パフ代表の徒然ブログ「釘さん日記」

これから難しいことを書こうっていうわけではありません(笑)。

日記タイトルの「人の優秀さは何をもって決まるのか」は、昨日のつきしま村塾のお題なのでした。

 

 

昨日は、学生6名(ほぼ大学2年生)+社会人3名(企業人事2名とイシガミ)+僕の10名での開催。

アイスブレーキングがてら、過去自分が「優秀だねー」と言われた経験を語ってもらい、

 

その後、そもそも優秀ってどんなこと(人)を言うのかを2チームに分かれて議論してもらったり、

 

一つのことをテーマにして語り合うには、ちょうどいい人数でした。

 

職サークルの名物コンテンツ「つきしま村塾」。西暦2000年からスタートしたイベントが、少しずつ姿を変えながら今も継承されているのは嬉しいものですね。僕はそろそろファシリテーターを引退したいのですが(苦笑)。

 

こちら昨日の参加者の集合写真です☟

 

さて、きょうは雨。そして金曜日。今週は大阪に行ったりしたこともあって、まだ2回しか朝ランが行えていませんが、この週末を利用してなんとか挽回したいものです。

では、(もう朝食は食べたので)なつぞら後、行ってきます!

 

☝昨日の朝ラン前にぶらさがった梯子?です

 

マー君の慰労会だった日

2019年7月11日 (木曜日)

マー君と初めて会ったのは、僕が31~32歳のころ。このときマー君は43~44歳で、某大手メーカー人事部の課長を務めていました。

人事情報システムの企画・開発・営業担当者だった僕は、マー君の会社にこのシステムを導入してもらい、しばしば浜松町の本社にも通っていました。ベラんめーで親分肌のマー君に、一回り年下の僕はとてもよくしてもらっていました。

でも、マー君は僕がパフを立ち上げるちょっと前に相模原の工場に異動してしまい離れ離れに。

それが、ある日ひょんなことからマー君と再会することになりました。このときマー君は、なんとその会社の社長さんに就任していたのです。

以来、マー君との交流が復活。この日記でもしばしば茶化しながらネタとして書かせてもらっています。

14年ぶりにマー君と再会した日 2011年3月17日 (木曜日)

器の大きな社長のマー君 2012年10月5日 (金曜日)

で、いま「マー君 釘さん」というワードで検索していたら、こんなコラム(当時のメルマガに連載していたようです)が引っかかってきました。読んでたら涙が出るくらい懐かしくなったので再掲させてもらいます。


釘さんコラム『魔法の竜のひみつ』(2012年6月に配信したパフのメルマガより引用)

●第1話『30代前半に出会った人事課長の臼井さん』

1992年の頃だったと記憶しています。

当時、人材アセスメント会社でコンピュータシステムを担当していた私は、新規事業として、従業員の個人データや、教育履歴、異動履歴などを管理するデータベースシステムの企画・開発・販売の責任者となっていました。

責任者とはいえ、仕様を作っているのも、営業を行っているのも、納品やアフターサービスを実施しているのも(最初のうちは)全部自分ひとり。プログラム開発だけは関連会社の技術者が担当していたものの、なかなかシビアでお寒い環境の中で、この新規事業は推進されていたのです。

☆☆☆

当時「人事情報システム」といえば、給与計算システムのオマケとして、大型コンピュータやオフィスコンピュータの上で動くものがほとんど。しかし、私が開発していたシステムは「パソコン」で動作する、当時としては珍しいパッケージでした。

関連会社が優れた日本語リレーショナルデータベースを所有していたこともあり、このDBをエンジンとして採用することで、比較的安価で使い勝手の良い仕組みを開発することができました。

ただ、安価とは言っても、最低1パッケージ100万円程度。そう簡単に売れるものではありません。

私は多いときは毎週のように人事担当者向けのセミナーを開催し、この人事情報システムの販売促進に勤しんでいました。

その甲斐あって、飛ぶように売れる…とまではいかなかったものの、毎月コンスタントに3社~5社ほどに、このシステムは導入されていきました。

☆☆☆

このころのセミナーに参加していたお客様で、とあるメーカーの人事課長を務める臼井さんという方がいらっしゃいました。

臼井さんはこのシステムに大いに関心を示してくださり、その後すぐに導入を決めてくださいました。

臼井さんの会社は東証一部に上場する大企業だったこともあり、まずは限られた部門だけでの試験的な導入でしたが、それでも大企業がこういうシステムを即決で導入するというのは、とても珍しいことでした。

私は後に、「競合システムがたくさんあるなかで、どうして臼井さんの会社のような大企業が、私たちのシステムを即決してくださったんですか?」と聞いたことがあります。

臼井さんのそのときの答えは、「そりゃ釘さんが信用できたからだよ。システムのことだけじゃなく、人事のことを釘さんはよく知ってたもんな。それから、『コイツは簡単には逃げない』と思ったからかな(笑)」というもの。

骨太で、いわゆる人事っぽくないベランメエ口調で語る臼井さんのこの言葉は、バブルの崩壊でシステムの販売に苦しみ始めていたころの私にとって、とても大きな励みとなるものでした。

☆☆☆

しかし、臼井さんとはそれから数年後、お別れになってしまいます。もともと技術屋さんだった臼井さんは、相模原にある工場の現場へと異動になってしまったのです。

「独断でパソコンのシステムを導入しちゃったりして、やり過ぎたのがいけなかったのかなあ…。左遷されちゃったんだろうなあ。可哀想になあ…」と、私は勝手に想像していました。

☆☆☆

時は流れ、昨年の3月上旬のこと(震災が起きる1週間ほど前でした)。日経新聞をパラパラめくっていたら、見覚えのある懐かしい顔が大きく掲載さ れているではありませんか。

名前を見ると「臼井政夫」と書いてある。間違いない。あの臼井さんだ。嬉しくなった私でしたが、紙面を見て驚いたことがひとつありました。

それは、名前のところに書いてある役職が「代表取締役社長」となっていたこと。

「え! あの臼井さん、社長になっちゃったんだ!」

人事課長時代から数えて20年。臼井さんは左遷されていたわけではなく、実は、あれよあれよと出世していたのでした。

しかし、上場企業の社長だろうが何だろうが、懐かしいものは懐かしい。私はすぐに臼井さんに連絡を取り、その2週間後には再会を果たすことになったのでした。

相変わらずのベランメエ口調の臼井さん。年齢は私より一回り上の大先輩なのですが、昔ながらのお付き合いが、その日から再開されたのでした。

人事部門出身なだけに、人材の採用や教育に熱い思いを持っている臼井さん。現役の人事担当者の方々の刺激と勉強になるのならと、「職サークル」にも、すぐさま協賛してくださいました。

☆☆☆

そして偶然ではありますが、来春、臼井さんの会社では、職サークルのイベントで出会った学生2名を事務系で採用することになりました。

20年の歳月を経て、かつてよりも太くて濃いお付き合いが、臼井さんの会社と開始されたことを、とても嬉しく感じています。

今回は、臼井さんのことだけを取り上げましたが、実はパフの周りには、このような縁と出会いがたくさんあります。

あの日、あの時、あの人と出会ったことが、10年後、20年後、30年後に大きな変化を生み出し、そのことがさらに周囲に広がって行く。

たとえば臼井さんの会社に来春入社することになった文系の新卒学生2名は、私と臼井さんとの20年前の最初の出会いと、昨年の偶然の再会がなければ、このBtoBの会社と出会うことはなかったでしょう。

人の縁とは、かくも不思議なものなのです。

「一人ひとりとの出会いを大切にしたい」というパフの想いは、こんなエピソードの一つひとつから生まれてきたのかもしれませんね。

以上、第1話でした。


実は、このマー君こと臼井さんは、社長、会長、相談役を経て、このたび50年近く務めあげた会社を引退することになりました。

ということで昨日は、マー君のお疲れ様会を催させてもらいました。

僕にとってマー君は尊敬する人生の先輩であり経営者です。これからは親友が社長を務める中小企業の顧問として、経営や組織マネジメントのお手伝いをしていかれるとのこと。ますます濃いお付き合いになりそうな気がしています。

それでも今回は一区切り。マー君、長い間のお勤め本当にお疲れさまでした。そしてこれからも、よろしくお願いします!

 

☝中央がマー君。左はマー君が顧問を務める親友の会社の管理部長。右端はパフの副社長?

今こそ「育てる採用」を!

2019年7月10日 (水曜日)

先週の火曜日(7月2日)、日経朝刊(私見卓見)に掲載された「新卒採用、ESは不要」は、予想を超える反響があって書いた本人もびっくりしています。

この釘さん日記にも「ES撲滅同盟の主張が新聞に掲載された日」というタイトルで記事の切り抜きを貼り付けたところ、近年まれにみるアクセスと「いいね」をいただきました。

やっぱり多くの皆さん方それぞれに(僕の意見に賛成かどうかは置いておいて)現在の新卒採用のあり方に問題意識を持っておられる、ということなんでしょうね。

そんな折、本日の日経産業新聞の15面(働き方)の「HRマネジメントを考える」の欄に、常見陽平さんの「採用改革の議論を~まず育てる気概が必要~」という記事が掲載されていました。

 

 

冒頭で先日の「ESは不要」の記事に触れつつ「育てる採用」の意義を伝え、「採用改革」の必要性を説いています。

そして最後には「『新しい時代のスタンダードを作ったのは自分たちだ』。そう胸を張れるような採用改革を期待したい。今こそ採用担当者は奮起すべきだ。」という熱いメッセージを採用担当者に送っています。

パフが過去21年間に渡って主張してきたこととも通底していて、なんだか嬉しくなってきました。常見さん「超いいね×100」です(^_-)-☆

 

今朝は、昨日の大阪放浪記を日記ネタにしようと思っていましたが、この常見さんの記事を読んで急きょ取り上げさせていただきました。詳しくは(うえの画像を引き伸ばしたりなんかせずにw)日経産業新聞を買って読んでくださいね。

では、本日はいつもどおり朝食&なつぞら後、九段下に行ってきます!

 

☝朝ランのコース後半、両国橋です

大阪は蒸し暑いですね。

2019年7月9日 (火曜日)

いま大阪です。昨日の朝10時の新幹線に乗ってやってきました。

昨日の朝の東京はヒンヤリする気候。半袖のポロシャツだけだと寒いくらいだったのですが、新大阪のホームに降り立つと、モワーっジュワーっとする蒸し暑さでした。

新幹線で2時間半。東と西とではこんなにも違うものなんですね。

で、昨日の1件目の訪問先。

新大阪駅から徒歩10分くらいのところ(最寄りの駅は西中島南方)にある会社。

受付に到着すると、この人☟が待ってくれていました。

 

HR業界の皆さんにはお馴染みですね。

そう、i-plug社長の中野さんです。

引っ越したばかりの大阪本社事務所にお邪魔したのでした。

抱えている一升瓶のお化けみたいなのは、Profuture社長の寺澤さんからの頂き物だとのこと。なんと一升瓶10本分のお酒が入っていました。

 

僕のお土産である東京ばな奈を片手に持ってもらったうえで再度ポーズしてもらいました☟。

お酒と東京ばな奈の組み合わせは、ちょっとどうかとは思いますが(笑)。

中野社長には7月25日の「採用コロンブスの卵」にも登壇していただきますので、みなさんどうぞお楽しみに(^_-)-☆

 

そして、i-plugさんを後にして向かったのは淀屋橋。

こちら淀屋橋の上から撮った写真です☟

 

昨日のメインイベントは、ここからなのですが、残念ながらまだ書くことができません。

決着がついたら、すべての顛末をこの日記で明らかにしてやろうと思ってます。「え、まじ?」っていうくらいに耳を疑うような話。まー、すごい話ですのでどうぞご期待ください。決着がつくまで、あと半年くらいはかかりそうですが(-_-;)

 

ところで本日僕はお休みを頂戴しております。大阪とんぼ返りではあまりに癪にさわるので、ちょっと方々を散策してから東京に戻ろうと思っています。

蒸し暑い大阪ですが、がんばって歩いて回ろうかな。

では、そろそろ行ってきます!

 

これで僕も映画評論家?

2019年7月8日 (月曜日)

先々週の日記で、学習院さくらアカデミーに通っていることを書きましたが、一昨日の土曜日にも行ってきました。

僕が受講している講座は「映画の中のキャリアデザイン」。先日もご紹介しましたが再掲しましょう。こういう講座です(学習院さくらアカデミーホームページより)。

 

映画の中の仕事を紹介しつつ、その現代的意味を解説します。現代では人生のコースは多様化・不確実化しており、一つ(例えば、大企業)を選択すれば安心というわけではありません。先行きの不透明さは、ひとり一人を疲弊させます。良いキャリアデザインのためには、学校・会社・地域において他人をサポートできる人が必要です。本講座では、小手先のサポートスキルではなく、他者のキャリアをサポートするための「教養」を映画文化と一緒に身に付けることを目的としています。

 

 

ということで、真面目な僕はちゃんと予習復習を行いました。

これは予習した映画☟

名古屋の映画コラムニストも先週末この映画のことを書いていましたね。👈特別にリンクしておきました。

僕のキャリアデザインに影響を与えたのは本編よりも、実はエンドロールで流れていた音楽です。作詞作曲者は、52歳でリストラされた元サラリーマンなのですが、それを契機として若いころからの夢だったシンガーソングライターになる決意をし、この映画のテーマ曲を作り、それを収録したカセットテープを監督に手渡し、それがそのままエンド曲として採用されたというのです。いやー、すごいです。これで僕もいつリストラされてもOKです。

この辺のエピソードはここに詳しく書いてあります。⇒ 「リストラからの奇跡! G・クルーニーのオスカー候補作のエンディング曲が話題に

 

 

そして、これは復習した映画☟

 

ご存知、「プラダを着た悪魔」ですね。僕はいままで観たことがなかったのですが、アン・ハサウェイ、可愛いですね。女性ファンが多いのも分かる気がします。

 

そして勢いあまって昨日の日曜日は、こんな映画を新宿まで観に行きました。

 

これです☟

 

はい、ゴジラです(^^;。

ハリウッド映画なのですが、音楽は東宝版のお馴染みの曲をそのまま随所に採用してくれています。なんだかジーンときました。そもそも、そんなジーンとくるような映画ではないのですが(苦笑)。

 

帰りにはゴジラがビルの陰から見送ってくれました☟

 

そんな苦労の甲斐あって、学習院さくらアカデミーからは修了証を頂戴しました。

これです☟

 

いやぁ、映画って本当にいいもんですね(^^)/

 

さて、本日は大阪です。例の喧嘩が長引いています。まだまだ続きそうですが、頑張って行ってきます!

 

☝本日は朝ラン前に、雲梯にチャレンジしました。ぶら下がるだけで精いっぱいでした(^^;

昨日は仙台2日目。企業向けの講演です。

昨日の日記でもお伝えした通り、きゃりぽーと仙台さんの5周年記念セミナーにお呼ばれしたのでした。

 

 

☟僕の講演の目的を、以下のようにお伝えしました。

 

☟わりとまじめに講演してます

 

☟おなじみ「採用力」の全体構造

 

☟チェックシートを使って自分の「採用力」を確認します

 

☟さらには採用力検定の模擬試験もやってもらいました

 

☟採用力のチェック内容や、答え合わせした検定試験をもとにグループワーク。盛り上がってました

 

アンケートも見せていただきましたが、なかなかの高評価。自分で言うのもなんですが、「採用力」をテーマにした講演会はなかなかイケるんじゃないかという気がしてきました。

 

☝気をよくして、仙台駅でのちょい飲みセット。これで1,200円ぽっきり(^^)v

 

☝新幹線の中では牛タン弁当

 

ということで、充実した仙台の2日間でした。菅原さんを始めとする「きゃりぽーと仙台」の皆様、お世話になりました。そしてお土産もたくさんいただき、ありがとうございました!

では、きょうはいつもどおり、朝食&なつぞら後、東京・九段下に行ってきます!

 

☝今朝は朝ランもしっかりやりましたよ。久々の朝日です。

 

仙台で2日連続の講演です。

2019年7月4日 (木曜日)

昨日の午後から仙台に来ています。

目的はこれ。

 

きゃりぽーと仙台さんからのご依頼で、学生向けの講座を行うためにやってきたのでした。

きゃりぽーと仙台さんは、株式会社エムジョイさんの別組織として5年前に開設された一般社団法人です。学生と社会人がキャリアをテーマとして集えるような場所を運営しています。

昨日は大学1年生、2年生、3年生、4年生が、てんでバラバラに約20名集まっていました。

僕が一般の学生向けにキャリア講座を持つのは実に久しぶり。100×10チャレンジのときもこんなど真ん中な講座はやってなかったと思います。

いまの学生の親の年齢を過ぎ、うっかりするとお祖父ちゃんの年齢に近いわけですから、そんな僕が学生向けに話をするのは結構ムリがあるわけです(苦笑)。それでも昨日の学生の皆さんは一生懸命、話を聞いてくれました。みんな聞いてくれてありがとうね!

 

そして、今日もきゃりぽーと仙台さんで講演をやります。

これです。

 

「採用新時代を切り拓くセミナー」と題されています。こちらは企業の人事向けセミナーです。

どんな話をしましょうかね。ネタはいくつか考えてあるんですが、まだ講演スライドが完成してなくて、これから作るわけですが💦

 

そうそう、昨日の仙台はいい天気だったのですが、今朝は起きたら雨。しかも土砂降り。

ホントは青葉城恋歌でも口ずさみながら仙台城まで朝ランしようと思って、愛用のシューズまで持ってきたんですけどね。

 

 

シューズくんも走れなくて泣いています(´;ω;`)ウゥゥ。

 

走ってなんかいないで、講演の準備をちゃんとやれよってことなのでしょうか(笑)。

では、朝食&なつぞら後、講演スライドを作ったうえで行ってきます!