パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

恩師から接待された日

2014年6月13日 (金曜日)

今朝の日記は(昨夕書いたばかりなので)サボろうと思っていたのだが、記録に残しておきたいのでちょっとだけ。

今年の4月下旬に以下の日記を書いた。

恩師に感謝を伝えた日

大学時代の恩師が今年、古希(70歳)を迎えたこともあり、あらためて先生に感謝の気持ちをお伝えしたいと思い、お食事にお誘いした日のことを書いた日記だ。

昨夜は、先生がこの日のお礼にと、僕と僕の先輩をお食事に誘ってくださった。しかも、我々のカミさんも同伴のうえで( ゚Д゚)。

お招きいただいたお店はここ。

亀戸桝本(ますもと)本店

亀戸にある明治38年創業の高級な料理店。実はこの桝本の経営者が、先生のMBA(明治大学グローバル研究科)の卒業生だとのこと。大事な人たちと打ち合わせする際は、このお店を使うのだそうだ。

そんなお店にお招きいただき光栄!

「亀戸大根」尽くしの料理とあさり鍋が絶品だったのだ。

masumoto

いやー、美味しかったし、楽しかったし、嬉しかった。

僕が4月にご馳走したときの3倍返しくらいだったのではないだろうか。いや、カミさん同伴なのでそれ以上かも。

あいかわらず先生は僕に、「それにしてもクギサキくんは、ぜんっぜんっ、授業に出てこなかったよな、憎らしくてよーく覚えてるよ」というイヤミを連発していたが(笑)。

昨夜は、北海道出身の先生が(先生の出身高校からは普通なら北大に進学するそうなのだが)東大に進学した経緯や、学生運動で警官に石を投げて神田警察の留置所にぶち込まれたことや、就職は通産省に行くはずだったのが勧銀に入った経緯や、勧銀のリクルーターが実は小椋佳だったことや、勧銀をやめて研究者になった経緯や、女優の山本陽子と渋谷で3回もデートしていた(!)事実を、30数年の歳月を経て初めて聞いたり……。なかなか収穫の多いひとときだった。

先生、すっかりご馳走になってしまいました。これからも一生研究を続けていかれるとのこと。お酒の飲み過ぎには気を付けて、ずーっとお元気で頑張ってください!

 

さて、本日は早くも金曜日。今夜は3月の大雪で中止になってしまった宴席のリベンジである。あいかわらず夜は飲んでばかりの一週間だったが、これも人生。まあよいだろう(笑)。

今朝は珍しく太陽と青空が顔を出している。では朝食&花子後、行ってきます!

 

本日の早朝、東京駅に向かう寸前に予告した通り、移動の合間に書評を書いてみる。

僕は書籍の評論って、考えてみたらいままで書いたことがない。お勧めの本を紹介することはあるけれど、評論なんて柄じゃないし、人の著書のことをあれこれ言うほど自分の知識や経験が十分あるとは思っていないからだ。

というわけで、ここから書くことは書評ではなく、たんなる読書感想文。それから、この本に触発されて湧き出てきた自分自身の考えとして、全国数十人の「釘さん日記」の読者の皆さんには読んでいただければと思う。

あらためて、ご紹介する書籍は、これ。

「みんなで変える日本の新卒採用・就職 ~不毛な就活、採活を撲滅する~」 (発行:HRプロ)

著者は、HRプロ社長の寺澤康介さんだ。

最初にお断りしておくと、僕と寺澤さんとは、同年代(ちょいと僕のほうが先輩だけど)の飲み友達。仲良くなったのは、寺澤さんがHRプロを創業したばかりの頃だけど、寺澤さんは僕のことをずっと前からご存じだったみたいだし、僕も(それが寺澤さんだとは知らなかったけど)就職ナビの先駆けでもあった文化放送ブレーン社(邪な投資家やベンチャー起業家たちに翻弄され現在は消滅してしまった)のインターネット事業の責任者として注目していた。寺澤さんが生み出したばかりの頃の就職サイトは、他の就職ナビとは一線を画しており、文化放送ブレーンがもし健全な状態で存続していたら、いまの就職情報業界の勢力図も、かなり変わっていたかもしれない。

そんな寺澤さんなので、同年代の親父としても、飲んべ仲間としても、事業家としても、僕はとてもリスペクトしている。今回のこの書籍を読んでも、違和感をもったりイマイチと思う部分は、まったくない。

ただ、ほんとうに読んでもらいたい人には読んでもらえないかな~……、いや、読んだとしても「フン」とあしらわれたり、理解してもらえないかなと、正直思った。

ほんとうに読んでもらいたい人というのは、日本の就活や採活を不毛な状態にしてしまった、大手就職情報会社の事業責任者や、経済団体のお偉方や、政府のお偉方や、彼らに(なぜだか)影響を与えている識者たち。いや、あしらったり、理解できないくらいなら読んでもらわないほうがいいのかもしれない。

そんななか、僕がこの本をいちばん読んでほしい人。それは、就活生の(あるいはこれから就活生となる子供を持った)親御さんたち。それから、就活を始める前の学生たちだ。あ、加えて、超大手人気企業以外の採用担当者の皆さんと超上位校以外の大学教職員の皆さんにも読んでもらいたい。

この本の中で最も秀逸なのは、「第五章 長男と長女の就職活動」だ。

学生諸君は、ここを読むだけで、たぶん就活の捉え方が変わってくると思う。就職支援業者や似非キャリアコンサルタントや似非カウンセラーが仕掛けてくる「シューカツ対策」に翻弄されずに済む。親御さんや大学も、誤った子供への接し方や指導をせずに済む。

僕はリアルタイムで寺澤さんの娘さんや息子さんの就職活動のことを聞いていたし、寺澤さんの父親としての接し方も聞いていた。娘さんは、大学3年生のとき「お父さんから勧められて」という理由でパフのイベントに足を運んでくれ、僕も何度か会話したことがある。

きっと、娘さんも息子さんも、納得のいく就職活動ができるだろうし、社会人として最高のスタートを切ることができるだろうと思っていた。寺澤さんが自信をもって自分のお子さんたちのこと書いているのをみて、とても嬉しくなった。

 

「第四章 実行すべき解決策」も、具体的な提言ばかりで、企業にも大学にも学生にも、実行してもらいたいことが端的に書かれている。

ただ、実行するためには少しばかりの「勇気」が必要だろうと思う。

考えてみれば、日本の就職と採用を不毛な状態にしているのは、大人たちの勇気の足りなさである。勇気というのは、「他者(社)から批判、非難されても、それが正しいと思うのならば、やってみる勇気」ということだ。「お話は分かるんですけどね。それができれば理想なんですけどね。現実を考えると難しいんですよ、ははは(乾いた笑い)」といって、何も変えることのできない大人たち。経団連だって、最初は今回の採用活動の後ろ倒しには抵抗していたくせに、最後は安倍政権に屈した形だ。そのことが産業界や大学・学生に大きな混乱をもたらすことは十分予想していたはずなのに。

細井平洲が、米沢藩主としてお国入りする上杉鷹山に与えた言葉がある。それは、「勇〈ゆう〉なるかな勇なるかな、勇にあらずして何〈なに〉をもって行なわんや」という言葉。上杉鷹山がその後成し遂げた藩政改革は、歴史の教科書でも皆さんご存知の通り。

現場を知らない政治家や識者の言うがままに就職や採用を弄ばれてしまっていいのか。大学も企業も、勇気をもって改革に取り組んでほしい。そのためにも寺澤さんの提言に耳を傾けてもらえたらと思う。

 

おっと。次のところにそろそろ移動しなければならない時間なので、ここらへんで終わりにするが、この「書評」を書いていて、また近々、寺澤さんとお酒を飲んで語り明かしたくなった釘さんでした(^^ゞ

最後に寺澤さん、執筆どうもお疲れ様でした。誤植をみつけたので、次に飲んだ時、こっそりお知らせしますね(^_-)-☆

では、次の場所に(なんと大学時代の恩師にご接待していただくのですが)行ってきます!

 

本日は日記ネタがあまりないので、先日、HRプロ社長の寺澤さんから献本いただいた書籍『みんなで変える日本の新卒採用・就職』の書評を書こうと思っていた。

書評を書くためには本を読まねばならぬ。

で、読んでみた。

なーるほど。書いてあることは、すべて納得。僕と寺澤さんが常日ごろ意見交換している内容であり、ずっとまえから「変えなきゃ」と二人で意気投合している内容なのである。

それは何なのか。

書こうと思ったら、本日はこれから新幹線で静岡(清水)に行かなきゃならなかった。

もうそろそろ準備してでなきゃ(*_*)

ということで、帰りの新幹線の中ででも書こうかと思う。アップは夕方かな?

では早朝の新幹線に乗るために、東京駅に向かって行ってきます!

忘れ物に注意

2014年6月11日 (水曜日)

最近、年齢のせいなのかどうなのか、自分の記憶力が怪しくなってきた。

昔のこと(たとえば30年以上前のこと)は、人もびっくりするくらいによく覚えている。逆に3日前のことがなかなか思い出せない。どころか、ついさっきのことを忘れてしまう。自席を立って社員のところに行き、何か用事をお願いしようとする。すると、さっきまでお願いしようとしていたことがふっと飛んでしまっていることがある。

これはヤバイ。

まあ、忘れてしまうくらいのことなので、大した用事じゃないことが多いのだけれど。

テレビを見てても、芸能人の名前が出てこない。これはとても気持ち悪い。のど元まで出かかっているのだが、どうしても出てこない。先日、福山雅治の名前がどうしても思い出せなかったことがある。4年前、毎週のように龍馬伝を観ながら福山雅治の演技を論評していたのに(-_-;)。

仕事でまずいのは、メールをロストしてしまうことだ。

簡単に返信できるものは、開封後すぐに返信するのだが、ちょっと調べなければならなかったり、調整が必要なものや、丁寧に書かなければいけないものは後回しにしてしまう。

これが曲者。

忘れてしまうのだ。

「先日のあの件ですが…」と言われて思い出せればよいのだけど、「あれ、なんだっけ?」となってしまう。とても申し訳ないけれど…。

ということで、僕に何かメールだけで依頼している人は要注意。

忘れてしまっていることが多いのだ。特に都合の悪いことは無意識に忘れてしまっているのかもしれないが(苦笑)。

今日は日中少し余裕があるので、ここ数週間のメールを遡って眺めてみることにしよう。

たまには日記を書くことも忘れてみようかな(笑)。

さて、本日は早朝会議。朝食後、忘れないうちに花子抜きでささっと行ってきます!

昨日に続いて、

ウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」(別名:100×10“ひゃくてん”チャレンジ)

 の話題。

告知(兼申込)画面がリニューアルされて、講師(ウルトラコーチ)陣の顔ぶれが明らかになった。

詳しくはぜひ、このリンクをクリックして見ていただきたいのだが、ホントにウルトラなコーチたちなのだ。

 

先頭で紹介されている熊澤匠コーチのことは、日記でも最近書いたことがあった。この日記だ ⇒ 30代の元学生がこれからの時代をつくる。

暑苦しいのが玉に瑕だが、ほんとうに頼りになる奴なのだ。

 

神瀬邦久コーチは、パフを創業したばかりの頃(16年以上前)からのお付き合い。その頃は関西某社の東京営業所長(のような立場)で、まさかその後、キャリアコンサルタントになるなんて夢にも思わなかった。ほんまおもろい関西のオヤジなのだ。

 

星加武史コーチとは熊澤匠を通じて知り合った。昨年の皇居駅伝も一緒に走っている。本人はあまり言わないのだが、あの名門灘中・高の出身者でもある。カメラの腕前は超一級。多彩な趣味を持つ、学生の頼れる兄貴だ。

 

谷口諭コーチは、コーチ陣の中では最年少だけどイチバンのアイディアマンであり「社会人訪問指導」の先駆者。今回もいろんなアイディアを提供してくれている。TOEIC満点(990点?)のネイティブスピーカーでもある。

 

杉平綾コーチは唯一のパフ社員。個性的でともすれば熱暴走しそうな上記コーチ陣を、上手に冷ましながら全体のホームルーム運営をサポートするミッションを持つ。

 

まあ、なにしろ、あらゆる意味ですごいコーチ陣だ。ウルトラコーチという呼称がぴったり(笑)。

ということで詳しくは、ウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」(別名:100×10“ひゃくてん”チャレンジ)をクリックしてご覧ください。

さて、外は雨。今年は梅雨らしい日々が続くな。では花子後、行ってきます!

 

昨日は、マイナビさん主催のインターンシップフェアに出展社として参加した。場所は東京ドームプリズムホール。出展していた企業は約60社。一覧表には錚々たるビッグネームの企業が居並ぶなか、「パフ」の名前がちょこんとある。企業も学生も、「ん(‘_’)?」と不思議に思ったことだろう(笑)。

僕らが出展したのはもちろん、これを大々的に学生に告知するため。

 

ウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」(別名:100×10“ひゃくてん”チャレンジ)

 

午前10時に先発スタッフが集合して、ブースの装飾を行なった。手作り感あふれる装飾だ(*_*)

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どのくらいの学生がブースに来て話を聴いてくれるだろうか…と、開催前は少し心配していたが、その心配はすぐに杞憂であることが分かった。

スタート時間は12時だったのだが、11時くらいから長い行列が入口にはできていた。予定よりも15分早く開場となり、その直後からブースには人が埋まり始めたのだった。15分程度の説明を繰り返し行ったのだが、毎回立ち見が出る状態。

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この立て看板が良かったのかな。1Dayインターンシップをやろうとしている会社は苦々しく眺めていたのではないだろうか(^^ゞ

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このキャッチもよかった。

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来場した学生から、「なんで、シューカツしちゃいけないんですか?」という質問をされて、「しめしめ」と思ったり(笑)。

結局、最終回(17時終了)まで、ブースは満席状態が続いた。最終回の説明員は、新人の清水真理。なかなか堂々とした説明ぶりだった。

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パフのブースへの来場学生は合計約350名。ウルトラインターンシップのガイダンス(オリエンテーション)への申し込みも相次いでいるようだ。

これで今年の夏は、「熱く」なりそうだな。

初の試みの、ウルトラインターンシップ、皆でぜひ成功させたい。あとは、職サークルに協賛してくださる企業を1社でも多く集めること。営業マン諸君、営業活動を頑張りましょう( `ー´)ノ

さて、ではいつもどおり朝食&花子後、行ってきます!

本日は、この夏からの職サークルの新企画「職サークルアカデミー」(一部の方々は「職アカ」と略して呼んでいるw)のことを初めて公式にお披露目する日。

お披露目するのは、HRプロさんが今週の火曜日から開催している「HRサミット」の会場で

HRプロの寺澤社長と中央大学キャリアセンターの谷課長との対談形式で、あるべきインターンシップの姿や2016年新卒採用のことを語り合うのだが、そのなかでこの「職アカ」のことをご紹介する。

お申込みされている方は、企業人事、大学キャリアセンターの方々を中心に約140名だとのことだが、人事にはドタキャンする人が多い(!)ので、実際に来場するのは100名くらいかな?

「職アカ」はいくつかのコンテンツで構成されているのだが、そのなかでも中心となっているのが、ウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」(別名:100×10“ひゃくてん”チャレンジ)だ。

このウルトラインターンシップ「社会人100人訪問プロジェクト」では、学生の「社会人として活躍する力」を養う。そこだけに集中する。

そこでコンセプトとなっているのが、“學思行相須つ(がくしこうあいまつ)”という考え方だ。

いま日本の企業が行なっているインターンシップの多くは、「学習するだけ」のものが多い。しかも、学生はお客様モード。机でお行儀よく待っていれば、たくさんのご馳走が運ばれてくる。期間も1日(ワンデイ)で完結する超短期のものがほとんどだ。

企業の目的(次年度の採用のための母集団を効率的に形成する&自社の存在をアピールする)はそれで達成されるのだが、そもそものインターンシップの意義であるはずの学生の就業体験を通しての職業観・就業力の育成といったものは置いてけぼり。必然的に学生は、「シューカツ」を有利に進めることを目的としてしまう。

僕はいわゆる「シューカツ」というものに以前から違和感をすごく感じている。だから、「エントリーシート対策」だとか「SPI対策」だとか「志望動機対策」だとかの、シューカツを助長するようなことが好きになれない。

そもそも企業が、いや社会が必要としているのは、表面的な対策で着飾った学生ではない。学習すること、深く考えること、そしてなにより主体的に行動すること。これらの経験が習慣として揃って身についていて初めて、社会で活躍する力が養われる。そんな活躍する力をもった学生を企業は欲しているはずだ。

そんなわけで僕は、いま必要なインターンシップは、“學思行相須つ(がくしこうあいまつ)”を備えたものであると考えているのだ。

てなことを、本日のHRサミットではお話ししようと思う。

おっと、ついつい書きすぎた。そろそろ準備しなきゃ。

では、花子後、行ってきます!