パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

僕が生まれて初めてハーフマラソンを走ったのが、ちょうど一年前。2011年2月6日に開催された神奈川マラソン

完走できるかどうか、制限時間内に走れるかどうか、不安いっぱいのなか出場した大会だった。

結果的に制限時間ギリギリの2時間29分で(途中歩いてしまったけど)完走。いままで味わったことのない充実感と下半身の痛みに襲われたものだ。

続いて二回目が、昨年の11月13日に出場した、いびがわマラソン(ハーフの部)。

ここでは2時間24分を記録。わずか5分だが、神奈川マラソンの記録を更新することが出来た。完走後に飲んだビールの味がいまだに忘れられない。

いびがわ完走証

そして三回目のマラソンとして参加を決めているのが、三ヶ月後の5月20日に開催される高橋尚子杯ぎふ清流マラソン。ここで狙っているタイムが2時間15分。さらに今年の11月。昨年に引き続き、いびがわマラソンに出場し、2時間切りを目指そうともくろんでいる。僕のもっかのプライベート人生におけるイチバンの目標なのだ。

 

子供のころから走ることが大の苦手だった僕が、マラソンに出場するなど考えられなかったことだ。中学時代の友人に話すと決まって、「え?おまえが!?信じられん…」と、お化けにでも遭遇したかのような反応をされる。

でも、たしかにいま、こうやって走っている。しかも50歳を過ぎてから走り始めたのである。我ながら不思議なことだ。

 

ところで昨日、大分県で、別府大分毎日マラソン(別大マラソン)が開催されていた。大分出身の僕にとって、子供のころから馴染みのある大会だ。おまけに僕の母校(大分舞鶴高校)のすぐ隣がゴール地点。懐かしい風景だなあと思いながらテレビで観戦していた。

この大会には、タレントの猫ひろしも出場していた。彼はカンボジア国籍を取得してまでロンドン五輪への出場権を獲得しようとしている。なんでも、この別大マラソンでの記録がカギを握っていたらしい。

猫ひろしが初めてフルマラソンを走ったのはまだ4年前のこと。そのときのタイムは3時間48分台。しかし、昨日の別大マラソンでは、なんと2時間30分台を記録した。わずか4年間で、1時間18分もの記録を縮めたのだ。驚異的である。これで、ほんとうにロンドン五輪に出場できるかもしれない。

猫ひろしは、なぜそこまで頑張れるのか。

まったくの私見だが、僕はこう考える。

実力よりも、運や事務所の力や人間関係など、自分ではコントロールできない事柄に左右されがちなタレント業。いくら自分が頑張ったとしても人気が出るとは限らない。しかしマラソンは、頑張れば頑張っただけ、タイムになって跳ね返ってくる。練習をサボったらタイムは悪くなり、きつい練習を重ねれば(あるレベルまでは)記録が伸びていく。

それが、猫ひろしにはたまらなく嬉しいのではないだろうか。

いや、猫ひろしだけではない。僕も含む多くの普通の市民が、しんどい思いをしながらマラソンを走るのは、そういう理由が少なからずあるからではないだろうか。

走るたびに、ちょっとずつちょっとずつ(三歩進んで二歩さがるペースだが)記録が伸びていくのは、嬉しいものなのだ。

仕事の世界もマラソンに似たところがある。

頑張って勉強をし努力していれば、少しずつ少しずつ実力がついてくる。

成果を出すには運も必要だと思われるかもしれないが、ほとんどの運は、自分の努力が(あるいは努力している姿を目にした周囲の人が)運んでくれるものだ。

 

まあ、そんなわけで(どんなわけだ?)、コンスタントにこれからも走り続けることにしよう^^。

まずは5月20日。めざせ2時間15分なのだ!

 

コネも実力のうち

2012年2月3日 (金曜日)

昨日は、岩波書店の2013年定期採用の応募条件が方々で話題になっていたようだ。

同社のホームページを見ると、次のように記載されている。

「2013年度の社員採用は一般公募ではなく、岩波書店著者もしくは岩波書店社員の紹介を応募条件として行います」

なかなか斬新である。うまい!と思った。

いや、実は大昔からあった採用手法(手法というほどのものでもないか)だし、中小零細企業ではむしろ一般的だろう。

これを読んで、学生諸君はどう感じるだろうか。

「不公平だ!キーっ」となるだろうか。「あーあ、自分はもう駄目かな」と諦めたくなるだろうか。(親戚に著者や社員がいる学生は)「やった!ラッキー♪」と安心するだろうか。

僕が思うに、上の学生は全部まとめて「お呼びじゃないよ」となりそうだ。

コネ(人との縁)というのは、待っていてもできるものではない。

いや、もちろん偶然できる(労せずできる)コネもあるのだが、同社が欲しいのは、上のような応募条件を自らの知恵と工夫と行動でクリアできる人材なんじゃないかな。

少なくとも、コネがないからと諦めたり、不公平だと相手を恨んだり、他人を妬んだりする人は、ハナっから同社で活躍できる人材ではないんだろうなと思う。

なんにしても、こういう応募条件を公言する(世の中に影響を与えることのできる)会社が出てくることはいいことだ。

建前だけ立派なことを言ったり、裏でコソコソするより、むしろ正義があって清々しい。

そういえば、パフの昔の(社員が誰もおらず僕が一人で採用担当者をやっていたころ)の応募条件も我ながらナイスだった。

たくさんあったのだが、記憶にあるのは次の4つかな。

・1を聞いたら、10を理解し、100の行動に展開できる人

・内定したら、翌日から週3日以上(日給5千円で)働くことのできる人

・会社が潰れたとしても、一人で生きていける人

・目的を達成させるためには、徹夜してでも頑張り抜ける人

もう少し表現は上手だったかもしれないけど、こんなことを掲げて募集していたのだ。

しかも膨大で難しいレポート(たとえばパフの事業計画書など)の提出を求めたりもしていた。

さすがに応募人数は少なかったものの、この条件で入社した連中がいたからこそ、いまのパフがある。

会社の応募条件って、そのときどきの会社の考え方や状況が反映されていて(あるいはそんなものが全然みえない会社もあって)面白い。

 

さて、本日も寒い。いや、超寒い。

気がつけばもう金曜日。では、そろそろ行ってきます!

 

昨夜は18時半から、全社員集合したうえでの月に一度のキックオフ会議。各チームが、前月の進捗や成果と今月の計画を報告し合う。出向者も会社に戻ってきて近況の報告をする。

そして20時からは、軽食をつまんでの懇親会。

今回は、アウトソーシング業務を推進してくださっているパート/アルバイトの皆さんも合流してくれた。

そこで大発見。

今年からあらたに仲間として加わってくれたパートのM子さんの本職は、実は脚本家だったのだ。しかも、以前は自ら演劇の役者もやっていたという。さらに、演劇のジャンルはミュージカルだったという。

いやー、すごね、パフ&マジドラ。多彩&異能の士が集う場となっている。頼もしい。

これで今年の寸劇も安泰だ(笑)。

他にも、実はすごい新しいスタッフたちが、最近集ってきているので、じわじわと紹介していくかな。

 

さて、本日も打ち合わせ&会議&面談がいろいろ。それにしても今朝は寒い。凍え死なないように気をつけながら行ってきます!

 

2月が始まる日

2012年2月1日 (水曜日)

さて、2月がスタートする。

本日はこのあと8時から経営会議。その後も、面談(半年に1回の全社員面談が昨日から始まっているのだ)、来客、打ち合わせなどが続き、夜は2月度のキックオフミーティングである。

毎年のことであるが、1月は営業成績だけで見ると正月ボケの名残なのかエンジンがかかりきっていなかった。

でも2月はそんなことではダメ。1月の凹みを挽回していかなきゃね。

ということで、本日は短めに。

あいかわらず寒いけど、朝食をしっかりとって行ってきます!

 

こんな夜は(松山千春)

2012年1月31日 (火曜日)

寒い。

この寒波はホントにしんどいね。

東京でもしんどいんだから、日本海側の皆さんや東北、北海道の皆さんは本当に大変なんだと思う。

謹んで、お見舞いを申し上げます。

 

こんな夜に思い出すのは、この唄。

松山千春の『こんな夜は』。

 

 

    ♪

    みんな、寒いだろうね、こんな夜は

    冷たい北風、窓をたたく

    みんな、寒いだろうね、こんな夜は

    心細さが、がたがた震え

    すきま風が、こころ、吹き抜ける前に

    眠ってしまおう、こんな夜は

    みんな、寂しいだろうね、ひとりの夜は

    部屋の灯りも、冷たく凍る

    みんな、寂しいだろうね、ひとりの夜は

    誰か、よりそう人が欲しいね

    すきま風が、こころ、吹き抜ける前に

    眠ってしまおう、こんな夜は

    寒いね、寒いね、きょうは特別

    明日あたりは、雪が降るかも

    雪が降るかも

    すきま風が、こころ、吹き抜ける前に

    眠ってしまおう、こんな夜は

    ♪

 

これね、僕が高校三年生のときに、すきま風が部屋にも心にも吹きすさぶ夜に、泣きながら聴いた歌。

ぜひ読者の皆さんも聴いていただけたらと思います。

千春、いいなあ~。

では、行ってきます、ではなくて、おやすみなさい^^

 

僕は自宅から会社まで歩いて通っている。早朝会議や夜遅くまでの会合(いわゆる飲み会)があるときはタクシーを使うこともあるが、基本は徒歩通勤だ。先週の大雪の翌朝も(どうせタクシーは止まってくれないと思ったので)ヨタヨタ会社まで歩いて行った。

普通に歩くと30分。早歩きで25~6分(ただし、雪が積もったり氷が張ったりしていると45分くらいかかってしまう、苦笑)。

この距離は適度な運動になって、なかなか心地よい。

最近は寒い日が続いているが、手袋をして、マフラーをグルグル巻きにしていれば、耐えられる。

本日も、朝30分歩いた。

お昼前、築地(昔のパフ本社のすぐ傍)にある某金融機関に行く用事があった。

現在の事務所のある茅場町から築地までは日比谷線で2駅。電車に乗りさえすれば、ほんの数分の距離だ。

でも、電車の待ち時間や、駅の階段の上り下りや、駅から(目的地である)金融機関まで歩く時間などを含めると、片道15分くらいかかる。電車を使わず歩いたとしても15分ちょい(20分くらいかな)。まあ、たいして変わらない。

こりゃ歩いて行った方が健康的だ。ということで、片道20分の道のりを歩いていくことにした。

金融機関での用事というのは、手続き書類の確認と、その書類に対する署名捺印。かなりたくさんの書類があり、ミスがあってはたいへんと、先方の担当者と一緒に入念なるチェックを行った。

案外時間がかかり、終盤、集中力が欠けてしまったようで、一部書類にミスがあった。

しかし、そのことが分かったのは、僕がすでに茅場町の事務所に戻った後。

担当者が僕を追いかけて、わざわざ茅場町まで来てくれたのだが、時すでに遅し。僕は、次の来客&打ち合わせのために応接室に籠っていた。

結局、そのこと(わざわざ茅場町まで来てくれていたこと)を知ったのは、その担当者が築地に引き返した後だった。

申し訳ないことをしてしまったと、茅場町での打ち合わせが終了したのち、僕が再度、築地まで行くことにした。

結局、茅場町~築地を2往復したことになる。いやあ、さすがに疲れた。

そして、帰宅も歩きで30分。

計算してみると。。。30分(出社)+20分×4(茅場町~築地2往復)+30分(帰宅)=140分

140分っていうことは2時間20分ということか(!)。いやあ、ずいぶん歩いたものだな。

この歩き、ランニングにもいい影響を及ぼしてくれることを期待したい。

ということで、「昨日は、たくさん歩きました」というだけの、まったく中身のない日記でした(笑)。

 

さて、本日は月末。2012年も、早12分の一が終了する。そして僕の頭の中では、すでに春以降のことを色々と考えている。

昨年の春は寒い春だった。

もうすぐ節分。今年の春は昨年を遥かにしのぐ、ポカポカの春にしたいものだ。

脚本を書きたくなった

2012年1月30日 (月曜日)

土曜日に、またも『ALWAYS三丁目の夕日'64』を観に行った。

上映開始時間が夜の7時前。

晩飯時である。途中、腹が減って映画に集中できなくなってはたいへんと、途中でコンビニに寄っておにぎりを買った。

飲み物は何にしようかなとドリンクコーナーを眺めていたら、菊正宗の紙パックが置いてある。外見はまるで牛乳の紙パックみたい。180ccカップでストローまで付いている。これなら映画館で飲んでも罪悪感を持たずに済むぞ、と思い、思わず購入。2パックも(笑)。僕は何を隠そう、大衆的な日本酒の銘柄では菊正宗がいちばん好きなのだ。

Kikumasa

左手におにぎり、右手には菊正宗のカップ。ストローでちゅうちゅうやりながら観るALWAYSは、最高だった。

酒のせいか、いつもより流れる涙の量は多かったかも。

ただ、観るのが2回目だったこともあり、半分は冷静にSTORYを眺める自分もいた。

自分なら、ここをもっとこういう台詞にするだろうなあ…とか。自分なら、この場面ではこういう演技指導をするだろうなあ…とか。最後の竜之介と淳之介のシーンは、やっぱりこうだろう…とか。きっとそのほうが、観客の感動は大きくなるだろうに…とか。

映画には十分満足しながらも、自分の描きたいALWAYSを妄想していた。

 

日曜日の夜は、TBSドラマの『運命の人』に入れ込んでいた。こちらはおにぎりと日本酒ではなく、ロールケーキとコーヒーで観ていたのだが(笑)。

このドラマは、なかなかの秀作だ。TVドラマとしては、久々にずっしりくる内容になっている。

本木雅弘の演技力、さすがだ。坂の上の雲よりも、こっちのほうがハマリ役かも。

そして、真木よう子の妖艶さ、儚さ、怖さ。彼女にしかできない演技ではなかろうか。脇を務める役者陣の演技も素晴らしい。贅沢な布陣だ。

 

こういう映画やドラマを観ていると、自分でも脚本を書いたり、演出や監督をやりたくなってくる。次に生れてくるとしたら、この道を目指すのもありかも、と思えてくる。

まあ、生まれ変わるのは至難の業なので、とりあえずいまの自分にできること。やっぱり寸劇だな^^。

社会派寸劇でも作ってみようかしら。発表は6月のシンポジウムか、15周年記念イベントか、はたまた、5年後に盛大な規模で実施するであろう20周年記念式典の場を使っちゃうとか。

50数年生きてきた証として、ちょっと大がかりな大作を書いてみたい気分に襲われた週末だったのだ。

ぜんっぜんっ、仕事に関係ないですけどね。

あ、それか、リクルート事件でも寸劇化してみようか。多少は仕事にも関係あるし。

もちろん悪い冗談ですけどね(笑)。

 

さて、今週も寒い日が続くそうだ。

1月が終わり2月が始まる週でもある。節分でもある。半年に一度の社員面談が開始される週でもある。

では寒さに負けず、今週もがんばりましょう!