オバマ大統領に期待する日
2009年1月21日 (水曜日)
日本時間の本日未明、オバマさんがついに大統領に就任した。ぜひ生中継で、就任演説を聞きたいと思った僕は、昨夜(今朝)午前2時前まで起きていた。
さあ、そろそろ始まるかな…。期待が高まる一方で、眠気も相当に高まっていた。
蒲団の中からテレビを観ていたのがよくなかった。いつの間にか意識を失い、気がつけば、テレビに表示されている時刻は、すでに午前5時半を回っていた。あーあ。歴史的な瞬間を、ナマで見損なってしまった。
まあ、それはともかく。
オバマ大統領は、僕と同年代。いや、厳密にいえば、僕よりひとつ年下だ。
これって軽くショックではあるのだが、それ以上に嬉しいことでもある。僕よりも年下の年代が、アメリカという超大国の大統領になったのだ。アメリカっていう国の凄さを感じる。
しかも、オバマさんは黒人であり、その出自も複雑である。聞くところによれば、少年時代は、道を外れかけたこともあったらしい。これについても、劣等生だった僕は共感してしまう。
就任式を聴きに来ていた黒人の少女が、涙を流しながらインタビューに答えていた。
「私たちのことを本当に理解してくれる大統領が現れて、とても嬉しい」
「肌の色でひとを評価するのではなく、その人が何をしたかで評価するような世の中になってほしい」
黒人のお母さんは、
「これで、“努力すれば将来何にでもなれるんだ”と、子供に教えることができます」
と興奮して語っていた。
オバマ大統領への期待は、アメリカ国民や黒人からだけではない。世界中の人々が注目している。日本人の僕だって、大いに期待している。
過剰とも思われる全世界からの期待に、オバマ大統領はいま、とてつもなく大きなプレッシャーを感じていることだろう。
しかし、オバマ大統領が誠実に、『正義』を貫き通す限り、この大きな期待は、そのまま人々の大きな声援と協力に変わっていくことと思う。皆、納得しながら、少しずつの痛みを共有し、一人ひとりの責任を果たしてくれることと思う。
オバマさんには大きな仕事を成し遂げてもらい、(自身が尊敬してやまない)リンカーンに匹敵するほどの、歴史に名を刻む名大統領になってほしい。
SHOKUNIN魂VOL.3が納品された日
2009年1月20日 (火曜日)
きょうの午後、僕の机の脇に、どどどどどっと大量の冊子が積み上げられた。
以下が、その冊子である。
この冊子は“SHOKUNIN魂”(しょくにんだましい)という、パフが一年前から発行し始めたフリーペーパーである。
全国の大学のキャリアセンター(就職課)や、職サークル協賛企業や、パフの大小のイベントを通じて、学生に配布している。
前回の表紙は市川染五郎さんにご登場いただいたこともあり、相当にインパクトが大きかったのだが、今回の表紙も、別の意味でインパクトが大きい……というか、心に訴えかけてくるものがある。
『決断するしゅんかん』
この冊子の制作・編集を行ったイトーやヨシダたちが、パフの新卒一期生であるササキアサヒ(現在、岩手県在住)に依頼して書いてもらった“書”なのである。
※ササキアサヒのことは、昔の日記でも書いたので、こちらを参考にしてください。⇒ 新卒一期生ササキアサヒを囲んだ日(2008年10月19日の日記)
書いてもらったばかりの“ナマ”の状態のものを見せてもらい、すごいなあと感心していたのだが、こうやって出来上がった冊子を見ると、また違ったインパクトがあって、なかなかいい。
もちろん、いいのは表紙だけではない。取材にご協力いただいた、たくさんの「仕事人」の皆さんのメッセージがいい。顔写真もふんだんに使わせていただいたのだが、その表情がまたいい。
「いい、いい」ばかり言ってて、まるでショッカーみたい(わかんないですね)だが、論より証拠。まずはパフのイベントに参加するなどして、この冊子を入手してみてほしい。
ペラペラめくるだけでもよし。(文章も読み応えあるので)じっくり読むのも、もちろんよしだ。
近くだと、1月24日(土)と2月5日(木)のパフLiveか、または、1月30日(金)の就活ひらけゴマの会場(青山一丁目)で配られる予定なので、皆さん来場されたら、ぜひ手にとってみてください!!
<追伸>
>冊子にご登場いただいた皆様へ
取材へのご協力ありがとうございました。皆さん、ホントにいい顔で写ってますね。
>アサヒへ
素敵な“書”をありがとう! よかったらコメントを書きこんでもらえると嬉しいです。
3名の助っ人が加わった日
2009年1月19日 (月曜日)
本日からあらたに3名の助っ人がパフにやってきた。これから3月末までの期間が、勝負の時である。
なんの助っ人かって? なんの勝負かって?
いくら私的な日記とはいえ、それは言えませんねぇ。。。
これでパフの事務所は机と椅子が(内定者も全員出社してくると)、ほぼ満杯。満員御礼である。
助っ人の、まさに「助け」を借りながら、今回の勝負には、ぜひ勝ちたいものだ。
ところで、もうすぐオバマさんの大統領就任式。アメリカ国民の期待は最高潮に高まっているようだ。
支持率が底をついた我が国の首相は、自国の窮地を救うために颯爽と走りだそうとしている若き大統領の姿を見ながら、何を思っているのであろうか。
麻生さんにも、強力な助っ人が必要なときなのかもねぇ。
大学入試センター試験を解いてみた日
2009年1月18日 (日曜日)
昨日ときょうの二日間、大学入試センター試験が行われた。全国の受験生諸君、お疲れ様でした。
僕が大学入試を初めて経験したのは、いまからちょうど30年前。1979年の1月だった。僕らの学年が、いちばん最初の共通一次試験(いまの大学入試センター試験の前身)を受験した世代で、大学独自の試験(二次試験)の前の一次試験として、(当時は国立大学の受験生だけだったが)全員が必ず受けさせられることになったのだった。つまり、国立大学の一期校、二期校という区別がなくなったのは、僕らの世代からなのだ。
(でも30年経ったいまでも相変わらず、旧一期校とか旧二期校とか言いますよね。この時代から、より偏差値志向が高まったからなのかもしれません)
この30年前の共通一次試験の日のことを、僕はなぜかよく覚えている。当時下宿生だった僕は、朝早く下宿屋のおばさんに叩き起こされて、いつもより早めの朝食を食べ、他の下宿生たちと一緒にバスに乗って受験会場である大分大学まで、眠い目を擦りながら向かった。
受験勉強なるものをほとんどやってなかった僕が自信を持って試験に臨めたのは、5教科7科目あるうちの、わずか3教科3科目のみ(ちなみに国語と英語と数学ね)。
生物や地理の時間なんて、試験問題も読まずに、マークシートを塗りつぶすだけ塗りつぶし、あとは睡眠不足を解消するために机に顔を伏せて寝ていたのだから大したものだ。
その日の大分市内は雪がたくさん降っており、大学のキャンパスに降り積もった雪の白い景色がやたらと綺麗だったのが、いまでも目に焼き付いている。
・・・という、懐かしの共通一次試験(いまは、センター試験)。きょうの新聞に1日目の試験問題が載っていたので、国語の試験の最初の長文読解だけやってみた。
ふむふむ。なかなか読ませる長文だ。なるほどね。
20分くらいかけてじっくり解いてみた(時間かけすぎかな?)。
よし。できたぞ。
そして答え合わせ。
お、おお、おおおお。なかなかやるじゃん!!
なんと全問正解だった。ちょっと悩んだ選択肢もあったが、正解できて嬉しかった。
しっかし、たった10問程度解いただけで、もう頭はヘトヘト。とてもじゃないが、全部の問題をやるだけの自信も体力もなかった。
1日のうちに何科目も受けなければならない受験生はエライ!! 集中力と持久力がないとダメですね。
うちの娘も、来年はこの試験を受けることになるのだという。30年前の父親みたいに、試験中に寝たりしないように頑張るんだぞ~!
1964年のPPMライブ映像を観た日
2009年1月17日 (土曜日)
NHK BS2の深夜の番組で、なんとPPM(ピーター・ポール&マリー)のライブを放送していた。
白黒の映像。解説を見ると、1964年、オーストラリアのシドニーで収録されたものらしい。1964年といえば、今から45年もの昔。まだ僕が4歳のときである。
そんな昔のライブの収録であるにもかかわらず、クリアな映像と音にビックリした。おそらく最新の映像技術で補正してはいるのであろうが、臨場感あふれる内容に驚きである。
ところで、我が「パフ」(Puff)という社名は、彼らPPMがいなければ命名されるはずもなかった社名。
ライブ映像を観ながら、5年前、Puffを社名として使用させてもらってることを、PPMの事務所(ロサンゼルス‐ベニスビーチ)まで報告しに行ったことを懐かしく思い出した。
それにしても迫力あるライブだった。とても生ギター2本とボーカル3人だけのステージとは思えない。1960年代の若者の、偉大なるエネルギーを感じた次第だ。
PPMは、いまでもライブ活動を行っている。僕よりも20歳ほど年上のはずなのに……。こりゃ負けてはおられませんぞ。
業界の大先輩の講演に感銘を受けた日
2009年1月16日 (金曜日)
パフが4年ほど前より正会員として加盟している業界団体、 (社)全国求人情報協会(略称、全求協)。業界の健全な発展と社会貢献を意図して設立された公益法人だ。
かなり真面目な団体で、厚生労働省からの委託業務での各種調査を行ったり、我々加盟企業の啓蒙・啓発のための勉強会、研究会、研修などを行っている。また毎月必ず届けられる求人統計レポートは、いちはやく企業の求人や求職者の状況を把握する上で、とても役立っている。
現在、最大手のリクルートをはじめとして、全国81社の求人メディアを有する企業が加盟している。
本日は、この全求協の今年最初の会合が市ヶ谷のホテルで行われた。
まずは冒頭、理事長を務めておられる、北海道アルバイト情報社の村井俊朗社長の講演が行われた。
村井理事長は、年男とのことで、今年還暦を迎えられる。この業界一筋に38年間仕事をやってこられた大御所だ。24年前の全求協の立ち上げにも尽力された方である。
年に一回の総会のときだけお会いしていたのだが、柔和な人柄と低い物腰と穏やかな語り口に、(僕なんかが評するのは生意気だが)人格者だなぁ……と、常々思っていた。
講演のテーマは、 『ピンチをチャンスに変える いま、求人メディアの真価が問われるとき』というものだった。
ちょっと堅めのテーマとは裏腹に、講演の内容は、村井理事長らしい、誠実で穏やかで柔和な語り口のものだった。そして、長年の経営の経験を踏まえたお話は、とても示唆に富んでおり、共感できるものばかりだった。
そんな村井理事長が、自分の会社(北海道アルバイト情報社)で決めた今年のテーマ(『今年のめあて』と呼んでいるらしい)が、いけている。
あかるく かしこく たくましく
笑顔のパワーと教養を身につけ、もうひと押し(これでいいと思った段階から、さらにもうちょっとだけ)頑張ってみる、という意味だとのこと。
「雇用不安の真っただ中に置かれている人たちに、一件一件の良質な求人を発掘し提供していくことこそが、我々の使命です。こんな時代だからこそ、頑張っていきましょう」
と結ばれた講演への、我々会員企業の社長たちの拍手は、とても大きなものだった。
この講演ののち、懇親会が行われた。同業のエン・ジャパンさんの(昨年就任したばかりの)鈴木社長の初々しい乾杯のあいさつで始まった。
僕も何人かの同業経営者と話をさせてもらったが、経営の現状(特に中途採用事業)には、想像以上の厳しさがあることが実感できた。かといって、決して悲壮感があるわけではない。だからこそ、皆さん、この会合に遠路はるばる参加されているわけだ。
沖縄の同業者である冒険王の佐和田社長ともお話ができた。沖縄は全国の中でも求人件数の少ない地域ではあるのだが、やっぱり佐和田社長も、とってもお元気だった。 「今年こそ、仕事で沖縄に行きますよ!」と約束した(ほんとに行かなきゃ!)。
夕方から超重要コラボ経営会議があったため懇親会は途中で抜けさせてもらったが、同業者の皆さん(特に北海道の村井理事長)から、とてもいい刺激をいただいたひとときだった。
立ち飲み屋を森の熊さんとはしごした日
2009年1月15日 (木曜日)
パフの監査役のキムラさん(通称、森の熊さん)が打ち合わせのため、夕方パフを訪れた。
打ち合わせ後、せっかっくなので食事をしようということになった。
そこで行ったのが立ち飲みの店。ドラム缶のうえでカルビの焼肉を食べられるところだ。料理は焼き肉と野菜オンリー。飲み物はホッピーが中心だ。なかなか美味かった。
その後、こんどは、うどん屋さんの立ち飲みの店に行った。この店がまた絶品。ランチもやっており、たまに行くのだが、天ぷらうどんんが最高なのだ。
この店で、日本酒とうどんを口に入れる。やっぱり日本酒がよくなかったか。家に帰ってから一時間、ほとんど記憶がない。やば!
それにしても立ち飲み屋って素晴らしい。安くて気持よく飲める。帰り際もすっきり、スマートだ。
病みつきになりそう……。