寿司屋でお椀が出てきてびっくりした日
2008年4月19日 (土曜日)
きょうは夕方から、日本橋にある(パフの会計顧問を引き受けてもらっている)会計コンサル事務所にて、顧問会計士Tさんと財務・IRコンサルのSさんと僕の3人で打ち合わせを行った。
アタマを使う打ち合わせであったが、知的筋肉が鍛えられ、なかなか楽しかった。
打ち合わせが終わり、Sさんとの帰り道。「メシでも食べて帰りましょう」ということで、日本橋の路地にある古くて地味な寿司屋に入った。
カウンターにオヤジさんと、若い男の店員のふたりしかいない寿司屋だった。
刺身の盛り合わせをつまみに、ビールと日本酒を少々飲む。日ごろ築地の寿司屋で舌が肥えている僕ではあるが、それでも悪くないネタの刺身だった。
お酒を飲むのは控えめにし、その後握りを一人前ずつ注文した。寿司が出てきたあと、店員のお兄さんに、 「あ、それからお椀をふたつお願いね」と、味噌汁をお願いした。
店員は、 「は、はい」と返事をし、厨房の棚からお椀をふたつ取り出し、それをそのまま僕らのテーブルに置いた。
僕とSさんは、そのお椀を見つめて、キョトンとした。テーブルに置かれたお椀は、まさに“お椀”そのもので、中には何も入っていないのだ。
「ちょ、ちょっと、お兄さん。あの、お椀っていうのは、お味噌汁のことを言うんだけど……」
店員は、「あ、そ、そうなんですか」と慌てて、そのお椀を下げて戻っていった。僕とSさんは顔を見合わせて、思わず「ぷっ」と吹きだしてしまった。
いやあ、びっくりした。この初々しく若い店員くん、なかなかやってくれる。頭脳労働のあとの僕たちに、新鮮な笑いを提供してくれた。Sさんも、「いやあ、クギサキさん、これできょうの日記ネタができましたね」と言ってくれた。
ということで、本日の日記は、 「お椀が出てきてびっくりした日」で決定!!
#ちなみに、お椀を慌てて下げた店員くん。その5分後に、味噌汁が入ったお椀をふたつ、ちゃんと持ってきてくれました(笑)。
たくさんのことがあった大雨の日
2008年4月18日 (金曜日)
きょうの東京は朝から土砂降り。傘を差していても、横なぐりに降っているため、下半身がびしょびしょになってしまうくらいの雨だった。そんな雨の中の徒歩出勤。着いたときには靴の中までびしょびしょ。
それにしても、今月は雨ばかり。4月の晴れやかな青空を、もう少しみたいんだけどな。ぶつぶつ。
さて、それはさておき、きょうはいろんなことがあった金曜日。
まず午前、パフの元社員Sが来社。現在、某印刷会社で営業マンをやっている。先月までは(約半年以上もの長い間)研修期間だったのだが、やっと営業で外回りをすることになったという。上司の方と一緒に来訪し、パフに提案をしてくれた。
パフを辞めても、こうやってパフに訪問してくれる。しかもパフのことをよく考えた提案書を持って。とても嬉しいことだ。
その後、外出。先月まで、某メーカーの九州にある販売子会社の社長を務めておられたMさんが、今月より販社から本社に戻ってこられた。僕はMさんとは、その販売子会社の社長時代にとてもお世話になっていた。
Mさんから「やっと落ち着いたので、ご挨拶に伺いたい」との連絡をいただいたのだが、「いやいや、こちらから伺いますよ」ということになり、本日の訪問となった。僕と同じく、Mさんと親しくさせてもらっていた、M社のI社長といっしょに、お昼過ぎに伺った。
いやあ、立派なビルジングだった。Mさんに誘導されて、オフィスに入らせていただいた。
エレベーターに乗って最上階。降りたフロアは、超キレイ。清潔で気品がある。
なんと、このフロアは、この某メーカー(超大企業です)の会長と社長がいるフロアだったのだ。つまりMさんは、会長や社長のすぐそばで仕事をするために、販売子会社から戻ってきたのである。
すごい人だとは思っていたが、いやはやびっくり。
その後、「ああ憂鬱だ」というMさんのぼやきを聞きながら、いっしょに食事をさせていただいた。
ちょっと長い日記になってしまうので、このあとの出来事は、あっさりめに。
帰社後少しして、パフの顧問をやってくださっているクニさん来社。あれやこれやの相談を二時間ほど。クニさんと話をしていると、「自分がいま考えなければならないこと」が自然と自分のなかから湧いてくる。あと二週間ほどで解決しなければならない大型案件があるのだが、おかげで見通しがついた。
その後、G長3名とのミーティング。若いG長たちだが、彼ら彼女らの話を聞いていると、あらためて感心する。筋の通った大人の考え方を、よくぞしてくれるものだ。
その後外出。東京の提携企業S社の社長Sさんと、九州のN社の社長Yさんと打ち合わせをするためだ。
以前、Yさんには、別のパーティーでお会いしたことがあったのだが、あらためて今後、共同で仕事をしていきましょうということになった。食事をしながらの打ち合わせで楽しいひとときだった。
その食事の終盤戦に、僕の携帯が鳴った。出てみると、それは古参協賛企業のF部長。「いま新橋で飲んでいる」ということだった。
ということで、S社長とY社長と僕とで、急きょ合流することに。着いてみたら、あらまあ、びっくりの展開となっていった。
ここから先は、機密情報につき、まだ公開できないが、いやはや、サプライズ&嬉しい、一夜であった。
潮ラーメンに感激した日
2008年4月17日 (木曜日)
きょうは早朝の勉強会の後、下町の町屋にあるM社の会社説明会のお手伝いに出かけた。
午前と午後の2回の説明会だったのだが、午前の部が終わったあとの休憩時間。急いでやらねばならぬ仕事があったので、食事抜きでまずはそのことを済ませた。
で、午後の部開始まで残り30分ほどあった。
さすがに食事抜きだとシンドイと思い、駅ビルの地下にあるラーメン屋に飛び込んだ。
なんの変哲もないカウンターだけの小さなラーメン屋さん。
ただ「ん?」と思ったのは、ふつうなら「塩ラーメン」なのが、この店では「潮ラーメン」になっていたこと。
どんなラーメンだろうと思って、注文してみた。
出てきたラーメンは、チャーシューこそ大きめだが、いたって普通のラーメン。
だが、スープをすすってみてビックリ。なんとも深い味わい。まろやか。あっさりしている一方で、じわーっと広がるようなコクもある。表現が難しいのだが、つまり、旨いのだ。麺も腰があり、僕の好みである。
あまりの旨さに、メタボであることを忘れて、スープを最後の一滴まで、すべて飲んでしまった。僕が大好きな博多ラーメンをも上回る、旨さであった。
僕の拙い文章力では、この旨さを形容することができないのがとても残念である。
店に入って食べて出るまでの時間、わずか20分。美味しいラーメンに出会えた、幸せなひとときであった。
#きょうの日記は「旨いラーメンを食べました」という12文字で済まされるくらいの、ほとんど中身のない日記でした(苦笑)。
パフの読み物に感銘を受けた日
2008年4月16日 (水曜日)
きょうの日記は、まったくの自画自賛である。というか、自慢である。
(なので、自慢話をされるのが嫌いな方は、ここから下は読まないほうがよろしいと思います、笑)。
僕は、社員が毎日交代で執筆している『日々是感謝ダイアリー』のファンである。
いや、ファンというよりも、「最大の関心をもって、毎日欠かさず読んでいる」といったほうが正確かな。
社員がいま、どういった気持ちで仕事やお客様や社内外の仲間たちと向き合っているかということが、実によく感じ取れるからだ。
手抜きの原稿を読むと、「ああ、奴はいま、余裕がないんだなあ…」とか、長文の原稿を読むと、「忙しいはずなのに頑張ってるんだなぁ」とか、支離滅裂な原稿を読むと、「あいつ、いまヤバイぞ! 仕事のほうは大丈夫かな?」とか(苦笑)、思ったりする。
で、本日(4月16日)の『日々是感謝ダイアリー』には、純粋に感銘を受けた。パフの社員で唯一の(あ、経理担当者を除く)お母さん社員であるヨシダが書いた文章にである(関心がある方は、バックナンバーからご覧くださいね)。
ヨシダを褒めようと思って席まで行ったのだが、時すでに遅し。夜遅い時間だったので、もう帰宅してしまっていた。
この感動を忘れないうちに、と、彼女に以下のメールを送った。
——–
>
> きょうの日々是、なかなかいいねぇ!感動してしまいました。
> どのくらい感動かというと、読んで思わずメールしてしまうくらいの感動です。
>
> ————–
> ・ママは忙しいからちょっと待ってて。
> ・ママ、スーパーマンじゃないからそんなにいろんなことできないよ。
>
> すべては息子を我慢させるいいわけ。
>
> 「いいことと悪いことをちゃんと教えてあげる」が
> 最近の課題だったのですが、いいわけをしていました。
>
> これでは、ひねくれた、いいわけ小僧になるのもあたり前。
> 子どもは純粋です。いってることやってること自分の行動がうつります。
>
> 改めて、息子は生きる鏡。
> 自分が発している言葉の大切さに気づきました。
> ————–
>
> ↑
>
> これはビジネスの世界でも言えることですね。
> 経営者と社員との関係はもちろんのこと、先輩と後輩、上司と部下、
> 発注者とビジネスパートナー…etc.
> 一緒に仕事を進めるすべての人たちとの関係作りやコミュニケーション
> において、常に肝に銘じ、大事にしなきゃいかんことですね。
>
> 気づかせてくれてありがとう!
>
> <追>
>
> 本日の日記ネタは、これでいきます^^。
>
> 釘
なんと僕が自分で取材(インタビュー)し、原稿まで書いている『社長対談』というコーナーだ。
最近対談をおこなったばかりの、アジアパシフィックシステム総研株式会社の新社長である内山さん(先月末に社長に就任したばかり)の記事がアップされたので、あらためて読み返してみた。
自分で書いた原稿を褒めるのもなんなのだが、感動させられた。いや、僕の原稿が良いわけではないな。内山社長のコトバが素晴らしいのである。
僕よりも年下で、失礼を承知で申し上げれば、『新米の経営者』ということになるのだが、きっと僕の何倍もの苦労を味わってきた方なんだろうと思う。経営者として大事にしなければならないこと。その本質を、社長に就任したばかりだというのに、ものの見事に語っておられる(もちろん、だからこそ多くの社員や株主に請われて、社長に就任したのだろうが)。
Webページだと、なかなか伝わりづらいかもしれないが、対談に立ち会った学生の皆さんなら、きっとこの原稿を読んで、あらためて深く納得してもらえるのではないかと思う。
で、オマケにもうひとつ。
この「社長対談」の原型となった企画で、丸4年前までパフのコンテンツだった『釘さん対談』。すでに、パフのサイトからは消し去られてしまっているのだが、かつての協賛企業である東京個別指導学院さんの採用ホームページ(ビジョンのページ)では現在でも、主要コンテンツとして掲載されている。
ひょんなことがきっかけで、このページ(現在は削除されていました)を4年ぶりに読んだ。
「やーっぱり、いい原稿書くよなあ、おれ」と、超自画自賛モードに入ってしまったのだ。
パフには、ほかにも(実は)素晴らしいコンテンツがたくさんある。なんたって心がこもっている。デザインや機能の良し悪しはともかくとして、すべてにメッセージがある。魂があるのだ。
これだけのいいコンテンツを生み出しているのだから、もうちょっと儲けさせてもらってもバチは当たらないよな、と思った。
あ、こんなことを思ってしまう僕は、経営者として、まだまだなのかな(笑)。
月島と新富の隠れ家で、歴史をつくった仲間と過ごした日
2008年4月15日 (火曜日)
きょうはタイトルどおりの日だった。
午後6時45分。
パフの事務所に、パフ創業初年度(10年前)からの協賛企業S社SさんとG社Aさんが集合。僕と一緒に月島に向かった。
午後6時55分。
月島西仲通中ほどにある交番前にて、創業2年目からの協賛企業K社Mさんと合流。
まさかここが店なの?と思われる場所。月島の長屋(本当の長屋である)で、一献傾けた。
そして、午後9時過ぎ。
パフの陰の創業者であるR社のM氏がなぜか(ホント偶然に)合流。
月島の隠れ家で小一時間、一緒に過ごす。
10時過ぎ。
タクシーでワンメーターのところにある新富に大移動。
向かった先は、もちろん(僕にとっては、隠れ家というよりは、ある意味、実家とも言うべき)「のろ」。
今宵は、パフがまだヨチヨチ歩きの赤ちゃんだったころにお世話になった方々と過ごした、とっても素敵な夜だった。
“パフ”を練習していると聞いて嬉しかった日
2008年4月14日 (月曜日)
沖縄に本社のある同業B社の社長Sさん。最初にお会いしたのは、もう5年以上も前のことだ。
当時、月島(実際は佃)に事務所があったパフを、わざわざ訪ねてくださった。ものすごく腰が低く、それと反比例して志のものすごく高い社長さんだ。
いっしょに、もんじゃ焼きを食べながら、あれこれ楽しく語り合ったことを覚えている。
以来、1年にいちど、業界団体の総会でご挨拶することはあったにしても、じっくりとお話しする機会がなかった。
先日の日記でも書いた「ふるさとネットワーク」の件で相談があり、きょう電話をかけて、久々にお話をした。
仕事の話がひとしきり終わったあと、Sさんがこういった。
「そういえば、最近うちの小学生の娘が、リコーダーで、パフの曲を練習してるんですよ♪ クギサキさんに、そのことをお伝えしたかったんですが、そのためだけに電話をするのもどうかと思ってたところだったんです(笑)」
いやあ、嬉しいなあ。
娘さんがパフを演奏していることもそうだが、そのことを遠く離れた沖縄の社長Sさんが、僕に伝えようとしてくださっていたことが、とても嬉しい。
Puff は、世代も時間も場所も越えて永遠に活躍し続ける、まさに、Magic Dragon なのだ!
沖縄のS社長、嬉しい話を、ありがとうございました!!
「瞳」をまとめてみた日
2008年4月13日 (日曜日)
この4月から始まったNHKの朝の連続テレビ小説は、 『瞳』という、月島を舞台にしたドラマだ。
放送時間は、NHK総合だと、朝8時15分~8時30分。BS2だと、朝7時45分~8時00分。ハイビジョンだと、朝7時30分~7時45分。
僕が家を出る時刻は、毎朝7時30分。
要するに、リアルタイムでは、みることができないのだ。せっかく地元の月島が舞台だというのに……。
しかし世の中便利なものだ。毎朝、自動で録画をとっている。それを日曜日にまとめて観ればよいのだ。
ということで、本日、一週間分をまとめて観た。
なんだか変なものだ。舞台が自分の住んでいるところから30メートルも離れていない場所なのだ。近くに、西田敏行や、榮倉奈々が住んでいるような錯覚さえ覚える。
まだドラマが始まったばかりなので、主人公、瞳(榮倉奈々)の演技がちょっとギコチないが、これから上手になっていくであろう。
それにしても、西田敏行はさすがだ。この数ヶ月で、他のドラマや映画に登場している姿も見ているが、いずれも秀逸である。あんな役者、他にはいない。尊敬してしまう。
脱線したが、月島が舞台の『瞳』。週一回の固め視聴ではあるが、応援していきたいと思う。
余談だが、ここ最近の週末は、月島を訪れる人が増えた気がする。きっと『瞳』の効果なんだろうな。