45分間の研修を行なった日
2013年7月12日 (金曜日)
昨日は17時半から18時15分までの45分間。パフのセミナールームで研修を行なった。
対象は、パフ(現在はマジドラ)の大切なお客様であるNM社管理部門の新入社員2名。
「釘さんが研修講師?」
「たったの45分間?」
と、思われるかもしれない。
NM社の人事採用担当者のFさんは、最近よくマジドラに電話をくださるのだが、マジドラの社員(契約社員のみなさんも含む)は皆、電話応対が素晴らしい、との評価をしてくださっている。
そこでFさんは営業担当のキムラに、「マジドラ社員の仕事風景を見学させてもらえないでしょうか?新人たちに、マジドラ社員が電話応対している姿をみせて刺激を与えたいんです」との相談をした。それを聞いた僕は、キムラに対して、「オレでよかったらボランティアで電話研修やってもいいよ」と安請け合い(タダ請け合い?)してしまったのだ。
仕事のできる人は電話がうまい。電話の向こうの相手を爽やかにしてくれる。電話対応の丁寧な会社には優良企業が多い。
逆に、電話応対がヘタクソな人は仕事もできない。横柄な電話応対しかできない人は偉くなれない。そういう社員の多い会社は(今は業績が良かったとしても)いずれ業績が落ちていき、将来的にはダメになっていく。
・・・というのが僕の持論である。今も昔も変わりない。30年間いろんな会社を見てきて例外なくそうだった。
で、昨日のNM社新人への電話研修。前半は、そんな電話の重要性=会社の命運をも左右させるかもしれない大事なことである、ということを説明した。
そして後半はロープレ。僕がNM社のお客様(管理部門なのでお客様は現場の社員だったりもする)になりすまし、電話をかけて、実際に電話をうけてもらった。
特に第一声。「はい!NMでございます!」。この一言を何回も何回も繰り返し特訓した。
ポイントは電話のベルが鳴った瞬間、「あー面倒だな」ではなく、「こんな私に電話をかけてくれた人がいる。なんて有難いこと。嬉しい。感謝しなきゃ!」という気持ちで電話に出ること。そして、電話での声は、「明るく、元気に、爽やかに。いつも心はブルースカイ」をモットーにする、ということ。
最初はぜんぜんダメダメ(ごめんなさいね)だったのだが、終了時点では、2名とも見違えるくらいに素晴らしい電話応対ができるようになった。たったの45分間で、である。
願わくは、この電話応対を、NM社の社内に伝染させていってもらいたい。たぶん(大手企業の管理部門の場合は特に)古株の社員であればあるほど、電話が応対が横柄に(あるいは暗く)なりがちなのである。それを変えていくのが新人の役目。
NM社の新人くん(AさんTさん)、本日から社内をびっくりさせるくらいの元気さと爽やかさで、電話をバンバンとっていってね。昨日はお疲れ様でした。
さて、早くも金曜日。
実は本日は「ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)」の年に一度の総会。全国各地から同業の社長や社員が大挙して東京に集まってくる。賑やかな一日になりそうだ。
では、今年53歳になる僕も、「明るく元気に爽やかに」を忘れないようにして、行ってきます!(もちろん、あまちゃんを観てからです、笑)
昭和30年代のオヤジ飲み
2013年7月11日 (木曜日)
昨日は朝8時から1分の隙間もないくらいの過密スケジュールだった。当然昼飯抜き。暑さの中、水を飲む余裕すらなかったものだから、肉体的にも精神的にも日が暮れるころにはフラフラになってしまった。
その状態を救ってくれたのが、夜7時からの会合。
約2年ぶりにお会いするFさんと、約3か月ぶりにお会いするTさんと、5日ぶりにお会いするMさんとの不思議な会合。
僕が昭和35年生まれ。あとの3人が昭和34年生まれの同年代。
最初は、丸の内のちょっとオシャレな京風の料理屋で乾杯。長い刑期を終えて出獄したあとに飲むビールじゃないかと思えるくらい、なんともいえぬ至福の美味しさだった(いや、投獄された経験はないのだけれど、日中、そんな環境での打ち合わせだったので、苦笑)。
この昭和オヤジの会合、異様に盛り上がり、ふだんは二次会などには行かない4人なのだが、皆でもう一軒行こうということになった。
向かったのが昭和30年代の香りに包まれたスナックのろ。
Mさんはなぜか「のろ券with釘さん」というのを20枚持っており、そのチケットを行使しての二次会とあいなった。
皆が社会人デビューしたころの唄を歌おうということになり、1983年~84年のヒットソングのオンパレード。〆はのろのカレーと、(盛岡一高出身の)Fさんの歌う(東北訛りたっぷりの)雪国。
いやあ楽しかったなあ。
このところ理不尽な出来事が続いていたので、束の間のガス抜きをさせてもらった。
昭和30年代バンザイ!
Fさん、Tさん、Mさん、お誘いいただき、ありがとうございました!
(以下は終盤の風景だ。誰だかわかっちゃうかな?笑)
さてさて、今夜はあらたなマル秘プロジェクトが発足する。このプロジェクトも失敗が許されないプロジェクト。慎重に真剣に取り組むのだ。
ではでは、あまちゃんを(昨日の録画も含めて2話分)観てから、行ってきます!
キャリぷら東京の開設を発表した日
2013年7月10日 (水曜日)
すでにいろんなところで話していたので、すっかり発表した気になっていたが、公式発表(ニュースリリース)はまだだった。
昨日のお昼頃、以下のリリースをパフのホームページから正式に流した。
振り返れば、この日記を書いた日がすべてのスタートだった。
「場」をつくることに決めた日
この『キャリぷら東京』開設の裏側には、「聞くも涙、語るも涙」の秘話がたくさんある。が、それはまた今度。
とりあえず今朝の日記では、昨日のニュースリリースをコピペするだけにしておこう。
さて、本日は早朝会議。その後、怒涛の一日が始まる。ささっと早飯してから行ってきます!
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「キャリぷら東京」開設のお知らせ
この『キャリぷら東京』は、カフェ形式のラウンジ、カウンセリングルーム、図書コーナー、PC備付の作業カウンターなどで構成。最大50名が着席できるセミナールームでは、就職に役立つ情報を提供するセミナーや、業界や企業やビジネスを知るための勉強会も開催する予定です。
なお『キャリぷら東京』の事業主体は株式会社パフが務めますが、その他に、パフの事業パートナーである、株式会社キーカンパニー(東京都新宿区、代表取締役 下薗博康)と株式会社日本キャリアセンター(大阪市中央区、代表取締役 田辺拓也)が連携しながら運営を進めてまいります。
3社の役割分担は、次のような内容になります。
●株式会社 パフ
『キャリぷら東京』運営企業。キャリぷら東京の運営を資金面から支援する『職サークル』協賛企業(※)の募集と、学生向けの各種イベントやセミナーの企画・開催を担当。ラウンジやカウンセリングコーナーには、学生相談に応じることのできる専門のスタッフを常時派遣。
●株式会社キーカンパニー
『キャリぷら東京』運営パートナー。特に学生の就職活動の時期には、職サークル協賛企業と学生とのマッチングセミナーの開催を担当する。またUIJターンを希望する首都圏の学生を地方企業に繋いだり、東京での就職を希望する地方の学生を首都圏企業に繋ぐための役割も担う。
●株式会社日本キャリアセンター
『キャリぷら東京』運営パートナー。2011年より、大阪で同名の施設(キャリアぷらっトフォーム)を運営している。今回の『キャリぷら東京』の開設にあたっては、同社のブランドと運営ノウハウをパフに提供することとなった。
※『職サークル』と『職サークル協賛企業』について
『職サークル』とは、株式会社パフが1998年から運営している、企業と学生の信頼関係を醸成していくためのコミュニティです。企業の広報よりも、学生のキャリア支援に重きを置いたイベント活動やWeb運営を行っています。この活動に協賛企業として参加している企業を『職サークル協賛企業』と呼んでいます。
職サークル for Student
職サークル for Company
■キャリぷら東京 概要
東京都千代田区神田駿河台2-3-45 お茶の水茗渓ビル5階(1階は神田駿河台郵便局)
JR御茶ノ水駅より徒歩2分
開館時間:平日10時~20時
サイト:http://career-platform.com ※キャリぷら東京の開設にあわせて7月下旬にリニューアル予定です。
【問合せ】株式会社パフ http://www.puff.co.jp
〒103-002 東京都中央区日本橋茅場町2-7-6 晴花ビル2階
tel: 03-3662-8011 fax: 03-3662-8018
怒髪天を衝いた日
2013年7月9日 (火曜日)
と、穏やかならざるタイトルを書いてしまった。
僕は、それほど他人を恨んだり憎んだりするタイプの人間ではないが(もちろん一瞬怒ることはよくあるが)、3年に1人くらいは、どうしても許せない人間に出くわす(最近は出現率がちょっと高まってるかな?)。
どういう人間かというと、ただただ自分勝手な論理を相手に押し付け、相手の立場を考えず誠意も踏みにじり、周囲の迷惑も顧みず、自分だけが唯一無二の正義だと考えているような人間。
と書いているだけでも頭に来るのだが、詳細を書くわけにはいかない。でも昨日は、そういう気分にさせられた日であった、ということだけは記録として残しておこう。
そういえば日曜日のTBSドラマ『半沢直樹』で、「基本は性善説。ただし、やられたら倍返し」というフレーズがあったけど、さて、どんなお返しがいいんだろうか。
と、くさくさした気分の時には、やっぱりこれ。あまちゃんで清々しい気持ちに切り替えたうえで行ってきます!
久々にゆっくりした日曜日
2013年7月8日 (月曜日)
5月下旬あたりから先週末の土曜日まで(そうは見えないかもしれないが)ムチャクチャ多忙であった。しかも先週後半には、「てーへんだ、てーへんだ、親分てーへんだ」という、八五郎もびっくりするような大事件が突然発生したのだが、自分が親分なので、自分でなんとかしないといけない。
しかし、新たな戦いに臨むためには十分な休息と兵糧が必要である。
ということで、昨日(土曜日の夜から日曜日の朝にかけて)は久々にたっぷりと寝た。この数週間は、平均すると3~4時間睡眠程度だったので、なんだか生き返ったような気分だった。
(僕にとっては心の兵糧である)テレビもしっかりと観た。いつもは朝の15分、あまちゃんをしっかり観るだけなのだが、昨夜は、NHK大河ドラマ「八重の桜」とTBSドラマ「半沢直樹」を計3時間しっかりと観た。とくに「半沢直樹」は面白かったなあ。これから毎週、日曜日の夜が楽しみだ。
「あまちゃん」を書いているクドカン(宮藤官九郎)もそうだが、「八重の桜」の山本むつみ(NHK朝ドラの「ゲゲゲの女房」も書いていた)や、「半沢直樹」の原作者である池井戸潤などの脚本家、小説家って本当にすごいと思う。
僕と比べて(30分の寸劇の脚本でウンウン唸っている自分と比較するのもたいへん失礼な話だが)月とスッポン、クジラとメダカである。
でもほんと、面白いドラマって元気を与えてくれる。映画もいいけど、テレビドラマも(いいものは)いい。
と、どうでもいいことを書いたが、「昨日の日曜日は新たなる戦いに臨む前の束の間の完全オフの日でした」という日記でした。
さて、新たな週。
「てーへんだ、てーへんだ、親分てーへんだ」の事件を解決すべく、行ってきます。
でも、その前に「あまちゃん」だけは、しっかり観ますけどね(笑)。
さあ、本日は職サークルシンポジウム
2013年7月5日 (金曜日)
さて、本日は年に一度の「職サークルシンポジウム」。
築地市場の(朝日新聞本社のすぐ脇にある)浜離宮朝日ホールにて。
時間は13時半から18時まで。
一見、長丁場のようにみえるが、たぶんあっという間の半日になると思う。
特別講演講師、ムライさんも石垣島から戻ってきた。
事例発表やパネルディスカッションを行っていただく方々の準備も万端。
寸劇も、あとは役者のみなさんの土壇場力に期待しよう。
僕はこれから音楽の編集作業を少しばかり。
会場に着いたら、開場直前まで、怒涛のリハーサルが待っている。
ではでは、あまちゃん後、本日は茅場町ではなく、築地市場まで行ってきます!
神が降臨した夜
2013年7月4日 (木曜日)
捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったものだ。
もはや絶体絶命だと思われた、あすのシンポジウムで上演する寸劇の脚本が完成した。
夜の7時過ぎに、突如としてストーリーが浮かんできたのだ。まるで指先に神が乗り移ったかのごとく、パソコンのキーボードが勝手に打たれていったのだった。
いままでにないテイストの脚本になったのではないだろうか。
ちょっと可哀想な役の人もいるが、まあ役者を志す人であるならば(あ、ちがいましたか?ま、いいですね)、汚れ役や嫌われ役も、好んで引き受けてもらわねばなるまい。
ちょっと、予告編だけコピペしてみようか。
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カオリは国立大学で心理学を学ぶ修士2年生。とてもまじめで頭脳明晰なのだが、なぜか 企業の面接ではいつも不合格になっている。
妹のマリは姉とは違ってお気楽な大学2年生。あけっぴろげな性格。
父のケンイチは娘のことをこよなく愛している大企業のサラリーマン。
母のアユは「まあどうにかなるわよ、ワハハ」的な性格。
ある朝、カオリの就活のことをちょっと心配に思った母が気まぐれで紹介した就活塾。
そこからこの物語は始まるのだった。
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ま、こんな感じ。
最後は壮大で感動的なドラマが展開していくことになる(と、かなり盛ってみました、笑)。
さあ、今夕5時から、リハーサルの開始だ。
そこから僕は脚本家ではなく、蜷川幸雄もびっくりの鬼の演出家になる。
リハーサル開始までの数時間は、BGMや挿入歌の選曲を行なう音楽担当でもある。さて、今年はどんな音楽にしようかな♪
すでにオープニングの音楽と、エンディングの音楽は決まってるんだけど、ここではまだ明かさない。
ということで、7月5日。シンポジウムの本番をどうぞお楽しみに!
では、ちょっと仮眠してから行ってきます!