務所での打ち合わせ、商談同席、セミナー見学、(夜は)某社との謀議などで、高密度な一日だった。

ところが、きょうは一転。ほぼ丸一日を社内で過ごした。外出したのは、午前中20分程度、近所の区役所に書類を取りに出かけたのと、午後5分程度、近所の天丼屋まで500円の弁当を買いに行った程度である。

以前の日記で、僕の社長席がこのたびリストラの憂き目にあい、僕は流浪の身になったことを書いた。

日記を読んで、 「席がなくなったと聞きましたが大丈夫ですか? パソコンの作業や電話など、社員に見られたり聞かれたりするとまずい仕事も社長にはおありでしょうに……。そういう時は弊社事務所を気兼ねなくお使いください。心中いかばかりかとお察ししますという、大真面目に心配してくださる方からのメールもいただいたりした(感謝&感激の涙)。

でも、実は大丈夫。

僕がいままで使っていたパソコンは、サーバールーム内で生きており、(サーバールームという性格上)いままで以上に機密性にすぐれたエリアで仕事ができるようになったのだ。作業スペースは、いままでの半分にも満たないが、狭い分、集中して仕事が出来る。一人で考え事をするにも、うってつけの場所なのだ。

難点は、周囲をパソコンや通信機器など無機質な物体(サーバールームは、使われていない予備のPCや電話機などの倉庫にもなっている)に囲まれているので、長く居すぎると、人恋しくなってしまうこと。

でも、それも大丈夫。

そういう時は、社員席までふらっと出ていき、ボーっとしている社員を見つけては攻撃対象にして、数分間イジる(攻撃対象はわりと固定化されつつあるのだが)。社員は社員で、いつ現われるか分からない社長の攻撃に備え、気を抜くことなく仕事をすることになる。

まさに「社長席リストラ」が生んだ、予期せぬ効果である。怪我の功名とは、こういうことを言うのだろうか(苦笑)。

ということで、きょうは日ごろ出来ていなかった仕事(ご無沙汰の方々への“お元気ですかメール”や、集中して文書をまとめる仕事や、優先度が低くて先延ばししていた仕事や、IRサイトのシステム操作を習得する仕事など)を、かなりの生産性で実施することが出来た。日ごろ遅くなりがちなメールへの返信も即レスできたし、返信に代えて、直電話もできた(相手は僕のあまりのレスの速さにびっくりしていた)。昨夜、極限まで消耗してしまっていた体力や肝臓力も、回復した気がする。

そんなことも含めて、本日は、サーバールーム(=新しい社長席)に大感謝なのである。

パフは約200名の株主の皆さまに支えられている会社であるということを、以前の日記でもしばしば書いてきた。

そしてパフは株主のみならず、一般の方々にも広く会社情報を公開している会社だった。上場企業と同等のルールで四半期ごとに業績の開示を行う「公開企業」だった。

「だった」と書いたのは「いまは違う」ということ。

株主が200名いるということには違いはないのだが、株主の皆さまの同意を経て、「公開企業」を「限定的な公開企業」に改めた

「限定的な」というのは、株主の皆さまに対してのみ「公開」で、非株主(つまり一般の方々)に対しては「非公開」の会社となったということである。

まあ、(日本では)上場企業以外は、ほぼすべてが非公開企業なので、今までのパフが特殊といえば特殊だったのだが。

しかし、「限定的」であっても、公開は公開。

どうやって公開していくのかというと、株主だけが閲覧することのできる専用サイトで公開していくことにした。

その専用サイトを本日作成したのだった。

この専用サイトは、実はパフの商品である新卒応募者DB管理システムの「Peace!」を使って作っている。なかなか優れモノのシステムで、相当にいろんなことができる。

明日以降、株主の皆さまにログインするためのIDをお送りする。

まだまだショボいサイトなのだが、今後、次第に内容を充実させていきたいと思う。最低3カ月に1回の情報更新を行う予定なのだが、できればもっとコマメに、株主の皆さまには情報を公開していきたい。

株主の皆さま、乞うご期待であります!

あっサザエさんだ!と思った日

2009年11月15日 (日曜日)

サザエさん。毎週、日曜日の夜6時半から放映されている長寿アニメだ。僕が初めてこのアニメをテレビで観たのは、高校を卒業して東京に出てきたとき。1979年のころだった。

東京では1969年からフジテレビで放映が始まったらしいのだが、僕が住んでいた九州では放送はなかったのだ。

だから僕にとってのサザエさんというのは、アニメ版ではないのだ。実写版のサザエさんなのだ。

サザエさんを演じていたのは、江利チエミ。わっかんないだろうけど、あの江利チエミなのだ。高倉健の奥さんだった人だ(余計わからないかな?)。三人娘なのだ。

その、実写版サザエさんを、きょうなぜか知らないが、フジテレビがやっていた。思わず、食い入るように観てしまった。

時代背景は、1970年だという。うわー、懐かしい。

サザエさんを演じていた観月ありさ、なかなかいいじゃないですか。

それ以上に、お舟さんを演じていた、竹下景子。もう、そんな年なんですね。

万博のシーンや、アポロ11号のシーンなんかも出てきた。

なんだか懐かしさと切なさが入り混じった、妙な感覚だ。

でも、こういう番組は、50年経っても100年経っても、どんどんリメイクしてもらいながら語り続けてもらいたいな。

真剣勝負に声援を送った日

2009年11月14日 (土曜日)

先日の日記で、コマツ女子柔道部の練習を見学させてもらったことを書いた(⇒ 「一本柔道」を見学させてもらった日)。

この日の日記でも書いたように、きょうはコマツ女子柔道部の選手も多数出場する、講道館杯(全日本柔道体重別選手権大会)の日。

なんと光栄なことに、僕もこの大会にご招待いただいた。

チケットを2枚頂いたので、社員のなかで、もっとも武道への理解があると思われる、新入社員のオオノを連れていくことにした(実は彼女は、剣道の達人なのである)。

千葉駅でオオノと待ち合わせして、タクシーで会場の千葉ポートマリーナに向かった。

会場に着くと、すでに一回戦の試合が始まっていた。

全部で7面の試合場。48Kg級、52Kg級、57Kg級、63Kg級、70Kg級、78Kg級、78Kg超級の、7つの階級ごとに試合場が分けられているのだ。

なかなか壮観である。

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僕とオオノは、コマツの応援席に座らせてもらい、コマツの社員・家族のみなさんと一緒に、選手たちを応援した。

コマツの選手は、52Kg級を除くすべての階級に出場していたのだ。

応援団の方々の力強いリードのおかげで、応援席の僕たちも、拍手・手拍子・声援を照れることなく送ることが出来た。

いやー、それにしても興奮したなぁ。

先日、目の前で練習していた選手たち、しかも色紙にサインを書いてくれた選手たちが、こんな大きな大会で戦っている。一度会っただけなのだが、なんだか自分の家族が戦っているような気がするから不思議なものだ。

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まさに、手に汗握る試合が、延々と繰り広げられていった。

 

朝10時過ぎから観戦し始めて、すべての試合が終了したのは、午後4時半過ぎ。

なんと5時間以上も、柔道の試合だけを見続けたことになる。

ここまで柔道漬けになったのは、僕が柔道をやっていた中学生の時以来だ。

そして声援の甲斐あって、コマツ女子柔道部の選手の多くが入賞した。

なかでも嬉しかったのが、57Kg級の宇高菜絵選手の優勝

決勝戦で、強敵の松本薫選手(帝京大学4年)を、得意の大外刈りで投げ飛ばし、鮮やかな一本勝ち。

思わず、「うをおぉぉぉぉぉ!!!」っと、声をあげてしまった。

宇高選手の勝利インタビューにも感動した。本人も泣いていた。今まで、いろんな辛いことがあったのだろう。心から“おめでとう”と言いたい。

他にも、優秀な成績を収めた皆さんはもちろんのこと、残念ながら優勝や入賞を逃した皆さんも、本当にお疲れさまでした。皆さんともに凄かったです。さすがです。尊敬します。また練習を見学しに行きますので、よろしくお願いします。

僕も、35年ぶりに柔道着に袖を通してみたくなったなあ……。やってみるかなあ……。

おい、大月(注:パフで働いているインターンで、大学の柔道部員)!! やるか?

半年ほど前までパフの営業支援をしてくれていたC社のコンサルタントでHさんという人がいる。まだ33歳と若いのだが、その実力たるや恐るべきものがあった。

誰もが理解・納得できる分かりやすい言葉とロジックで課題を指摘・整理し、メンバーの思考を改善策へと導く。決して偉ぶっているわけではない(むしろ極めて謙虚だった)のだが、自然と従いたくなるようなオーラを持っていた。

そんなHさんなのだが、所属する会社C社をこのたび退職することになったという。

皮肉なことに、営業支援を行うはずのC社自身の営業が、折からの不況で芳しくない状態が続き、人を大幅に減らし、業態もシフトすることになったそうなのだ。

そして本日、Hさんが僕のところに挨拶しに来てくれた。

「これからどうするんですか?」

と聞くと、

「はい。自分で営業支援の会社を起こそうと思っています」

と、明るく答えてくれた。

うん。Hさんなら、うまくいくんじゃないかなと思った。

驕りがなく、誠実で謙虚で礼儀正しく、しかも抜群に賢い。

こういう人には、サラリーマンではなく、どんどん起業してもらいたい。途中うまくいかないこともあるかもしれないが、こういう人のことは、必ず誰かが助けてくれる。だから、最後には絶対うまくいく。

Hさん、この数年、とてもいい経験しましたね。これからも起業に向けて、ますます頑張ってください。

そしてそのうち、パフの仕事もまたぜひ手伝ってください。きょうは本当に、わざわざありがとうございました!!