パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

映画のハシゴをした日

2008年5月3日 (土曜日)

本日は憲法記念日。祝日である。

朝から娘の友だちが我が家に遊びに来るという。父親が家の中をウロウロしているわけにもいかないので、朝から映画を観に行くことにした。

10時半からの映画を観ようと、家を10時ちょうどに出た。向かったのは、豊洲(ららぽーと)のユナイテッドシネマである。

豊洲の映画館(スクリーンが10以上あるシネコン)は、いつ行ってもゆったり観られる映画館で、僕のお気に入りだ。チケット売り場は、ほとんど並ぶこともなく、比較的いい席を取ることができる。

ところがどっこい。きょうは違った。さすがゴールデンウィーク。チケット売り場には長い行列が出来上がっていた。

「やばっ、映画始まっちゃう」

結局、窓口に辿り着いたときには、すでに映画本編の始まっている時間を過ぎており、午後からの回を観ることになってしまった。

しょうがないので、午前中は、同じららぽーとに入っているユニクロに行って、めったに買わない自分の普段着を買ったり、スタバでコーヒーを飲みながら本を読んで過ごした。

そして午後、やっと映画にありつける。待たされた腹いせ(?)に、ハシゴで映画を観てしまった。

何を観たかを書くと、また映画評論になり、日記が長くなってしまうので割愛するが、二本連続で映画を観ると腰が痛くなるものだ。しかも二本目の映画は、最前列の席しか空いておらず、首まで痛くなってしまった。

ということで、リフレッシュできたんだかどうだか、ちょっと疑わしい完全休日の初日だった(苦笑)。

一日じゅう社員面談だった日

2008年5月2日 (金曜日)

きょうは朝9時から夜9時半まで、ずーっと社員の面談を行っていた。

途中、インターンシップ学生との懇親会を挟んだものの、ほぼすべての時間を会議室で過ごした。

連休の谷間なので、さほど外部からの電話などで割り込まれることはあるまいと、昨日ときょう、面談を詰め込んだのだが、やはり終盤は疲れた。

特に夜7時過ぎから開始したタカタ(3年目社員)の面談では、ついつい説教モードに入ってしまった。今回の面談では「聞くこと」に重きを置くはずだったのだが、長時間面談による疲れと、タカタのダメダメが重なって、「おまえなあ、ぶつぶつぶつぶつぶつ…」と、終盤は僕が一方的に喋っていたような気がする。

タカタ、わりぃ。許せ!!

連休後半戦。読者も少ないと思われるので、本日はこのへんで~。

5月がスタートした。連休の谷間。そしてメーデーの日である。

世の中的には、お休みムードが漂うこの日だが、僕にとっては、いろんなことが目白押しで、まったく隙間のない一日だった。

 

まず、インターンシップ。

パフ自身の新卒採用の最終プロセスとして、2日間のインターンシップ(パフ社内での就業体験)を応募者にやってもらうことにしている。

対象者は6名。本日と明日は、そのうち3名が参加する。

僕は午前中の約3時間、彼らに仕事を進める上での講義を行った。皆、目を輝かせて、真っ直ぐな気持ちで講義を聞いてくれるので、なかなかやりやすい。これが入社丸1年も経つと、擦れて、斜めの態度になってくるのだが……。やっぱり鉄は熱いうちに打つに限る(笑)。

 

午後は来客。

とある県の産業振興を担当されている方々だ。県下の中小企業の人材採用を積極的に支援していくための施策を真剣に考えておられるとのこと。具体的に年間を通じたプログラムが、この6月から走り始めるのだが、そこに絡んでもらえないだろうかという打診のために来社された。

ちょうど「ふるさとネットワーク」を立ち上げようというタイミングでもある。僕のことを県に紹介してくださった方にも恩義がある。地方都市の活性化のために、ここは一肌脱がねばなるまい。そう思って、お引受することにした。6月から月に一度、地方の美味しい料理を楽しみにしていよう(あ、いや、あくまで仕事をしにいくんですけどね、笑)。

 

その後、社員との面談。

僕は半期に1回、社員ひとりひとりと面談することにしている。昨年から始まった人事制度の一環だ。社員がいま「出来ていること」「出来ていないこと」「やりたいこと」「会社に希望すること」「皆から期待されたいこと」などをヒアリングしている。

本日は、入社4年目のタシロとヒラハラの2名と面談したのだが、ふたりとも前回(半年前)と比べても格段に成長しているのがわかった。自分の経験からしても社会人3年を過ぎると、成長のテンポが早くなる。それまでに、どれだけの修羅場をくぐってきたかにもよるが、この二人にも、それぞれ修羅場と呼ぶべきものが、いくつもあったのだろう。

 

そして、外出。

新潟の同業の社長に、某大学の就職指導の責任者の方をご紹介いただくためだ。某大学は都内にあるのだが、都内の大学の方を、新潟の社長に紹介してもらうというのも、なんだか変わっていて面白い。静岡の社長も交えて会食したのだが、ここでは書けない話題が満載だった。いやあ、なんというか、まさに、なんというかだ。僕が社長を引退するタイミングで、このことは書いてみようかと思う。

 

その後、のろ。

新潟の社長Yさんは、今夜日本橋のホテルに宿泊とのことだったので、ほど近い「のろ」で飲みなおし。Yさんとは何度もいっしょに食事をしているのだが、まだ「のろ」をご紹介していなかった。「いやあ、いい店ですねぇ、落ち着きますよねぇ」と、Yさんも満足したようだ。

この「のろ」で凄いことが。歌唱力の全国偏差値とランキングが自動的に出てくるカラオケで、数曲ずつ歌ったのであるが、なんと僕が唄った歌が、全国1位になったのだ!!!

最初に偏差値が表示された。偏差値83。ずいぶん高い偏差値だと思っていたら、次にランキングがカチャカチャカチャとめくられた。そして出てきた数字は、なんと1位。いやあ、びっくりした。母数の人数は、たしか5,400人くらいだった。ちなみに曲目は、河島英五の「時代おくれ」。日ごろめったに唄わない歌なのだが、それがよかったのか。まあ、なんにしても、一等賞というのは嬉しいものだ♪ Y社長もビックリしていたが、新潟へのいい土産話ができたかな?(僕の一等賞なんて、別にどうでもいい話だろうけど、苦笑)

 

ということで、5月の初日から、いろんなことがあった。長くなったが、ちょっと時間があったので、ひととおり記録に残そうと思って書いてみた。

4月が終わった日

2008年4月30日 (水曜日)

きょうは4月の最終日。一年間のなんと三分の1が過ぎたことになる。はやい!!

時の流れがはやい一方で、この4月はとても密度が濃かったような気がする。

4月1日のキックオフミーティングから始まり、パフ自身の新卒採用に関わるあれこれ、次年度に向けた企画作りに関わるあれこれ、地方同業各社との提携に関わるあれこれ、コンサル先の九州の会社とのあれこれ、つい先日まとめあげた大きな案件に関わるあれこれ。

みーんな4月の出来事だ。

振り返ると、よくもまあ、これだけのことを4月のたった一ヶ月で行えたものだと思う。

密度が濃いから時の流れが早く感じるのだとすれば、それはそれで、充実した時間なのかもしれない。

でも、時間にもう少しゆっくり過ぎてもらえたら、もうちょっとはじっくり取り組めることもあるのになあと思う。

そういえばジムにはぜんぜん通えなかった4月でもある。ああ、もったいない。GWは、ジム通いを復活させよう。

本日は「昭和の日」。昭和天皇の誕生日である。

きょうの朝は会社に行くのではなく、娘の通う高校に行った。授業参観に顔を出すためだ。

高校なのに授業参観ってあるんだなぁと思いつつも、現代国語(現代文っていうのかな?)の授業を廊下から眺めた。

授業の内容は、「山月記」(中島敦著)。僕が高校生のとき(中学生だっけかな?)の教科書にも載っていた短編小説で、とても懐かしかった。人間の弱さや友情を見事に描いている小説だなあと、30年以上ぶりに感心した。虎にはなりたくないものだ。

 

その後、会社に行き、某社の皆さんとの会議。皆さん若いのに、たいしたもんだなあと感心。いや、若いから凄いのだな、やはり。

 

会議終了後、買い物のために銀座に向かった。築地の事務所から、歌舞伎座の前を通り、三原橋の交差点(昭和通り)を渡ったところに、昔ながらの小さなレコード屋さんがある。

そこで、「おっ」という懐かしい風景に出くわした。

レコード店の前で、昭和っぽい雰囲気を漂わせる若い歌手が、唄を歌っているのだ。

Photo 「神園さやか駅前ライブ」と、レコード屋のテント屋根に書かれている。

こんな小さなレコード屋なのに、キャンペーンやるなんてすごいなあと思って、少しのあいだ聴いていた。

周りには60歳前後のおっちゃんたちが、聴き入っている。

そしてラストソングはこれ。

「たーのし、ミヤコ! こーいの、ミヤコ! ゆーうううめのパラダイスよ、花のとおおおうきょう♪」

おっちゃんたちは揃って大合唱である。

気がつけば、周囲には、さらに高年齢の人たちも集まってきていた。

昭和通りちかくで、このような、いかにも昭和っぽい風景に出くわしたのも「昭和の日」ならではのことだな。

ちなみに、ウィキペディアで「神園さやか」を調べたら、ちゃんと載っていた。

  • 2002年4月6日日本クラウン創立40周年記念ニューアーティストにて、グランプリ受賞。
  • 2003年8月21日、『初めてのひと』でデビュー。現役女子高校生演歌歌手としても話題を集めた。同年の第45回日本レコード大賞にて新人賞を受賞。
  • と書いてあった。

    そっかあ、案外有名な歌手だったんだあ。

    これからも「駅前ライブ」で、昭和世代のおっちゃんたちを楽しませてもらえると嬉しいな。

    ご馳走になった日

    2008年4月28日 (月曜日)

    きょうは、毎度お馴染みM社のI社長と、M社のリーダーSさんと、元パフ社員の(旧姓)Kとの会食の日。

    なぜ元社員のKが、M社の社長との会食の場にいるの??ということであるが、実はKは、いまM社の仕事のお手伝いをしているのだ。

    Kは昨年末の結婚後、パフを卒業。「さて、次はどうしようかなあ…」と、のんびり考えていたのだが、そんな折、M社のI社長から、少しのあいだKさんにM社の仕事を手伝ってもらえないだろうか、という相談が僕に対してあった。

    Kにこの話を取り次いだところ、Kは快諾。今年の2月あたまから、M社の仕事に携わっている。そして、Kの上司にあたるのが、M社のリーダー、Sさんというわけだ。

    M社は、Kが手伝ってくれていることで、大助かりだという。

    KがM社の仕事を引き受けると決めたとき、僕はI社長に「あ、Iさん、Kの紹介手数料は焼肉でいいっすよ♪」と冗談半分に言っていた(冗談半分のわりには、会うたびに、電話のたびに、メールのやりとりをするたびに、「えっと、そういえば焼肉は…」と催促をしていた、笑)

    しかし、両者とも2月以降、夜の日程がなかなか合わない。焼肉は、ずーっと先送りになっていた。

    そして今夜、やっと念願の焼肉の会食となったわけだ。

    I社長、Sさん、K、僕。4人の食事会だったのだが、なんだかとても楽しかった。M社のSさんとお会いするのも、相当に久しぶり(1年ぶりくらい?)だったので懐かしかったし、Kと話をじっくりしたのも、昨年末の忘年会兼送別会のとき以来だ。

    約2時間半の食事会。楽しいコミュニケーションの連続で、あっというまに時間が過ぎた、とても楽しいひとときであった。

    きょうの日経新聞を読んでいたら、「経済知力でビジネス創出」なる見出しに目が止まった。

    読んでみると、日本経済新聞社と日本経済研究センターが全国で実施を計画しているテストの告知記事だった。

    「日本経済知力テスト」で、略称を「日経TEST(Test of Economic Sense & Thinking)」というらしい。

    100問出題で1000点満点。400点以下は、ダメダメ800点以上なら、高度なナレッジワーカーの領域に到達していると判断できるらしい。(←すべて新聞記事より)

    9月21日に、全国の主要都市で一斉に実施。来年からは年2回、春と秋に定期的に実施していくそうだ。

    こりゃ、いい。社員全員に(強制的に)受けさせてみようかと思う。

    社員と会話をしていると、たまにビジネス知識(一般常識)の不足にびっくりすることがある。    「おまえ、ちぃとは勉強しろよ」と言いながら、 『財務三表一体理解法』の新書を買ってあげたことはあるものの、うちの会社では基本的には知識の習得は本人任せ。自主的に勉強するものと、そうでないものの知識の格差は広がる一方だ。

    知識だけあってもしょうがない(知識で仕事ができるわけではない)のだが、知識のないところからは、主体性も課題形成も想像力も創造力も養うことができない

    特に、学生に対して「社会人とは?」を語っているパフの社員に、「社会人としての知識や考える力」が不足していたのでは、なんの説得力もない。

    こりゃ内容によっては、採用時や、昇進昇格時の基準のひとつにしてもいいかもしれないぞ。

    きっと社員は嫌がるだろうが、社員間の競争・切磋琢磨が乏しくなりがちなパフのような少人数企業にとっては、こういう機会を無理やりにでも社員に提供することが必要なのかもしれない。

    9月21日のテスト、試しに僕も受けてみよう。でも、400点以下のダメダメな結果になったらどうしよう。いまから隠れて勉強しなおすかな(苦笑)。