京都に行く
2014年6月5日 (木曜日)
大阪に本社がある同業者シンクロンさん。ポンちゃん(本田勝裕さん)からのご紹介で、この会社を立ち上げた役員の方と昨日お会いした。4年前に起業したばかりで会社も役員の皆さんも若い。新卒採用領域のみでビジネスを行なっているのだという。
そのシンクロンさんが6月28日と29日に、大阪と京都で100人会議というイベントを開催する。詳しく説明していただいたが、なかなか面白そうなイベントなのでお願いして参加させていただくことにした。
28日はすでに予定が入っているので29日の日曜日、京都で開催される100人会議に参加する。京大生が多く参加するらしい。
京大と聞いて思い出した。
僕の古くからの友人がいま京大で准教授をやっている。経産省からの出向で先生役を務めているのだが、いちどぜひ来てほしいと以前から言われていたのだ。
ということで昨日さっそく連絡を取って、イベントの翌日京大に訪問させていただくことにした。さらには授業も聞かせていただくことに。さらには京都散策も(^o^)。
誰かいっしょに行く人(前日のイベント含めて)いないかなあ。
では、京都に行く前に、本日は会社の早朝会議に行ってきます!
最初の上司&最初の同僚と、最初の勤務地すぐそばで飲んだ日
2014年6月4日 (水曜日)
今年の2月上旬、こんな日記を書いた。⇒ 31年前の仕事仲間から突然連絡をもらった日
ちょっと抜粋してみよう。
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31年前のちょうど今頃。僕は22歳の大学3年生。いろんなところで書いていることだが、リクルートの神田営業所で新卒就職情報誌の広告営業を、学生の分際で(でも入社2年目の社員だと偽って)行っていた。
神田界隈の中小企業に対して来る日も来る日もドブ板営業を行なっていたのだが、「あなたのキャリアの原点は?」と問われれば、僕は間違いなく、「リクルート神田営業所で過ごした日々です」と答える。
昨日は、この神田営業所で働き始めた1983年1月下旬から3月下旬までの2か月間だけ一緒に働いたことのある当時の大学4年生から連絡をもらった。
名前をTさんという。実に31年ぶり。Facebook経由でもらったメッセージは以下のようなもの(個人名や社名の箇所など一部修正しました)。
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釘崎さん こんにちは Tと申します。
釘崎さんとは、リクルート神田営業所でA職として2カ月程一緒だったんですが覚えていらっしゃいますでしょうか? 当時のA職メンバーは、●●さんと我々2人の他に●●氏(中略)などが居たと記憶しています。
私は、その後、リクルート神田営業所の客先だったS社に就職して現在に至っています。 今は、S社が全額出資した、上海にある中国現地法人、S有限公司という会社の総経理を仰せつかり、只今、上海からアクセスしています。
昨日の事、当時リクルート神田営業所の所長だったWさんが弊社にお越しになったそうです。
(中略)
弊社社長が、私宛にMAILをくれたのですが、Wさんとの会話の中で、釘崎さんのブログの事が話題になり、当時の神田営業所の事が書かれていると聞き、早速、WEBを検索して、『創業物語』を拝見し、何とか釘崎さんと連絡を取る方法はなものかと探しまくってfacebookに辿りついたという次第です。
(後略)
—
いやあ、びっくりしたけど、とても嬉しかった。
なんたって31年ぶりである。しかも一緒に働いた期間は2か月間だけ。
S社に就職したことは知っていたけれど、その後、互いに連絡を取り合うことはなかった。
でも、このメッセージをもらって、Tさんの顔も声も見事に思い出した。
右も左も分からない、この先どうなるかもさっぱり分からない、キャリアの第一歩を踏み出したばかりのあの頃を共に過ごした同志である。
ちなみにTさんが就職したS社というのは、当時、秋葉原にあった小さな電子部品商社。15年ほど前に株式を上場するまでになり、いまではTさんのメッセージにもあるように海外にも進出する中堅商社となっている。そしてTさんは現地法人の総経理(つまり社長)だというからスゴイことだ。
昨日は、しばしメッセージのやりとりをしていたのだが、次回帰国の際には久々に神田で飯を食べようということになった。
31年ぶりの再会。いまからとても楽しみなのだ。
仕事って、いや人生って、こんなことがたまに(しかも突然)起きるから面白い。ここからまた新しいことが生まれたりするのかも……。
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ずいぶんと長く抜粋してしまった(^^ゞ
で、このTさんが先日上海から一時帰国した。で、「次回帰国の際には久々に神田で飯を食べようということになった。」と書いた通り、神田で再会を果たすことになったのだ。
さらにサプライズで、当時の神田営業所長のWさんと先輩(当時入社1年目)のNさんも合流してくれた。
場所は、かつて神田営業所があった神田多町。
WさんとNさんとは、最近(ムライさんのチェアマン就任がきっかけで)お会いしていたのだが、Tさんとはまるまる31年ぶりの再会。いやあ懐かしかったなあ。
当然、話題は31年前の出来事。Tさんと過ごしたのは、わずか2ヶ月間だけだったのに、いろんなエピソードが飛び出した。僕らにとっての(実質的に社会人としてデビューした)最初の2か月。強烈なインパクトを僕らに残したんだなあと、あらためて思う。
昨夜は楽しすぎて、ついつい飲み過ぎてしまった(4人でビール大瓶3本と焼酎のボトル2本!)。
31年たったいまでも、最初の上司と最初の同僚といっしょに飲めるなんて、とても幸せなこと。40年たっても50年たっても、こうやって飲むことができたらなあ…。そのためにも健康には気を付けなければね(^^;。
最初の上司Wさん、最初の先輩Nさん、そして最初の同僚(上海帰りの)Tさん、昨夜は実に楽しかったです。ありがとうございました!
さて、今夜は急きょ、とある地方企業の社長(いや本部長?)の接待を行なうことになった。今夜こそは飲み過ぎに気を付けよう。
では朝食&花子後、行ってきます!
仕事ができる人とできない人の違いは?
2014年6月3日 (火曜日)
昨日はパフ第18期最後の月次キックオフミーティングを夜7時から行なった。僕はその会議の最後のところで、第19期に向けての方針と体制(新組織)について発表した。小さな会社ながら、かなり大胆な組織替えだ。新組織の発足は7月1日。会社の新しい成長をつくりだす組織になってくれればと思う。
このキックオフミーティング後は、毎度恒例の懇親会。昨日の懇親会ではパフの選考を受けている2名の大学4年生もゲスト参加した。
全社員が参加するざっくばらんな場で、思い思いの質問をしてもらいながら会社理解を深めてもらおうという意図だ。
そこで一人の学生から、「仕事ができる人とできない人の違いはなんですか?」という質問が飛び出した。
うむ。なかなか鋭い質問だ。会社は仕事ができる人に入社してほしいに決まっている。社員は仕事ができる人といっしょに働きたいに決まっている。仕事ができる人が多く集まる会社は儲かるに決まっている。
では、仕事ができる人とできない人の違いは?
社員からもいろんな答えが出てきた。
へー、なるほどねー。
感心させられる答えも出てきた。
でも、ここではあえて書かない。
せっかくなので「釘さん日記」読者の皆さんにも考えていただこう。
ぜひFacebookのコメント欄に投稿していただけたらと思う。
ということで、手を抜く訳じゃないけど(笑)、本日僕が書く日記はここまで。
仕事ができる人とできない人の違い、なんでしょうねー(^o^)。
さて、本日はずっと社外。夜は、かつての仕事仲間(僕が社会人デビューしたばかりのころの同僚)との31年ぶりの再会を果たす。
では夜を楽しみにしながら、行ってきます!
BBQと塗装工事と膝の故障と
2014年6月2日 (月曜日)
土曜日の早朝から原因不明の膝痛に悩まされている。右膝の内側。明け方、痛くて目が覚めたくらいだ。この数週間(仙台マラソンのあと)は、走ったり飛んだり跳ねたりしてないんだけど、なぜだろう…。
そんな痛みを抱えながらも、土曜日は朝から多摩川の河川敷へ。
今年の1月に、鹿児島いぶすきマラソンをともに走った仲間たちが再結集して、BBQ大会を開こうということになったのだ。
午前中は(多摩川の河川敷のすぐそばに住んでいるクマの家で仕事関係の打ち合わせをしたのち)食料&酒の買い出しに。
お昼過ぎ、河川敷にてテント、鉄板、網、炭の準備。そして焼く、焼く、焼く、焼く、焼く、ちょっと食べて、また焼く、焼く、焼く……。
僕の役割は、団扇を扇いで炭火の勢いをつけること。膝は痛くても腕は平気なので、一生懸命パタパタパタパタと扇いだ。
手にしている団扇はなんと、昨年5月の皇居駅伝大会の参加賞である「必勝団扇」である(笑)。
もう一つの僕の役割が子供と遊ぶこと。某社長令嬢のミオちゃんとたくさん遊んだ。可愛いなあ。こんな孫だったらすぐにでもほしい。
案外たくさん食べられなかったけど、とても楽しく充実したBBQ大会だったのだ。
そして翌日(昨日)の日曜日。飯田橋のキャリぷら東京に早朝から行く。膝の痛みはさらに激しくなっており、足を引きずりながらの出勤だった。
日曜日の早朝から何をしに行ったのかというと、これ。
セミナールーム前方の壁を、特殊なペイントで塗りまくっている。昨日は「壁一面ホワイトボード化計画」の実行日だったのだ。朝から専門の業者さんに来ていただき、塗装作業をしてもらった。
この夏から本格的に始まる職サークルアカデミー(ウルトラインターンシップ社会人100人訪問プロジェクト)のホームルームでは、学生やコーチ陣に、広い壁に向かって存分に描いてもらおうと思っている。気持ちよさそうだな(^o^)。
ただし、完全に乾いて描けるようになるまで5日間かかるのだそうだ。今週いっぱいは絶対触れてはいけませんよ!
こんな感じで過ごした週末。膝が痛いって言ってるわりには、よく動き回ったものだ。
さて、本日は6月の第一営業日。6月末が決算のパフにとって最後の一ヶ月の始まりだ。夜はキックオフミーティングで、来期からの新組織の発表も行なう。
ではでは、朝食&花子後、膝を庇いながら行ってきます!
夏が来た?
2014年5月30日 (金曜日)
いやームシ暑いな。朝だって言うのに20度をすでに超えている。本日の最高気温は28度まで上がるらしい。全国的にみると30度を超える地域もある。まさに夏だ。まだ梅雨もきてないっていうのに……。
夏が来れば思い出す。
♪はるかな尾瀬……ではない(笑)。
創業時の営業活動のことを思い出すのだ。
昔から、新卒採用関連事業の営業最盛期は、夏。6月頃から始まり、9月頃に決着する。この夏の数か月の間に行う商談で1年間の売上のほとんどが決まってくる。
創業から数年間の営業対象はほとんどが新規企業。あたりまえだ。起業時は取引顧客ゼロだったわけだから。
ギラギラと照り付ける太陽の下、僕も多数の企業に営業訪問していた。
当時のおんぼろ事務所のクーラーは壊れていて、夜も汗をかきながら資料を作っていた。
でも暑いなんて泣き言を言っている場合じゃない。
銀行の預金残高は底をついており、このまま放っておくと雇っていたスタッフへの給料が払えない。
仕入先への支払もできない。
自分は無給でもしょうがないが、他者への支払は闇金から調達してでも期日通りに行わければならない。
そうしなければ、出来たばかりの会社の信用なんていっぺんに吹っ飛ぶ。
だから、来る日も来る日も汗をダラダラかきながら、必死こいて営業していた。
それが僕にとってのいまでも思い出す創業期の夏だ。
当時、僕はまだ30代の若造だった。
今年も、ある意味で創業時を思い出す夏になるかもしれない。
いろんなことをリセットして、組織や商品・サービスをイチから見直す。
僕も汗をかきながら(恥をかきながら?)ド新規営業をやってみようと思っている。
50代のオヤジになってしまったが、まだまだ若い者には負けない。
たぶん(苦笑)。
本格的な夏が来るまでに、まずは暑さに負けない体力をつけなきゃね。
さて、本日は早くも金曜日。そして5月の最終営業日。
夜は真面目な打ち合わせを焼き鳥屋で行なうことになっている。レバーを食べて体力をつけることにしよう(笑)。
では、朝食&花子後、行ってきます!
道義を重んじる
2014年5月29日 (木曜日)
長く商売や経営をやっていると、お客様やパートナー、あるいは従業員との間にトラブルが発生することがある。
そのとき僕が大事にしているのが、『道義』という二文字だ。
発生したトラブルを「道義」という視点から冷静に眺めてみる。そうすると、そのトラブルの原因が、当事者(もちろん自分たちも含めて)の「自己保身」であったり、「責任逃れ」であったり、「目先の損得」であったり、うまくやってやろうという「狡猾さ」であったり、「虚栄心」であったり、「嫉妬」であったり、単なる「わがまま」であったり、(優越的立場による)「よわいものいじめ」だったりすることが、よく見えてくる。
相手が道義に反することを要求する場合は、断固として突き返すことを旨とする。短期的な利益を失ったとしても、そこは譲れない。大人げない、頑固だ、と言われても、そこは筋を通さなければならない。
商売は最終的には人と人との営みなので、いろんな事情や感情が入り組んでくることもある。スパッと判断できないことも多いと思う。しかし、だからこそ社員たちには、自分の判断に迷ったとき、悩んだ時には、『道義を重んじる』ということを第一に考えてほしい。
てなことを、あらためて伝えたいと思った朝なのでした。
さて、今朝はゆとりがあるな。新聞をきちんと読んで、朝食&花子後、行ってきます!
ESも志望動機も使いよう?
2014年5月28日 (水曜日)
昨日は、ES&志望動機撲滅同盟の決起集会あらため、人事向けセミナー『エントリーシートはホントに必要か?~みんなで語りあおう!これからの新卒採用に必要なこと~』を行なった。
人材研究所の曽和利光さん、ブラック企業アナリストの新田龍さん、i4の伊藤篤志さんといっしょに開催したこのセミナー。有料セミナーだったにもかかわらず、約20社の企業人事の皆様にご参加いただいた。エントリーシートを使っている会社も使ってない会社もいらっしゃった。
セミナーの流れはこんな感じ。
まずは僕からのご挨拶。今回のセミナーをなぜやろうと思ったか、そのキッカケや理由などをご説明した。
そして曽和さんの講演は『エントリーシートをやめれば採用力があがる』。エントリーシートの話だけではなく、効果的・効率的な採用選考を行うための実践的なヒントを多数いただいた。
引き続いての新田さんの講演は『いつまで茶番劇をやるつもりなのか!?~「志望動機」要求がブラック化を加速させる~』。講演内容もさることながら新田さんのステージ衣装(?)が強烈。全身黒装束、黒サングラス、黒腕時計。ここまでブラックに徹底しているとはさすが(笑)。
その後は、名ファシリテーター伊藤さんに進行を委ねてのパネルディスカッション。そして参加者全員を巻き込んでの討論会。穏やかながらも熱い意見が多数飛び出してきた。
全体を通して見えてきたことは、エントリーシートも志望動機(を聴くこと)もやり方次第。大切なのは、会社にとって有為な人材を見過ごすことなく、見誤ることなく、採用につなげ、活躍人材へと育てていくこと。そのためには、慣例となっている選考手法を「ホントにこのままでいいの?」と疑って、「もっと本質的で効果的なやり方はないの?」というふうに採用プロセスをゼロベースで見直していくことが求められるのではないだろうか。
我々も、もっともっと「より良い採用と就職のためには?」ということを考えていきたい。
ともあれ、昨日参加してくださった皆様、曽和さん、新田さん、伊藤さん、どうもありがとうございました!
さて、本日はパフのキャリア採用の日。先週から多くの方々と面談を続けているが、そろそろ大詰だ。新卒採用は「未来」の会社ために大切だけど、キャリア採用は「今」の会社のために大切なのだ。
ではでは、本日は早朝会議なので花子抜きで行ってきます!
<追記>
新田さんがセミナー後、4人で撮った写真をFacebookにあげていた。記念に無断借用させていただく(^◇^)